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メンズのワイドパンツがダサい?!かっこよく着こなすコーデを解説!
メンズのワイドパンツは、着こなし方を失敗すると「ダサい」という印象を持たれてしまうこともあり、履きたくても敬遠されがちなアイテムでもあります。そこで今回は、ワイドパンツを格好良く着こなすポイントやおすすめのアイテムをご紹介するので、ぜひコーデの参考にしてみてください。
目次
ワイドパンツをはいているメンズはダサい⁈
ワイドパンツは男女問わず人気のあるファッションアイテムではありますが、男性が履くとなぜかダサいと言われてしまうことがあります。しかし、これはワイドパンツが「ダサい」のではなく、上手に履きこなせないと一気にダサく見えてしまうということです。
ワイドパンツは体のラインを拾わない分全体的に大きく見え、ゆったりとラフな印象を与えるという特徴があります。そのため、合わせるトップや着こなし方を間違えると、ラフなコーデと言うより「だらしない」「スタイルが悪い」などといった見え方になってしまうのです。
ただ逆に考えれば、ワイドパンツを上手に履きこなせている男性は「おしゃれ」「センスが良い」と思われやすいので、しっかり着こなし術を研究しておきましょう。
メンズのワイドパンツがダサい理由
ここで、ワイドパンツがダサいと言われてしまう理由として、具体的な着こなし例を挙げながら詳しく解説していきましょう。以下のような着こなしをしてしまっている方は、コーデを見直す必要があります。
ダサい理由①短足に見える
ワイドパンツは体型を拾わないため、足のラインもぼやけやすく、短足に見えてしまう場合があります。特に、トップスもオーバーサイズで丈の長いものを着てしまうと、太ももや膝の位置がより下がって見えてしまい、足が短く身長も低く見えます。
そのため、ワイドパンツを履く時は長くても腰くらいまでの丈のトップスを選ぶとバランスが取りやすく、短足に見えてしまう問題も解決するでしょう。
ダサい理由②ダボダボしている
ワイドパンツは全体的に太めの作りになっているため「ダボダボしていてだらしない」と思われてしまうことがあります。アメカジファッションで全体的にオーバーサイズなものを着用するスタイルはありますが、これもアイテムのデザインや着こなし方を間違えると一気にダサくなります。
そのため、ダボダボ感を残しつつ、できる限り「だらしない」というマイナスのイメージをなくすために、ダメージ加工の激しすぎるデニムを選ばない、ヨレヨレのパーカーは着ない、ワイドパンツをむやみに下げて(腰より低い位置で)履かないなどといった点に注意しましょう。
着ているアイテムがキチンとしていれば、自然と「だらしなさ」は無くなります。また、最近は全く流行らない異常なほどの腰パンもだらしないので、控えるべきです。
ダサい理由③ サイズ感を間違っている
ただでさえゆったりとしたデザインのワイドパンツを、ウエストや丈感も大きめのオーバーサイズでチョイスすると、かえってダサく見えてしまいます。ワイドパンツは自分の体型に合ったサイズを選んでもスキニーのようにピッタリすることはないので、ウエストや丈の長さは自分の身長や体型に合ったものを選びましょう。
サイズ感を間違えて大きなサイズのワイドパンツを履いていると、股上も深くなるので太ももから下の部分が更に下に見えてしまいます。そうすることで短足に見えるというデメリットもプラスされ、ダサさに拍車がかかります。
ダサい理由④丈が短い
ワイドパンツはクロップドパンツのように、くるぶしより上までの丈感であったり、フルレングスではない中途半端な丈のものを履いていると、まるで身長が伸びてもずっと同じパンツを履いているかのように見えてしまい、ダサい印象を与えがちです。
細身のパンツは全体のラインが程よく出るので、8~9分丈のパンツで足首を見せていても綺麗に見えますが、大きめシルエットのワイドパンツは不自然さが際立ってしまうのです。そのため、ワイドパンツの丈感はフルレングスで選ぶのがベストだと言えます。
ダサい理由⑤ロールアップしている
細身のデニムパンツなどの場合、あえてロールアップすることで抜け感を出すというスタイルもありますが、ワイドパンツの場合はロールアップして丈を短く履くとダサく見えてしまう場合があるので注意しましょう。前述したように、ワイドパンツは丈が短いとアンバランスな着こなしに見えてしまうことが大半です。
つまり、おしゃれのつもりでロールアップして丈が短くなってしまうと本末転倒なので、本当に長過ぎる場合を除いて、ワイドパンツをロールアップして履くのは避けるのがベターです。
ダサい理由⑥ スニーカーとあっていない
ワイドパンツにスニーカーという組み合わせは、全く相性は悪くなくオーソドックスな着こなし方ではありますが、スニーカーのデザインによってはダサく見える場合もあります。
例えば、ランニングシューズのような足にフィットするタイプのスニーカーや、バンプ部分の短いスニーカーはワイドパンツとの相性があまり良くありません。ワイドパンツに合わせる時は、存在感のあるゴツめなスニーカーがおしゃれに仕上がりやすいです。
良くわからない場合や、そういったスニーカーを持っていないという場合は、カジュアル寄りなレザーシューズを合わせるのがおすすめです。レザーシューズは基本的に存在感のある作りで、ワイドパンツとの相性が良いアイテムなので、初心者の方でも簡単に着こなせるでしょう。
ダサい理由⑦カジュアルすぎる
スーツやきれいめコーデイネートに合わせるパンツをイメージすればわかるように、比較的細めで脚のラインにフィットするデザインのパンツは「きれいめ」「大人っぽい」という印象となります。反対にワイドパンツのように、オーバーシルエットなアイテムは「カジュアル」なジャンルに分類されます。
つまり、ワイドパンツにシンプルなパーカーや無地のTシャツのみというコーディネートは、決して悪くありませんが「カジュアルすぎる」「ラフすぎる」という着こなしに見えるでしょう。
こういったスタイルは、ちょっとした買い物などの外出時であるなら良いですが、デートや友人との遠出などおしゃれにキメたい日には向いていません。トップスをあえてシャツやニットなどきれいめなアイテムで合わせたり、アクセサリーやバッグでキチンと感を出すのがおすすめです。
メンズワイドパンツを格好よく着こなすコーデのポイントは?
続いて、男性がワイドパンツを格好よくスタイリッシュに着こなすコーディネートのポイントやコツをご紹介します。ワイドパンツの合わせ方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
脱ダサいワイドパンツ① Aラインシルエットを意識する
ワイドパンツ初心者の方は、まずはAラインシルエットを意識してコーデを組んでみると、失敗を避けられます。Aラインシルエットとは、アルファベットの「A」のように下に行くにつれて太くなっていくシルエットです。
ワイドパンツは当然ながら下半身が太めのシルエットになるため、トップスは細身のもの、もしくはジャストサイズを選んでコーディネートを考えてみましょう。
とは言っても、上半身が華奢な方は選びやすいですが、筋肉質でガッチリ体型の方や肩幅が広めの方はジャストサイズでも、上半身がしっかりとした印象になりがちです。この場合、肩が落ちているようにデザインされたドロップショルダーのトップスを選ぶと華奢見えしておすすめです。
脱ダサいワイドパンツ②足の長さにあった丈を選ぶ
先程も解説したように、丈の短いワイドパンツはダサく見えてしまうので、足の長さに合わせたフルレングスのデザインを選ぶようにしましょう。適度な丈感は、裾がくるぶし辺りか、くるぶしより少々下に来るくらいがベストです。
靴を履いた時に裾が地面に付いてしまうと、みっともない印象を与えるだけでなく、裾がすり減ってボロボロになってしまいます。サイズ感に不安のある場合は、試着する際に必ず靴を履いて歩いてみるようにしましょう。
あえて長めのワイドパンツを履きたいという方は、ソールが厚めのスニーカーやレザーシューズを選ぶと引きずること無く履けます。
脱ダサいワイドパンツ③ベーシックなカラーを選ぶ
明るい色のワイドパンツは鮮やかでアクセントにもなるので、おしゃれな印象ですが、コーディネートの難易度が更に上がってしまいます。まずは、ベーシックなカラーから選んで様々な着こなしのバリエーションを作っておくと、ワイドパンツの使い方がわかってくるはずです。
また、ベーシックカラーのワイドパンツを1本持っておくと、トップスのバリエーションも広がり着回しやすくなります。カラーはグレー、ブラウン、ベージュがおすすめです。秋冬であれば、ウール素材のグレーやブラウンで大人っぽく仕上げるとおしゃれ上級者な印象になります。
春夏は、ナイロンやレーヨンのサラッとしたライトグレー、ライトベージュのワイドパンツを合わせると涼し気なコーデになるでしょう。
ブラックもベーシックカラーではありますが、ウールやレーヨンなどの生地感だと、変にフォーマル感がミックスされてアンバランスなイメージになってしまう場合もあるので、少々難しいかもしれません。
脱ダサいワイドパンツ④タックインしてメリハリを出す
ワイドパンツをタックインすると、トップスとパンツの境目が強調されるため、メリハリの出たコーディネートになります。男性はインナーをタックインして、上にシャツやアウターを羽織るというスタイルがトレンド感があっておすすめです。
程よく締まりが出て、ダボダボとしたシルエットになるのを防ぐこともできるほか、ウエスト部分をはっきりさせることで脚長効果も期待でき、ワイドパンツが短足に見えるというデメリットも解決するでしょう。
タックインするとベルトのデザインも主張できるので、おしゃれなベルトを合わせることで、コーディネートのレベルもワンランクアップします。
脱ダサいワイドパンツ⑤幅が広すぎないものを選ぶ
ワイドパンツは、極端に幅の広いものを選んでしまうとコーディネートの難易度が上がり、体型によってはダボダボしすぎて見えたり、短足に見えやすくなります。初心者の方や、様々なアイテムと合わせて着回ししたいという方は、幅が広すぎないワイドパンツがおすすめです。
もちろんストレートタイプも良いですが、裾に向かって細くなるテーパードシルエットのワイドパンツも合わせやすいです。テーパードパンツは脚長効果もあり、シルエットも綺麗に見えます。
他にも、センタープレスが施されたワイドパンツは、綺麗めな着こなしにも合わせやすく、横に広がったシルエットになりにくいのでダボダボ感を抑えることができます。
脱ダサいメンズワイドパンツおすすめ!
ここで、初心者の方でも着こなしやすい、おすすめのワイドパンツをご紹介します。価格も高すぎず、ベーシックなデザインのワイドパンツなので、様々なトップスやアウター、シューズに合わせやすいでしょう。
メンズワイドパンツおすすめ①ストレートワイドパンツ
ストレートシルエットで幅の広すぎないタイプのワイドパンツです。どのようなトップスにも合わせやすく、足元に大幅な溜まりも出きないため、デザインのあるスニーカーやレザーシューズを履いても邪魔することなくオシャレを楽しめます。
吸汗性と速乾性にも優れ、程よい厚みがあるのでオールシーズン着用できるでしょう。ウエストはゴムになっており、ドローコードで調整可能なため、履き心地も快適です。デイリーの着回しアイテムとして1本は持っておきたいアイテムです。
メンズワイドパンツおすすめ②ワイドテーパードパンツ
ゆったりとしたシルエットをベースにしつつ、裾部分は細めの作りになっているテーパードタイプのワイドパンツです。ラフな着心地ながらも上品でスタイリッシュな印象も与えるため、カジュアルだけでなくきれいめなコーディネートにも合わせやすい1本でしょう。
脚のラインが綺麗に見えて、脚長効果が期待できるのもポイントとなっており、通気性の良いコットン100%素材に、ウエストはゴムとドローコードなので履き心地も抜群です。ベーシックなカラーバリエーションなので、着用する季節に合わせて選ぶのがおすすめです。
メンズワイドパンツの着こなしおすすめコーデアイテム
最後に、ワイドパンツの着こなしにおすすめのコーデアイテムをご紹介します。アウターとトップスを中心に、ワイドパンツとのバランスが取りやすくオシャレ見えするアイテムを厳選しました。
ワイドパンツのコーデアイテム①コート
どうしてもダボッとした着こなしに見えやすいワイドパンツには、スタイリッシュなシルエットが映えるロングコートを合わせると、バランスが取れて上品見えします。チェスターコートは、カジュアルなコーデにもきれいめなコーデにも合わせられて、スーツとの相性も良いので、重宝するアイテムでしょう。
ワイドパンツのコーデアイテム②アウター
ワイドパンツに合わせやすい、程よい丈感のマウンテンパーカーです。無駄な装飾もないので、どのようなパンツにも合わせやすいでしょう。比較的スリムなシルエットなので、横広がりに見えやすいワイドパンツと合わせればバランスも綺麗に取れます。
表面には撥水加工が施されており、フードも付いているため、天候の悪い日でも気にせず着用でき、通勤や通学時用としてもおすすめのアイテムです。
ワイドパンツのコーデアイテム③トップス
秋冬は、ニットセーターとワイドパンツの組み合わせが暖かく大人な印象を与えてくれるため、非常におすすめです。ニットはロンTとのレイヤードスタイルにしてもおしゃれで、様々な着こなしが楽しめます。
最近のトレンドアイテムとなっているハーフジップタイプのトップスは、カジュアルさを残しながらも上品さや大人っぽさも取り入れられるため、よりカジュアルな印象になりやすいワイドパンツと相性抜群です。
定番アイテムとも言えるシンプルなシャツは、ラフなイメージが強いワイドパンツと合わせることでキチンと見えするので、デートなど特別なシーンにもおすすめです。インナーをタックインして、上からシャツを羽織るとバランス良く仕上がります。
ワイドパンツをおしゃれに着こなそう
コーデを組むのが難しそうと思われがちなワイドパンツですが、上手に着こなすポイントを押さえておけば、一気におしゃれな印象を与えることができます。ワイドパンツと相性の良いアイテムも揃えて、様々なコーデを楽しんでください。