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貴男を飾る2世紀の伝統と普遍。ジョン・フォスター、オーダースーツ

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https://www.pepperlee.co.uk/brands/john-foster.html

オーダースーツを作り始めて間もない人にとって、服地選びは難しいものです。迷い始めるとキリがありませんよね。

そんな人には、まず失敗がない英国服地「ジョン・フォスター」がおすすめです!

ピスポーク(注文服)の本場である英国発の良質な服地であり、テイストはクラシックながらも現代感覚を兼ね備えています。いわゆるモダンクラシックを地でいくフレイバーを持つ服地です。そして嬉しいことに、意外にも価格は比較的手頃なのです。

この記事ではジョン・フォスターの魅力の秘密やメリットを、分かりやすく解説していきますので、ぜひオーダー服地選びの参考にしてくださいね。

コスパ良く昇進された方におススメの生地!ジョン・フォスター

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職場でのポジションが上がり管理職の仲間入りをして、仕事で出会う人たちのステイタスが明らかに「格」を感じるようになったビジネスマンにとって、スーツ選びも新たなフェーズに入ります。

ポジションに見合う身だしなみの必要性は自覚しているけれど、現時点ではそれほど高い予算もかけられないという人に、これぞおすすめというのがジョン・フォスターです。

お手頃な価格で注文することができる上に、仕立て上がったスーツからは英国クラシックのテイストがにじみ出ます。しかしそれに留まらず、素材には現代的な感覚が織り込められているのです。

実に2世紀もの間、世界の服地マーケットからのリクエストに応えながら、連綿と服地を織り上げてきたジョン・フォスター。文化的背景とセンスの良さによって、着る人のお株が上がることが容易に想像できます。

そもそもジョン・フォスターとは一体どんな生地メーカー?

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服地製造業「ジョン・フォスター」は1819年、英国のウエストヨークシャー州クイーンズベリーにおいてジョン・フォスターによって創業されました。それ以来200年に亘り、英国を中心とする洋服の歴史とともに服地を生み出し続けてきた老舗です。

今だに英国服地を代表する服地ブランドのひとつであり、伝統的な英国クラシックのエッセンスを現代に展開する筋金入りの本格派だと言ってよいでしょう。

歴史の深さだけではなく、移りゆく時代の流れの中で決して陳腐化することも、埋没することもない普遍性を併せ持っています。真の意味での「装う美学」が息づいている服地、それがジョン・フォスターです。

決まり切った英国調の枠には収まらず、かといって万人受けするインターナショナルなテイストになる訳でもないのです。いわば英国ファッションを、現在進行形で体現するファブリックと言っても過言ではありません。

ジョン・フォスターの生地の特徴とは?

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ジョン・フォスターブランドの服地の特徴を語るには、今もなお引き継がれている創業者ジョン・フォスターの服地へのこだわりから始めましょう。

彼は創業当時、地元で紡がれた良質な糸を買い取り織物製造者に売るという商いから始めて、徐々に事業を拡大して自ら織物工場を運営するに至ります。

1843年には工場に約500台の織機を導入し、1851年のロンドン万国博覧会ではモヘア服地と羊毛の糸で、最大級の賞賛を浴びました。そんなジョン・フォスターの服地には、創業者の服地へのこだわりというDNAが織り込まれています。

英国製らしくイタリア製の服地よりも、はるかにハリやコシのある素材感を持った服地です。ただし昔の英国服地のような固さはありません。時代の流れを反映して、固過ぎずやわらか過ぎず、ちょうどよい具合の仕上がりなのです。

ジョン・フォスター生地の世間の評価は?

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ジョン・フォスターの服地の世間の評判について触れておきましょう。

英国クラシックのテイストと、イタリア服地に通じるしなやかさを兼ね備えたジョン・フォスターの時代感覚は、現代のマーケットで高く評価されています。

一方、高額なものが多い老舗ブランドの中では、比較的選びやすい価格帯であり、コストパフォーマンスに優れている部分でもオーダー初心者に人気があります。

また、ジョン・フォスターはウールだけではなくモヘア(アンゴラ山羊の毛から作る高級素材でモヘヤとも呼ばれる)の評価も高いのです。

世界最高峰のモヘアメーカーとしても世界から認知されており、同社のウールモヘア(羊毛とモヘアの混紡服地)やモヘア100%の服地は、最高級の夏用服地としての揺るぎない地位を確立しています。

ジョン・フォスター生地のオーダースーツの価格帯は?

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ジョン・フォスターの服地を使用したオーダースーツは前述の通り、意外と安く作れます。主要なオーダーショップの価格の裾値(エントリープライス)をリサーチしたところ、最も安い設定のショップ(SADA)は税別49,800円です。

また他のスーツと併せて2着同時購入の場合にジョン・フォスター1着が税別44,000円になるショップ(グローバルスタイル)もあります。

平均的には、裾値が税別で59,000円程度のショップが多いという結果でした。また、ジョン・フォスターの中の銘柄によってもグレードの差があるので、その裾値プラス1~3万円ぐらいの幅が考えられます。

また縫製上のオプション(仮縫いやダブルブレスト・ベストやスペアパンツの追加・本切羽や台場、高級副資材等)が入ればその分も追加される場合もあります。

シンプルにスーツ上下を仕立てるなら、ざっくり税込みで5~7万円台程度の予算があれば大丈夫と考えられます。

ジョン・フォスター生地のオーダースーツはどこで作ることができるの?

 

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ジョン・フォスター服地のオーダースーツを作りたいとき、東京であればどこに行ったらよいのでしょうか?東京エリアでジョン・フォスター服地を扱っているオーダーショップの中で、おすすめを紹介します。

GINZAグローバルスタイル 銀座本店

現在成長中のオーダースーツ専門店である「グローバルスタイル」の「GINZAグローバルスタイル 銀座本店」にて、ジョン・フォスターの服地によるオーダースーツを作ることができます。

グローバルスタイルは、母体である老舗の大阪船場生地問屋によるネットワーク力に加えて、素材の購買力を活かしたリーズナブルな価格の良質オーダーを実現した専門店です。

https://www.global-style.jp/

潤沢な選択肢を持った服地から選べる上に仕立てのデザイン・価格のバリエーションも多く、人気が高まりつつあるメンズ・オーダースーツショップです。スーツ周辺のアイテムである、シャツやネクタイ・シューズを含めてのトータルコーディネートもできます。

ジョン・フォスター服地のオーダースーツの価格は税別68,000円から選べます。コンビ価格といって2着同時購入の場合の価格は1着が税別44,000円です。オーダー初心者にもおすすめできるグローバルスタイルは、東京・大阪・京都・名古屋・福岡に店舗があります。

グローバルスタイルで仕立てられるオーダースーツの型紙(モデル)は、実に10パターン以上から選べます。業界最多と言われるバリエーションの豊富さで、顧客の年齢や立場、好きなテイストに即したスタイリングが選べるのです。アパレルの実力派デザイナーとの協業により、トラッドからモードまで網羅しています。

  • 店舗名:GINZAグローバルスタイル 銀座本店
  • 住所:東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル1・2F
  • 電話番号: 03-5579-9485
  • 営業時間:平日/11:00~21:00 土日・祝日/11:00~20:00
  • 公式HP
▼グローバルスタイルをもっと知りたい方はコチラ

各界の著名人も利用している「SADA」

「SADA」は北海道から九州まで、全国で約50店舗を展開しているオーダースーツ専門店です。多くの著名人も愛用しています。SADAの「東京八重洲駅ショールーム」にて、ジョン・フォスターの服地のオーダースーツが作れます。税別で49,800円からという、結構リーズナブルな価格設定です。

SADAの企業ミッションは「オーダースーツの着心地と楽しさで、日本のビジネスシーンを明るく元気にする!」ことです。工場の製造直販業態ならではの価格と品質の、驚くべきバランスを持ったオーダースーツを試してみましょう。

フィッティングに関して念入りであり、20箇所ほども採寸ならびに調整します。その採寸を反映させて、CAD(自動設計システム)で顧客ごとに型紙を起こします。

テクノロジーを駆使することにより、誤差が極めて少ない裁断を実現します。その上、高度に合理化済みのラインで縫い上げるというシステムを、SADAは採用しているのです。

  • 店舗名:SADA 東京八重洲駅ショールーム
  • 住所:東京都中央区八重洲1-6-2 八重洲1丁目ビル2F
  • 電話番号: 03-3272-6678
  • 定休日:火曜日(祝祭日を除く)
  • 公式HP
▼SADAをもっと知りたい方はコチラ

ジョン・フォスター生地を使用したおすすめアイテム

https://www.john-foster.co.uk//#

ジョン・フォスターの服地は、下記のようなメンズの主要アイテムに向けて発信されています。

  • ビジネス・フォーマルスーツ
  • ビジネス・スポーツジャケット
  • ビジネス・スポーツスラックス
  • ビジネス・スポーツコート

なかでもスーツ服地が、もっともおすすめであることは言うまでもありません。ジョン・フォスター服地を使用した、とりわけおすすめのアイテムはクラシカルな「スリーピース」です。

特にジョン・フォスターのスーパーファインウーステッド(スーパー100’s以上の梳毛素材)は、昔は「三つ揃い」と呼ばれたスリーピースの持つクラシック感や英国っぽさが、前面に出る服地です。極細繊維や細番手の美しい服地で、スリーピースで作っておけば、四季折々に着用できます。

また、スリーピースを仕立てるメリットとして、装いの「格」が上がります。スリーピースやダブルブレストはシングルのスーツよりも装いの「格」が上なのです。また、柄の選びかた次第で、ジャケット単品やパンツ単品、オッドベストとしても着回しができます。

ジョン・フォスターのおすすめ生地はコレだ!

ジョン・フォスターブランドの中でも、スーツ用の服地に様々な種類が存在します。その中でおすすめのタイプをいくつか紹介しておきます。

クラシック・スーパー120’sは通年物として最適

 

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ビジネスユースに向いていて、なおかつシーズン的にもほぼ年中通して使えるのが「クラシック・スーパー120’s」のシリーズです。スーパーとは、糸ではなく繊維の細さを表す単位です。

120’sは17.5ミクロン(1ミクロンは1ミリメートルの1/1000)という、超がつく極細繊維を意味します。そういう繊維が紡がれて糸になり、それが織り上げられた服地なのです。光沢の上品さやしなやかさ、なめらかさは一級品の風格があります。

スーパーファインモヘア(豪州ウールと南アフリカモヘアの混紡)

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亜熱帯地方をはじめとして、熱いエリアで活躍するビジネスパーソンが好む服地こそモヘアです。モヘアとはアンゴラ山羊の毛を意味し、モヘア100%やウールとの混紡の服地が夏から盛夏に快適に過ごせる服地と言えます。

ジョン・フォスターのスーパーファインモヘアは、オーストラリアのシュリンク性が高いスーパー100’sの上質ウールが70%、南アフリカ産のキッドモヘア(アンゴラ山羊の仔山羊の毛)が30%の割合で混紡された極上のモヘアウールです。夏の最高級服地として、世界の多くのビジネスパーソンに愛されています。

希少素材エスコリアル100%のナチュラルストレッチ

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エスコリアルとは16世紀頃、スペイン王族にのみに使用が許されていた、特別な羊から採られる羊毛生地を言います。「エスコリアル修道院」で飼育されていたのでそう呼ばれました。

スペインの没落と大英帝国の誕生の余波で、歴史から一旦姿を消してしまい、幻の生地と言われていました。ところが19世紀初頭にスコットランドの牧場で、スペイン王族から数頭寄贈されていたエスコリアル純血種の羊の子孫が見つかります。

希少性と純血種保護のために、現在ごく少数の織物組合により独占的に管理されています。その希少素材を、企業秘密である特殊な方法で繊維をらせん構造(ヘリカル繊維)に変化させた、ナチュラルストレッチ素材です。

ジョン・フォスターが紡ぎ出す世界レベルの極上生地、スーパー200’s

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世界中でも極上のウールと言われるスーパー200’sはジョン・フォスターのアイデンティティをまざまざと見せつけられるような素晴らしい服地です。

繊維の細さが13.5ミクロンという一級品のカシミアに匹敵する、とんでもなく極細の繊維から作られた最高のクオリティの服地です。エルメネジルド・ゼニアの最高級品である14ミルミルと肩を並べる、世界中のエグゼクティブが憧れる逸品と言えましょう。

まとめ

 

https://www.john-foster.co.uk/

オーダースーツに興味を持ち始めた人や、初めてオーダースーツを作って良さを感じている人にとって「ジョン・フォスター」は大変おすすめできる服地です。

コストパフォーマンスを伴うモダンクラシックで垢抜けたスーツを身にまとい、伝統と普遍の両要素によって、あなた自身の個性を際立せましょう!

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