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誰もが憧れる「エルメスの腕時計」に秘められた魅力とは

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世界最高峰の皮革製品を扱うブランドとして名を馳せるエルメス。バッグや香水だけでなく、腕時計の品質に関してもトップクラスです。

誰もが納得するステータス性はもちろん、スイスメイドの機構や一流ブランドならではのデザインセンスなど、時計の総合点が非常に高水準。幅広いシーンで愛用できます。

ここでは、そんな「エルメス(HERMES)」の腕時計について紹介します。

エルメスの腕時計の解説

「馬具製品」を扱うブランドとしてスタートしたエルメス

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エルメスの創業は1837年。創業者のティエリ・エルメスが、フランスのパリで馬具工房を開設したのが始まりです。

馬具職人だったティエリ・エルメスは、優れた技術力で魅力的な馬具を製作。1867年にはパリ万博の馬具部門にて銀賞を受賞し、あのナポレオン3世や、ロシア皇帝から寵愛を受けました。1982年には、のちの「バーキン」の原型となる馬鞍を収納するためのバッグを手がけています。

馬から自動車の時代に突入することをいち早く察知したエルメスは、20世紀に入るとバッグや財布などのレザー製品へと事業を方針転換。この予見が見事に的中し、高級皮革ブランドとしての地位を確立しました。

エルメスの腕時計製造の歴史

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エルメスが最初に時計を制作したのは、当時主流だった懐中時計にレザーストラップを装着させた「ブレスウォッチ」です。1920年には本格的な腕時計製作にも参入し、ジャガー・ルクルトやユニバーサルなどスイスの時計メーカーと提携。1928年には「ベルトウォッチ」を発表しました。ゴルファー向けに製作されたベルトウォッチは、ウエストベルトのバックルに文字盤を隠すことで衝撃から守るという画期的な代物でした。

1978年にはスイスのビエンヌに時計製造のための子会社「ラ・モントル・エルメス」を設立。エルメス(HERMES)の頭文字である”H”をモチーフとした「Hウォッチ」やアルソー、クリッパーなどの名作腕時計で成功を収めます。

革製品や時計、ジュエリー、香水、食器に至るまでさまざまなアイテムが世界中で愛用されているエルメス。しかし現在でも馬具工房がルーツであること表す「四輪馬車」と「従者」のロゴを採用し、創業時の精神を受け継いでいます。

スイスメイドにこだわるエルメスの腕時計の特徴

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エルメスの時計の魅力は、やはり革の素材の美しさ。世界最高峰のレザーアイテムブランドだけあって、革ベルトの発色や質感は他に類を見ないほどの上質な雰囲気を備えています。

斬新なデザインも魅力のひとつで、名門のファッションメゾンらしい洗練された外観が人気を博しています。時計専門の子会社をスイスに設立するだけあって、製造技術の高さも見事なもの。エルメスが持つファッション性に、優れた耐久性と実用性がプラスされています。

「美しい作品には機能が伴っていなければならない」というのがエルメスの創業以来変わらないコンセプト。腕時計においても、その哲学が見事に体現されています。

エルメスの腕時計を愛用している有名人

■メドール

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エルメスは誰もが知るラグジュアリーブランドだけあって、多くの有名人が愛用しています。

三代目J Soul Brothersの登坂広臣さんと岩田剛典さんは、エルメスのメドールを愛用。このモデルはセレブの間で非常に人気で、木村拓哉さんや、トップスタイリストの野口強さんも着用しています。

エルメスの腕時計の評価

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エルメスは、時計専業ブランドではなく、あらゆるアイテムを取り扱うファッションブランド。それにもかかわらず、時計愛好家やマニアからも高評価を獲得しています。

エルメスに限らずカルティエやブルガリ、シャネルなどの一流メゾンは、その資金力を活かして下手な時計メーカーよりも時計製造に力を注ぐことができます。時計の本場であるスイスに専用子会社を設けるエルメスの腕時計は、玄人の目から見ても高品質です。

一般的な知名度に関してもトップレベルです。タグ・ホイヤーを知らない人でも、エルメスは耳にしたことがあるはず。男女ともにステータス性は抜群です。そういった意味で、玄人はもちろん一般層にまで受け入れられる腕時計だと言えるでしょう。

エルメスの定番シリーズ紹介

Hウォッチ

1996年に誕生し、現在のエルメスのウォッチコレクションの代表作品とも言えるシリーズです。

その名が表すとおり、エルメスの頭文字である”H”をモチーフとしたケースデザインが特徴。ケースの大きさによって2種類に分けられます。

21ミリ四方の「PM」シリーズは小ぶりでクラシックな雰囲気を、サイズの大きい32.2ミリ四方の「TGM」は、象徴でもあるHの文字の印象を強調できます。

登場以来圧倒的な人気で、ブランドのアイコン的存在のコレクションです。

Hウォッチ シルバー文字盤 HH1.210.260.UNO

ケース幅21ミリの小ぶりなケースが上品な印象を演出するHウォッチです。

丁寧に磨き上げられた「H」のケースがラグジュアリーな光沢感を放つのが魅力。リューズにもHの文字が配されています。

アラビア数字のインデックスもミニマルで、統一感が図られているのも注目のポイント。文字盤にはさり気なくギョーシェ装飾が施されています。

ケースバックには、エルメスを象徴する「馬車と従者」のブランドロゴを刻印。レザーベルトには、バーキンやケリーバッグといった最高級の革製品に使われる「エルメスレザー」を採用しています。

エルメスレザーは他にはないなめらかな肌触りに加え、耐久性も抜群。単体で見ると派手な印象に見えますが腕に巻くと落ち着いた雰囲気を醸し出します。最高級の素材を贅沢に使っており、エルメスらしい上品さが感じられる名品です。

評判・口コミ

品があり手元が上品に見え良かった。
仕事使いに最適で平日使用にしている。

引用元:Amazon

アルソー

アルソーは、1979年に登場したエルメスのロングセラーシリーズです。

モデル名のアルソーはフランス語で「鐙(あぶみ:乗馬の際に足を乗せる部分)」を意味し、ブランドのルーツである馬具製品にインスパイアされていることが窺えます。

デザインしたのは、1960年以来エルメスのトップデザイナーとして腕を振るってきたアンリ・ドリニーという人物。発売から40年近くが経つ今なお永遠の定番モデルとして、”エルメス・スタイル”を体現し続けています。

アルソー ホワイト文字盤 AR5.720.130/MNO

白文字盤に2針と日付カレンダーのみという、シンプルかつフォーマルなドレスモデルです。

鐙の形を思わせるケースデザインに流線的なシルエットが特徴で、モダンな雰囲気とアンティークな雰囲気を兼ね備えています。

独創的なインデックスも人気の理由。アーチを描く流れるようなアラビアインデックスで、手書きのような数字が上品な印象を演出します。時計中央に向けられた数字の「方向」も珍しいですが、「6」だけは逆方向を向いており、視認性も考慮されています。

1978年の発表以来、伝統的なデザインの良さはそのままに、現在の感性に合うようアップデートされ続けている、エルメスの真骨頂を感じられるアイテムです。

アルソークロノ ブラウン文字盤 AR4.910.332.VBE

アルソーならではの鐙のケースデザインを活かしつつ、クロノグラフで男らしさをプラスした1本です。

3つのサブダイヤルを備えており、30分積算計と12時間積算計、スモールセコンドを搭載。メインインデックスと同じように、サブダイヤルのインデックスも流線的なフォントを採用しています。

小ぶりなリューズと、丸くて愛嬌のあるプッシュボタンも特徴的。薄型のケースやリーフ針を採用することで、クロノグラフながら無骨になりすぎないようバランスが取られているのが魅力です。

クリッパー

1981年に誕生したクリッパーは、エルメスというブランドの世界観を感じられるシリーズです。

ケースや文字盤のデザインは、19世紀に活動していた3本のマストが付いた大型帆船の舷窓をイメージ。独創的なケースフォルムだけでなく、ブランドの頭文字である”H”の文字が連なったブレスレットもエレガントです。

上品さとユニークさが詰め込まれており、エルメスの腕時計の中でも確固たる人気を誇っています。

クリッパー グレー文字盤 CP2.810.230.4964

クラシックな舷窓のベゼルに、モダンな黒文字盤が絶妙な相性を発揮している1本です。

6本のビスが留められたようなベゼルは独創的でありながら、奇抜さを抑えた落ち着いた印象。「H」を連ねたエルメスだけのステンレススチールブレスレットとの一体感を演出しています。

9時位置には小ぶりな日付カレンダーを搭載しており、実用性も充分。文字盤にはギョーシェ加工が施されています。

サファイアクリスタルの風防は耐久性だけでなく透明度も高く、抜群の視認性を実現。デイリーシーンからビジネスシーンまで、幅広いシチュエーションで愛用できる腕時計です。

評判・口コミ

別の時計を使っていた40代の夫の時計がもう4度も壊れたので、
オーバーホールをあきらめこちらを購入。
デザインや機能がシンプルで使いやすく
また文字盤も程良く艶消しのダークグレーできれいです。

引用元:Amazon

クリッパーダイバークロノ グレー文字盤  CP2.941.230.4963

エルメスのコレクションの中では珍しい、ゴツゴツとした無骨な雰囲気を発揮するダイバーズクロノグラフウォッチです。

プロのダイビングにも使用できる200mの防水性能と、本格的な逆回転防止ベゼルを搭載しています。44.6ミリのデカ厚ケースに3つのサブダイヤルが非常にダイナミック。リューズやプッシュボタンも大きく、力強い印象です。

ケースバックに関しても、エルメスでは珍しいサファイアクリスタルのスケルトン仕様を採用。ムーブメントを鑑賞することができます。青焼きされたネジや、「H」の文字が敷き詰められた自動巻ローターなど、細部にまで手を抜かないエルメスの造形美は圧巻のひと言。

カジュアルユースからアウトドアまでガシガシ使える名機です。

評判・口コミ

ずっしりと存在感がある時計です。
デザインとカラーに一目惚れで購入しました。
エルメスの大きく立派な木製のBOXに入ってます。
自動巻きの時計で、ゼンマイで動いている音がまた良いです。
本当に良い時計で良い買い物をしたと思います。

引用元:Amazon

まとめ

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エルメスは、もはや説明不要の超名門ブランド。そのブランドネームだけで男女問わず魅了できてしまいます。

しかし本当に驚くべきはその品質。スイスの工房で作られたケースやムーブメントのクオリティは、ファッションブランドの域をはるかに越えています。

ステータス性を求める人にはもちろん、本物志向の愛好家にもおすすめできるブランドです。

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