記事更新日:
極上の艶が「華やぎ」を生み、男前を上げる。DRAGO-ドラゴのオーダースーツ
服装には気を遣ってはいるが、自分を客観的に見てもっと「華」が欲しいと思う人も、案外多いのではないでしょうか?
そんな人にぜひおすすめしたいのが、ドラゴの服地のオーダースーツです。ドラゴは「顔映り」さえ間違わなければ(顔映りについては後述します)、間違いなくあなたの佇まいに華を添えることができる、深みある艶やかさを持っています。
スーパーファインウール、つまり極細繊維からなる上質な毛織物の生産では事実上世界一の、糸から一貫して生産する生地メーカーがドラゴです。この記事ではドラゴのオーダースーツがなぜ着る人に華をもたらすかの背景を、わかりやすく紹介します!
目次
自分にはもっと華が欲しいと感じる人におすすめのドラゴの生地
一般的に、あの人は華がある、あの人には華がないなどという話がよくされますが、華とはなんでしょう?これは様々な解釈ができますが、ざっくり言うと一見してポジティブかネガティブかどちらの要素が多く感じられるということにも通じます。
見た目のポジティブ度が高い人は、華があると感じさせるのではないでしょうか。華のあるなしは表情や姿勢も当然関係あれば、内面から滲み出るものも関わっているでしょう。しかし具体的には、どのような服装をしているのかということが第一印象に大きく関わります。
そうであれば華を添えるような服装を選べば、自ずと華のある人に近づけるのではないでしょうか?そんな人にはドラゴ服地のオーダースーツがとてもおすすめなのです。極上のしっとりした艶があなたに華やぎを与えてくれます。
ここでひとつ注意点があります。服地を選ぶときによく言われる「顔映り」を意識しましょう。「顔映り」が良いかどうかは「ある基準」で簡単にわかります。その基準とはその服地を当ててみて顔色が「健康的」に見えるかどうかです。これは誰が見ても意見がほぼ同じ方向になる、客観性を持つ基準でもあります。
さて、顔映りをクリアしたなら、身につける人の「華やぎ」を引き出す効果があるドラゴの服地でオーダースーツを作ってみましょう。どんな人であっても、普通のものよりもドラゴのスーツを着る方が、その艶やかさによって自然と華が増し、男前が上がります!
ドラゴ(DORAGO)とはどんな生地ブランドなのか?
ドラゴは日本人にとっては、比較的聞き慣れないブランド名かもしれません。ところがこのドラゴ、侮れない物凄く実力派の服地ブランドなのです。
何が凄いか?実は、地球上で生産されるスーパー130’s(17ミクロン)以上の超極細繊維を持つ高級糸の、なんと約70%がドラゴ製だというから驚きです。それを英国とイタリアの主だった素材メーカーに供給しているのです。高級糸のエキスパートと言ってよいでしょう。
事実上の最高峰生地、ドラゴの輝かしい歴史
1973年のイタリアで、ウンベルト・ドラゴ氏が紡績業を始めました。スーパー130’s以上の極細繊維の糸の生産を得意としていて注目を呼びます。
品質の高さが認められて、イタリアが生んだ世界最高峰の服地ブランド「エルメネジルド・ゼニア」や、ゼニアと双璧をなす「ロロ・ピアーナ」などの超一流の服地メーカーでドラゴ製の糸が使用されてきました。
2001年に糸の卸先だった同じイタリアの生地メーカー「フィンテス」を傘下にし、自社の高級糸を使用した生地を生産する「ドラゴ」ブランドを始めました。
現在は特に極上の高品質な糸を、自社のドラゴだけに供給して差別化を図っています。よってドラゴの生地は超高品質なものを求める世界のトップブランドから熱い支持を受けています。
ドラゴ生地の特徴とは?
ドラゴは糸の紡績から製品としての生地までを一貫して生産する、イタリアの毛織物のメッカ「ビエラ」でも稀なメーカーです。最大の特徴が前述の通り、スーパー130’s以上の超極細繊維を持つ生地の生産に、非常に長けているところです。
技術的に不可能とされていたスーパー210’s、実に13ミクロンの生地の開発・生産で脚光を浴びました。エルメネジルド・ゼニアの中でも最上級の生地「14ミルミル」でスーパー190’sの14ミクロン、ジョン・フォスターの渾身の英国最上級生地「スーパー200’s」でも13.5ミクロンなので、スーパー210’sはドラゴでしか手に入らないクオリティです。
ドラゴ生地の世間の評判はどのようなものか?
スーパーファインウールの領域では、ゼニアさえも凌駕するほどの技術力を見せつけるドラゴは、極上の美しいものを追求する世界のデザイナーやクリエイターからの、絶大なる信頼をものにしています。
またドラゴは、最新の「ナノテクノロジー」を駆使し、高級服地にウールの持つ質感を損なわずに防しわ・撥水効果を与えることに成功しています。これにより、高級品にありがちなデリケートなイメージを「意外にタフ」と言うイメージに上書きして、圧倒的な評価を得ているのです。
ドラゴ生地のオーダースーツ価格相場はどのぐらい?
高級や極上という枕詞がつく、ドラゴの服地を使用してオーダースーツを仕立てるのには、どれぐらいの予算を見ておけばよいのでしょうか?気になるポイントですよね。リサーチしてみましたので、参考にしてください!
調べたところ、ドラゴ服地のオーダースーツは、だいたい税別68,000~98,000円の範囲が多いです。10万円を超えるショップももちろんあります。実際のクオリティ的には10万円超えをしても全然おかしくないので、7〜8万円程度で作れば充分にお得感があります。
2着同時購入で、1着税別68,000円がコンビ価格として税別44,000円になるショップもありますので、買い方次第ではかなりお値打ちに入手できます。
ドラゴ生地のオーダースーツはどこの店舗で買えるのか?
ドラゴを扱っている多店舗展開のオーダーショップは「HANABISHI」や「グローバルスタイル」、そして「オンリー」などがあります。
HANABISHIでは税別89,000円、グローバルスタイルなら税別68,000円(コンビ価格44,000円)です。オンリーはドラゴとのコラボレーション企画と銘打って、ドラゴ特集を組んでいて、仕立て上がり価格が税別58,000円です。
「ONLY PREMIO TOKYO 有楽町店」でドラゴのオーダースーツを注文することができます。
- 店舗名:ONLY PREMIO TOKYO 有楽町店
- 住所:東京都千代田区有楽町2-2-3 ヒューリックスクエア東京 2F
- 電話番号: 03-3573-3340
- 営業時間:11:00~21:00
- 公式HP
オンリーの東京都内にある他のショップは以下の通りです。
- ONLY 新橋店 東京都港区西新橋1-17-16 宮田ビル1F
- ONLY 日比谷店 東京都千代田区有楽町1-5-2 東宝ツインタワービル 2F
- ONLY 日本橋店 東京都中央区日本橋2丁目2-6 日本橋通り2丁目ビル 1・2F
- ONLY 淡路町店 東京都千代田区神田淡路町1-2-3 TEL03-5294-3001
- ONLY 京都TAILOR マロニエゲート銀座1店 東京都中央区銀座2-2-14 マロニエゲート銀座1 B1F
- ONLY 赤坂店 東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル1F
- ONLY 新宿マルイアネックス店 東京都新宿区新宿3-1-26 新宿マルイアネックス店内4F
- ONLY 池袋マルイ店 東京都豊島区西池袋3-28-13 池袋マルイ 6F
- ONLY PREMIO 東急百貨店本店 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 東急百貨店本店 2F 紳士服売り場内
ONLY(オンリー)をもっと知りたい方はコチラの記事がおすすめ
ドラゴのおすすめ生地はBlue feelとVANTAGE
ドラゴのおすすめ服地として、VANTAGEとBlue feelを挙げることができます。VANTAGEはスーパー130’sというカシミアやシルク並みの17ミクロンの極細の繊維を持つ、高級素材です。いやいやスーパー130’sなら、今どきそんなに高くないものも出回っているよ、との声も囁かれそうですが、そうではありません。
同じスーパー130’sでもグレードに差があるのをご存知でしょうか。単に繊維が細ければ服地として良質なのかというと、決してそうではないのです。まず原料の質、次に紡ぎ出す工程で大きくクオリティが変わります。ドラゴは原料に下の画像のような、白度の高い羊毛のみを使用します。
白度が高いのは若い羊の毛であり、刈り取ってから丁寧に不純物を除去してある証しであり、それによって服地となった時の見映えが全く違うのです。表面の美しさや色の染まり具合の深さなどに、ひと目でわかる圧倒的な差が出ます。
ウールはオーストラリアとニュージーランドから、ホワイトカシミヤはモンゴルから、最高の原毛を集めて、さらに科学的手法で厳しく選別された超良質なものを使用します。
ちなみに、洗練されたブレンドを実現するリネン・シルク・コットンなども徹底的に厳選されたものであることは、言うまでもありません。
そして紡績加工の技術ですが、極細の梳毛ウールの紡績のための絶え間ない技術革新により、今でも進化しながら垢抜けた革新的な糸を生み出し続けているのです。
柄を構成する規則的な織組織において、あえて微妙な不規則さを混ぜ込んでいるので、仕上がりが手作りのようになんとも味わい深い趣きをもっています。強撚糸によるナチュラルストレッチなので着心地も快適な上に、その艶やかさが華やぎを生み、男前を上げてくれます!
Blue feelは見た目の繊細さとは真逆に、非常にタフなトラベル・出張向けの服地です。通気性が高い上にシワにも強く、暑い季節でも活動がしやすく、しかも撥水性もあります。アグレッシブなビジネスパーソンには最適な服地であり、艶やかさで華を与えてくれる服地でもあります。
画像で紹介した着こなしのように、英国調とチェック柄というダブルトレンドを含むスーツを着こなして、ワールドワイドに活躍してみませんか!
まとめ
世の中には聞きなれない名前なのに、恐ろしい実力を持った存在があるものです。服地の世界でのドラゴがまさにそれにあたります。
エルメネジルド・ゼニアやロロ・ピアーナに超高品質の糸を供給し、さらにその上をいく品質の糸はドラゴブランドでのみ服地として生み出されるという、ある意味においてはゼニア以上のクオリティの服地なのです。それでもゼニアよりは手頃に入手できるのですから、本質を重視する人には最適です。
知る人ぞ知る本物の服地のオーダースーツを着て、その艶からくる華やぎに身を包み、華のある男として立ち振る舞いましょう!
[simple-author-box]
ブランド服地・生地をもっと知りたい方はコチラ!
■イタリア生地
■イギリス生地
■フランス生地
全国各地のオーダースーツ店一覧はコチラ!
この記事をシェアする
関連記事
秋葉原のおすすめスーツ店6選!オーダーメイドや安い販売店をご紹介!
- 3,478View
大分のオーダースーツ店は誠実で真摯な商人気質の信頼できるテーラーだ!
- 1,839View
- 3,056View
【福井】人気のオーダースーツ店5選!おすすめポイントを詳しく紹介!
- 1,656View