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クレジットカードの引き落としはいつ?支払いに関して詳しく解説!

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支払いをカード1枚でできる、便利なクレジットカード。使用すると、利用額については定められている期日に引き落としが行われますが、そのタイミングがいつになっているのかはご存じでしょうか?本記事では、カードを利用した後の支払い期日は何時なのかなどに関して解説していきます。

クレジットカードの引き落としはいつ?

現金を用意しなくとも、簡単に決済を行う事が出来る便利なアイテムではあるものの、使われた分の額を支払うのにあたっては、既定の期日に執り行われるようになっています。利用額が指定銀行から支払いが行われるのは、どのタイミングで行われるのでしょうか?

クレジットカード払いの仕組み

クレジットカードを利用すれば、店舗やインターネット通販など、様々な場面で決済手段として使う事が出来ます。ですが、実際に利用したタイミングでは、まだ指定した銀行の口座より利用した分のお金は引き出されている訳ではありません。

ではどこで決済をしているのかというと、利用者が利用した金額を、会社側が一時的に立て替えて支払っています。そして、締め日までに使われた利用額を、月の中で既に決定されている期日に指定口座から引き落とすという仕組みです。

締め日と引き落とし日の違い

締め日、そして引き落とし日という言葉が出てきましたが、これらの違いについても解説しておきましょう。まず締め日というのは締切日とも言われ、言葉通りカードで利用した額を締め切り、決定をする日です。仮に20日が締めの日となっているなら、19日から次の月の20日までの間の分が計上されます。

そしてもう1つは、この締めの日までの基本1か月間の間にカードでの決済をした分の額が、指定した銀行の口座より引き出される日の事を指しています。もし締めの日が15日、支払う日が27日であるなら、前の月の16日から今月15日までの分を、今月27日に払います。

主なクレジットカードの締め日と引き落とし日

クレジットカードと言ってもいろいろとありますが、それぞれの会社によって、締め日、そして引き落とし日に設定されている期日は異なっています。以下は、主なカードで規定されている締めの日、および支払いの日を記した表になります。

 【カードの種類】 【締め日、および引き落とし日】
三井住友カード 毎月15日締め、翌10日払い、または毎月末締め、翌26日払い
JCBカード 毎月15日締め、翌10日払い
楽天カード 毎月末締め、翌27日払い
イオンカード 毎月10日締め、翌2日払い
エポスカード 毎月4日締め、翌4日払い、もしくは毎月27日締め、翌27日払い

クレジットカードの引き落とし日を先延ばしする方法

クレジットカードを利用している以上、決まっている引き落とし日を無くすことはできません。しかし、タイミングや買い物の仕方を工夫する事で、事実的な引き落とし日の先延ばしをすることは可能となっています。

締め日を意識して買い物する

1つは、締め日を意識して買い物をする事です。例えば、毎月の15日が締め、そして次の月の10日が支払日としましょう。前月の10日にショッピング等に使ったら、締める日は15日ですから、当然ながら次の月の10日には銀行からその分のお金を払うことになります。

ですが、10日に買い物をするのではなく、20日に買い物をしたとします。すると、勿論15日は過ぎていますので、過ぎた以降の分についてはさらに次の月に払う事が確定され、次の次の月の10日に払うことになります。締め日をまたぎ、買い物を1週間ずらした事で、支払いを先送りにできました。

この様に、締め日を過ぎた後に買い物をすれば、事実上の先延ばしが可能になるのです。特に、割と高額な買い物をする場合には、収入が入るタイミングを考えても便利でしょう。

分割払いやリボ払いにする

2つ目は、分割払いやリボ払いを利用する事です。利用額が大きく、どうしても一度に対応できない場合に利用できる対応法です。分割は、分割回数を指定する方法と、買い物の後に分割払いに変更する後から分割払いなどがあります。

リボ払いも、少しずつ返済する事で月々の返済額を一定にし、家計管理をしやすくできるというメリットがあります。詳しい払い方の変更については、各カード会社のウェブサイトから行えますので、確認してみてください。

ただしこれらの方法の場合、毎月の支払額は分割になる為少なくなりますが、手数料が上乗せされて最終的な支払額は多くなる事だけは押さえておいてください。

クレジットカードの引き落としができないとどうなる?

引き落とし方法には、大きく分けて一括払いと分割払い、リボ払いの3つが挙げられます。支払い方は変わっても、口座から引き落とす事に変わりはない訳ですが、口座の金額が不足し引き落としが出来ないとどうなるかご存じでしょうか?

遅延情報が登録される

一度でも引き落としが出来なかった場合、遅延情報が登録されます。どこに登録されるのかというと、信用情報機関です。その情報は金融機関で共有されており、クレジットカードの利用履歴である「クレヒス」として一定期間残る事になります。

引き落としが出来なかった場合、数年はその情報が残ると言われている支払い遅延という形でクレヒスに残ります。クレジットカードなどは信頼が重要ですので、支払いの遅延は本人に対する信用の傷として、他に影響も与えることになります。

遅延損害金が必要になる

2つ目は、遅延損害金が必要になる事です。自分が使った分の額を定められている支払いの日に全て払う事が出来なかった場合、利用額に加えて遅延損害金を合わせて支払わなければならないのです。

遅延損害金とは、クレジットカード会社が債務の不履行に係る賠償額を催告するの事であり、要するに引き落とし日に支払えなかったことに対しての賠償金と言っても良いでしょう。金額は、ご利用代金×遅延損害年利率÷365×遅延日数で計算されます。

クレジットカードが停止する

3つ目に、クレジットカードそのものが停止させられてしまう場合もあります。支払いが遅延した場合、基本的には、その利用していたクレジットカードの利用は停止状態となり、お買い物で利用する事はできなくなります。

引き落とし日に正常に引き落としが出来なかった、という情報は、銀行からクレジットカードの会社まで届きます。その情報が届いたタイミングで、クレジットカードは利用が停止させられます。

なお、銀行からクレジットカード会社へと引き落としの不履行の情報が伝えられる日にちは、銀行によって異なっています。また、クレジットカードが利用停止になるタイミングも、カード会社ごとで違っています。

支払いできない場合の対処法

もしもどうしても支払期日までに十分なお金を用意する事が出来ないと分かった場合には、出来る限り早い対処が最も重要です。具体的には、次に引き落とし日に支払われる金額のいくつかを、分割、もしくはリボ払いにする事です。

分割払いやリボ払いは手数料がかかりますので、最終的な支払額は多くなってしまいますが、それでもクレジットカードの利用停止や遅延障害金を支払うよりかは大分まともな対策になるでしょう。

それでも支払いが難しいとなったら、支払日が来る前にカード会社へと連絡を入れます。すると、情報を聞いてくれたうえで、どう対処すべきかを教えてくれるはずです。クレジットカードは信用が大切と解説した通り、もしもの時の対応もしっかりと出来れば、被害を最小限に抑えられます。

クレジットカードの引き落としにおすすめの口座

作成の際には、引き落としをする口座を自分で選択しますが、複数の口座を持っている場合、どれにすべきか悩むこともあるでしょう。最もお勧めできるのは、給与や賞与が振り込まれることになっている口座です。

給与を入れるような定期的な収入が決まっている口座であれば、口座額を超える様な大きすぎる金額を使わない限りは、一括での引き落としが可能です。逆に定期的な収入が無い口座だと、わざわざお金を入れ直したり、振り込みをするといった手間がかかります。

給与口座であっても、それ以外の口座であっても、支払いを行う引き落とし日が近づいたら、十分なお金が入っているかの預金の確認が大切です。残高不足状態では信用に関わりますので、出来れば毎月チェックしたいところです。

クレジットカードの引き落としに気をつけよう

カードを持っている方は、使った分の額を期日までにしっかりと払う事に対応できなかった場合、利用停止だけに留まらず、解約にまで至ってしまう可能性も否定できません。信用を守るという意味でも、ご自分が利用した分の額の確認、および実際に支払いを行うタイミングには必ず気を配るようにしてください。

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