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頭の回転が速い人の特徴は?頭の回転が遅い人との違いや見習いたい習慣を解説!
あなたの身近に、頭の回転が速いと呼べる人はいるでしょうか?判断力や発想力に優れており、特に仕事においてはとてもデキる人として目に映ります。本記事では、頭の回転が速い人の特徴、対しての遅い人の特徴や、回転を速くするためにも見習いたい習慣などをご紹介していきます。
目次
頭の回転が速いとメリットがある?
頭の回転が速い、という言葉は、しばしば誉め言葉として使われています。大抵は仕事の場面などで用いられていますが、そんな頭の回転の速さには、当然ながらメリットがあります。
頭の回転が速いとは
そもそも頭の回転というのは、自らの持っている知識を隅々までよく使う事を指します。すなわち回転が速い人とは、豊富に持っている知識を素早く検索し引き出す事が出来る人という事になります。
特徴としては、要求されたときにアイデアを複数素早く提案する事が出来る、後の展開を先に読んで準備を前もって進めておける、助けが必要な人の補助にさり気なくまわれるなどがあります。
同じ指示が出されたときにも、その後のリアクションや行動に違いが出るのは、頭の回転の速さの違いと言っても良いです。
頭の回転が速い人のメリット
そんな頭を速く回せるメリットについてですが、まず仕事を効率的に素早く進められるようになります。業務の内容のレベルを向上させられたり、無駄に残業をする事もなくなりますので、利点は様々です。
第二に、コミュニケーションを楽しく感じられるようになります。頭を速く回転させていると、人と会話している時に相手が何を言いたいのかを素早く察知できて、コミュニケーションそのものが楽しくなりますし、周りからも総じて好感を持たれます。
第三に、生活にメリハリをつけられるようになります。仕事、プライベートな生活両方においても、無駄な事をしていないかと客観的に判断し、その中から無駄を省いて生活に余裕を持たせられるようになります。
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頭の回転が速い人に共通する特徴
この様に、頭を素早く回転させられるようになれば、仕事においてもプライベートにおいても良い事が生まれます。思考が速く柔軟に考える事が出来る人たちには、いくつか共通する特徴がありますので、見ていきましょう。
特徴①理解が速い
まず1つ目の特徴は、物事を理解するのが速い事です。先に解説したメリットの中にもありましたが、頭を速く回転させられる人は、会話をしている相手の言わんとしている事、その趣旨を捉える事に長けています。
単なる会話の中だけではなく、それなりに大切な連絡事項を聞いている中でも、どこが大切な部分なのかをしっかりと認識できますので、何を相手が求めているのかを素早く察知できるのです。
相手がどうしたいのか、何を理解してほしいのかを理解できるようになれば、会話というのは単に裏付けとしての役割にしかなりません。ですが、この裏付けがある事によって、相手の求めている要求を瞬時に、かつ正確に理解できるようになるという訳です。
特徴②記憶力がいい
続いて2つ目は、記憶力も優れているという事です。頭の回転が速い人は、記憶力も優れている傾向にあります。回転が速いというのは、自分の頭の中にある知識、情報を素早くサーチできる事であり、それには相応の情報量が必要になります。
時折、大抵の人がしっかりと覚えずにスルーしてしまうような事も、なぜ覚えているのかと驚くほどにしっかりと頭の中に記憶しています。そういった方たちは、意識して記憶しようとしているのではなく、自然に頭の中に残せるようになっていますので、頭の中の引き出しをどんどん増やせていけているのです。
特徴③臨機応変な対応ができる
3つ目は、対応力に優れその場に応じた臨機応変な応じ方が出来る事です。仕事に限らず、物毎というのは常に変化を続けていくものです。頭の回転が遅いと、その変化にすぐに対応する事が出来ず、仕事が出来ないと思われてしまいがちです。
ですが、頭をフルに回転させていれば、その常々変わっていく状況に対しても素早く対応して反応を返す事が出来ます。常に物事に対しての理解が深く、頭の中での思考も速い為、もしもこうなったらどうするべきか、というifの事も頭に入れているのです。
例えそれまでに回りが予測していなかったトラブルが起こったとしても、素早く対応策を考えてそれを実行に移す事が出来る人というのは、総じて頭の回転が速いと言えます。
特徴④知識欲が強い
知識に対しての欲が深いのも、頭をスピーディーに回転させられる人ならではの特徴です。すでに何度か解説していますが、頭を速く回転させるには知識と情報がその分頭の中に入っていなければなりません。
その人は、昔から知識欲が強かったために、自分が現状知らない事を知ろうとして、様々な事を覚え、または経験から学んでいったのかもしれません。それが現在でも続いており、未知の事柄に対してしっかり理解しようとする意欲が強いのです。
知らない事があると分かった時、それをただ知らないままにはしておけず、知識として覚えたがるのです。その為、様々な事に対しての知識が豊富で、実際に話をしてみると話題が尽きずに、記憶力が良い人だという印象を持ちがちです。
特徴⑤効率よく優先順位をつける
仕事においては、優先順位が大切になるシーンがあります。様々なタスクを抱えている中で、何を優先して行うべきなのかを、頭の回転が速い人は効率よく順位をつけて、優先度が高い方から取り組んでいきます。
それぞれの作業に必要な時間などを複合的に考慮して、今やるべきことは何なのか、それが終わったら次にするべきことは何なのか、というのを効率を考えて組み立てており、それが出来ている分1つ1つの作業に集中して取り組めます。
特徴⑥説明が上手
人に対しての説明をするのも上手です。難しくてそのままでは理解できなさそうな言葉や内容が出てきたときに、それを日常の中に出てくるものや身近な物に例えて分かりやすく説明をする能力があり、素早く内容が理解できているからこそできる所業と言えます。
特徴⑦ユーモアがある
会話の中で、上手にユーモアを混ぜ込んで切り返しが出来る人というのは、大抵頭の回転が速く、そして記憶力にも優れています。このユーモアというのは、一発芸やギャグをすぐに披露できるという事では無く、話の延長線上にあるユーモアです。
本当にそうなったら面白そうなもしもの話をしてみたりというのが典型的な例で、テンポよく会話を進めるにはある程度の「笑い」が大切です。それを無理なく会話に混ぜ込める人というのは、頭の回転の速さあっての事です。
頭の回転が速い人と頭の回転が遅い人との違い
以上、頭の回転を速くできる人のいくつかの共通する特徴について解説しました。逆に、頭の回転が遅いと言われる人も世の中には居るものですが、この両者の違いには何があるのでしょうか?
違い①仕事を覚えるスピードが違う
まず、仕事を覚えるスピードの違いがあります。特徴の中でも述べた通り、頭を素早く回せる人は記憶力や理解力が優れています。それらの能力が優秀である分、与えられた指示や仕事を覚えるのも早く、評価されやすくなっています。
対して、頭の回転が遅めな人というのは、すぐに理解をすることは難しいです。実際に実践をする中で、何度か失敗などの経験を繰り返す事で、始めて覚えられます。この様に、回転の速さによって仕事の飲み込みの早さにも違いが出てきます。
違い②決断力が違う
続いて2つ目は、決断力の違いです。頭の回転の速い人は、仕事などの物事に対しての優先順位をしっかりと決め、効率的に臨んでいるという事を解説しましたが、日ごろから優先順位を考えている分、急な決断を迫られたときでも、何を優先するべきかを把握し、結論を出せます。
その一方で、頭の回転が遅い人は、決断を迫られたところで、初めて優先順位を決めようとする傾向があります。それゆえに結論に至るまでに時間を要し、決断力に欠けていると判断されがちです。只、じっくりと検討が出来る分、リスクもしっかり考えられるという評価も出来ます。
違い③想像力が働くかどうかが違う
3つ目は、想像力の違いです。頭をよく使っている人は、目の前にある物から様々な情報を得る事が出来ますので、所謂一を聞いて十を知る事が可能です。理解力がある分、その後の展開なども想像して先手を打ち準備なども事前に進められるのです。
頭をしっかりと働かせられていない人は、目の前にある物をそのままに受け取ってしまいます。こちらは一を聞いて一を知るだけで、それ以上の事を頭の中で想像していませんから、もしも一度に多数の情報をもたらされた場合、頭が追い付かずにパンクするでしょう。
違い④物事に対する視野の広さが違う
視野の広さにも違いが出てきます。これは物事を俯瞰的、客観的に見られるか、それとも主観的にだけ見ているかの違いであるとも言い換える事が出来、俯瞰的に見られる人は頭をスピーディーに回していて、様々な可能性やリスクを頭の中で検討しています。
主観的な目線しか持ち合わせていない人は、視野を広げて考えるという事が出来ません。視野が狭いという事は、それだけ頭の中で考えられる選択肢の数も少ないという事であり、行動も狭くなってしまいます。
頭の回転が遅い原因
頭の回転が遅いと言われても、なりたくてなったわけではないでしょう。そこにはいくつかの原因が考えられ、それらを改善する事で、思考力や理解力を磨く事が出来ます。
原因①ワーキングメモリー機能の低下
1つ目は、ワーキングメモリー機能の低下です。これは日本語で作業記憶と言われていて、短期間に脳内に情報を記憶し、並行処理する能力の事です。これが低下する事は計算能力や記憶力の低下を意味し、思考から実行に移すまでに時間を要するのです。
原因②睡眠不足
2つ目は、睡眠不足です。睡眠というのは非常に大切で、頭の回転の速さにも影響します。十分な睡眠を得られていないと体に対して様々な悪影響を及ぼし、しっかりとした体調管理が出来ていない場合、思考力も必然的に低下してしまうのです。
原因③ストレスの蓄積
2つ目は、蓄積されたストレスが原因というものです。これも睡眠不足と同じくどこで悪影響が出てもおかしくはないもので、ストレスが蓄積されている心理状態では万全の能力を発揮できず、頭が回らずに思うような結果が出せなくなります。
原因④自信がない
心理的な原因としては、自身の無さも挙げられます。頭の回転が速い人も、生まれつきではありません。知識や情報、そして経験を積み重ねた末に今があるわけですが、自信が無いとそうした努力も無駄に感じてしまい、積み重ねる努力をしなくなるのです。
頭の回転が速い人の見習いたい習慣
誰しも頭の回りが遅い等とは言われたくはないでしょうし、出来る事なら頭の回転が速く頼りになる人だと思われたい事でしょう。頭をしっかりと使えている人は共通した習慣を身に着けており、それらは意外にも誰でも実践できるものも多いです。
見習いたい習慣①十分な睡眠をとる
まず、十分に睡眠をとってください。原因の中に睡眠不足があった以上、改善するにはしっかりと眠る事が一番の改善策です。十分に睡眠の時間を取る事でコンディションを万全に整えれば、おのずとポテンシャルも発揮できるようになるはずです。
また、早寝早起きが出来ると尚良いです。早めに就寝して、脳が休む時間をしっかりと確保し、そして朝は早めに起きることで、脳を活性化させられます。頭をしっかり使えている人は、規則正しい生活リズムを自然に実践しているのです。
見習いたい習慣②適度な運動をする
2つ目は、適度に運動をすることです。体を動かす事は、脳を活性化させ頭の回転を速くすると言われています。激しいものではなく、ウォーキングや軽いジョギング、家でできる筋トレなどでも良いです。健康の面で見ても、ある程度の運動は必要と言えます。
運動をする時間帯も、朝の内に実践している人が多いとされています。もしできなくとも、昼や夜など時間のあるうちに体を動かす事を習慣付けている方もおり、自分のできる範囲内で運動を生活の中に取り入れているという訳です。
見習いたい習慣③読書をする
読書も、頭の回転の速さに大きく関係してきます。回転の速い人は、常に知識欲に従って知らない事柄や世界について知ろうとしますので、常人以上に読書をする習慣を身に着けています。まずは興味のある物から、手に取って読んでみましょう。
見習いたい習慣④日記をつける
日記をつける事も、実は効果的に働く習慣です。日記をつけるためには、自分の体験や考えを文章にしてまとめる必要が出てきます。そうした能力が日記をつける中で自然と鍛えられ、理解力や記憶力など様々な能力の発達に大いに役立てられる事でしょう。
頭の回転が速い人になる方法はある?
頭をしっかりと速く回せるようになるためには、読書をするというのも習慣として大切であることを解説しました。最後に、頭を素早く回す事が出来るようになるために、お勧めの本を1冊ご紹介しましょう。
頭の回転が速くなる本「ゼロ秒思考」
それは、赤羽雄二氏著「ゼロ秒思考」です。メモ書きをすることによって思考と感情を言語化するトレーニングを行い、それによって思考の活性化を促すというものであり、A4の紙に1ページ1分、日に10ページ書いて整理するという、誰でもお金と時間をかけずに取り組めるトレーニング方法が紹介されています。
頭の回転が速い人になるのに今からでも遅くない
既に社会に出ていて、仕事などで頭の回転が遅いと言われてしまっていても、決して遅くはありません。読書、しっかりとした睡眠、適度な運動など、誰でもできる習慣によって思考力を鍛える事は十分に可能ですので、ぜひ実践してみてください。