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愛とは何か?恋との違いや愛を育む上でのヒントをご紹介!

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何気なく「愛とは一体なにか」と考えたことはありませんか。愛と恋の違いも分からず、今自分が抱いている感情が本当に愛なの?と不安に感じてしまうこともあるはずです。この記事では愛の本質部分に言及し、愛と恋の違いや、愛を育む上でのヒントをご紹介していきます。

愛とは何か?

辞書による愛の定義は「親子、兄弟などがいつくしみ合う気持ち」「生あるものを大切にする気持ち」「恋愛対象として特定の人を愛しいと思う心」などが挙げられます。

一概に愛とはこれだ、と決めつけることはできませんが、親や兄弟、恋愛感情で異性に対する気持ち、ペットや動物を大事に思う気持ちや物を丁寧に扱う様子も愛と言えます。

愛とは何か①気持ち

愛の対象は幅広く、愛おしく思う感情は概ね愛と呼べます。例えば、いつも身近にいる存在の家族や友人を愛おしく思う気持ちはもちろん、特定のタレントやアーティスト、スポーツチームを応援する気持ちも愛です。

対象は人だけでなく、毎日育てている植物や家族の一員でもあるペットに対する気持ちも愛でしょう。愛おしいと思える気持ちは愛の一種です。

愛とは何か②特色

相手を想っての行動や感情は愛と呼ぶことができます。相手を思うが故に、自分を犠牲にしてまでも相手を優先することはありませんか。ケガや病気で苦しむ姿を見て、自分の時間がなくなってもいいから支えてあげたいという想いは、愛があるからこそ生まれる感情です。

他にも「喜ぶことをしてあげたい」と、こちらに何もメリットがなくても無条件に相手に尽くす気持ちもあります。笑顔が見たいから、楽しんでほしいからと、喜ぶ姿を見て満足できるのは見返りを求めない愛と言えます。

愛とは何か③愛のある場所

上記で紹介した通り、愛は身近にあります。家庭、友人や恋人と過ごす時間、誰かを想っている時間、そのすべての場所に愛は存在していたのです。また、自分が長く過ごした土地や故郷に行くと懐かしい思い出に浸ることはありませんか。その愛着も愛の一種であり、愛の形は1つではありません。

愛と恋の違いは何か?

多くの方が愛と恋の違いをはっきり理解している方は少ないのではないでしょうか。区別をつけるのが難しい部分ではあります。分かりやすく説明すると、恋は一方通行であり、愛は相手からの感情を受け止め、その上で愛おしく思うことです。

気持ちが通じ合っているという部分が恋との違いです。どちらにも好き、愛おしいという感情に差はありませんが、恋は付き合って初めて愛に変わるということでしょう。

女性が恋したときの状態

ふと友人から「キレイになったけど恋してるの?」と言われた経験はありませんか。なぜ恋をすると、それが周りにバレてしまうのでしょうか。それは自然と見た目や行動、性格が変化しているからです。

女性は恋をすると、脳内で女性ホルモンが活性化し、見た目が大きく変わります。好きな男性のために可愛くなりたいと思い、美意識が高まりメイクや髪型を変える行動を起こします。そこに好きな男性を想う胸の高鳴りから、ポッと魅力的な笑顔が増えるのです。

見た目の変化は好きな男性のために自分の意思を持って努力する部分ですが、恋をしたことで自然と笑顔が増え、キレイになったねと言われるようになるのです。

男性が恋したときの状態

女性はまず自分の見た目を意識し、すきな男性のために頑張ろうとします。男性の場合は、女性と違って四六時中、恋愛感情が中心にあるわけではありません。好きな女性はいるけど、趣味や仕事も大事と考えている方が多いです。

本能的に男性は女性を求める傾向にあります。しかし絶対的な位置付けで恋人になってほしいと考えるのは、特別な意識を抱いていると言えます。それが男性の恋です。

男性は好きな女性にほど、自分の本心を話したいと思っています。子孫繁栄のために自分の弱い部分を誰にでもさらけ出すのは役に立たないと、本能で判断しています。男性としては相手の警戒心を解くために、あえて弱さを見せるのです。

よく耳にするけど?「恋に恋する」とは?

恋に恋するという言葉をよく耳にする方も多いはずです。だけど実際にどういう意味なのか?と、疑問に思ったことはありませんか。普通の恋は、好きな異性のことをもっと知りたいと思ったり、一緒にいると緊張してしまったり、相手のことばかりを考えてしまう状況になります。

しかし、恋に恋する方は、恋をしている自分に満足して自己完結しているタイプです。漫画などで恋に憧れを抱き、これが恋か!とその状況に満足してしまうのです。そのため実際に付き合うまで発展したら、急に気持ちが冷めてしまうなんてこともあります。

愛と恋の違いを知ってみたい⁈

愛とよく似ている恋ですが、大きな違いは一体どのような部分なのでしょう。誰かを好きになるという点は愛も恋も同じです。よく「愛は真心、恋は下心」と言われます。漢字を見ると愛は真ん中に心が、恋は下に心があることから、このように表現されています。その点も踏まえ、解説していきましょう。

愛と恋の違い①恋は恋愛感情

愛の対象は幅広く、様々な場面で使う言葉ですが、恋を使うのは恋愛においてのみです。好きな相手に対してドキドキしたり、もっと一緒に居たいと欲したりする恋愛感情が恋です。そこに相手の感情は関係ありません。自分が特別な存在であってほしいという、突如表れた自分本位な部分が強い感情と言えるでしょう。

お互いに信頼関係や絆があってこそ愛は生まれるものであり、落ち着いたあたたかい印象です。一方恋は高揚した感情があり、自分本位な気持ちのままでは恋が愛に変わらず終わる、なんてことも珍しくはありません。

愛と恋の違い②恋は自己満足

よく愛は自己犠牲で、恋は自己満足と表現されることが多いです。愛の場合、自分の感情は後回しで相手を優先します。人間だれしも自分が大切ですから、自己犠牲を払うのは特別な感情がなければできません。

それが恋の場合、相手のことを考え優先した行動に見えて「良く思われたいから」「好きになってもらいたいから」と、見返りを求めている欲が生み出した行動です。要するにそれは自己満足であり、恋する自分の感情を相手に押し付けている結果になっています。

愛と恋の違い③恋には下心がある

先ほど説明した通り、愛には真心、恋には下心があると言われています。真心とは「偽りや飾りのない真剣に尽くす心」を意味し、下心は「表には出さない、ひそかに心の中で考えている本音」と辞書に記されています。

下心には見返りを求めてしまう部分があるのです。恋は相手に振り向いてほしい一心で努力し、相手に尽くします。その分思い通りに応えてくれないと「こんなに頑張っているのに全然振り向いてくれない…」という感情が出てきます。

これが下心です。本当は自分と同じ恋心を抱いてほしいという期待や要求、そして見返りを求めているのです。恋する気持ちを愛と勘違いする方もいますが、本来愛は無償なものであり、純粋な真心から生まれます。「あの人が笑顔だと私も幸せだ」と、自然と幸せを願えるものです。

愛を感じるときとは?

時々、自分は誰からも愛されていない、愛されたことがないと不安になったことはありませんか。そんなときは周りを見渡してみましょう。意外にも様々な部分に愛は隠れていて、自分では気付いていないだけかもしれません。

愛を感じる瞬間①辛いとき

辛い出来事があった時や、トラブルに巻き込まれてしまった時、一人でいるよりも誰かがそばにいてくれるだけで安心しませんか。一人で居ても落ち込むだけで、どんどんネガティブな考えを持ってしまいます。

そこに励ましの言葉がなくても、一緒にいてくれるだけ、話を聞いて相槌を打ってくれるだけで気持ちが楽になるはずです。辛いときに一緒に居てくれる方は自分を「支えたい」と思ってくれている証拠です。

誰かが辛いときに一緒にいるという行動は、簡単にできるものではありません。ネガティブな感情が移ってしまうかもしれないし、見返りはもちろんないです。にもかかわらず、純粋にそばにいてくれる方は大事な存在であり、愛ゆえの行動であることを忘れてはいけません。

愛を感じる瞬間②大事にされたとき

「大切にされている」と感じた時、同時に「愛されている」とも感じませんか。例えば「約束は守る」「自分のふとした発言を覚えていた」「特別な日のサプライズ」「体調が悪いときの看病」などです。

約束を守ったり、体調が悪いときに看病したり、それは当たり前と思うかもしれません。でも自分の時間を犠牲にしてまで起こす行動というのは、大事に思う愛がなければできないはずです。

愛を感じる瞬間③自分ことを理解されたとき

自分のことを理解されたときは素直に嬉しいものです。自分の事実ではない悪い噂が広まり、周りの人が離れてしまったとします。その時に一人でも「あなたはそんな人間じゃない。噂は嘘だよね」と、自分を理解されたら、そこに愛を感じませんか。

普段からの信頼関係や絆がしっかりと構築されていれば、すんなり理解してくれるでしょう。元々愛があったと言えますが、改めて実感できる瞬間です。

愛を感じる瞬間④無償の愛情

無償とは「報酬がない、対価を払わない」を意味します。要するに、何も見返りのない愛情です。例えば、恋人が自分と同じくらい、家族や友人に優しく接してくれるという行動が良い例です。愛する人の周りも大事にする姿勢は、愛がなければそう簡単にできません。

また、親子の場合「何よりも子供を優先する」のも無償の愛情です。親は子供から報酬を一切求めていません。元気に健康で育つことが何よりも嬉しいのです。自分に何も特がなくても子供を優先したい、親にとって子供の存在そのものが愛と言えるでしょう。

愛とは何か?形があるの?

愛は幅広い対象に向けてのもので、一概にこれとは言えません。大きく分けて4つの形があります。

【テイク・アンド・テイク】

これは一方的に注がれる愛のことです。分かりやすい例を挙げると、母親と赤ん坊の関係です。赤ん坊からは何も見返りを求められませんが、母親は一方的に愛を与え続けます。それでも母親からしたら自分の赤ん坊は愛おしい存在であり、むしろたくさんの愛を注ぎたいという愛の形です。

同じテイク・アンド・テイクでも危険なパターンもあります。とあるカップルの女性が男性に尽くしすぎるという愛の形です。お金を渡したり、言いなりになったりと「自分が支えてあげないと」という一種の依存関係です。このパターンは真心的な愛の形があるのか疑問になってきます。

【テイク・アンド・ギブ】

テイク・アンド・ギブは条件付きの愛の形です。例えば、相手に好きと言われたから付き合うという受け身のパターンです。付き合い始めはうまくいくかもしれませんが、少しのトラブルで破綻しやすい関係とも言えるので、あまり長続きはしないでしょう。

【ギブ・アンド・テイク】

この言葉自体はよく耳にするのではないでしょうか。ギブ・アンド・テイクは、こちらが愛を与えれば、その分相手も見返りとして愛をくれるという関係です。一見、良い関係なのでは?と思いがちですが、実は駆け引きを伴う関係と言えます。与えなければ、相手からも得られないという意味なので、本来の愛の形とは言いづらいです。

【ギブ・アンド・ギブ】

ギブ・アンド・ギブは条件のない愛の形であり、一番理想的と言えます。見返りを求めず「自分が与えたいから」「喜んでほしいから」ということを考えて愛を注ぐので、お互いがこの気持ちを持っているカップルは長続きするでしょう。

カップルだけでなく、多くの人間関係でギブ・アンド・ギブが生み出す素敵な関係を築けると良いです。

愛をはぐくむために必要なことは?

周りにある愛を見逃さず、愛をはぐくんでいくために必要なことがあります。

  • 些細なことにも感謝する気持ち
  • 相手に自分の理想を押し付けない
  • 欠点にも寛容な気持ちで
  • 愛情を伝える

常日頃、日常にある小さな幸せを当たり前と思っていませんか。食事の準備をしてくれて当たり前、掃除、洗濯をするのも当たり前などと考え、傲慢な態度を取っている方もいるのではないでしょうか。それらすべては支えてくれている愛の形です。小さなことにも感謝する気持ちを忘れないようにしましょう。

また、自分の感情を相手に押し付けるのも違います。相手の意見を尊重し、お互いを理解し合うことも必要です。特に長い時間ともに過ごす相手に対しては、欠点が見えてくるとイライラしてしまうこともあるはずです。しかし、完璧な人間はいません。寛容な気持ちで欠点をやみくもに攻めるのはやめましょう

一番大切なのは、積極的に愛情を伝えていくことです。愛情を伝えられて嫌な気持ちになる方はいないはずです。愛を伝えることで、相手は喜び幸せな気持ちでいっぱいになります。そうすると相手も、自分に対しての愛情がどんどん育まれるでしょう。

愛する気持ちは積極的に伝えよう!

愛とは何か?恋と愛の違いや、愛をはぐくむ上でのヒントをご紹介しました。愛にも様々な形があり、その対象は幅広いことが分かったのではないでしょうか。小さな愛から大きな愛まで、自分では気付かないだけで日常に愛は溢れています。その愛を蔑ろにせず、積極的に愛する気持ちを伝えてはぐくんでいきましょう。

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