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勉強が楽しいと思う人の特徴は?好きになる・面白くなる方法を解説!
勉強がなかなか思うようにはかどらない…すぐに集中力が切れてしまう…そう感じて勉強に苦手意識を持っている方は少なくありません。でもちょっとしたコツを覚えれば、勉強を今よりも楽しく行えるようになります。今回は、勉強が楽しくない理由について、また勉強が面白くなる方法についてもご紹介します。
目次
どうして勉強は楽しくないのか?
まず、どうして勉強が楽しくないのか、その理由について見ていきましょう。楽しく感じない原因を理解することができれば、それを改善して勉強を楽しくする方法も見えてくるはずです。
勉強が楽しくない理由①期待する結果が出ない
理由の一つとして挙げられるのは、勉強を真面目にしても期待する結果が出ないというものです。結果が出ないと勉強しても無駄だと感じ、モチベーションが下がってしまうわけです。
ここで覚えておきたいのは、何をするにしてもすぐに思うような結果が出ることはないという点です。数日、もしくは数週間勉強したから、テストの結果が驚くほど上向くということは基本的にありません。
少なくとも数か月は努力を継続していくことで初めて、それなりの結果が現れてくるものです。最初のうちは無駄なように思えても、必ずいつかは成果が出てくると信じて、継続する力をつけていきましょう。
勉強が楽しくない理由②勉強の意義が不明
勉強が楽しくないその他の理由として、勉強の意義が分かっていないということもあります。「こんなに勉強をして何になるのか」と感じてしまい、やる気が出なくなるのです。しかし勉強というのは、単に知識を詰め込むだけの作業ではありません。
思考力を働かせながら物事を筋道立てて考えていく能力、他の人の言いたいことや気持ちを上手にくみ取る能力、さらには問題を上手に解決していく能力など、今後の人生を豊かにするための訓練をしているのだということをぜひ覚えておきましょう。
勉強が楽しくない理由③他のことに興味がある
他のことに興味があるため勉強にあまり集中できない、あるいは手につかないというケースもあります。特に、部活動が楽しくてそれに打ち込んでいたり、習い事に本気で取り組んでいる場合にそうなることが考えられます。
本気で夢中になれることがあるというのは素晴らしいことです。ただし、勉強も将来のためにある程度は行っておく必要もありますので、上手に両立させながら行っていく方法を模索してみましょう。
勉強が楽しいと思う人の特徴
では、勉強が楽しいと思う人にはどんな特徴があるのでしょうか。特徴を知り、それに倣うよう心掛けることで、勉強を楽しむためのヒントを得ることができます。
勉強が楽しいと思う人の特徴①好奇心旺盛
好奇心旺盛な人は、自分の興味のあるジャンルの勉強になると、どんどん知識を取り入れていきたいと感じ勉強に熱中するようになります。そして、知識を取り入れるとまたそれが楽しくなり、どんどん勉強が好きになるというケースもあります。
勉強が楽しいと思う人の特徴②勉強すると視点が変わることを知っている
勉強が楽しいと感じている人は、勉強が自分の視点を変えてくれるということを知っています。これまでワンパターンでしか物事を考えることができなかった自分が、勉強をして取り入れた知識を活用していくことで、違った観点から物事を考えていくことができるようになり、楽しくなってくるのです。
勉強が楽しいと思う人の特徴③勉強の価値が分かっている
モノの価値が分かっていれば、ある程度の苦労を経験してでもそれを得ようと努力するものです。これは勉強に関しても同じで、勉強が自分の成長にどれほど役立つのかを理解している人は、意欲的に勉強していくことができます。
勉強が楽しいと思う人の特徴④知識が役立ち嬉しい
自分の持っている知識が誰かの役に立った時は、本当にうれしく感じるものです。このような達成感を感じられる経験を繰り返していくことで、もっと勉強して役立つ知識を取り入れたいという大きなモチベーションにつなげることができます。
勉強が楽しいと思えた時のメリットは?
楽しく勉強できるようになると、どんなメリットがあるのでしょうか。勉強により知識を深めることができ、そしてその知識を活用する能力も身に着けていくことができます。そのようにして能力を高めていくことで、仕事や趣味、また生活のあらゆる面での選択肢が増えることになります。
選択肢が多いということは、それだけ気持ちにも余裕を持つことができるようになり、周囲からも”頼りがいのある人”と慕われるようになりますし、人生の中での重要な局面で正しい決定をしやすくなります。また、問題が生じた際に軌道修正することのできる柔軟性も身に着くでしょう。
勉強が楽しいと思うようになったきっかけは?
勉強が元々好きだったという人はほとんどいないというのが事実です。たいていは何らかのきっかけにより勉強が楽しいと思うようになります。そのきっかけとしてはやはり、勉強することが自分の役に立った、または何らかの成果を感じたことが挙げられます。
つまり、勉強の成果が出るようになるまで、しばらくは継続していく工夫を凝らしていく必要があるということになります。そして自分なりにきっかけをつかむことができれば、そこから少しずつ楽しさを感じることができるようになるでしょう。
今すぐ勉強が面白くなる方法
では、今すぐ勉強が面白くなるようどんな工夫を凝らしていくことができるのでしょうか。ここでは誰でも簡単に実践できる5つの方法を紹介していきますので、できそうなものからぜひ挑戦してみましょう。
勉強が面白くなる方法①好きで興味のあることを調べる
簡単に実践できる方法として、自分の好きで興味のあるテーマを深堀りしながら調べていくというものがあります。自分自身が興味のあるテーマなので、時間をかけて調査していくのもそれほど苦にはならないでしょう。
そうしていくうちに、徐々に自分の知識が深まっていき勉強する楽しさも感じてくるはずです。楽しさが分かってきて勉強するという習慣が身に着いてきたなら、今度は他のテーマについても調べて知識を深めていくことができます。
勉強が面白くなる方法②ゲーム感覚で進める
2つ目の方法は、勉強をゲーム感覚で進めていくというものです。こうすることで、勉強に対する見方を”やらなければいけないこと”というものではなく、”上手にクリアしていってさらなるステップに進みたい”という能動的なものに変えていくことができます。
そのためには、勉強に関連した目標設定を行う必要があります。ただし達成するまでに長い期間を要するような大きな目標一つを設定するだけではなく、比較的短期間で達成可能な小さめの目標をたくさん設定して、それを一つずつゲームのようにクリアしていけるようにするのがコツです。
勉強が面白くなる方法③タイムアタック方式
タイムアタック方式で勉強することは、集中力を高めていく点でも役立ちます。少ない時間の中でいかにたくさんの量、そして内容の濃い勉強をすることができるか、自分なりに時間を計りながら挑戦していきましょう。
20分、または30分という短めの時間を設定して、集中して勉強していきましょう。いくつか勉強すべきテーマの種類があるのであれば、例えば1時間を20分で3つに区切るなどして、その時間ごとにそれぞれのテーマについて集中して勉強するという、自分なりの勉強スケジュールを立てるのもおすすめです。
勉強が面白くなる方法④勉強仲間を作る
勉強は一人で行うよりも仲間と一緒に進めていくことで、さらにモチベーションを上げることができ、効率も良くなります。できれば同じテーマを勉強している仲間を探しましょう。
それぞれの勉強がどの段階まで進んでいるのかを時々確認し合うだけでも励みになりますし、お互いに気付いた点などを発表し合うことも良い刺激になり、「自分も勉強をがんばろう!」という気にさせてくれます。
勉強が面白くなる方法⑤自分ご褒美を用意する
勉強の成果が出てくれば、さらに勉強を続けていきやすくなるのですが、そこまでたどりつくことができない方もかなり多いようです。この場合は、勉強するための動機づけを自分で作ってあげることが助けになります。
どんなものでも良いですが、勉強に関連して自分で定めた目標を達成していくごとに、がんばった自分へのご褒美を用意するのは、とても良いモチベーションになります。
ここまでの勉強を終えたら、ご褒美として美味しいものを食べるとか、テストなどで自分が設定したラインよりも良い点数が出たら欲しいものを一つ買うなどの、自分へのご褒美を用意しておくことができます。
きっかけがあれば誰でも勉強が楽しくなる!
勉強が嫌いだという人はとても多く、根っからの勉強好きというのはほんの一部の人だけです。しかし、どんなに勉強嫌いだった人でも、ちょっとしたきっかけによって勉強が大好きになることがあるのも事実です。自分なりに工夫を凝らしながら、勉強が好きになるきっかけをぜひ探してみましょう。