記事作成日:

偉そうな人の心理や特徴は?ムカつく相手との上手な付き合い方を解説!

当サイトの記事には広告、アフィリエイトが含まれています。

男女問わず、偉そうな態度を取る人が周りにいて悩んでいる、ムカつくという人もいるのではないでしょうか。仕事などでどうしても関わらざるを得ない場合、どう対処したらよいか困ってしまうものです。

今回は偉そうな人の心理や特徴、付き合い方のコツまで解説していきますので、上手に対処していくための参考にしてみてください。

偉そうな人の態度の特徴とは

威張ったり上から目線だったりと、偉そうな人はどこにでもいるもので、あなたの周囲にもいるのではないでしょうか。また、意外と自分では気付かないうちに偉そうな態度を取っていて、周囲にそう思われている可能性もあります。

まずは偉そうな人にはどのような態度の特徴があるのか解説していきますので、周りの人やあなた自身に当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。

特徴①自己中心的

自己中心的で、自分さえ良ければそれでいい、と考えが強いのが特徴的です。協調性がなく、他人に迷惑がかかっても関係ないと思っています。自分の利益を優先するため、仕事面では評価に直結しそうな業務は率先して行い、場合によっては横取りすることもあるでしょう。

一方で、コピーなどの雑用や資料作りなど、評価に直結しないような業務はやろうとせず、他人に押し付けようとすることもあります。他人の気持ちや努力に配慮することがないので、自分勝手な態度が取れるのです。

特徴②自慢げ

自己顕示欲が強いため、認められたい、評価されたい、注目されたいという気持ちが強くあり、自慢げな態度を取ります。自慢することですごい、うらやましいと思われたり言ってもらうことで、優越感に浸りたいのです。

頑張ったことを褒めて欲しいため、黙っていられず自分から自慢げに話してしまいます。自慢話を繰り返したり、過去の成功をずっと自慢し続けたり、うまくいったことを大げさにアピールするので、周囲に煙たがれることも多いでしょう。

特徴③声が大きく威圧的

相手より上なのだということを相手や周囲にアピールしたいため、声が大きくなったり威圧的な態度を取りがちです。

意見を通したい、主導権を握りたいという気持ちも強いので、人が集まる場で話す際に自然と声が大きくなってしまうのです。特に、交渉の場や指摘するようなシーンで目立つ傾向にあります。

あなたの周りにも、そんなに大きな声を出す必要な無いのに大音量で話したり、誰かに教えたり指導する際に声が大きい、ちょっとしたミスにも怒鳴るといった方がいるのではないでしょうか。威圧的な態度を取るのも、相手より強い、舐められたくないという思いからでしょう。

特徴④人の失敗を責める

自分が正しい、優れていると示すために、必要以上に人の失敗を責める傾向にあります。自分の成功体験や独自の考えを自慢しながら、他人に説教するケースもあるでしょう。

もたもたしている人にイラついて上から目線で指示を出し、他人を動かしていることに優越感を感じることもあります。一方、人を褒めたり人の成功を認めることをしないのも特徴的で、ダメ出しばかりしてしまい、他人が成功すると嫉妬や妬みの気持ちが勝ってしまうのです。

特徴⑤常に腕や足を組んでいる

偉そうな振る舞いというのは仕草にも表れてきます。大きく見せたい、上に見られたい、すごいと思って欲しいという気持ちから、態度も大きくなりがちです。

常に腕や足を組んでいるのも特徴的で、会議や打ち合わせだけではなく雑談中も腕や足を組んで威圧したり、余裕を見せようとします。

特徴⑥周りを否定する

自分に自信が無いため、周りを否定することで安心感を得ようとするケースもあります。偉そうな人は自信家というイメージが強いですが、外見だったり性格だったり、持っているスキルに自信が無いという方もいます。

ただそれを認めたくないと思っているため、周りを「大したことない」と否定したり、周囲ができないから自分もうまくいかないと周りのせいにしたりするのです。

特徴⑦偉い人には態度を変える

上下関係を重視し権力や地位に敏感なため、人を自分より上なのか下なのかで判断し、相手の立場や地位によって態度を変えるという特徴があります。

部下や後輩など、目下の人には「なんでわからないの」「早くやって」など見下すような態度を取りますが、自分の能力が伴っていなくてもそのような態度を取るため、嫌われることが多いでしょう。

一方、上司や先輩の指示には素直に従い、媚びを売ったり必要以上に報告を入れたりします。目上の人に気に入られたり、強い関係性があることで優位に立っていると感じ、安心感を得られるのです。

偉そうな人の心理とは

では、偉そうな人はどうしてそのような態度を取るのでしょうか。自分優先で他人に厳しい態度を取るのには、さまざまな心理が働いています。偉そうな人の心理を理解しておくことは、上手く対処するためのヒントになりますので、ぜひチェックしてみましょう。

偉そうな人の心理①承認欲求が高い

褒められたい、認められたいという承認欲求が高い傾向にあります。能力のある優秀な人間なのだと思わせたいため、偉そうな態度を取って成功者のような印象を与えたり、自慢して認めてもらおうとするのです。

「他人の評価は関係なく、自分は自分だ」と自身の価値に確固たる自信が持てていないため、褒められたりうらやましがられたりなど、他人の評価によってしか自分の価値を確認できないのでしょう。

 

偉そうな人の心理②主従関係を作ろうとしている

初めて会う方や親しくない方に偉そうな振る舞いをするのは、主従関係を作ろうという心理が働いています。偉そうな人は弱い立場になることを嫌うため、まだ親しくなる前に威圧的な程度を取って無意識に自分が上だと認識させ、自分に従うように仕向けようとしているのです。

能力が伴っていない場合は特に、ありのままでは主従関係を築けないため、態度で相手を威嚇することで相手を下につかせ、自尊心を満たそうとします。他人に上から目線で支持をしたり指図をしますが、実力や地位が伴っていないために、周囲はイライラしてしまうでしょう。

偉そうな人の心理③プライド高い

プライドが高く、プライドを守るために偉そうな態度を取ります。常に上に立っていたいという気持ちが強く、見下されるのを極端に嫌います。

周囲からの助言や指摘にも耳を貸さず、自分の非を認めようとしない傾向にあり、自分のミスも他人に責任転嫁しようとします。非を認めることは負けることであり、プライドを傷つけられるため、素直に受け止めることができないのでしょう。

仕事などで周りの方が成績が良かったり自分の意見が通らなかったときにも、プライドが高く負けを認めるのは恥ずかしいために、「本当は自分の方が仕事ができる」「もっといい意見があったけど出さなかった」などと言って、負けを認めようとしません。

偉そうな人の心理④感謝の気持ちがない

周りへの感謝の気持ちがなく、感謝の気持ちを示すこともあまりありません。これは自分中心の考えを持っており、自分よりも下の人間が自分のために何かしてくれるのは当たり前だと思っているためです。自分のためにしてくれたことにさえ気付かないこともあるでしょう。

褒められたり評価されても、それは自分の力であって、周囲の協力に対する感謝の気持ちを持てないのです。うまくいったことがあると、自分が努力したから成功した、自分のおかげだ、と主張してくることも多い傾向にあります。

偉そうな人の心理⑤自分を大きく見せたい

偉そうな人は自信家ばかりではありません。相手より能力が低いかもしれない、周りにどう思われているんだろうと常に不安を抱えており、周囲からの評価を気にしています。

実際に他人より弱かったり能力が劣っていたりしていて、自覚していることも多いのですが、それを周囲に気づかれたり、何もできない人だと言われることを避けたいという思いが強くあります。

そのため、せめて見かけだけでも、と偉そうな態度や威圧的な言動をして自分を大きく見せ、批判や文句を言われないようにしているのでしょう。必要以上に大きな声を出したり、ミスを指摘したり、腕や脚を組んだりといった行動をするのも、自分を大きく見せたいという心理からです。

 

偉そうな人の心理⑥自分に自信がある

自分に対して自信を持っている人も少なくありません。今まで大きなミスをしたことがない、環境に恵まれていた、要領よく世の中を渡り歩いて来れた人に多く、これまでうまくやってこれたのは自分が優秀だからだと思い込んでいます。

優れていて何でもできると思っているので、自然と上から目線の言動をしたり、威圧的な振る舞いをするのです。他人の意見を聞き入れなかったり、自己中心的な行動をするのも、自分が正しいという自信があるためです。

ただし、偉そうな振る舞いは目下の人や同僚などに限っており、明らかに自分よりも上の地位の人に対しては自信を失ってしまい、偉そうな態度を取ることはありません。

 

ムカつく偉そうな人との上手な付き合い方

仕事でもプライベートでも、偉そうな人が近くにいると振り回されてしまい、ムカつく、面倒くさいと感じる方が多いのではないでしょうか。

こちらが悪いわけではないのに、攻撃されたり嫌な思いをさせられると困ってしまいますし、偉くもないのに偉そうにされるとムカつくのは当然です。ムカつく相手とはなるべく関わらないのが一番ですが、仕事などでどうしても関わらざるを得ないこともあるでしょう。

では、偉そうな人にはどのように対処していけば良いのでしょうか。ここでは上手な付き合い方のポイントについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

付き合い方①仕事以外では関わらない

偉そうな人というのは、職場や友人、家族・親族など、どこにでもいるものです。仕事をしている方にとっては、職場で同じ組織にそのような人がいると、長い時間一緒に過ごすことになるため、どう対処したら良いのかと悩んでしまうことも少なくないでしょう。

ただ、心理で紐解いてきたように、偉そうな人は承認欲求高かったりプライドが高かったり、自分を大きく見せたかったりという思いから、部下や同僚に対して見下すような振る舞いをとってくるので、あれこれ対応したとしてもなかなか改善するものではありません。

相手が職場の人なのであれば、あくまで職場の中だけと割り切って仕事ではできる限りスルーしたり淡々と対応するようにし、仕事以外では関わらないようにするのが良いでしょう。

仕事での態度があまりに酷く、仕事に支障が出るような場合には、その人の事を知る上司に相談したり、精神的にダメージが大きいようなら異動を考えるのも手でしょう。

付き合い方②持ち上げながら転がす

相手が褒められたい、認められたいために偉そうな態度を取っている場合、スルーするのは難しいということもあります。また、スルーすることで攻撃されそうな場合にも、何かしら対応する必要が出てくるでしょう。そんな時には、相手を持ち上げつつ転がす、という方法がおすすめです。

周りよりも偉いから優先されるべきだと思っているため、自分勝手な言動をしてしまうのですが、「あなたは偉いから、周りの見本になってほしい」とはじめに持ち上げておくと、この後の考えを受け止めやすくなります。

また自分を大きく見せようとして他人を否定したり威圧したりするケースでも、相手を持ち上げることで安心感や自信を与えてあげれば、偉そうな態度をやめる可能性もあるでしょう。

付き合い方③話を聞き流す

繰り返す自慢話や大げさなアピール話は、聞き流すのも手です。自慢ばかりされると、その度に素直に受け止めるのは辛いですし、毎度毎度「すごい」「うらやましい」などリアクションするのも疲れてしまうでしょう。

イライラが続けば、聞かされている方はどんどんストレスが溜まってしまいます。そんな時には、適当に話を聞き流してみましょう。全くリアクションをしないのは逆効果になる可能性がありますが、最低限の返事で済ませる程度にして聞き流し、まともに相手をしないだけでもストレスは軽減されます。

また薄い反応を続けていれば、もっと良いリアクションをしてくれる人を探して、あなたに自慢話や偉そうな振る舞いをしなくなる可能性もあります。ただし、仕事でかかわりのある人の場合は、やりすぎて業務に支障が出ないよう注意しましょう。

付き合い方④信頼してもらう

偉そうだからと言って、つらく当たったり反抗的に接したりすると、さらに攻撃の標的にされる危険があります。偉そうな態度を直すべき、と指摘しても、なかなか聞き入れることもないでしょう。

上から目線で言われたり、自己中心的な言動をしたりされるとイライラするのは自然なことですが、刺激しても良いことはないので、できるだけ冷静になって、支障が出ない程度の距離感を保つのが上手い付き合い方です。

相手が信用できないために見下し、偉そうな振る舞いをしているケースもあるので、相手に信頼してもらうことで、そういった態度をされなくなる可能性もあります。

自分より下の人間に対して威圧的な言動をするので、勉強や仕事などで実績をあげて能力を認めてもらうことで、見下されず良い人間関係を築けることもあるでしょう。

偉そうな人とは上手に付き合っていこう!

今回は、偉そうな人の特徴や心理、上手な付き合い方まで解説しました。承認欲求やプライドが高く、自分の価値を確認して安心したいという気持ちから、自分中心の言動や威圧的な振る舞いをするのですが、周囲の人はムカついたりイライラしてしまうでしょう。

まともに付き合うと疲れてしまうので、適度な距離を保ちつつ、上手に対処しながら付き合っていくのがコツです。もしあなたの周りにも偉そうな人がいて悩んでいるのなら、今回の記事を参考に上手に付き合っていきましょう。

その他の関連記事はこちらから