束縛彼氏の心理や特徴は？上手に付き合うための改善策や対処法を解説！

彼の激しい嫉妬や束縛は、そのままにしておくとエスカレートしていくことも多く、ストレスへと繋がってしまいます。最悪の場合、気持ちが冷めて別れに発展するカップルも少なくないでしょう。今回は、束縛彼氏の心理や行動、その対処法について詳しく解説しますので、彼からの束縛で悩んでいる女性はぜひ参考にしてみて下さい。

束縛彼氏の心理とは？

まずは、なぜ束縛をしてしまうのか、束縛心の強い男性の心理について解説していきましょう。彼氏の束縛が激しいと困っている女性は、その理由を知ることで解決策を生み出せる可能性もあります。

束縛彼氏の心理①自分に自信が持てない

束縛してしまう根本的な原因として、まず自分に自信がないという男性が大半でしょう。例えば、美人な彼女で自分とは釣り合わないのではないかと負い目を感じていたり、彼女に本当に愛されているのかと不安に感じると、その気持が自然と束縛に繋がってしまうのです。

常に隣で一緒に過ごしたり、ほかの男性との接触を断たせることで「彼女はいつも自分のそばにいる」という安心感が生まれるため、自分に自信のない男性はどんどん束縛が加速していくという方も少なくありません。

束縛彼氏の心理②独占したい

嫉妬心の強い男性ほど「彼女を独占したい」という気持ちが行動にも表れやすくなります。そもそもヤキモチ焼きな方の特徴として、彼女が少しでもほかの男性と話していたり、連絡を取っているだけで、いても立ってもいられなくなる程の不安や憎悪に駆られてしまいます。

そこで、なんとか「彼女を自分だけのものにしたい」と考え、ほかの男性と引き離そうと束縛するような行動を取るのです。反対に、もともと嫉妬心が強くない男性は彼女を本気で好きだとしても、ほとんど束縛をしない傾向があります。

束縛彼氏の心理③行動を把握したい

彼女が今何しているのか、今日はどのように過ごすのかなどを常に把握しておきたいという男性は、意外と多いものです。これには大きく分けて2つの心理が考えられるでしょう。1つ目はやはり、自分が知らない間にほかの男性と会ったり、仲良くなっていないかと心配する気持ちです。

そして2つ目は、好きという気持ちが強すぎて、彼女のどんなことでも把握しておきたい、知らないことが少しでもあると納得がいかないと思う心理があります。後者に関しては、ほかの男性と過ごしていようが女友達と過ごしていようが、1日のスケジュールを報告しておかないと不機嫌になる傾向があります。

束縛彼氏の心理④浮気が心配

男女関係なく好きな人と交際がスタートすると、今度は相手に浮気されていないか心配になる方は多いでしょう。特に、まだ信頼関係が深く築けていない付き合い始めの頃は、その不安な気持ちは付き物です。

しかし中には、以前付き合っていた彼女に浮気されてしまったという経験を持つ男性もいます。その場合、トラウマとして心に傷が残ってしまう方も多く、新たに彼女ができても「また浮気されるのではないか」と心配し、過剰に束縛する場合があります。

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束縛彼氏の特徴【行動編】

束縛彼氏は具体的にどのような行動を取るのか、良くあるエピソードなどをもとに、行動パターンをあげていきましょう。中には行き過ぎた束縛をしてしまう男性もいるため、その場合別れを視野にいれることも大切です。

束縛彼氏の行動①頻繁に連絡してくる

これは、彼女の行動を常に把握しておきたいという男性に多いパターンです。朝起きると「おはよう」の一言だけでも必ずLINEなどで連絡を入れ、返事が少しでも遅いと不安になります。そして、夜は寝るまでずっと電話をするなど、一緒にいなくとも常に彼女と繋がっていたいと考えるのです。

仕事などであまり頻繁に連絡が取れない場合は、カレンダーアプリやカップル専用アプリなど、常に予定が見られるツールの共有を求める男性もいます。定期的に連絡を取り合うことはもちろん大切ですが、彼女のペースも考えないと、鬱陶しいと思われることもあるので注意が必要です。

束縛彼氏の行動②スマホをチェック

スマホを彼女がいない間に勝手にチェックしたり、定期的にLINEやSNSの内容を見せるように言ってくる彼氏もいます。例えば同棲していて、彼女が入浴中や就寝中にスマホを勝手に開き、LINEやSNSでのやり取りをチェックするなどといったエピソードがあげられます。

彼女のものを勝手に見るという行為は「監視」の域になってしまうため、ほぼ確実に相手からの印象が悪くなります。いくら恋人同士だとしても、お互いのプライバシーは尊重しないと彼女にとってストレスになってしまうため、スマホを勝手にチェックするくらいなら直接聞きましょう。

束縛彼氏の行動③行動を制限する

「ほかの男性とは話さないで」「一人でも男性がいる場合は誘いを断って」など、彼女の行動を制限する彼氏は少なくありません。特に飲み会の場などで、お酒が入ると別の男性になびいてしまうのではないか、酔った勢いで手を出されてしまうのではないかと心配するあまり、思わず「行かないで」と言ってしまう場合もあるでしょう。

心配する気持ちはわかりますが、大学のサークルや職場の飲み会など、先輩や上司からの誘いだと断りづらかったり、彼女の人間関係に響く可能性もあります。必要以上に制限をかけず、飲み会などであれば「終わったら迎えに行こうか？」と提案する程度がベストでしょう。

束縛彼氏の行動④交友関係を切られる

束縛がエスカレートすると、連絡が取れないようにスマホ内にある男性の連絡先を全て削除したり、彼女のSNSアカウントを消してしまうというケースも存在します。酷いときは、男性だけでなく良く遊ぶ女友達の連絡先も削除し、自分以外と会えないようにするという場合もあります。

ここまでいくと恐怖を感じてしまう女性も多く、交際どころではなくなります。もはや「束縛」という言葉だけでは片付けられない問題なので、ほとんどの場合彼女から別れを切り出されることになるでしょう。

束縛彼氏の行動⑤嫉妬してすぐ不機嫌になる

ちょっとしたことですぐに嫉妬し、その都度不機嫌になるという彼氏もいるでしょう。例えば、少しでも別の男性の話を出したり、友達と出掛けた場所がとても楽しかったと言うだけで嫉妬して、無視したり拗ねた態度を取るなどが挙げられます。

こういった行動は、付き合いたての頃ならば「可愛い」「私のことが好きなんだな」と許せる女性がほとんどですが、いつまでも続くと段々と面倒になってきて、メンヘラ男だと思われてしまいます。やましいことがないからこそ話してくれるわけなので、あまり過剰に考えすぎないようにしましょう。

束縛彼氏の特徴【性格編】

そもそも、どのような性格の男性が束縛彼氏になりやすいのか、性格の傾向について解説します。普段から以下のような面を持った男性は、束縛しやすい傾向にあるので注意しましょう。

束縛彼氏の性格①ネガティブ

束縛してしまう男性には、ネガティブ思考の男性が多い傾向にあります。前述した「自分に自信が持てない」というのも、このタイプの男性が抱きやすい心理状態でしょう。

日常的にネガティブな人は、彼女ができても「きっとそのうち振られてしまう」「他にもっといい男性がいる」などと、どこまでも自分を卑下してしまうのです。

しかし、常に下を向いている男性は魅力的ではありません。彼女に更に好きになってもらえるよう、ファッションなどの外見や考え方を常に磨いていれば、少しでも自信が持てるようになるでしょう。

束縛彼氏の性格②プライドが高い

プライドの高い男性も、束縛をしてしまう場合が多くあります。なぜかというと、プライドが高いと「恥をかきたくない」「傷つきたくない」という心理が働くため、彼女がほかの男性と話していたという事実を第三者から聞くだけでも、イライラしたり機嫌を損ねてしまいます。

彼女を束縛することで常に自分の思い通りの展開に動かし、優位に立っていたい、彼女を自分だけのものにしておきたいという気持ちを満たしているのでしょう。いわゆる“俺様”気質の方に多いので、程よく彼女のことも尊重しないと嫌われてしまいます。

束縛彼氏の性格③心配性

心配性な性格の男性は、少しでも彼女からの連絡が途絶えると「何かあったのではないか」「他の男に言い寄られているのではないか」と過剰に不安になります。最初はただただ彼女の身の安全を心配するだけだったのが、気付くと過度な束縛に繋がっているということもあるので、程々にしておきましょう。

束縛彼氏の性格④頑固

頑固な性格の男性は、彼女の話に耳を貸さない場合も多く、束縛が強くなるケースが多いのです。自分の意見をしっかり持った芯のある男性は男らしくモテますが、度が過ぎると「自分の意見ばかりで何も話を聞いてくれない」と思われて逆効果になることもあります。

そうなると、彼女も自分の意見を話さなくなり、徐々に気持ちが離れていってしまう可能性も考えられるので、たまには相手の意見を聞き入れるよう、心がけましょう。

束縛彼氏の特徴【口癖編】

続いて、束縛しがちな男性が良く言う口癖を見ていきましょう。以下のようなセリフを頻繁に言う彼氏は、ほぼ間違いなく「束縛彼氏」でしょう。

束縛彼氏の口癖①俺のこと好き？

自分に自信がない男性ほど「彼女の自分への好意を常に確かめたい」という気持ちを強く持ちます。彼女から定期的に「好き」と言葉にしてもらうことで、安心感を得ているのでしょう。しかし、彼女も好きだから付き合っているわけであり、何度も「好きだよ」というのは勇気がいります。

さらに、あまり聞きすぎると「私のこと信用していないのかな」「しつこいな」と思われてしまうことも。時々「好きだよ」と言われたほうが嬉しさの度合いも違うので、彼女が自発的に言ってくれるのを待ちましょう。

束縛彼氏の口癖②俺と仕事どっちが大事？

社会人の場合、お互い働きながら交際をしているカップルも多いはずです。特に最近では、バリバリ仕事をこなす女性も増えているため、仕事が立て込むとなかなか返信ができないという日も、もちろんあるでしょう。

そんなときに束縛しがちな彼氏の場合、LINEを何通も送ってきたり、終いには「俺と仕事どっちのほうが大事なの？」などと言ってくる始末です。反対に女性が言ってしまうケースもありますが、どちらにしても仕事と恋愛は全く別物なので、オンオフの切り替えを上手に行いながら付き合いましょう。

束縛彼氏の口癖③別れよう

束縛する男性ほど、ちょっとした喧嘩や思うように行かないことがある度に「別れよう」という言葉をすぐに口に出します。これは、相手に「別れたくない」と言ってもらうことで”彼女はまだ自分のことが好きだ”と実感したいからであって、実際は別れたいなど1ミリも思っていません。

しかし、あまり何度も軽々しく発言していると、そのうち本当に「うん、別れよう」と言われ、取り返しがつかなくなる可能性もあります。

束縛彼氏への上手な対処法

束縛の強い彼と上手に付き合っていくために、最適な対処法をいくつかご紹介します。以下のような点を気をつけてあげるだけで改善する男性もいますが、あなたにとってストレスになったり許せる範囲内でなくなれば、もちろん別れることも一つの手段として考えましょう。

束縛彼氏への対処法①安心感を与える

ネガティブに考えがちだったり、心配性な彼には、安心感を与えてあげることが大切です。特に付き合い始めは不安を抱きやすいので、定期的に「好き」という気持ちや「あなたといると楽しい」というような素直な気持ちを言葉にして伝えることで、彼は安心すると同時に少しずつ自信を持てるようになるでしょう。

束縛彼氏への対処法②マメに連絡してあげる

連絡不精な方や仕事で忙しい方にとっては面倒だと思うかもしれませんが、束縛彼氏にはできるだけマメにLINEや電話などで連絡を取ってあげるようにしましょう。昼休憩の際や仕事のちょっとした合間など、スマホを見られるタイミンができた時は一通だけでも返信を入れておくと相手も安心できます。

また、友達と外出したり食事に行くなど、オフの日だけれど頻繁に連絡を取り合えないという場合は、事前に必ず一緒に行く相手や場所を伝えておくようにすると、無駄な喧嘩なども避けられます。

束縛彼氏への対処法③はっきりと嫌な気持ちを伝える

中には、自分が束縛をしていると気付いていない彼氏もいます。自覚なしの行動ならば、言えば直るという可能性も少なからずあるでしょう。

許せる範囲内の行動ならば様子見でも良いですが、ストレスに感じている場合は我慢せずに、ハッキリと「嫌だからやめてほしい」と伝えることで、案外すんなりと理解してくれるかもしれません。

束縛彼氏への対処法④直らない場合は別れる

例え”好き”という気持ちが残っていたとしても、直すように伝えて改善しない場合は真剣に別れを検討したほうが良いでしょう。好きで付き合った相手が嫌だと感じていることを直せない男性というのは、今後もあなたが嫌だと思うことを平気でしたり、最悪の場合手を出してくる危険性もあります。

また、価値観が違ったり、一緒にいるとストレスを感じてしまう相手は、将来的に考えてもおすすめできません。他に素敵な男性はたくさんいるので、潔く次の恋愛へ進む決意も大切です。

束縛彼氏との上手な別れ方

最後に、彼の束縛に耐えきれず別れを決意した場合の、上手な別れ方についてご紹介します。束縛彼氏は、最後までゴネる可能性も高いため、段階を踏みながら別れまで持っていくのがポイントです。

まずは会う回数を減らす

束縛をする男性は依存性も高いため、別れようと言ってすぐに首を縦に振ることは、ほとんどありません。少しずつ距離を置きながら、別れに持っていく準備をしておくと良いでしょう。例えば、LINEなどの返信は極力せず、自分からの連絡は一切入れないようするのがベストです。

既にデートの約束がある場合は、キャンセルしておくのも手段でしょう。こうすることで、もしかして自分に冷めてしまったかな？と気付かせるきっかけにもなり、別れ話を切り出しやすくなります。

別れたい理由をきちんと話す

別れを切り出す際は、曖昧な理由を並べたり、穏便に済ませようと相手を肯定するような言葉をわざわざ言ったりすると、相手を勘違いさせる可能性があります。

特に束縛の激しい男性の場合、自分に都合のように解釈し、また時が経てば復縁できるかもしれないと思わせてしまうこともあるため、理由は正直にハッキリと伝えましょう。

彼氏からの束縛は我慢しないで上手に対処しよう

彼氏からの束縛が激しい場合、好きという気持ちが先行してついつい我慢してしまう女性も多いのですが、そのままにするとエスカレートする可能性も否めません。そうなると精神的にも辛くなり、いつの間にか付き合うことが苦痛になってしまうため、嫌だと思った時点で上手に対処しておくことが大切です。

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