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来るもの拒まず去るもの追わずの性格はどんな人?特徴を徹底解説!
昔からある言葉で「来るもの拒まず去るもの追わず」という言葉があるけど、これは一体どのような人のことを言うのでしょうか。もしかしてこれがそうなのかなと思い当たる方もいるでしょう。この記事では、「来るもの拒まず去るもの追わず」の性格や特徴を徹底解説するので、気になる方は要チェックです。
目次
来るもの拒まず去るもの追わずとは
昔からあることわざの一つに「来るもの拒まず去るもの追わず」とありますが、これは一体どのような意味があるのでしょうか。特徴を知る前に、言葉の意味についてまずはご紹介します。
「来るもの拒まず去るもの追わず」の意味
この言葉の意味は、「自分のところに来る人はどんな人でも受け入れ、去っていく人は見届ける」と言うような意味があります。これを友人関係に当てはめると、「友達になろうと」と来た人とは誰とでも友達になり、喧嘩をして去ってしまう時には引き止めることなくその事実を受け入れます。
少し極端な意味なので驚く方もいるかもしれませんが、このような意味の言葉をよく耳にする方もいるのではないでしょうか。誰でも受け入れるということは普通の方では難しいのですが、このような性格の方は本当に誰でも受け入れてくれるので、友達も意外と多いです。
これは異性関係なく拒むことがなく、誰とでも友達になれる方を意味することもあります。友達の系統が定まっていない方、誰とでも仲良くなれる方も特に拒むことをせずに、多く人のに囲まれています。
「来るもの拒まず去るもの追わず」の由来
元々は、中国の「孟子」と呼ばれる逸話を集めた物の中に登場する一つで、これは元々「弟子に入りたい子は誰でも受け入れ、離れたいと思う人は無理には止めません」と言う意味が由来とも言われています。
このように聞くと少し聞こえの良い言葉になります。相手の意思を尊重しており、無理に自分の所に止まるのではなく、もっと世界を見てほしいをいう思いが込められているのかもしれません。
この由来をもとに考えると、来るもの拒まず去るもの追わずは、「自分と仲良くなりたい方は大歓迎」「離れたい方は違う方と仲良くなってね」とも読み取れます。
来るもの拒まず去るもの追わずの性格な人の心理
では、「来るもの拒まず去るもの追わず」の性格をしている方の心理にはどのようなことがあるのでしょうか。ここでは、性格と心理についてご紹介します。
心理①一人でも平気
「来るもの拒まず去るもの追わず」な性格をしている方は、基本一人でも平気な方が多いです。例えば、買い物に行くときや映画を見に行くとして、一人で行けない人は誰かを誘うことが多いです。
一方、一人で行動できる人は他人を誘う必要がなく、自分以外の人がいてもいなくても特に変わらないと考えていることもあります。この性格が「来るもの拒まず去るもの追わず」にしている可能性も否定できません。
人に頼る必要がないため、来た人とは仲良くなるけど、去る時には「引き止めるほど一緒にいてもらわないと困るということがない」ということです。
心理②優柔不断
自分で何かを決断すると言うことが苦手な方も多いです。いざという時にも決め事が決まらずに、相手の意見に同調することが多く、結果として自分の意志とは違う行動を取っていることもあります。
自分で「イエス」「ノー」が言えない方は、他人から物事を迫られたときに返事をすることができずに、「仲良くなろう」「一緒に何かをやろう」と言われてもそのまま雰囲気や勢いで流されることが多いのです。
自分を持っているようなイメージがあるのですが、実は決断力がかけており、周囲に流されているということも考えられます。友達が多い人は自分を強く持っている印象を受けますが、実は流されているだけと言うことがあるということです。
心理③些細なことに執着したくない
物事に対して「面倒だな」と思う方も当てはまります。小さなことでいちいち考えるのも面倒で、「お好きにどうぞ」と言うスタイルで生きている方は来るものは拒まず、去るものも決して追うことはありません。
それすらも面倒に感じているため、物事がスムーズ且つ円滑に収まればそれで良いと考えている方もいます。特に去るものを追ってしまうと、返って面倒事を引き起こす可能性も高く、だったら何もなかったことにしたいのです。
例えば、どんなんに腹立たしいことがあっても、火に油を注ぐようなことをしたくないと言う考えを持っている方が多いとも言えます。この性格のおかげか、友達間でのトラブルが少ないです。
来るもの拒まず去るもの追わずの性格な人の特徴
では、「来るもの拒まず去るもの追わず」の性格な人はどのような方なのでしょうか。ここでは、その性格の特徴についてご紹介するので、自分や周囲の方の特徴と照らし合わせてみましょう。
特徴①執着心が薄い
「来るもの拒まず去るもの追わず」の性格は、人に対してあまり興味がないと言えます。人への興味がないため、来る人は特に拒むことがなく、去ってしまう方も「さようなら」と言うような姿勢で見守っていることが多いです。
普通なら「この人とは友達になれないかも」「あの人となら友達になれそう」など、自分に合う相手を探すのですが、人に執着していない方は自分から友達を探しに行くことはせず、来た人をそのまま受け入れます。
そして、他人への執着がないので自分の元から去っていく人を特別追いかけるようなこともしないのです。これは友人関係はもちろん恋人間でも同じように考えています。
特徴②人とある程度の距離を置きたがる
他人とは一定の距離を取ろうとする一面もあります。例えば、自分の家族のことを話さない、趣味のことは話さない、相手と共通していること以外には興味がないなど、全てを曝け出すよりは一面しか相手に見せていないこともあります。
必要以上に馴れ合う気はなく、必要最低限の会話などしかしないことも多いです。この場合、本当に自分が好きなことは友達と共有したいとは思っておらず、決まった関係を持っていることもあるでしょう。
何かしら一線を引いていることが多いので、自分を100%他人や友達に曝け出していない方は相手を信用していないこともあるのかもしれません。
特徴③人の意見に左右されない
他人の意見に左右されない方も当てはまります。優柔不断な方は、周囲の意見に流されてしまい、来るものも去るものも気にしないと言うことはありますが、それとはまた違い、他人の意見に惑わされずに自分を持っているのです。
他人の意見に流される方は、周囲に流されやすいということです。「相手は自分のことをどのように思っているのだろう」など相手の顔色を伺うことが多い中、自分の意思をきちんと持っている方は周囲に流されることなく、自由気ままに生きているものです。
このような方は、自分のところから離れるような人がいたところで気にもしていません。自分を持つと言うことは強さともつながるため、一人でも寂しくない生活を送っています。
特徴④単独行動を好んでする
常に単独行動を苦とせずに、好んでする方もいます。逆に他人といると疲れると思う方が多く、一人の方が自由気ままに行動ができるので返って楽なのです。
このような方は他人の意見に合わせるのが苦手で、相談しながら物事を決めるということもあまりしません。誰かと群がることが苦手なため、大勢の中にいるようなタイプでもないです。
とにかく一人行動が好きで、買い物や食事、カラオケにだって一人で平気で行けてしまいます。旅行なども、友達と行くよりは自分で好きな所に訪れ、一人旅を満喫していたりもします。
特徴⑤争いごとが嫌い
「来るもの拒まず去るもの追わず」の性格な人は、他人との争いごとを強く嫌います。そのため、友達や恋人と喧嘩をするこが大嫌いだったりします。
喧嘩をした後は気まずいことも多く、相手の顔色を伺うのも面倒に思っています。「争うことで何か徳はあるのか?」などと考えていることもあり、物事がマイナスにしかならないようなことは極力避けたいと考えているのです。
ですから、何か決め事をするときも相手の意見に合わせることが多く、自分の意見があっても発言をしないことが多いです。その場をいかに穏便に過ごせるのかを死活問題とし、平和を望んでいます。
特徴⑥包容力がある
包容力がある方は、普通の人よりも何かと余裕があるため、いろいろなことに視線を向けることができます。そのため、どのような人でも受け入れることができ、去ってしまう方にも背中を押すことができるのです。
本来であれば、問題ごとばかり起きるようなシチュエーションでも、やっかいな悩みごとを抱えている人も優しく受け入れ、相談に乗ったり時にはアドバイスをしたり、物事を解決してしまうこともあるでしょう。
逆に自分の元から去ってしまう方でも、良い別れ方をすることもあればあまり良くない別れ方をすることもあります。良くない別れ方をした時でもその現状を受け入れ、優しく見送ることもします。
これほどまでに心に余裕がある方は、他人の小さな意見などの気に求めずに、日々を送っているのです。包容力がる方は心にも大きな余裕があるため、些細なことは全然気にしていません。
来るもの拒まず去るもの追わずの性格な人の恋愛傾向
次に、「来るもの拒まず去るもの追わずの性格な人の恋愛傾向」について見ていきましょう。友人関係とはまた少し違ったシチュエーションなので、気になる異性がいる方はこちらも参考にしてください。
恋愛傾向①恋人であっても適度な距離間で付き合う
「来るもの拒まず去るもの追わず」の性格な人は、たとえ恋人間であっても一定の距離を取りたいと考えています。もっとお互いに近い存在で近寄りたいと考える方からすれば物足りなさはありますが、本人としてはそれが普通なのです。
「自分にあまり干渉をして欲しくない」「自分の時間も大切にしたい」と考えることが多く、それは自分だけでなく相手に対しても同じ考えを持つため、自分からズカズカ相手の心の中に入り込むということもありません。
これは、相手に依存してしまうと飽きてしまうと言う方もいるので、適度な距離を保つことで長く一緒にいたいという表現を意味しているのでしょう。
恋愛傾向②恋愛を生活の中心にしない
この性格の方は、恋愛を中心とした生活はしません。恋人ができると第一に恋人を優先する方もいれば、これまでと変わらずに友人たちと付き合う方もいます。
このように恋愛パターンにもいくつかありますが、他人に執着しない方は恋人が出来たとしても優先順位が特別分かることはないのです。この性格の方は遠距離恋愛にも向いており、会えない寂しさも乗り越えられます。
「自分を一番優先してほしい」と言う欲も持っておらず、もちろん相手に対しても自分が一番でなくても許せるのでしょう。自分を持っている方ので、相手に束縛されるようなことを苦手とします。
恋愛傾向③嫉妬をしない
恋人に対して嫉妬をするということも少ないのが特徴です。嫉妬をする人は、異性と会話をしているだけでも気になってしまうのですが、嫉妬をしない方は自分の恋人が誰と仲良くしていても気にしないのです。
嫉妬させようとしてもなかなか嫉妬してくれないので、「本当に自分のことを好きでいてくれるのか」不安に感じる方もいますが、心の中ではきちんと想ってくれているのでその点の心配は必要ありません。
相手を縛るということもしないので、お互い自由な時間を楽しめます。逆に束縛をする方やすぐに嫉妬する方が苦手な方にもおすすめの性格と言えます。
恋愛傾向④失恋を引きずらない
例え恋人と悲しい別れがあったとしても、ウジウジと悲しむ時間は少なく、引きずることもありません。元々他人への執着が薄いので、去ってしまう方はそのまま引き止めることなく見送ると言う考えなので、悲しいと感じることも少ないです。
片思いをしていたとして、告白したけど振られたと言う時でもそこまでダメージを負わないことも多いです。それどころか、「自分の何がいけなかったのか」など分析を始めて次への糧にすることもあります。
「自分はダメだったんだ」と受け入れるのが早いと言っても良いでしょう。人に執着はしないけど興味がないわけではありません。実は色々と観察をしていることも多く、付き合う相手を分析していることもあるのです。
来るもの拒まず去るもの追わずの性格な人はモテる?
「来るもの拒まず去るもの追わず」な性格の方はなぜかモテるというイメージがあるようです。他人にあまり興味がなく、特定に友達が多いわけでもないのになぜモテるのでしょうか。
それは、「来るものを拒まない」からです。通常であれば、「この人は嫌だな」と感じる方とは距離を置くものですが、拒まない性格をしている方は誰でもウェルカム状態のため、例えば10人自分の所に来たとしたら、その10人全ての人を受け入れているのです。
これは男女関係なしに受け入れているため、異性からモテるとように見えることもあれば、友達からも好かれていると見られることもあります。意図的にモテてるわけではなく、集まった人全てを受け入れると他人からは「モテる」といった光景として見えるのでしょう。
ただし、モテたいからと誰でも受け入れることは自分を辛くさせてしまうため、このテクニックを利用することはあまりおすすめしません。あくまで自然と自分の所に来た人は受け入れ、去っていく人は追いかけないということです。
来るもの拒まず去るもの追わずな人を正しく理解して接しよう
「来るもの拒まず去るもの追わず」な性格の人は、少しミステリアスな一面がありますが、実は上手な人付き合いをしていることもあります。単に人から好かれたいからと言う理由ではなく、きちんと性格の特徴を正しく理解し、接してみましょう。