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何が便利?どう使う?マネークリップ・スタートガイド+おすすめアイテム10選
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かつては、おじさんくさい、成金ぽいと言われていたマネークリップ。しかし最近、にわかに人気が出てきました。今や、雑誌やWEBでのおすすめのプレゼント特集にマネークリップが掲載されるほど。
でも、気にはなっていても、どのように使って良いのかわからないという方や、実際の使い勝手はどうなっているの、と疑問に思う方もいらっしゃるはず。
そこで今回は、マネークリップ・スタートガイドと称して、メリット、デメリットと共におしゃれな使い方、おすすめブランドなどをご紹介いたします。
目次
マネークリップを使い始めるきっかけ
チップの文化が色濃く残る地域にて海外経験をされた方は、マネークリップが常用される日常を体験します。そもそも、キャッシュレスも進んでいることや、財布の盗難件数も多く人前で財布自体を見せるという行為が少ないことなどから、大きな財布を持ち歩く姿を見かけることがあまりありません。そこで、自身もスマートに使えるマネークリップを導入し、日本に帰ってからも続けて使っていらっしゃる方がいます。
他方で、空前の断捨離ブーム、ミニマリストブーム、そして現在も続くシンプルブームの流れを受けて、財布といったファッション小物もシンプル化、簡素化を求める動きが強くなりました。そうした先にたどり着いたのがマネークリップ、という方もいらっしゃいます。
そして現在、そんなイノベーターやアーリーアダプターに触発され、より広い層の方がマネークリップを使い始めています。
マネークリップは財布と比べて何がいいのか?
マネークリップのメリット
メリット1:見た目のスマートさを演出できる
まずは何より、見た目のスマートさを演出できる点がポイント。お財布をいつもバッグに入れる方であれば問題はないのですが、お札にカード、小銭がたっぷりと収納されたかさばった財布をポケットにしまっては、せっかくのジャケットやパンツのシルエットが崩れてしまいます。そもそも、パンツのヒップポケットへ財布を入れるスタイルは女性受けも非常に悪いもの。その点、マネークリップはどこのポケットにも気にせずに収納することができ、スタイリッシュなシルエットも崩しません。
メリット2:断捨離効果
また、マネークリップを導入することでの断捨離効果も期待できます。カードが収納できるタイプのマネークリップもありますが、それでも一般的な財布よりはカードスロットの数が少ない傾向にあります。結果として、必要最小限の本当に使うカードだけを厳選することにつながります。
マネークリップのデメリット
デメリット1:小銭やカードを別管理しなければならない。
クレジットカードも電子マネーもほぼ普及し、アップルペイも国内サービスを開始したものの、それでも日本はいまだに現金が主流。日常生活はもちろんのこと、緊急時のことを考えるとやはり小銭入れは必須ですし、場合によっては他のカードケースを持つ必要もありそうです。
▼マネークリップを使うときの小銭の管理方法についてもっと知りたい
デメリット2:ビジネスシーンにはマッチしにくい?
また、ビジネスシーンではまだまだ使いづらいアイテムである印象もぬぐえません。カジュアルな職場であれば問題はないかもしれませんが、お札を包む文化のある日本ですので、やはり、取引先や上司との会食などでは従来の一般的な財布が無難でしょう。
▼大人のビジネスマンにおすすめのマネークリップは?
まだまだ普及途上のマネークリップ。粋と見られると良いのですが、キザと見られる可能性もあることを頭の隅に置いておいても良いかもしれません。
マネークリップ実践者はどんな持ち物をしているのか?
メインでマネークリップを使っている方は、各々のマネークリップの特性によりさまざまな持ち方をしています。
カードホルダーや小銭入れが付属したマネークリップを使用している方の多くは、そのマネークリップ単体で使用しています。もちろん、状況に応じて別途、カードケースや小銭入れを用いることもあります。
挟むだけのシンプルなマネークリップを使用している方は、やはりカードケースや小銭入れを別に用意して使用しています。
なかには、マネークリップをメインとしつつも、財布も同時に持っている方もいらっしゃいます。
ビジネスマンのなかには、仕事ではベーシックな財布を使いつつ、オフのシーンでマネークリップに切り替えるという方もいらっしゃいます。
おしゃれなマネークリップの使い方
お札の挟み方
ベーシックなスタイルのマネークリップの場合
まずは一般的なはさみ方。全体を二つ折りにしてから挟む方法です。収納時は楽ですが、支払時にはまるごと紙幣をマネークリップから外した後、さらにお札を開いて数えなければならないという手間がかかります。
こちらは紙幣を折らずにそのまま挟む方法。紙幣をマネークリップに挟んだ後、2つ折り等コンパクトにしてからポケットに忍ばせます。支払時には、マネークリップに挟んだまま紙幣を数えやすいというメリットがあります。
なかには、このように1枚ずつ2つ折りにしてから挟む方法もあります。マネークリップにしまう際は手間がかかりますが、支払時に紙幣を数えやすいというメリットがあります。
支払時にマネークリップから外して広げる作業は多少面倒ですが、なるべくコンパクトに収納したいならば3つ折りや4つ折りという方法もあります。
2つ折りマネークリップの場合
お札の真ん中を札バサミクリップでそのまま挟んで折りたたみます。
次世代マネークリップの場合
こちらは基本はベーシックなクリップ式と同じですが、マネークリップ本体がカードサイズとコンパクトなため、3つ折りや4つ折りが紙幣が傷まずおすすめです。
スマートなお札の取り出し方
ベーシックなスタイルのマネークリップ/次世代マネークリップの場合
お札をマネークリップから外して数えるか外さず数えるかは、前述のようにお札のはさみ方次第。必要最小限のお金だけを取り出したほうがスマートな印象を与えるのは確実です。購入されるマネークリップの使い勝手と合わせて検討をなさってみてください。
支払時にはできるだけ高額紙幣は周囲に見せないようにしましょう。折りたたんだ紙幣は、支払時は広げて渡すのがマナーです。
2つ折りマネークリップの場合
マネークリップを開いて取り出すだけの2つ折りマネークリップですが、やはり必要以上に高額紙幣を見せない配慮がスマートに見えるポイントです。
マネークリップのオススメの収納場所は?
断然「ポケット」がオススメ!
マネークリップのメリットを最大限に活かすならば、やはりカバンの中よりポケットが断然おすすめ。ジャケットを着ている場合であれば、その軽さと薄さを活かして上着の内ポッケットに入れてみましょう。出し入れの姿もスマートに映ります。パンツのポケットであればサイドポケットに収納しましょう。ヒップポケットでは、いくらマネークリップといえどもシルエットが崩れますし、パンツ自体も痛んでしまいます。
マネークリップの主な種類
ベーシックなスタイルのマネークリップ
最もベーシックでシンプルなスタイルのマネークリップです。親しみやすい価格帯が多く種類も豊富です。特に金属素材のものは取扱いに慎重になる必要もなく、運用上のメリットは大きくなります。まずはマネークリップに挑戦したいという方にも大変おすすめできるアイテムです。
カードスロット付きのマネークリップ
主にレザーで作られることの多い、カードスロット付きのマネークリップ。別にカードケースを持たなくても良い点が魅力です。大抵は中央に金属製の札バサミクリップが付いており、これでお札を挟む仕様です。カードスロットは4~6枚程が主流です。なかには小銭入れを廃した、2つ折り財布に近いデザインのマネークリップも存在します。
小銭入れ付きのマネークリップ
支払いに現金がメインの日本では重宝する、小銭入れ付きタイプのマネークリップ。2つ折りマネークリップに多いタイプです。ほかに小銭入れを持たなくても良いのがメリットです。ただし、必然的に全体の厚みが増すため、コンパクトというマネークリップのメリットが薄れてしまう点にはご注意ください。