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モチベーションを上げる方法とは?モチベを維持するコツから上がる言葉もご紹介!
何事か為そうとするときには、必ずその原動力、つまりモチベーションを欠かすことはできません。一時ではなく、達成のために長期間維持するためには、都度向上させる方法を覚えておく必要があります。今回は、モチベーションを維持、上げる方法から言葉までご紹介します。
目次
モチベーションを上げる方法とは?
自分が持っている目標を達成するには、モチベーションの向上、維持が必要にして不可欠です。しかし、内発的に動機づけをするのは誰でも簡単にできる訳ではありませんから、効果的な方法を覚えておくべきです。
モチベーションを上げる方法①目標を小分けする
まず、目標を小分けにする方法があります。自分の目標をしっかりと持つのは、モチベの向上をする為の前提条件とも言えます。明確化するのは、なぜ自分がいま努力しているのかを頭で理解する為です。
そして、いきなり大きな目標を掲げたとしても、そう簡単に達成できるものでは無い筈です。理想が高すぎたために未達成というのも十分にあり得る話ですから、まずその目標を分解し、複数の小さな目標へと変えるのです。
過程で達成するべき内容に小分けにして、全体で最初の目標を達成する形にします。それぞれの目標を達成するのは自らの成功体験にもなり、自信がどんどん付いていきます。
モチベーションを上げる方法②原因を分析して改善する
続いては、原因を分析し改善するものです。言葉で言えば非常にシンプルなものではありますが、この原因というのは中々モチベーションが向上しない場合の原因を明確にさせるのです。
人によって、気力が出ない理由は様々です。明確な目標を定められていない、逆に高すぎる理想を持っている、そもそもやりたい事をやっていないなど、個々人で別の方向を向いています。
こういった原因を明確化させれば、自ずと対策の仕方も見えてくるはずです。対策とはすなわちモチベーションアップのための改善方法ですから、それぞれに合った仕方が分かるでしょう。
モチベーションを上げる方法③リフレッシュを入れる
適度なリフレッシュを入れるのも、モチベーション維持に大切な方法です。毎日しっかり頑張るのも非常に重要かつ素晴らしくはありますが、人間一人のキャパシティや体力には誰でも限界が存在しています。
休みなく動き続けていれば当然体、そして心に疲労がたまっていきますし、疲弊した状態では自分の能力もうまく発揮できず、やる気を出すのも難しくなるのが予想できます。
疲れているのを自分で自覚しているのであれば、自発的にリフレッシュし、体と心を休めるべきです。こういったエネルギー回復のタイミングを見極めたり、その方法を確立するのも大切です。
モチベーションを上げる方法④まず5分間だけでもやってみる
自分が今やるべき、やらなければならないと分かってはいるけれど、中々腰が重くて動けないといったシーンは、誰にでもあるでしょう。そんな時には「まずは5分だけ」と思ってやってみるのです。
仕事であっても趣味であっても、勉強であっても共通しているのですが、何をするにしても最も強い意志を必要とするのは最初に動き出すときとされています。
明確に5分という時間を設定して、その時間だけでもいいからやってみよう、という小さな目標を立てるのです。一度動き出してしまえば、日ごろ面倒に感じる掃除などと同じく意外にも続くものです。
モチベーションを上げる方法⑤とにかく始めてみる
方法として非常に抽象的な方向によっているかもしれませんが、とにかく始めてみるというのも立派なモチベーションアップと維持の方法になります。特に、やる気は出ないけれど期限が定まっているシーンなどでは効果的となります。
日常の生活の中でも、部屋が散らかっていてこのままでは人にも見せられない、と思ったので取り掛かった掃除が、いつの間にか目には見えなかった部分などもやっていて、気づけば本格的な掃除に入っていたという経験もあるでしょう。
先に挙げた5分だけでもやる、といった考え方と同じく、とにかく動き出すというのが重要です。そうすればたとえその5分が経過しても、キリの悪いところで終わるのは嫌で「ここまではやろう」という気持ちにシフトしていきます。
なぜモチベーションが上がらないのか?
やるべき内容は分かっているけれど、どうしても気力が出てこない、体を動かせないというのは、誰でも経験がある話です。やる気そのものの重要性は分かっているのになぜ出せないのかという原因には、共通しがちな点がいくつか挙げられます。
理由①目標が不明
まず、掲げている目標が不明瞭になっているのが挙げられます。そもそもモチベーションというのは、人間が行動を起こすときに持っている意欲、すなわちやる気の事です。
自分がやりたい事であったり、向かいたい方向が定まっているのであれば自ずとそれらは湧き出てくるものですが、反対にそれが明確になっていないのであれば、どう頑張ればいいかも何に取り組めばいいかも分からないので、気力が出ないのも当然です。
漠然とその状態のままでモチベーションを上げないと、と考えていても、行動に移すのは非常に難しい話です。その為、何を目指しているのか、どこに行きたいのかなどの目標の明確化が重要なのです。
理由②やっていることが魅力的じゃない
続いては、取り組んでいる内容に魅力を感じられていないから、というものです。運動であっても仕事でも勉強でも、その内容に自信が魅力を全く感じていないのならば、気力が出なくなります。
考えてみれば当然の話ですが、人間は魅力的と思わないものに関しては続けようという気持ちを持てません。何となくで続けていては、それは当たり前になり魅力的とは全く思えません。
所謂、マンネリ化した状態というのと同義です。どうしても気力が上がらないのは、自分が好きと思えないのにやり続けているからかもしれませんから、一度見直してみる必要があるでしょう。
理由③目標が高すぎる
逆に、自分が掲げている目標があまりにも高すぎたりすると、同じようにモチベーションを維持するのが難しくなります。勿論、高いと思える、思われるほどの目標を持てるという事それ自体は全く悪いものではありません。
しかし、問題はその目標が自分の今の能力などと噛み合っているかどうかなのです。簡単には達成できないものですから、そこにたどり着く過程の中で困難さを実感し、無理と思えてしまう時があります。
どれだけ頑張っても目標に近づけていない気がする、成果にならないとなれば、最初こそモチベーションを高く持っていたとしても、だんだんとそれが減少していってしまうのです。
モチベーションを上げて維持するコツを掴もう!
人によって、自分がやっている内容が全く好きとは言えないものであったり、目標そのものが定まっていないなどやる気を出せない理由は様々です。そして、それを上げる方法も同じく色々とありますが、維持をする為にはそのコツも抑えるべきです。
コツ①目線を変えて取り組む
まず、自分の目線や視線を変えて取り組むというのがコツになります。これはどちらかというと物理的な目線を変えるものであり、仕事であれば普段よりも椅子の高さを高くして取り組んでみるのです。
自分が行ってみたいところがあるならば、その写真を自分のデスクの上に置いてみたり、推している人の写真を置いてみても良いでしょう。目から入る情報は様々ですが、その分ダイレクトに脳へと影響するとされています。
ずっと同じ景色を見続けていれば、人間は飽きてしまうものです。だからこそ、好きな物、人を歯科医に入れ続けたり、椅子の高さを変えるといった変化を加えるだけでも、気力には思っている以上に作用します。
コツ②自分ご褒美を作る
続いて、自分に対してのご褒美を用意するというコツです。今取り組んでいる内容に対してどうにも達成感を覚えられなかったり、対価が分不相応と感じているのなら、自分で自分用の対価を用意してあげるのです。
気になっていて食べたいと思っていたスイーツを買いに行ってもいいですし、行きたいイベントがあったのならばそれに参加するなど、どんなものでも良いのでやりたい、欲しいと思ったものに手を出します。
自分が今やっている仕事などに対してはそこまで魅力を感じなくとも、自分で用意しているご褒美には間違いなく魅力を覚えられるはずです。
コツ③下がった時の対処を決めておく
もしモチベーションが下がったらどうするか、という対処法を前もって用意してくのも効果的となります。人の気力というのは波のようなもので、上がっていくときもあれば落ちてしまう時もあります。これは、誰でも同じ事が起き得ます。
上がっている時の維持の仕方ももちろん大切ではありますが、それ以上に下がってしまった時の対処法が確立されているかが重要です。周りの頼れる人への相談をする、気分転換の仕方を用意するなど、上げ方自体は人それぞれです。
重要なのは、何をすれば自分のモチベーションを上げられ、マイナスから元の状態に戻せるかを知っておくという点です。ルーティンとして決めておけると、素早く対処が可能になります。
モチベーションが上がる賢人の言葉
この世に名前を残した偉人と呼ばれる人たちは、時として人の心にグッと来させる名言と言える言葉を遺しています。もし気力が落ちてきたときには、そういった偉人たちの言葉を思い浮かべるのも立派な方法となります。
モチベーションが上がる言葉①イチロー
まずは野球選手のイチロー氏の言葉「小さなことを重ねることがとんでもないところに行く ただひとつの道」です。イチロー自身、基礎的な練習を繰り返し取り組むことによって、メジャーリーガーとして偉大な功績を打ち立てました。
ここから得られるのは、自分が出来る小さな取り組みを継続すれば、それがいつか大きな成果につながるというものです。普通の仕事であっても、これはどこにだって当てはまるのです。
モチベーションが上がる言葉②井上靖
続いては小説家の井上靖氏の言葉「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」です。その人それぞれの意見や態度をよく観ていれば、どんな事を考えているのかは割とすぐにわかるものです。
これを端的に表したのが井上氏の言葉であり、本気で努力をしていれば前向きな言葉を、違っているならネガティブな言葉が口に出るのです。今一度、自分のこれまでの言動を思い返してみてください。
モチベーションが上がる言葉③ジョージ・バーナード・ショー
「有能な者は行動するが、無能な者は講釈ばかりする。」とは、イギリスの劇作家、ジョージ・バーナード・ジョー氏の言葉です。英語では「He who can, does. He who cannot, teaches.」という端的な文で表されます。
言葉を垂れ流し続けるよりも、自分で動き出している人は、何事かを成しうるという意味を持っていると考えられます。戸惑うのではなく、勇気を持って一歩踏み出してみれば、あなたも有能な人間の仲間入りです。
モチベーションが上がる言葉④リンカーン
アメリカ大統領のリンカーン氏の言葉「意志あるところに道は開ける」です。南北戦争の勃発していた時代に国家分裂の危機を乗り越え、大統領として大きな成果を遺した偉人に数えられます。
誰であっても、長い様で短い人生の中において困難にぶつかったりするものです。そこで「どうせ自分には無理」と思うか「きっと自分ならできる」と思うか、すなわち捉え方次第で、その後の道は大きく分かれるのです。
モチベーションが上がる言葉⑤ボブ・マーリー
最後はミュージシャンであるボブ・マーリー氏の「自分の生きる人生を愛せ。自分の愛する人生を生きろ」です。自分の人生に対して、ハッキリと「愛せている」と言える人はどれだけいるでしょうか?
人生を愛せていると言える人間は、例外なく非常に魅力的に映るものです。ネガティブな方向にばかり考えてしまうのではなく、色々ある自分の人生を愛せるのなら、気持ちも前向きになっていくはずです。
モチベーションが上がるおすすめの書籍を紹介
モチベーションには、考え方などが非常に大きく関係してきます。となれば、他人の意見が詰まっている書籍を読むというのも立派な気力アップの方法となりますので、最後にお勧めの書籍をご紹介しましょう。
おすすめの書籍①道をひらく
まずは、松下幸之助氏著「道をひらく」です。氏は日本が世界に誇るパナソニックの創業者として知られており、この書籍は昭和43年に発刊されていて、520万部という大ベストセラーをたたき出しています。
自分に対して自信を失ってしまった時、運命を切り開きたい時、より仕事を向上させたい時等、何かしらの試練に直面している状況の中で、背中を押してくれる言葉が詰まっています。
おすすめの書籍②モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書
もう1冊は「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」です。Googleやドコモなど、13職あらゆるチームで学んだ若者に向けるモチベーションマネージメント書籍という立ち位置の本です。
昔と違い、物にありふれている現代においてどんな風に生きていけばいいのか、何を生きがいにして生きるべきかなどを教えてくれる本となっています。
モチベーションは目標達成には不可欠!
何かしらの目標を今有しているのであれば、モチベーションの向上、維持をする方法を確立するのは不可欠と言えます。是非とも自分なりの方法を確立してみてください。