2019/10/26

ブランドネームに騙されるな!本当に上質な「スーツブランド」の見極め方

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スーツを買う上で多くの人が悩むのが、「どのブランドを選べばいいの?」という点。ブランドによってスーツの品質は千差万別です。

聞いたことのある有名なブランドだからといって、必ずしも良いスーツというわけではありません。生地やシルエットなど、ブランド名以外でも重要視すべき点はいくつもあります。

このページでは、スーツのブランドを選ぶ上で大事なポイントを解説。また、イギリス、イタリア、アメリカ、日本それぞれのおすすめブランドのスーツを紹介します。

・国別(英、伊、米)のスーツ特徴を先に知る!→

スーツのブランドを選ぶときのポイント3つ

①素材や生地をチェックする

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スーツの印象を決定づける要素はいくつかありますが、そのなかでも「生地」は重要な要素のひとつ。スーツに詳しくない人でも、良い生地と悪い生地の違いは感覚的に伝わってしまうものです。

一般的に高価なスーツはウールが100%素材で仕立てれられています。一方で安価なスーツは、生地の50%前後にポリエステルを含んだ混紡素材となっています。

高番手ウールを使用したイタリア製生地などは、美しい光沢を放っているのが特徴。遠目から見ても一目瞭然なほどの高級感を放ちます。また、細い原糸で織られる高級な生地は、ふわりと柔らかく、身体を包み込むような着心地を実現します。

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とはいえ、どんな状況でも高級な生地が良いとは言えません。高番手ウールの生地は非常に美しいものの、耐久性においてはそこまで優れていません。「値段が高いから丈夫」という考えは、スーツの世界では通用しないどころか、全くの逆だと言えるでしょう。

外回りの営業マンなど、平日にガシガシ着るスーツとして光沢のある生地は適していません。自転車移動などもってのほかです。高番手ウールのスーツは、結婚式やパーティなど、ココぞという時に着るスーツとして真価を発揮します。いわゆる「一張羅」というやつですね。

一方で、光沢の抑えた低い番手のスーツは比較的耐久性も高く、ビジネスでの使用に重宝します。ただし、ポリエステルが多く含まれた生地は明らかに「安物感」が出てしまうこともあるので、注意しましょう。

良質なスーツ生地をもっと知りたい方はコチラがおススメ

②いいスーツはココが違う!縫製・芯地で選ぶ

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「神は細部に宿る」という言葉がありますが、スーツの世界では縫製技術や芯地、副資材によって細部のディティールが決まります。

良いスーツは立体裁断と丁寧な縫製が施され、生地内部の芯地に「毛芯」を用いることで”立体感”を表現します。一方で大量生産のチープなスーツは、全行程を機械縫いで芯地もノリで接着する接着芯を用いるため、ぺちゃっとした”平面的”な印象になります。

一番わかりやすいのが「ラペル(下襟)」。”返り”と呼ばれることもあるラペルは、スーツの印象を決定づける顔のようなものです。ここがふわりとした自然なカーブを描いていると上品な印象に、ぺたりとしていると安っぽい印象になります。

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また、袖の付け根部分でも品質の差が表れます。人間の腕は、力を抜いた状態で直立するとゆるやかに前へとカーブしているもの。肩部分のパーツを繋ぐには高い職人技術が必要で、一流ブランドのスーツはハンガーに吊るしたときも腕の部分がカーブを描きます。逆に大量生産メーカーのスーツは、ハンガーに吊るすとストンと真下に落ちるのが特徴です。

細かい部分を気にしだすとキリがないですが、

  • ラペルが立体的でふわりとしている
  • ハンガーに吊るしたときに袖が自然に前にカーブする

上記2点をクリアしているスーツは「良いブランド」だと言えるでしょう。

③イギリス、イタリア、アメリカ、日本の「お国柄」を知っておく

スーツの仕立てにはお国柄というものがあります。イギリスなら「ブリティッシュスタイル」、イタリアなら「ナポリ仕立て」のように、使う生地やシルエットに違いがあるわけです。

近年ではイタリアブランドでもブリティッシュスタイルに仕上げた製品を作ったり、その逆もあったりしますが、スーツブランドを選ぶ上で国ごとの特色を知っておいても損はありません。

かっちりとした正統派シルエットが特徴の英国スタイル

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イギリスブランドのスーツの特徴は、かっちりとしたシルエットです。特に肩の部分はパッドがしっかりと入り、構築的。袖山が盛り上がったショルダーラインが最大のポイントです。

また、ウエストはしっかりと絞り込まれ、ボディラインに沿ったシルエットも特徴。Vゾーンはやや浅めで、製品によってはチェンジポケットなどの仕様を取り入れたものもあります。また、光沢を抑えた重量感のある生地を使う傾向があります。

柔らかくナチュラルなシルエットのイタリアンスタイル

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イタリアブランドのスーツは、柔らかな芯地を使った軽快な印象に仕立てられているのが特徴です。イギリスのスーツはよく「鎧」に例えられますが、イタリアのスーツは全く逆で、ソフトな雰囲気を重視しています。

肩のラインは凹凸のないナチュラルショルダーが特徴。Vゾーンは深く、広く開いた胸元がいかにも伊達男風です。また、ドレープ感のある生地を使うのも特徴です。

世界に名を轟かせる有名ブランドも擁するアメリカのスーツ

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アメリカのスーツは、ウエストのシェイプが少ないボックスが型のシルエットが特徴。かっちり固められた英国のようなシルエットではなく、着心地や機能性を重視するあたりにアメリカの国民性が出ています。

ややカジュアル色の強いアメリカのスーツですが、トム・フォードやブルックスブラザーズなど有名なブランドやショップは例外。これらのブランドはイギリスやイタリアのディティールを取り入れ、世界的に人気を博しています。

日本ブランドはコスパの良さと品質の高さが魅力

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日本はそもそもスーツ文化の無い国だったため、独自のスタイルなどは特にありません。ただし、生地や縫製技術など、モノづくりに長ける日本特有の魅力は数多くあります。

ブランドによって、ブリティッシュスタイルもイタリアンスタイルも柔軟に取り入れているのも日本製スーツの魅力。また、余計な輸入費がかからないぶん、コスパに優れたものが多いです。

おすすめのスーツブランド12選

イタリアのスーツブランド特集3選

イタリアのスーツブランド1:Brioni(ブリオーニ)

ローマで設立されたイタリアの名門ブランドです。

近年ではトム・フォードにその座を譲りましたが、長らくのあいだ007のジェームズ・ボンドが着用するスーツとして知られていました。正統派イタリアンスタイルのスーツブランドです。

公式サイト:https://www.brioni.com/jp

▼ブリオーニについてもっと知りたい方はコチラ!https://kashi-kari.jp/lab/post-14728/

 

イタリアのスーツブランド2:Kiton(キートン)

「既成スーツの最高峰」とも謳われるキートン。スーツはもちろん、ジャケットでも有名です。

世界でもトップクラスの生地と縫製技術を誇ります。

公式サイト:http://www.kiton.co.jp/

 

イタリアのスーツブランド3:Belvest(ベルヴェスト)

ヴェネチアにほど近い都市パドヴァにて設立されたベルヴェスト。マシンメイドとは思えないほどの軽く柔らかい着心地が特徴です。

公式サイト:https://www.belvest.com//it/it

イギリスのスーツブランド特集3選

イギリスのスーツブランド1:ダンヒル(DUNHILL)

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正統派ブリティッシュスタイルのスーツとして圧倒的な人気を誇るブランドです。

サッカー日本代表チームのオフィシャルスーツを手がけていることでも有名。

公式サイト:https://www.dunhill.com/jp

ダンヒルをもっと知りたい方はコチラ

・ダンヒルの財布特集はコチラ→
・ダンヒルの時計特集はコチラ→
・ダンヒルのキーケース特集はコチラ→

 

イギリスのスーツブランド2:バーバリー(BURBERRY)

日本でも高い人気と知名度を持つバーバリー。独自のバーバリーチェックや、トレンチコートなどのアパレル製品が有名ですが、スーツの完成度も確かなものです。

公式サイト:https://jp.burberry.com/

▼バーバリーについてもっと知りたい方はコチラ

 

イギリスのスーツブランド3:ハケットロンドン(HACKETT LONDON)

ネクタイをはじめとする上質なアイテムで、英国紳士の装いを支えてきたハケットロンドン。スーツにおいてもオーセンティックな英国スタイルを構築しています。

公式サイト:https://intl.hackett.com/

アメリカのスーツブランド特集

アメリカのスーツブランド1:TOM FORD(トム フォード)

グッチやサンローランでクリエイティブ・ディレクターを務めたトム・フォード氏が2005年に設立したブランド。

若いブランドながら、洗練されたデザインで世界的に名を轟かせています。ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの公式スーツとしても有名です。

公式サイト:https://www.tomford.com/

トムフォードをもっと知りたい方はコチラ

・トムフォードの香水特集はコチラ→
・トムフォードのサングラス特集はコチラ→
・トムフォードの財布特集はコチラ→

 

アメリカのスーツブランド2:RALPH LAUREN(ラルフ・ローレン)

https://isetan.mistore.jp/onlinestore/brand/004876/list?rid=b30d54a966f04f25b7d09771363984fc

日本でも言わずと知れた人気を持つラルフローレン。ポロシャツなどカジュアルウェアでも支持されていますが、スーツの仕立てのクオリティも見事なものです。

公式サイト:https://www.ralphlauren.co.jp/ja/

・ラルフローレンの財布特集はコチラ→
・ラルフローレンの時計特集はコチラ→
・ラルフローレンのネクタイ特集はコチラ→

 

アメリカのスーツブランド3:BROOKS BROTHERS(ブルックス ブラザーズ)

アメリカントラッドの代表格として、米国のファッションを彩ってきたブルックスブラザーズ。スタイリッシュなスーツが特徴で、歴代大統領やセレブなども愛用しています。

公式サイト:http://www.brooksbrothers.co.jp/

・ブルックスブラザースのネクタイ特集はコチラ→

日本のスーツブランド特集3選

日本のスーツブランド1:D’URBAN(ダーバン)

1970年創業の日本を代表する紳士服ブランド。クラシックなブリティッシュスタイルを踏襲したスーツで、世界的にも名を馳せます。

公式サイト:http://www.durban.jp/

▼ダーバンをもっと知りたい方はコチラ

 

日本のスーツブランド2:NEW YORKER(ニューヨーカー)

トレンドを巧みに取り入れたアイテムで人気を博すブランド。スーツもイタリアやイギリスの要素を上手く落とし込んでいます。

公式サイト:http://www.newyorker.co.jp/

 

日本のスーツブランド3:五大陸

日本のスーツメーカーを語る上で外せないブランド。日本らしい繊細な仕立てで、独自のスタイルを確立しています。

公式サイト:https://gotairiku1992.jp/

まとめ

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スーツはブランドネームだけでな決まりません。ただし、世界的に有名なブランドのスーツには確かなこだわりが随所にちりばめられています。

「光沢のある生地が欲しい」や「イタリアスーツのようなナチュラスショルダーが好き」など、まずは自分の好みを知ることが大事です。

ブランドや国ごとの特色を知ることで、失敗のないスーツ選びができるでしょう。

ブランド服地・生地をもっと知りたい方はコチラ!

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