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仕事でミスばかりする人の特徴|落ち込む前にできる対策法や謝罪方法を徹底解説!
仕事をしている中で、故意ではないもののミスばかりする人がいるという環境にいる方はいませんか?もしかすると自分自身が仕事でミスばかりしている人かもしれません。今回は、仕事でミスをしてしまう人の共通の特徴をはじめ、なぜミスばかりしてしまうのかその原因を探るとともに、落ち込んでしまうことを繰り返すよりも未然に防ぐための対策法や謝罪方法を徹底解説していきます。また、気持ちの切り替え方法もお伝えします。
目次
仕事でミスばかりしているとどうなる?
仕事でミスをしてしまうのは誰にでもあることです。しかし、あまりに頻繁にミスばかりしていると、周囲の人からの信頼がなくなり、自分の居場所を失ってしまう可能性があります。
自分がこれまで自信を持って取り組んでいたことさえもできなくなり、すべてにおいて自信がなくなってしまうのです。さらに、あらゆることを深く考えすぎてしまい、自分を追い詰めてしまうことにつながる恐れがあります。
また、自分の責任で仕事でミスばかりをしていると、仕事とプライベートの線引きもできなくなり、気持ちの切り替えができず、仕事が休みの日でも自分の自由な時間を楽しむこともできなくなってしまうでしょう。
趣味に没頭する、あるいは友達や恋人と過ごすなど、本来楽しいと思えることもなくなってしまうなど、マイナス思考が働いてしまう可能性があると言えるでしょう。
当然ながら仕事において「出世」に響く事態となり、信頼を失うことで降格に至ってしまうなど、あらゆる物事が悪循環してしまいます。
仕事でミスばかりする人に共通する特徴
故意ではないにせよ、自分の不注意等、様々な理由から仕事でミスばかりする人にはいったいどのような共通点が見られるのでしょうか?
ここでは、仕事でミスばかりを繰り返す人が共通して持つ特徴を以下に6点ご紹介します。自分自身をはじめ、これらの特徴を持つ人が周囲にいないかどうか改めて確認してみてください。
ミスばかりする人①確認せずに作業を進める
仕事を完了した際、書類等に不備がないか、チェック漏れなどがないか、細かい部分まで最終確認を行っていますか?仕事でミスばかりする人は、最後まで行うべき確認作業を怠っている可能性があります。
仮にすぐさま仕上げなければならない業務だったとしても、結果的に完璧に仕上げることが最終目標であり、そこには確認作業は確実に行わなければなりません。人には誰しも失敗や見落としはつきものです。だからこそ、最終確認を行うことが大切だと言えるのです。
仕事でミスばかりをする人は、仕事の内容や仕上げなければならない業務の最終チェックを行わずに提出する、あるいは作業を行うことでミスが生じてしまっている可能性があります。
もしも一人で業務をやり遂げることが困難であれば、他のスタッフの協力を要請するなど、上司へ相談するようにしてみてください。
ミスばかりする人②いつまでもクヨクヨ悩む
仕事でミスばかりする人は、必然的に感情がマイナス思考になる傾向です。そのためいつまでもミスをしたことをクヨクヨ悩み、落ち込む姿勢が見られるため、他の仕事が手につかず注意力散漫になり、再び失敗を繰り返すなど、負の連鎖が起こる可能性があると言えるでしょう。
どうしてもミスが度重なることで気分が滅入ってしまっている状態であるのも仕事でミスばかりする人の特徴だということが分かります。気持ちを前向きに、そして次こそ失敗なく仕事をやり遂げることができるよう全力で取り組んでいくようにしましょう。
ミスばかりする人③集中力に欠ける
仕事でミスばかりする人は、あらゆることに気を取られてしまうことが多く、ひとつの仕事に集中して取り組むことができないため、自分の仕事の進捗状況を把握することができません。
また、書類の誤字脱字も多く、結果的にやり直しになり、倍以上の時間が必要になるなど、基本的に集中力が乏しいことによって業務上において悪循環を引き起こしてしまうと言えるでしょう。
自分のミスによって職場の周囲の人に悪影響を与えるなど、迷惑がかかるだけではなく、自分の評価も下がってしまいます。酷い場合は取り返しのつかない重大なミスを犯してしまう可能性があるため十分注意しましょう。
ミスばかりする人④質よりスピート重視
当然ながら、時間対効果が比例していれば、業務も円滑に進むことでしょう。そのためには正確に業務をこなすこと、そしてそこにスピード感やハイレベルなスキルが合わさることで質の高い業務を成し遂げることができると言えます。
しかし、単にスピードだけを重視していれば、業務の質が低下し、雑で程度の低い仕事内容で納めてしまうことになります。このような人こそ仕事でミスばかりする人だと言えるでしょう。仕事の質を重視するのではなく、スピード感だけで業務を行おうとすることは避けるようにしてください。
ミスばかりする人⑤非を認めず責任転嫁する
本当は仕事で失敗したりミスをした時、それが明らかに自分の責任だったとしても、ミスばかりする人は、絶対に自分の非を認めようとしません。むしろ、責任転嫁し、人のせいにするという無責任な行動が見られます。
このように、自分を正当化し、素直に自分の非を認めないという考え、また、誰かに責任転嫁するというような人が自分の周囲にいるという方は注意してください。
これに該当する人は社会人としての責任がなく、また、同じ失敗を繰り返している人だと言えるため、自分の方向性とは真逆に進む人であることから、自分自身の仕事での成長の妨げとなる可能性があるなど、接し方にも一線を引いておくようにしましょう。
ミスばかりする人⑥睡眠不足が続いている
不摂生を繰り返している、また、睡眠不足が続いているなど、生活習慣が乱れている方は、必然的に注意力散漫な上、ここぞという時の判断力、決断力が乏しい状態です。さらに、正しい思考力が働かないため、仕事で多くのミスを犯してしまう方が多い傾向です。
本来、私たちは6~7時間の睡眠を得てはじめて脳の働きが良くなると言われています。あまりに睡眠時間が短時間であった場合、脳が寝不足の状態となり、正常な思考が機能しないため、仕事を行う上でケアレスミスが目立ってしまうのです。
仕事でミスばかりする原因はコレ
では、仕事でミスばかりする人は、なぜミスが続いてしまうのか、考えられる原因を以下に4点ご紹介します。どのようなことが直接的な原因となっているのかひとつずつ詳しくみていきましょう。
原因①物事を否定的にとらえてしまう
これまで何度も仕事でミスばかりをしてきた人は、自分はそのような人物であると思い込んでいる、あるいは自覚してしまっていることが原因で、より一層ミスが目立ってしまう状態となっています。
ある意味、一種の思い込みが激しいことで、自分に降りかかるすべての物事を否定的に捉えてしまい、プラス思考になるきっかけや改善策が見出せない状態が続いていると言えます。
このように、常にマイナス思考となることが仇となり、より一層仕事でミスを繰り返してしまうなど、悪循環が起こるのです。
原因②人間関係がうまくいっていない
職場の人間関係がうまくいっていないという方は、仕事でミスばかりする傾向にあります。たとえば、仕事の上司に怯えている、あるいは同僚や先輩との間でぎくしゃくとした関係となってしまっているという場合、仕事でミスが度重なってしまうことでしょう。
これは、同じ職場で同じ空気の中にいるというだけで仕事への集中力が欠けてしまうからだと考えられています。このように、集中力のなさから仕事でミスばかりしてしまうなど、人間関係が主な原因となっている可能性があることが分かります。
原因③仕事量が多すぎてこなせない
日々行わなければならない業務が多いほど、どれから手を付けて良いか分からず、それがストレスになり、仕事に対して意欲を失ってしまい、簡単なことでもミスを連発してしまうなど、仕事に対して悪影響を及ぼしてしまうと言えるでしょう。
このように、仕事量が多く、業務時間内にすべてをこなすことができないことに対してストレスを感じることで仕事でミスを繰り返してしまうことにつながるかが分かります。ここまで追い込まれてしまう事態にならないよう、自分の仕事量のコントロールを行うことが大切です。
原因④仕事内容の理解度が低い
1日1日の業務内容を自分自身でしっかりと把握していない場合、業務を行う上で必然的にミスが目立ってしまう傾向です。これは、常に指示された内容だけの業務をこなし、自ら進んで意欲的に仕事を行っていないために、その場に応じた仕事内容を理解していないことが原因だと考えられています。
もしも自分がやり遂げなければならない業務内容をしっかりと理解していれば、それを完成させるためのプロセスを考え、どのように導いていけばよいか、自分で計画を立てることができます。
このように業務内容を熟知しておらず、また、仕事内容を理解していない場合、どうしても仕事でミスをしてしまうことにつながると言えるでしょう。
隠すのはNG!ミスしたときの報告・謝罪方法
もしも仕事でミスをした時、いったいどのような対処、対応をすべきであるか、ここではミスをしてしまった時の上司への報告方法、また、適切な謝罪方法についてご紹介します。社会人としてのマナーを意識した最善の方法を確認していきましょう。
すぐに上司に報告して謝罪する
どのようなことであっても、仕事上での失敗は、後に大きな問題へと発展する可能性があると言えます。そのため、自分がミスをしてしまった場合、すぐに直属の上司へその旨報告を行い、その後の指示を待ちましょう。それと同時に自分のミスを認め、素直に謝罪を行ってください。これは社会人としてのルールでありマナーでもあります。
言い訳せずに事実を伝える
誰にでも言えることですが、もしも自分が仕事でミスをしてしまった場合、自分の責任ではないと主張したくなることもあるでしょう。
その際、「○○さんに言われた通りに行ったのですが…」や「○○となるはずだったのですが…」など、自分ではない他の誰かを交え、自分が100%の責任を負いたくないというような考えに取れるような発言をしてしまうことがあるかもしれません。
この言い訳がましい対応は、自分の価値を下げてしまうことにつながります。そのため、自分がミスをしたことに対して言い訳をするのではなく、事実を伝えるとともに、謝罪を行い、深く反省しているという姿勢が伝わるよう対応することが大切です。
表情・声・動作で反省の気持ちを伝える
自分のミスを謝罪する時は、相手に対して深い反省の姿勢が伝わるよう、その表情をはじめ、声も本当に申し訳ないことをしてしまったというトーンも重要です。心からの謝罪を行っていれば、気持ちが声のトーンとなって表れるはずです。
そのため、相手の目をしっかりと見て頭を下げ、心から詫びる思いを相手に伝えてみましょう。深く反省している姿勢はきっとしっかりと相手に伝わるはずです。そのためにも、心底反省の気持ちを持ち、相手にしっかりと伝わるよう、表情や声、動作で表現してみてください。
この時、本当にお詫びの気持ちが深い場合、自然と深く頭を下げるといった動作が行われることでしょう。言葉と動作によって相手に本心が伝わるため、必ず自分の気持ちをあらゆる角度から伝えてください。
再発防止のための善後策を提示する
何度も仕事でミスばかりする人は、どうしてもこの繰り返される悪循環から抜け出せずにいるという方が大半です。そのため、少しでも再発防止に努めることができるなら、最適な善後策を提示することがおすすめです。
この時、上司に対して「この後どうすれば良いでしょうか?」など丸投げ状態な表現は避け、「自分で○○を行おうと思いますがいかがでしょうか?」というような自分できちんとやり遂げるという姿勢が見られる言い方をしてみてください。
このように上司からの指示をあおるばかりではなく自ら進んで行おうとする意欲を見せることが重要だと言えるでしょう。
落ち込む前に!ミスを防ぐための対策を徹底しよう
これまで何度もミスばかりを繰り返していると、その度に落ち込み、時に悲しい思いになってしまうこともあるでしょう。また、自分はダメな人間だと思い込み、マイナスな考えを抱いてしまいます。
そのような精神状態となってしまうことを防ぐとともに、仕事でのミスをなくし、予防するための対策にはどのようなことがあるか以下に5点ご紹介します。それぞれどのような対策を講じるべきかひとつずつ詳しくみていきましょう。
自分のミスを分析する
仕事でミスばかりを繰り返してしまう人は、基本的に自分がなぜそのシチュエーションでミスをしてしまったのか理解できていないことが多いと言われています。そのため、自分がどのような場面で仕事のミスをしてしまっているのかを自己分析してみましょう。
ひとつひとつを掘り下げ、ミスを分析することで、自分がどの分野を苦手としているのか、また、同じことでミスをしてしまう負のルーティンに陥ってしまっていないかを確認することができます。
このようなことから、自分が起こしてしまった仕事上でのミスを深く分析するとともに、それに対する改善策を考えてみましょう。
メモをしっかり取る
日々の業務が多忙であればあるほど、何を優先とすべきか、順序立てて物事を遂行させていくことができなくなることがあります。それによって、本来やらなければならないことが抜けてしまい、業務上でミスをしてしまうことにつながっていくと考えられています。
そのため、ひとつひとつのミスをなくし、確実に業務をこなしていくためには、自分がやるべきことを丁寧にメモにとっておきましょう。そして、ひとつずつ確実に業務をこなした段階で線を引き、消し込んでいきます。
そうすれば1日の中でどのような業務を優先的に行わなければならないかを自分で整理しながら仕事をこなしていくことができるはずです。メモをしっかり取ることを徹底していれば、漏れなく業務を行えることが分かります。
自分用のマニュアルを作る
自分にとって得て不得手があるのは誰もが感じていることでしょう。しかし、苦手なことをそのまま放置しておけば良いとは言えません。仕事を行う上ではどんなに自分が不得意としていても、業務上行わなければならないことであれば目を背けるわけにはいきません。
そのような時、自分がどのような業務内容に抵抗を感じ、苦手としているのかを理解することができます。また、不得手な部分を自分のマニュアルに記載しておくと苦手な分野を少しずつでも克服しようとする姿勢がみられるようになるでしょう。
特にまだ仕事を始めたばかりの新人社会人や、転職によってはじめての業務内容に戸惑っているという方など、ぜひ自分用のマニュアルを作成することで仕事に対するミスを各段と減らすことができるようになるはずです。ぜひ実践してみてください。
分かったふりをせず人に聞く
自分のプライドが何よりも先行してしまうという方は、いわば「知ったかぶり」をする傾向です。この分かったふりによって、仕事で大きなミスを犯してしまう可能性があります。
そのため、分からないことに対して相槌を打つのではなく、分からないものは分からないとして潔く、その業務に精通した人に対して質問を投げかけてみましょう。
自分が疑問に感じたことは、自分なりの考えを持つ以外にも、人の意見や指示に耳を傾けるなど、自ら人に聞くという姿勢で接してみてください。そうすることで今よりもより仕事でのミスを予防することができるようになるでしょう。
心と体をしっかり休ませる
心も身体も極限な状態になると、誰もが仕事で失敗を繰り返してしまいます。自分では頑張れると思い込んでいるだけで、実は想像よりも集中力が低下しているため、仕事に対する意欲も湧いてこないという状態です。
このままの状態で仕事をしようとしても、結果的に度重なるミスを繰り返すだけになるなど、周囲の人にも多大な迷惑がかかってしまうでしょう。このような状態は心身の休息が必要であることを知らせるサインです。
そのため、すべての行動をストップさせ、一旦心身を休ませることに徹してみてください。しっかりと休息を取ることで、改めて仕事への意欲が掻き立てられる可能性が高くなります。ぜひそのように行動してみましょう。
仕事でミスした後の上手な気持ちの切り替え方法
最後は、仕事でミスをした後、自分の気持ちを上手に切替え、ポジティブになるための最善の方法を以下に3点ご紹介します。
失敗したことに対して落ち込むばかりではなく、その失敗やミスをバネにすることで良い結果を見出すことができるようになります。どのように気持ちを切り替えれば良いかひとつずつ詳しくみていきましょう。
自分を責めすぎない
何度も仕事でミスばかりしていると、当然、自分を責めてしまうという方は多いのではないでしょうか?冒頭でもお伝えした通り、仕事でミスばかりしてしまうのは、故意ではありません。また、誰にでも起こり得ることであり、それだけすべてを完璧にこなせる人はまずいません。
それでも、仕事に対して真摯に向き合い、自分なりに精一杯努力している人こそ、仕事でミスしてしまうと自分で自分を責めているところがあります。これは自分ではあまり気付きにくいかもしれませんが、自分の中で負の連鎖を引き起こしていると言えます。
そのため、このように自分を責め立てることをせず、失敗こそ次なる成功へのカギとなるため、失敗したことを深く反省し、改善点を見出したら、改めて気持ちを切り替え、次なる仕事に自分の精一杯の力を発揮していきましょう。
楽しいことをしながら過ごす
自分が行うべき業務を注意深くこなす中で、次々とミスしてしまう時は、自分の中に見えないストレスが蓄積されている可能性があります。
そのため、仕事のことを忘れることができるような自分の趣味に没頭してみたり、映画鑑賞、またショッピング、旅行など、自分なりのリフレッシュ方法を実践してみてください。
自分の中で「楽しい」と思えることを行うだけで気持ちがクリアになり、仕事上でのストレスから解放される瞬間を実感することができるでしょう。
このように、仕事でミスが続いてしまう時は、自分の中に見えないストレスが蓄積され、それが極限の状態を迎えることを意味していると捉え、一旦小休止で自分の気持ちをリフレッシュさせるようにしてください。
そうすることで気持ちを新たに持つことができるだけではなく、物事をプラスに捉え、毎日を楽しみながら過ごすことができるようになるでしょう。
友達や家族に話を聞いてもらう
極限状態にまで陥った時、そこから抜け出したいと思っても、落ち込む度合いも酷い時は、自分の思いを吐き出し、信頼おける友達や家族に胸の内を話してみましょう。自分の思いを聞いてもらえるだけで気持ちが楽になることもあります。
特に信頼できる友達は、自分と合う価値観を持ち、悩みに対して的確なアドバイスをもらえる可能性があります。一人で考え、思い悩むのではなく、友達や家族に相談するという選択を行うことをおすすめします。
仕事のミスはできるだけ未然に防ごう!
仕事でミスばかりする人には様々な特徴が見られることが分かりました。また、ミスをしてしまう原因、さらにミスをした時の謝罪や対処法の他、ミスを予防するための対策法まで様々な情報をご紹介しました。
自分の周囲に仕事でミスばかりする人がいる、あるいはもしかすると自分がそれに該当するかもしれないと感じる方は、ぜひこの記事でご紹介した情報を参考に、仕事上でのミスを未然に防ぎ、円滑に業務を行っていきましょう。