2019/03/14

時計愛好家にも一目置かれる「ロンジン」の腕時計の魅力とは

https://www.pinterest.jp/pin/848717492249763526/

どんな時計ブランドも、人によって好き嫌いが分かれるものですが、ロンジンは万人に愛される珍しいブランドです。

老舗スイスブランドとして確かな機能性とデザインを備えながら、ロレックスやオメガ、タグ・ホイヤーほど高価ではないのも特徴。本格的なスイス時計を適正価格で手に入れたい人に狙い目のブランドだと言えるでしょう。

ここでは、ロンジンの魅了やおすすめのモデルについて紹介します。

ロンジンの解説

ロンジンの時計の歴史

https://www.pinterest.jp/pin/801288958673135747/

ロンジンは、180年の歴史を誇るスイスの名門ブランド。設立は1832年で、創業者のオーギュスト・アガシがスイス・ジュラ山脈の谷間に開けた小さな町サンティミエで時計製造販売会社の共同経営者に就任したのが始まりです。

「アガシ商会」の名でスタートした事業は、1850年代半ばに甥のアーネスト・フランシロンへと受け継がれました。当時の時計製造はとても非効率的で、各地の時計職人がそれぞれの自宅で部品を組み立てるというものでした。

フランシロンは1866年、「レ・ロンジン(Les Longines)」と呼ばれる場所に向上を設立し、ちりぢりだった時計職人を一箇所に集めて時計を製造するシステムを考案します。つまり、現在で言うところのマニュファクチュール(自社一貫製造)の体制をスイスで初めて確立したのでした。

https://www.pinterest.jp/pin/681169512362388458/

また、時計という製品にブランド名やロゴマークを配置して付加価値を与えたのもロンジンが先駆者でした。ロンジンという名は、工場の設立地が由来であるとともに、フランス古語で「花溢れ小川流れる野原」という意味もあります。そして、有名な「翼の砂時計」のロゴマークは、スイス時計界で最も古いブランドロゴであると言われています。

一貫製造のスタイルを完成してからほどなくして、ロンジンの時計はパリ万国博覧会で銅賞を獲得します。1885年のアントウェルペン万国博覧会では初のグランプリを受賞。その後もロンジンさまざまな博覧会で栄誉に輝き、1929年には通算10回目のグランプリを受賞するという偉業を達成しました。

特徴・こだわり

https://www.pinterest.jp/pin/318629742379976097/

ロンジンの時計の特徴は、長い歴史で培われた洗練された「デザイン」です。

特にロンジンを象徴するのが、パイロットウォッチ。1927年に大西洋単独横断無着陸飛行という世界初の偉業を達成したパイロット、チャールズ・リンドバーグ氏との逸話は、ロンジンを語る上で欠かせないほど有名です。

前人未到の長距離飛行を達成するため、リンドバーグ氏は自身の経験に基づいた計器を考案。そのアイデアを具現化するためにパートナーとして支えたのが、ロンジンでした。こうして共同開発によって1931年に誕生したのが、名作「アワーアングル・ウォッチ」です。

https://www.pinterest.jp/pin/297659856615091176/

航空計器の黎明期だった時代において、ロンジンのパイロットウォッチは飛行士たちの必需品となりました。航空機の現在位置を把握できる文字盤や、グローブを嵌めたままでも操作できるリューズなど、機能を叶えるデザインも見事なものです。

ロンジンの腕時計には、このように後世の腕時計のお手本となるような洗練されたデザインのものが非常に多いのです。また、「アワーアングル・ウォッチ」をはじめとする多くの名作モデルが現在でも機能とデザインを継承しながら制作され続けています。