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嫌味を言う人の心理とは?嫌味を言ってくる人への対処法&上手い返し方を解説!
嫌味を言う人が周りにいて、不快な思いをしている方も多いのではないでしょうか。嫌味を言われても気にしないようにしようと思うけれど、毎回顔を合わす関係なら余計にしんどい気持ちになってしまいますし、ストレスも溜まってしまいます。この記事では、嫌味を言う人の心理、嫌味を言ってくる人への対処法や上手い返し方についてご紹介していくので、参考にしてみてください!
目次
嫌味を言う人の心理
嫌味を言う人が周りにいると、うまく対処するのが大変です。距離を置きたいと思っても、頻繁に顔を合わす間柄なら、フェードアウトするわけにもいかなくなってしまうでしょう。嫌味を言う人はどういった心理を持って行っているのかをご紹介していきます。
心理①ストレスを発散したい
ストレスを発散させるにはさまざまな方法がありますが、嫌味を言う人はストレス発散のために嫌味を言ってスッキリさせているという心理があります。自分のイライラを抑えるために、人にあたるので、嫌味を言われた人はとばっちりを受けることになってしまいます。
嫌味は直接的に攻撃するよりは、遠回しに嫌味っぽく聞こえるように言っているので、相手も自分の主張をできずに終わってしまうことも多いでしょう。
嫌味を言う人は、負けじと嫌味を言い返してくるような相手には言いません。おとなしいタイプで言われるがままという相手を狙っていることが多いです。
心理②嫉妬心がある
嫌味を言う人は、嫉妬心によるものだという心理もあります。人それぞれ生活や育ってきた環境など異なるため、「あの人がうらやましい!」という気持ちは誰もが持っているのではないでしょうか。
それはどうすることもできなく、一生懸命頑張って自分自身の幸せを見つけていく他ありません。しかし、嫉妬心が強くなると、相手に対して「あの人だけ幸せになるなんてずるい!」と思うようになります。相手の幸せに嫉妬してしまい、嫌味を言ってスッキリさせているのです。
心理③自分が優れていることを確認したい
自分の方が優れていると思っている場合、それを確認したいために嫌味を言っている可能性があります。自分が上なのに、下に見ている相手が周りからチヤホヤされていると面白くありません。自分が優れていることを周りにアピールすると同時に、自身で再確認をして安心しようとしているのです。
心理④自分に自信がない
自分に自信を持つことができなくてつい嫌味を言ってしまうという心理もあります。他の人よりも劣っていて何をやってもうまくいかないと感じている人は、要領よくこなして評価を得ている相手を見ると、自分と比べてしまい、自信をなくしてしまいます。
自身にないものを持っている相手に対して劣等感があり、つい攻撃的になることで嫌味を言ってしまうのです。
心理⑤嫌味を言っている自覚はない
相手にとっては嫌味だと思えるものでも、本人にしたら嫌味を言っている自覚はないという場合もあります。ただ単にコミュニケーションを取っているだけで、相手を不快にしているとは思っていないのです。
相手の気持ちを考えることができない鈍感な部分があると言えるでしょう。そういう人は、周りから指摘をされて初めて嫌味をしていたのかということに気づくことも多いです。
嫌味を言う人のターゲットになる人の特徴
嫌味を言う人は誰に対してもそうではありません。相手を選んで言っていることが多いです。嫌味を言う人のターゲットになる人の特徴についてご紹介していくので、当てはまっていないかチェックしてみてください。
特徴①言い返すのが苦手
言われるがままや主張できない人は、ターゲットになりやすいです。自分の仕事以外を押し付けられることがあっても、「何で私が?」と心の中で思うだけで嫌だとは言えず、仕方なくやるということもあるのではないでしょうか。
言いたいことが言えずにストレスを溜めてしまう傾向にあります。NOと言えない性格なら、嫌味を言っても何も言い返してこないと思われてしまいます。
強く言い返してくる相手に対しては、負けてしまうのでターゲットにはしません。言い返すのが苦手な場合は何を言っても安心だと感じてしまうのです。
特徴②美人・可愛い
美人や可愛い場合は、嫉妬心をむき出しにされることもあるので、ターゲットにされやすいです。普通に振舞っているだけなのに、「ちょっと美人だからってチヤホヤされて」「かわいいと何でも許されると思っているんでしょ?」と嫌味を言われることも多くなるでしょう。
ちょっとした言動や行動で男性に媚びてると思われてしまい、あることないこと嫌味を言われてしまうといった場合もあるのです。
特徴③気が弱そう
気が弱そうに見える人はターゲットにされやすいです。気が弱そうだと嫌味を言っても、何も言い返してはこないと思われてしまいます。周りに全て合わせてしまい、自分の意見を主張することができなくて、言われるがままになってしまうことも多いでしょう。
仕事場での嫌味を言う人への対処法
仕事場で嫌味を言う人がいたら、どう対処したら良いのか困ってしまいます。仕事で付き合いがある以上、関わらないというわけにはいかなくなるでしょう。仕事場での嫌味を言う人への対処法についてご紹介します。
対処法①相手にしない
しつこく嫌味を言ってくる人がいれば、仕事にも集中できなくなってしまうでしょう。対処法としては、相手にしないのが一番です。嫌味を言われるたびに相手にしていたら、精神的にも疲れてしまいます。
その嫌味が的を得ている場合は聞くという対応も必要になってきますが、それ以外はただあなたに当たっているだけなので、相手にしないで仕事に集中するようにしてください。
「そうなんですね」「はい」などと聞き流しているうちに、嫌味を言っている本人はスッキリした気持ちで戻っていくはずです。
対処法②上司に相談する
同僚や先輩などから嫌味を言われるような場合は、上司に相談するのも対処法の1つです。嫌味を言ってくる人は、自分よりも下に見ている相手にしか攻撃してきません。
上司に相談をして注意を受けることで、嫌味もなくなるでしょう。また、上司から嫌味を言われるといった場合は、その相手よりもさらに上の上司に相談をすることをおすすめします。
対処法③ポジティブな言葉に変換する
嫌味を言われると、相手にしないようにはしていても耳に入ってくることで落ち込んでしまうこともあるのではないでしょうか。嫌なことを言われたら、ポジティブな言葉に変換してみてください。
悪いことも良い方へ向けることで、自分自身も嫌味が気にならなくなります。また、嫌味を言われても平然としていれば、相手からも攻撃も徐々に減ってくるはずです。
嫌味を言う人への上手な返し方
嫌味を言う人が周りにいたら、どのように接したら良いのか悩んでしまうでしょう。嫌味を言う人への上手な返し方についてご紹介します。
返し方①感謝の言葉を言う
嫌味を言われて感謝する気持ちもないですが、建前上感謝の言葉を伝えるとしつこく嫌味を言われることもないでしょう。
毎回不快なことを言われるなら、「いつもアドバイスありがとうございます」と素直な気持ちを見せることで、それ以上嫌味を言われなくなるはずです。しつこく言ってきそうだなという予感がしたら、この方法を使用することをおすすめします。
返し方②アドバイスを求めてみる
上手な返し方として、アドバイスを求めてみるのも1つの方法です。特にこれといって意味もなく嫌味を言っていることが多いので、逆にアドバイスを求めることでばつが悪くなり、その場から立ち去っていく可能性があります。
中には嫌味を言うけれど、アドバイスをくれるといった場合もあるので、それはあなたにとって必要な情報を得ることができるでしょう。
返し方③本音を聞いてみる
遠回しに嫌味を言ってくるので、どういった真意なのかがよくわからないことも多いです。過剰に嫌味を言われたなら、どういった意味合いで言っているのか本音を聞いてみるのも上手な返し方の1つです。
この方法は気まずい関係になってしまう可能性が高いので、関係が壊れても良い相手に使用するようにしましょう。
返し方④相手の欲求を満たしてあげる
嫌味を言ってくる人は、自分に自信を持つことができなくて、認められたい欲求が強い傾向にあります。とにかく褒めてあげることで、相手の欲求を満たしてあげることが大切です。自分を認めてくれるということがわかれば、次第に嫌味は減ってくるでしょう。
嫌味を言う人の末路は?
嫌味ばかり言って周りに不快な思いをさせる人は、人間関係をうまく築いていくことができなくなり、みんな離れていってしまいます。周りからは信用されなくなり、困っていることがあったとしても助けてくれなくなるでしょう。そのうち一人ぼっちになって、寂しい人生を送ることになります。
嫌味を言う人の心理を把握し上手に対処しよう
嫌味を言う人が周りにいたら、不快な思いをすることになります。言い返してこない、気が弱そうな相手をターゲットとしている傾向にあるのです。対処法としては、相手にしない、上司に相談するなどで、嫌味を言われることもなくなるはずです。
また、しつこくされたら早く切り上げるためにも、感謝の言葉を伝えたり、相手の欲求を満たしてあげるなどしてみてください。嫌味を言う人の心理を把握し、上手に対処しましょう!