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最新技術と職人技が「本質」を生む。バウアー・ローバックのオーダースーツ

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仕事の面白さや難しさ、厳しさや達成感などの、仕事が人生の中で意味するものがわかり始めた30代以降のビジネスパーソンにとってのスーツスタイルとは何でしょうか?

英国流に言えば「社会との接点」、イタリア流に言えば「個性の発露」とも言われるスーツファッションのトレンドは、当然ながら常に変わりゆくものです。しかし装うことの素晴らしさという「本質」そのものは変わりません。普遍と言い換えることもできるでしょう。

冒頭に挙げたひとたちには表層的なトレンドに左右されない装いの「本質」を押さえた装いが似つかわしいと言って差し支えないでしょう。

そんな皆さんにおすすめしたいのが「バウアー・ローバック(BOWER ROEBUCK)」の服地でオーダースーツを作ることです。その訳をじっくり説明しますので、肩の力を抜いて読んでくださいね。

スーツに「本質」を求める人におすすめの「バウアー・ローバック」

スーツの役割とは何でしょうか?前述のように、英国人的思考では社会の接点として、上手に折り合いをつける佇まいを生み出すものとでも言えましょうか。同じくイタリア的思考では個性の発露ですから、いかに周りとの差別化を図り、自己をアピールするかを助けるものと言えるでしょう。

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日本人的思考では・・・ひと昔前では、圧倒的に英国人的思考の方向性だったと言ってよいでしょう。しかし近年は、スーツスタイルが個性を表現するツールとしての意味合いが増しているのが時代の趨勢です。

だからファッショントレンドを取り入れたスーツを望む人がおり、それはそれで自然なことだと言えます。しかしトレンドは移り変わります。去年のとびきりオシャレは今年の超ダサダサになりかねません。

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スーツファッションにはトレンド要素も必要ですが、それ以上にトレンドに関係ない「普遍的な格好良さ」が大切であり、それこそがスーツの揺るぎない「本質」です。30代以降の、自分の手で人生を広げゆくビジネスパーソンこそ、そういう本質を持ったスーツで着飾ってほしいものです。

そういう皆さんにおすすめしたいオーダー服地がバウアー・ローバックです。最新のテクノロジーと職人技という、言うなればデジタルとアナログのダブルエッジ双方を大切にすることによって、常に本質を見失わない服地メーカーだからです。

バウアー・ローバックとは一体どんな生地ブランドなのか?

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バウアーローバックは、英国の毛織物のメッカ「ハダーズフィールド」を拠点とするミル(織元/毛織物製造業)です。羊毛服地は言うに及ばず、最高グレードの梳毛カシミアの供給者としても知られています。そんなバウアー・ローバックの歴史と特徴を少し掘ってゆきましょう。

発祥から4世紀以上を経たバウアー・ローバックの歴史

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バウアー・ローバックの歴史を辿ると、実に16世紀まで時間遡行する必要があります。ローバック・ファミリーによる織物生産はその頃から始まっていました。1799年に「ウールカード機」を世界で最初に設置したのがローバック・ファミリーの工場です。

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1899年に満を持して「Bower Roebuck&Co. LTD」として新たに株式会社として登記します。ファミリーによる織物づくりが始まって以来、450年後のことでした。

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そして彼らは19世紀末から20世紀初頭にかけて、意匠(デザイン)や品質に対する大いなる自信に裏打ちされた、大規模な設備投資を敢行します。この英断たる投資により、プライオリティ(企業の優位性)や将来性の楔が打ち込まれたのです。

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生産拡大の勢いの乗ってもなおローバックは、「技術革新」を重視するだけではなく、あらゆる工程で輝きを見せる「職人技」を軽んじない姿勢を貫き、取引先を拡大してゆきます。

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1973年には前述の世界的マーチャントスキャバルが資本参加し、1974年にはスーパー120’s(17.5ミクロンという超極細繊維の素材)の品質を世界で最初に生み出した先駆者になります。

世界的なクチュールハウスや超一流サルトリア(イタリアのビスポークテーラー)であるキートンやブリオーニ(007のジェームス・ボンド役のためにスーツを仕立てていることでも有名)他、名だたる企業とのパイプが構築されています。

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1991年には、さらにスーパー150’s(繊維が16.0ミクロン)を世界で最初に実現して、この分野の第一人者となります。2002年には製造を半年間停止させて、400万ポンドを投入して技術と設備に関する桁違いの投資をおこないました。2005年に姉妹会社サヴィル・クリフォード(Savile Cliford)を設立します。

本質重視のバウアー・ローバックの特徴とは?

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バウアー・ローバックのデザインチームは、現代感覚と伝統をどちらも重視して、熱い情熱を携えて開発に従事しています。

ローバックのデザインの進化が辿れる、直近の100年分の細部にわたる無数のデザイン・アーカイブ(過去のデザインの記録資料)ならびにカタログ化されている歴代の膨大なバンチサンプル(生地見本帳)は、デザインチームを触発し、新たなデザインのインスピレーションを与えるためのものです。

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優秀なバーロックのデザイナーたちは世界中の顧客や代理店を訪れ、ファッショントレンドや今後の技術革新について話し合います。数十年の経験を活かして、真の「ブリティッシュスタイル」を展示する毎シーズンのコレクションを開発するのです。

しかし、そういったテキスタイルデザイナーの努力と研究、常に最新鋭の状態に上書きされる工場設備のレベルもさることながら、他社に類を見ないほど誇りを持っているのは「職人技」なのです。

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過去数十年の間になされた技術的進歩は、繊維産業や生地製造業において驚くべき変化を与えました。そしてその、職人の「目」と「判断」がローバックの最も重要な道具であった時代を支え、企業として発展させた職人技をバーロックは「原点」と考えているのです。

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バウアー・ローバックの世間の評判はどのようなものか?

バウアー・ローバックは、スーパー120s’やスーパー150s’という高いクオリティの製品を開発・生産した名誉あるリーダー的製造者であり、世界中の同業者が認めるところです。サヴィルローにある人気ブランド「リチャード・ジェイムス」のプレミアムなスーツ用にも、ローバックの服地が使用されています。

世界トップブランドのクリエイターたちの多くが、コレクションやキャットウォークイベントのための差別化された素材やスタイリングを開発するために、バウアー・ローバックを訪れるほどの絶大な信頼と尊敬を集めているのです。

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ちなみに上の絵画は2014年9月に、新進気鋭の若きアーティスト、スティーブン・キャンベルがバウアー・ローバックを訪問し、工場内の印象を表現して描いたものです。他にも2枚あり、それらは現在クラーク美術館で展示されています。

バウアー・ローバックのオーダースーツ価格相場はどのぐらい?

バウアー・ローバックの服地を使用してオーダースーツを手に入れるには、どれぐらいの費用を見ておけばよいのかを調べました。これから初のオーダースーツにチャレンジする人もぜひ、参考にしてください。

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調べたところ、バウアー・ローバック服地のオーダースーツは、おおむね税別59,000〜78,000円の範囲で仕立てることができるようです。最高のクオリティの生地なので、7~8万円台になっても充分お値打ちと言ってよいでしょう。

バウアー・ローバックのオーダースーツはどこの店舗で作れるか?

東京でバウアー・ローバックの服地でオーダースーツを作るなら、「ZERBINO(ゼルビーノ)」がおすすめです。59,000円から用意されています。

ZERBINOは1954年に創業された老舗テーラーが1978年に株式会社としてあらぜるたなスタートを切り、現在に至ります。

https://www.zerbino.info/

彼らのコンセプトは、時代の先端であるヨーロッパのセンスを独自に解釈したうえで、ジャパンクオリティの高いレベルの服作りで提案するというものです。余裕がある大人に向けてのこだわりある服に「色気」と「遊び心」をブレンドして提供してくれます。系列店舗は他にも新宿店と虎ノ門店があります。

  • 店舗名:ZERBINO銀座店
  • 住所:東京都中央区銀座1-4-4 ギンザ105ビル2F
  • 電話番号: 03-3538-7772
  • 営業時間:月~土 11:00-20:00 / 日 11:00-18:30
  • 公式HP:https://www.zerbino.info/
ゼルビーノをもっと知りたい方はコチラ

バウアー・ローバックのおすすめ生地4選!

ブリティッシュクロスの醍醐味を味わえるバウアー・ローバックの、おすすめオーダー服地を4種類紹介します。着こなしの参考に、コーディネート例も併せて紹介しておきます。

バウアー・ローバックのおススメ生地1:春夏向けミディアムグレー・ピンへッド

春夏シーズンも快適に着用できる服地で、柄の名前は針の頭をずらっと並べたように見えるからピンヘッドと呼ばれています。これも代表的な英国クラシックの柄です。クセのない着こなしやすい服地でもあります。

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スーツ自体はシンプルなのでVゾーンラペルの内側のシャツとネクタイが見えるエリア)で遊んでみましょう。ラウンドカラーのクシャツやタブカラーシャツ、ネクタイはプリントで色のメリハリがあるジョーメトリック(幾何学模様)などで合わせると、クラシックの前にモダンと付くようなお洒落なスタイルになります。

バウアー・ローバックのおススメ生地2:秋冬向けナス紺スポーテックス

打ち込みが極めて良い、英国服地らしい重厚な織物がスポーテックスです。秋冬のスーツ服地として堅牢で、さほど分厚くないにもかかわらず保温性が高い良質素材です。少し赤みを帯びたネイビーブルーはナス紺とも呼ばれます。ローバック特有の光沢感となめらかさを湛え、必ずしも固いイメージにはなりません。

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白地にブラウンのロンドンストライプにペイズリーのネクタイで、スーツとシャツの2色をリンクさせた絶妙な、上級者の着こなしです。胸ポケットのチーフはブラウンにせず、あえてネイビーで抑えるぐらいが大人っぽさを醸し出せます。

バウアー・ローバックのおススメ生地3:ベブラウン系ハウンドトゥースチェック

英国チェックの代表格である、日本では千鳥格子と呼ばれるハウンドトゥースチェックです。白×黒が基本ですが、この服地はベージュ×ブラウンという渋くも洒脱な大人の素材です。

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ブラウン系のハウンドトゥースチェック自体が存在感を持っているので、シンプルに白のドレスシャツとダークネイビーのニット素材ソリッドタイ(無地のネクタイ)などを合わせるだけでも充分にお洒落です。

バウアー・ローバックのおススメ生地4:ミッドナイトネイビー・ストライプ

最も深いダークネイビーであるミッドナイトネイビーは、深夜の漆黒のような紺色を表現した名称です。細番手で繊維も極細であるがゆえの、内から湧き上がるような光沢が品格と男の色気の両方を添えます。

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ここでもやはりブリティッシュ・コーディネートの王道、ペイズリーのネクタイに白のドレスシャツで凛とした清潔感ある着こなしとなります。ポケットチーフにシャツの白とスーツ並びにネクタイのネイビーの2色どりテクニックがさりげなく使われています。

まとめ

非常に永い歴史を持ちながら、常に最新技術と職人技を宝として営まれてきたバウアー・ローバックを紹介しました。

本質を大切にする服地だからこそ、本質を見失わずに将来に向かって欲しい30代以降のビジネスパーソンに相応しいのです。バウアー・ローバックの服地で仕立てた、装うことの「本質」が一切ブレない服を身に纏って、悠々とビジネスの海を渡ってゆきませんか!

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