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ライフスタイルを快適にする「スマートウォッチ」の魅力とは
ウェラブルデバイスの一大ブームによって、スマートウォッチは腕時計を選ぶ上での有力な選択肢となりました。
心拍数や血圧などの健康管理からジョギングコースなどのトラッキング、買い物の決済など、機能性の進化には目覚ましいものがあります。それに加え、最近ではクラシックな腕時計に見紛うかのような洗練されたデザインのものまで登場してきました。
今回は、スマートウォッチの魅力について解説するとともに、大人の男性にも相応しいハイスペックな製品をピックアップして紹介します。
意外と知らない。スマートウォッチの腕時計のこと。
https://betakit.com/ww-the-wearable-weekly-2017-is-the-year-of-the-smartwatch/
スマートウォッチにも歴史はある。1970年代から振り返ろう
スマートウォッチは、スマホの通知機能から健康管理など、腕時計にさまざまな機能を備えさせた電子機器です。ウェアラブルデバイスとも呼ばれ、ここ数年で目覚ましい発展を遂げました。
現在はまさにスマートウォッチの群雄割拠とも呼べる時代で、ITメーカーから名門時計メーカーまで多くのブランドが製品を展開しています。
■ヒューレット・パッカード「HP-01」
スマートウォッチを”腕時計にパソコンなどのテクノロジーを載せたもの”と定義すると、その歴史はおよそ40年前にまで遡ります。1977年に登場したヒューレット・パッカードの「HP-01」は、LED式のデジタル表示に、キーボードを配置したデジタルウォッチでした。
「HP-01」には、電卓機能やストップウォッチ機能、1/100秒計測が可能なタイマー機能やカレンダー表示など、当時の腕時計では到底実現不可能だったさまざまな技術が搭載されていました。
ボタン電池が3つも必要なことと値段が695ドルと高額だったことから大衆へは普及せず、一部のギーク(オタク)たちから注目されていたようです。
■セイコー「UC-2000」
https://www.inexhibit.com/case-studies/seiko-uc-2000-1984-the-dawn-of-wearable-computers/
クオーツムーブメントの実用化で時計産業を席巻した日本のセイコーも、早くからデジタルデバイスに着目していました。
1984年に発売されたセイコーの「UC-2000」は、CPUにBASICを搭載。別売りのコントローラやキーボードと無線方式でデータ転送できる世界初のリストコンピュータとして誕生しました。当時のマニアからは「腕コン」の愛称でも親しまれています。
1990年代以降は、ポケベルやMicrosoftのOutlookなどとデータ転送が行えるスマートウォッチが登場。2000年代には指紋認証や加速度センサーなど、現在にも通ずる機能を盛り込んだモデルが展開されます。
■AppleWatch
そして、2010年以降のスマートフォンの爆発的普及によって、スマートウォッチの市場は最盛期を迎えつつあります。AppleWatchが登場して以降は、従来の”機能性”以外に”ファッション性”まで追求されるようになりました。
iPhone以外のスマートフォンに対応した製品に関しても、Googleがウェアラブルデバイス向けOSのAndroid Wearが発表されたことにより魅力的な製品が毎日のように発表されています。
スマートウォッチの選び方
https://newatlas.com/smartwatch-comparison-2017-specs/49553/
スマートウォッチを選ぶ上でまず大切なのが、OSが対応しているかどうかの確認です。
例えばAppleWatchに積まれている「Watch OS」はiPhone専用となるため、Androidユーザーには使えません。逆にiPhoneを使っていて「Android Wear」や「Tizen」のスマートウォッチが欲しい場合は、機能などを問題なく使えるかどうかを確認しておく必要があります。
また、必要な「機能」が備わっているかどうかも事前に把握しておくのがおすすめ。スポーツジムなどのアクティビティで使うのかアウトドアで使うのかなど、用途によって必要な機能やセンサーが変わってきます。
もちろん、デザインが気にいるかどうかも大事なポイントですね。