記事更新日:

世界の海を制したスイスの名門「ユリス ナルダン」の時計が放つ美しさ

当サイトの記事には広告、アフィリエイトが含まれています。

伝統的なマリンクロノと美しい文字盤がユリス ナルダンのこだわり

https://www.pinterest.jp/pin/807622145649449712/

時代を席巻した「マリン・クロノメーター」は、現在でもユリス ナルダンのこだわりです。大げさではなく”七つの海”を制したこのブランドの伝統と誇りは、今なお受け継がれています。

現在においてもユリス ナルダンを代表するフラッグシップモデルの名前は「マリーン・クロノメーター」。ダイバーモデルやトゥールビヨンモデルなど、さまざまな仕様に派生しながらもかつての意匠を踏襲しています。

https://www.pinterest.jp/pin/683562049664714173/

さらに、文字盤の「エナメル装飾」の美しさもユリス ナルダンの特徴。2011年、エナメル装飾を専業とする由緒ある老舗「ドンツェ・カドラン」をユリス ナルダンが買収したことで、世界最高峰の技術を手に入れました。

800~1000度という高温で焼き上げることで美しいガラス皮膜を作る「グラン・フー」や、髪の毛よりも細い0.7mmの金線を使って絵柄を描く「クロワゾネ」など、極めて高度な技法がユリス ナルダンの文字盤に使われています。

ユリス ナルダンの時計の評価

https://www.pinterest.jp/pin/319685273541111784/

ユリス ナルダンは、時計業界でも指折りの老舗ブランド。長い歴史で数々の功績を残していることから、時計愛好家やマニアからの評価も非常に高いです。

世界市場を独占した「マリン・クロノメーター」や、機械式時計復権の一翼を担った「天文三部作」などの実績も、多くの人が憧れる理由の一つ。現在展開されている腕時計の美しさも、幅広い層に支持されています。

ムーブメントに関しても一時期はETA製の汎用ムーブメントを扱っていたものの、2006年以降は自社製ムーブメントを発表しています。伝統だけでなく、実力も伴っていることから時計ファンからも人気の高い時計メーカーだと言えます。

ユリス ナルダンの定番シリーズ紹介

マリーン クロノメーター

ユリス ナルダンのフラッグシップシリーズです。名前のとおり、ブランドの歴史を支えてきた「マリン・クロノメーター」をインスパイアした腕時計が並びます。

クラシックなデザインや文字盤の装飾など、比類ない美しさが魅力。技術的性能も申し分なしです。

マリーン 1183-122-3/40

エナメル技法で仕上げられた白文字盤に、海を想わせるブルーの針やインデックスが配置されたモデルです。

12時位置にはパワーリザーブインジケータを、6時位置にはスモールセコンドを搭載。さらに日付カレンダーも備えています。ローマインデックスや独創的な時分針など、クラシックな雰囲気がお洒落な1本です。

マリーン A144-3481_MARINE-SX-CPO

ヴィンテージ感を漂わせる仕上げが秀逸のモデルです。

文字盤のくすんだようなオフホワイトカラーが絶妙。スモールセコンドにはユリス ナルダンの創業としである「1846」が赤文字で描かれており、アクセントとなっています。

マリーン 1183-310-7M/43

丁寧に磨き上げられた文字盤が高級感抜群の輝きを宿す逸品。シルバーの針も実にスタイリッシュです。

スポーティな雰囲気のメタルブレスレットも特徴的で、カジュアルからビジネスまで幅広く着用できる腕時計です。

マリーン 1533-150/40

3つ目のサブダイヤルを備えたクロノグラフタイプのマリーンです。

日付カレンダーだけでなく、「月」を示すカレンダーも搭載。クロノグラフと言えばゴツゴツした外観が定番ですが、このモデルはプッシュボタンを極限までミニマルに仕上げることで落ち着いた印象なのが特徴です。

ステンレススチールケースとレザーストラップによるドレスライクな雰囲気も素晴らしい点。力強くも派手になりすぎない、ユリス ナルダンの良さがよくわかる1本です。