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自我が強い人の心理や特徴とは?ウザがられる自己主張の抑え方をレクチャー

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「自我」が強いために周囲の人と様々なトラブルになったり、そのような人と付き合うことを難しいと感じたことがある方は多いのではないでしょうか?今回は、この「自我」が強い人が持つ心理をはじめ、共通する特徴や原因、そして周囲の人から嫌がられてしまうようなことがないよう、自己主張をどのように抑えれば良いかを徹底解説していきます。自分に心当たりがあるという方は、ぜひこの記事の情報を参考にしてみてください。

「自我が強い」の意味とは

「自我が強い」と一口に言っても、その状態や様子はどのようなことを指しているのか、一見、パッとひらめくようで様々なシチュエーションが考えられると感じる方も多いのではないでしょうか?この「自我が強い」とは、自分の考えや思い、意見を前面に押し出している状態だと考えられています。

そのため、自分という存在をアピールしたいために、自己中心的な考え方をしてしまったり、自分の考えを曲げないなど、周囲の人からはマイナスに捉えられてしまうなど、少し不利な立場に立つことが多い傾向であることが分かっています。

しかし、中にはこの「自我が強い」ということを短所に捉えるのではなく、長所として活かせる場もあるなど、一概にすべてをネガティブに捉えることはないと考えられているのです。

自我が強い人の心理

それではここからは、自我が強い人だと言われる人や、周囲の人からそのように見られている人がいれば、その人にはいったいどのような心理が働いているのか、以下にその人が持っている心理状態を4点確認していきます。どのような心理が働き自我が強くなっているのか詳しくみていきましょう。

心理①人からの注目を浴びたい

自我が強い人は、基本的に誰よりも自分が目立ちたいという心理を持っています。これはごく自然に培われたものであり、自分が先頭をきって立つことで、活躍の場があったり、自分を高く評価してもらえることに快感を覚えるなど、周囲の人から注目されたいという思いを持っています。

そのため、その行動もかなり目立つ傾向であり、周囲の人を驚かせるような言動をとることがあるなど、突拍子もない行動によって周囲の人から視線を集めています。基本的に注目されたいと感じているため、とても優越感に浸っていることがうかがえるでしょう。

心理②自分が正義と考える

物事に対していつも自分をまず基準として考えを見出す傾向にある自我が強い人は、色々な人からの意見を聞き入れる姿勢がありません。そのため、いつも自分の考えや意見をすべて通そうとする一面を持っています。

周囲の人からするとその言動に振り回されてしまうことを懸念する方も多く存在していますが、本人はそのようなことにまったく気付いていません。このように、自分を中心に物事が回っていると大きな勘違いをしていると言えるでしょう。

心理③自分を否定されたくない

自我が強い人は、人と協調性を持とうとしないことから、自分の意見をすべて押し通そうとするところがあります。しかし、明らかにその意見に対しておかしいと感じた方は、中には全否定することもあるかもしれません。

このように自分の意見のすべてを否定されることがあった時、大きな挫折を味わうに匹敵するほどショックを受ける可能性があると言えるでしょう。まさか自分の意見が否定されるとは本人は思ってもみないのです。

心理④自分の非を認めるのが嫌い

自分のプライドをかけ、いつも過ごしている自我が強い人は、人からの視線を常に気にして過ごしています。その分、より一層プライドの高さが際立ち、時に周囲の人から見ると「わがまま」だと捉えるような一面が見受けられることがあります。

自我が強い人の意見に耳を傾けたとしても、自分勝手な考えを述べることも多く、それは自分のプライドを傷つけられたくないために必死に自分の短所を押し隠そうとしているのです。このように、自分のミスは一切認めないという姿勢を見せることがあると言えるでしょう。

自我が強い人の特徴

自我が強い人と言われる人にはいったいどのような特徴があるのか、以下に自我が強い人に見られる言動や様子、状態について7点ご紹介します。ひとつずつ詳しくみていきましょう。

特徴①自己中心的

他の人の意見を聞き入れることなく、自分の考えを押し通そうとする自我が強い人は、自分勝手で人の気持ちを考えない発言が目立つ傾向です。また、それを当たり前だと思って過ごしているという大きな特徴を持っています。

また、自分以外の人の考えや発言を受け入れることを苦手としているなど、まずは自分第一な考えが先走る自己中心的な存在であると言えるでしょう。

特徴②人のアドバイスを聞かない

ビジネスにおいて最善の方法を提案しても、自分流のやり方で仕事をこなそうとするなど、人からの良いアドバイスを聞き入れる姿勢がありません。そのため、効率よくビジネスを遂行させていくことができず、回り回って時間をかけてひとつの仕事をクリアしていくタイプだと言えます。

時間的効率の悪さが目立つ傾向ですが、本人は自分のスタイルを貫こうとするため、決して人からアドバイスを受けても素直に聞くことはないという性格を持っているのです。

特徴③強いリーダーシップを持っている

周囲の人から頼られる存在でもある自我が強い人は、比較的何を行ってもリーダーシップをとる傾向です。また、それによって自分主義が際立つ反面、様々な視点からあらゆる意見をしっかりと伝えることができるなど、マイナス的な要素だけではないことがうかがえます。

特に、学生時代や社会人となっても、自分の意見に自信を持っている、あるいは根拠のある意見だった場合、周囲の人が自分の意見に賛同することも考えられます。このように、自我が強い人の意見は、必ずしもすべてが否定的に捉えるものばかりではないということが分かるでしょう。

特徴④感情的になりやすい

自我が強い人は、意外とその精神は感情的になる一面を持っていると言われています。そのため、事あるごとに、自分の感情を前面に押し出す、あるいは自分の考えに賛同しない人を強く否定することがあります。

その結果、自分の感情を思ったままぶつけてしまうことが多いと言えるでしょう。このように感情的な一面が見え隠れするのも自我が強い人が持つ特徴だと言えるでしょう。

特徴⑤自分の強みを周りに誇示する

自分の意見を持っている人は、自分自身を高く評価する傾向です。そのため、それが周囲の人にとって単なる自分の自慢にすぎないと受け止められてしまうことが多いと言えます。

また、自分ではそのように自分の考えや強さを自慢しているつもりはなくても、周囲の人の思いは自分とは真逆に感じているため、あまりに自分を褒めるような発言を行うことは控えるようにしましょう。

特徴⑥融通がきかない

自我が強い人は、物事に対していつも白黒はっきりつけたいと思っています。そのため、何を行うにしてもマニュアル通りの行いをする分、融通がききません。

自分がすべてスケジューリングを行った通りの行動をしなければならないという強い思いを持っているのです。このように、こだわりが強く、融通がきかない人ほど自我の強さが目立つと言えるでしょう。

特徴⑦物や場所にこだわる

人よりも物事に対して執着心や固執する概念を持っている場合、より一層感情的になる傾向にあるのが自我が強い人だと言えます。また、このような特徴をあまり全面に出すことで、周囲の人との協調性を保つことができなくなり、必然的に周囲の人から距離を取られてしまうタイプであると言えるでしょう。

このように、変わったタイプの人だと感じる方が自分の周囲にいるという方は、少し付き合い辛い人であることが分かります。

自我が強い原因

次は、なぜ自我が強くなってしまったのか、それにはいくつかの原因が考えられると言われています。この後は、自分に自我が強く芽生えてしまった主な原因と考えられることを以下に3点ご紹介します。いったいどのようなことが原因で自我が強くなったのかひとつずつ詳しくみていきましょう。

原因①自分に自信がない

まだ自分を受け入れることができずにいる自我が強い人は、自分と同じ意見で共感することができれば、自分が持っている意見や考えは正当であるとして自分に自信を持つことができるようになります。

そのため、普段から自分ができることをひとつずつ実践し、確実に成功を掴み取ることが大切です。そうすることで自分に少しでも自信をみなぎらせていくことができるはずです。

原因②他人の気持ちを考えられない

自我が強い人は、基本的に自分を優先的にするような考え方をしているため、どちらかと言うと他人の気持ちを理解し、考えることができない傾向です。そのため、本来は周囲の人の意見に耳を傾け、様々な考え方があるという現実を知ることが大切であると言えます。

しかし、このような人物像が形成されてしまったのは、幼少期から過保護に育てられたり、いつも褒められることばかりで優越感に浸っていたことが直接的な原因となっている可能性があります。このように、他人の気持ちに配慮することができないために自我が強くなってしまったと言えるでしょう。

原因③自己主張することが良い事だと思っている

自分の意見をすべて正しいことだと過信している自我が強い人は、自分を主張することを良いことであると捉えているため、その癖が抜けきれず、周囲の人に目もくれず、自分を強く主張しようとします。

また、人よりも自分の方が優れていると感じることがあれば、それを自慢するかのよう主張しています。しかし、自己主張すればするほど周囲の人から敬遠されてしまうということに気付かないのも自我が強い人となってしまう原因だと考えられています。

原因④子供の頃の環境

これまで育った環境の中で、いつも何をしても親に褒められてばかりで育った人は、確実に過保護な環境が生んだ自我が強い人だと言えるでしょう。事実、褒められることに対して人よりも強い承認欲求を持っていると言えるでしょう。その結果、自我が強い人となってしまうことが分かります。

自我が強い人の自我を抑える方法

ここからは、自我が強い人が持つ、自我を抑えるための最善の方法を以下に4点ご紹介します。いったいどのような方法を実践すれば自分の自我を適切に抑えていくことができるのか詳しくみていきましょう。

方法①他人の意見を最後まで聞く

自分の意見ばかりを先に述べるのではなく、他人、同僚、上司、部下、友達、あらゆる人の意見をまず最優先とするよう、周囲の人の意見を聞き入れることから始めていきましょう。

また、その時に話の腰を折ってしまうことのないよう、必ず最後まで他人の意見を聞くという姿勢を保ってください。

しっかりじっくりと聞くことで、その人が持つ意見に対して自分が持つ何らかの考えをつなげ、良い方向へと導くことができるかもしれません。さらに、良い人間関係構築のためのステップとなるため、ぜひ他人の意見に耳を傾ける姿勢をとってみてください。

方法②意見を言う前に一呼吸置く

つい自分が何か言葉を発してしまいそうになりますが、まずは一度周囲の様子を見ながらも一呼吸おいて深呼吸してみましょう。そうすることで自分が持つ意見が本当に正論であるかを再度考え、意見を述べることができるようになります。

自我が強い人にとってこれまでにない手法となるため、あえて自分の思いを抑えた行動をとることが大切です。冷静になって物事を捉えていきましょう。

方法③視野を広げることを意識する

自分の視野が狭くなりがちなのも自我が強い人の特徴です。そのため、自分を取り巻く環境の中で、さらに素晴らしい刺激があることも多々経験することでしょう。そのためには自分の視野を広げ、見て、聞いて学ぶ姿勢を持つことを意識してみてください。

そうすることであらゆる考え方、人の気持ち、意見を理解することができるようになります。そして自我が強くなることを抑えることができるようになるでしょう。

方法④他人の力に頼ってみる

どうしても人よりもプライドが高く、すべての物事を自力でやり遂げようとしてしまう自我の強い人は、自分に自信があっても、物事すべてを完璧にこなし、成功させることができるとは言い切れません。それほどオールマイティーに対応することができるのはごくわずかだと言えるでしょう。

そのため、自我が強い人の中でも、やはり自分の中に弱点を持っていることに気付いている方も多いはずです。そのため、もしも自分のプライドによって弱点を見せることができない場合は、自分から相手に対して心を開いてみてください。

そして、恥ずかしさやかっこ悪いと捉えるのではなく、周囲の人の力を借りてみるのも方法です。これまで人に頼ることがなかったという方こそ、あえて自分の邪魔をしている自我を脱ぎ去り、素の自分になって手助けを求めてみてください。

きっと周囲の人はその人の人柄や考えのすべてをマイナスに捉えているとは限りません。これをチャンスに、他人の力に頼って、多くの方とコミュニケーションをとってみるようにしましょう。

自我が強い・うざい性格を直していこう

自我が強い人が持つ心理、また、どのような特徴を持っているのかについて詳しくみていきました。自我が強い人は、自分ではそのような自分にまったく気付いていないことが多く、周囲の人を困惑させてしまう存在であることが分かっています。

しかし、そのような自我が強い人も、実は自分のそのような点を改善したいと感じていることもあるのです。その際は、ぜひこの記事でご紹介した自我が強い人がそれを抑えるための最善の方法を確認し、実践してみましょう。

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