2019/01/14

ブランドネームに騙されるな!本当に上質な「スーツブランド」の見極め方

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スーツを買う上で多くの人が悩むのが、「どのブランドを選べばいいの?」という点。ブランドによってスーツの品質は千差万別です。

聞いたことのある有名なブランドだからといって、必ずしも良いスーツというわけではありません。生地やシルエットなど、ブランド名以外でも重要視すべき点はいくつもあります。

このページでは、スーツのブランドを選ぶ上で大事なポイントを解説。また、イギリス、イタリア、アメリカ、日本それぞれのおすすめブランドのスーツを紹介します。

・国別(英、伊、米)のスーツ特徴を先に知る!→

スーツのブランドを選ぶときのポイント3つ

①素材や生地をチェックする

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スーツの印象を決定づける要素はいくつかありますが、そのなかでも「生地」は重要な要素のひとつ。スーツに詳しくない人でも、良い生地と悪い生地の違いは感覚的に伝わってしまうものです。

一般的に高価なスーツはウールが100%素材で仕立てれられています。一方で安価なスーツは、生地の50%前後にポリエステルを含んだ混紡素材となっています。

高番手ウールを使用したイタリア製生地などは、美しい光沢を放っているのが特徴。遠目から見ても一目瞭然なほどの高級感を放ちます。また、細い原糸で織られる高級な生地は、ふわりと柔らかく、身体を包み込むような着心地を実現します。

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とはいえ、どんな状況でも高級な生地が良いとは言えません。高番手ウールの生地は非常に美しいものの、耐久性においてはそこまで優れていません。「値段が高いから丈夫」という考えは、スーツの世界では通用しないどころか、全くの逆だと言えるでしょう。

外回りの営業マンなど、平日にガシガシ着るスーツとして光沢のある生地は適していません。自転車移動などもってのほかです。高番手ウールのスーツは、結婚式やパーティなど、ココぞという時に着るスーツとして真価を発揮します。いわゆる「一張羅」というやつですね。

一方で、光沢の抑えた低い番手のスーツは比較的耐久性も高く、ビジネスでの使用に重宝します。ただし、ポリエステルが多く含まれた生地は明らかに「安物感」が出てしまうこともあるので、注意しましょう。

②いいスーツはココが違う!縫製・芯地で選ぶ

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「神は細部に宿る」という言葉がありますが、スーツの世界では縫製技術や芯地、副資材によって細部のディティールが決まります。

良いスーツは立体裁断と丁寧な縫製が施され、生地内部の芯地に「毛芯」を用いることで”立体感”を表現します。一方で大量生産のチープなスーツは、全行程を機械縫いで芯地もノリで接着する接着芯を用いるため、ぺちゃっとした”平面的”な印象になります。

一番わかりやすいのが「ラペル(下襟)」。”返り”と呼ばれることもあるラペルは、スーツの印象を決定づける顔のようなものです。ここがふわりとした自然なカーブを描いていると上品な印象に、ぺたりとしていると安っぽい印象になります。

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また、袖の付け根部分でも品質の差が表れます。人間の腕は、力を抜いた状態で直立するとゆるやかに前へとカーブしているもの。肩部分のパーツを繋ぐには高い職人技術が必要で、一流ブランドのスーツはハンガーに吊るしたときも腕の部分がカーブを描きます。逆に大量生産メーカーのスーツは、ハンガーに吊るすとストンと真下に落ちるのが特徴です。

細かい部分を気にしだすとキリがないですが、

・ラペルが立体的でふわりとしている
・ハンガーに吊るしたときに袖が自然に前にカーブする

上記2点をクリアしているスーツは「良いブランド」だと言えるでしょう。