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”美しき時間を刻む”ブライトリングの洗練された名品|ダンディズムコーデの最新特集

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1969年、ブライトリング社、『ミニローター』で有名なビューレン社、クロノグラフの隠れた名門ホイヤー・レイオニダスの3社により、上記で掲載した画像の世界で初となる自動巻きクロノグラフ・ムーブメントの開発に成功します。

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画像は1949年製ホイヤー・レイオニダス社のミリタリーウォッチ。希少価値は非常に高く、349ドルの値が付いていた。

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画像は1940年代のビューレン社製ヴィンテージウォッチ。ビューレンは社名を変更し現在は時計メーカー『ハミルトン』としてその名が知られている。

1979年にウィリー・ブライトリングが死去するおよそ1年前に、電子エンジニアでMontres Sicura社の経営者であったアーネスト・シュナイダー(下画像)に事業を継承する契約を交わします。

https://www.watchtime.net/uhren/breitling-inhaber-ernest-schneider-gestorben/attachment/ernest-schneider-flieger/

ウィリーは亡くなる直前に、ブライトリング社は1979年8月に会社を閉鎖し1982年に生前の契約通り、アーネスト・シュナイダーがその遺志を継ぎ『ブライトリング・ジュネーブ』を設立し、自身が経営していたMontres Sicura社を改装して、ブライトリング社の本社としました。

https://www.instagram.com/breitling/

画像は自社製キャリバーの研究・開発・製造のために設立した工場『ブライトリング・クロノメトリー』

1997年に吸収合併した複雑機械式時計の名門KELEK社(ケレック社)のあった住所にそのままクロノメトリー工場を置いている。

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画像は121.5メガヘルツの国際航空避難信号を発信できる無線機を内蔵した『エマージェンシー』

航空法第24条に定めるパイロット、および電波法第40条に定める無線従事者でなければ購入できないモデルでパイロットから絶大な人気を博しました。

無休世界一周でその名を世界に知らしめた、冒険家で飛行士のジェームズ・スティーヴン・フォセットが愛用していたことで知られています。

http://www.thelivingmoon.com/47john_lear/02files/Steve_Fossett_02.html

画像はジェームズ・スティーヴン・フォセット

クロノグラフの真骨頂を目指すブライトリングは、次世代への躍進として100%クロノメーター化を図るため、1896年の創業以来一貫して複雑機械式時計にこだわり抜いた名門『KELEK社(ケレック社)』を吸収合併したのを皮切りに、2004年には自社の誇るモデル『クロノマット』を進化させたモデル『クロノマット・エボリューション』を発表し、スイス国内でも認証率3%の超難関である公認クロノメーター試験を通過し、その技術力を名実のものとすることに成功します。

https://www.pinterest.jp/pin/304626362277649046/

こちらは1942年に発表された『クロノマット』

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そしてこちらがクロノマットからフルモデルチェンジした『クロノマット・エボリューション』

デザイン性・機能性・耐久性の全てにおいて、ブライトリング社が全力を注いだ秀逸な一品といえる。

http://www.gressive.jp/adv/120918-breitling/02.html

2009年に発表した『キャリバー01』は、同社において初となる完全自社製の自動巻きクロノグラフ・ムーブメントとして注目を浴びました。

ブライトリングの技術を結集したキャリバーを搭載したモデルは、業界でも最長の中に入る国際保証期間5年という手厚いサポートを実施していることからも、同社の力の入れようが垣間見えます。

キャリバー01の搭載モデルとして代表的な『クロノマット01』は、スイスで毎年春に開催される世界最大の宝飾と時計の見本市『バーゼル・ワールド2009』で発表されました。

https://youtu.be/7hnaWgUo2jE

上記の動画は2009年に開催されたバーゼル・ワールドの様子。

その後も日々進化を続けるブライトリング。次項からは、ブライトリング社の作りだす時計の特徴やこだわりについて解説していきます。