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スーツ姿がかっこいい男性の着こなし術!スーツの選び方も徹底解説!

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男性のスーツ姿は「仕事ができそう」「知的なイメージ」「清潔感がある」などの理由から、女性からも好印象を抱かれやすい服装です。しかし、着こなし方やスーツの状態によってはマイナスイメージを持たれてしまうこともあるので、今回はかっこいいスーツの着こなし術について解説していきます。

男性のスーツ姿をかっこいいと感じる女性は多い

ビジネスシーンにおいて基本の装いとも言えるスーツスタイルですが、男性のスーツ姿を見て「かっこいい」と感じる女性が多いようです。実際に女性300名に対して行ったアンケート調査では、約90%の女性が「かっこいいと感じたことがある」と答えました

スーツと言えば仕事をする際の服装なので、知的に見える、仕事ができそうに見えるなどの印象から、スタイルアップして見える、清潔感があるなど外見的なイメージアップにも繋がるのでしょう。

男性のスーツ姿がかっこいい理由

では、なぜ男性のスーツ姿は無条件でかっこよく見えるのでしょうか。ただ単に「スーツがかっこいい」というだけでなく、様々な理由が考えられます。

かっこいい理由①仕事が出来そうな印象に

スーツはサイズ感や着こなし方さえ間違っていなければ、きちんとした印象を与えるため、誰でも仕事が出来そうに見えるという効果があります。この現象は「スーツマジック」とも呼ばれ、スーツを綺麗に着こなしている男性を見ると、好印象を抱く女性が多いのです。

ドラマや映画などでも”できる男性”というのはスーツを着ていることが多く、そういったところからも「スーツを着ている男性はスマートで何でもできる」というイメージが頭の中にあるのでしょう。相手に対して信頼感を与えやすい服装でもあるので、清潔かつ誠実な印象を演出したい時もスーツは最適です。

かっこいい理由②間違いのないファッション

スーツはセットアップでスタイルが決まっていて、合わせるアイテムもシャツ、ネクタイ、革靴とシンプルです。そのため、よほど極端な配色やデザインなどを選ばない限り、誰でも簡単にかっこよく着こなすことができます。

普段の私服の場合は、合わせるアイテムや色使いなどから、その人のセンスやオシャレ感度が顕著に表れますが、スーツを着てしまえば「ダサい」と思われることはほとんど無いでしょう。そういった面でも、スーツは間違いのないファッションとして、どのような男性でもオシャレに見せてくれる効果があります。

かっこいい理由③私服とのギャップ

普段の私服しか知らないという男性が、仕事帰りやオケージョンなどの際にスーツスタイルで現れると、普段とのギャップで一段とかっこよく見えるというケースも良くあります。

特に、普段はカジュアルやストリートなどラフなスタイルが多い男性の場合、ビシッと細身のスーツを着るとオンオフの差がハッキリとわかって、女性も”ギャップ萌え”すること間違いなしでしょう。

かっこいい理由④スタイルが良く見える

スーツと言えば肩幅や胸元が立体的に見えたり、脚もスッキリと細く見せることのできる仕立てになっています。これらは、男らしさを強調するデザインであり、全身のスタイルアップ効果もあります。

特に最近のスーツは細身でスマートなデザインがトレンドとなっているため、脚長効果も期待でき、全身がスマートかつ高身長に見えることも多いでしょう。

男性のかっこいいスーツの着こなし術

ここで、男性のかっこいいスーツの着こなし術について解説していきます。スーツ本体だけでなく、シャツやネクタイとの合わせ方についてもご紹介するので、参考にしてください。

着こなし術①適正サイズ

スーツは、どんなにオシャレなデザインでも、高級な生地でも、サイズが合っていないと全てが台無しになります。それほどスーツのサイズ感というのは重要なのです。自身の体型に合ったスーツをジャストサイズで着てこそ、そのデザイン性や素材の良さが引き立ちます。

ジャケットがオーバーサイズ気味で肩が落ちている、ジャケットの裾が長い、スラックスがダボダボなどといったサイズ感は、非常にだらしない印象を与えます。モード感のある高難易度なファッションの場合、あえてオーバーサイズなジャケットを合わせることもありますが、ビジネスシーンでは通用しません。

反対に、小さめで袖丈が短い、肩幅が足りていない、スラックスがパツパツで裾も短めというのもバランスが悪く、誰が見ても「サイズ選びを間違えている」と思われるでしょう。スーツのサイズは大きすぎることもなく小さすぎることもない、ジャストなサイズ感が最適ということです。

着こなし術②シャツとネクタイのバランス

スーツに合わせるアイテムと言えばシャツとネクタイですが、この組み合わせ次第でもワンランクアップしたスーツスタイルに仕上げることができます

基本的に新社会人の場合や、入社式などの式典では無地のアイテムを中心に合わせる場合が多いですが、通常のビジネスシーンでは、柄物を上手に活用してオシャレかつ華やかさをプラスしたスーツスタイルを楽しむと良いでしょう。

ポイントとしては「Vゾーンには1.5柄」を意識することです。1.5柄というのは、無地=0柄、柄物=1柄、織柄・同色柄=0.5柄として、これらの3点セットを着用した1.5柄を作るということになります。

例えば、スーツは同色の織柄(0.5柄)、シャツは無地(0柄)、ネクタイは柄物(1柄)というように合わせれば1.5柄に仕上がります。こうすることで全体のバランスが良く、清潔感がありながらも地味すぎない、オシャレな印象を与えることができるのです。

着こなし術③色や柄はシンプルに

スーツ以外のシャツやネクタイに柄物を挿し込むことは良くありますが、スーツ自体に柄の入ったものを選ぶというのもおすすめです。毎日スーツで通勤していると、たまには柄物で遊びを効かせたいと思うことがあるでしょう。

そんな時は、スタンダードな柄であれば問題なく、きちんとした中におしゃれな要素を添えられます。スタンダードな柄というのは、主にストライプやチェック、そして織柄などがあります。

ひとくちにストライプ、チェックと言っても様々な種類があり、ストライプの中にはペンシルストライプやチョークストライプ、ピンドットストライプ、チェックの中にはウィンドペン、グレンチェック、マイクロチェックなどが定番です。

ただし、あまりハッキリとわかる柄や色使いのものはビジネスシーンにおいては避けるのがベターです。ストライプやチェックでも配色が派手でないもの、もしくはシャドー柄・織柄などと呼ばれるシンプルなものが良いでしょう。

着こなし術④ネクタイの結び方が綺麗

ネクタイがしっかり結べているかという点も、スーツをかっこよく着こなす上で非常に重要なポイントです。結び方には様々な種類がありますが、結ぶことが苦手という方は最もオーソドックスな「プレーンノット」で問題ありません。

ただし、曲がらず形を整えて結ぶことが大切です。ネクタイが曲がっていたり、第1ボタンとの間に隙間があったりすると、一気にだらしなくダサい印象になるので注意してください。

また、胸元により立体感を演出するために、ネクタイに「ディンプル」と呼ばれるくぼみを作って結ぶと更にスタイリッシュに仕上がります。ネクタイの光沢感も際立つので、ぜひディンプルを付けた結び方をマスターしてみてください。

男性のかっこいいスーツの選び方

男性のかっこいいスーツの着こなし術について解説しましたが、具体的にどのようなスーツを選ぶとスーツならではのかっこよさが引き立つのでしょうか。ここで、正しいスーツの選び方についてご紹介します。

ジャケットの選び方

ジャケットは、まず肩幅がジャストの位置にあるということを意識します。自身の肩幅より落ちている場合は大きく、逆に背中側の首下に「ツキジワ」と呼ばれる横1本の線(シワ)が入る場合は小さいということになります。

バストやお腹周りは、ボタンを留めた状態で胸の前あたりに拳を入れ、ピッタリ入るくらいの余裕があると適切です。着丈は、お尻が隠れるか隠れないかくらいの長さがおすすめです。

袖丈は、立った状態で真っ直ぐと手を前方に伸ばし、中に着ているシャツが1~2cm袖口から覗く程度で調整しましょう。長さで言えば、ちょうど手首までが目安となります。

パンツの選び方

パンツの場合、ウエストのサイズはもちろん腰骨の上で測って調節してください。ヒップ周りは、適度にフィットする程度で、余分な空白のないように合わせるとバランスが良いでしょう。小さい場合はヒップの部分がパツパツしていたり、サイドポケットが開いて見えるので、サイズアップします。

裾丈は長すぎて裾周りがダボダボしていなければ、基本的には好みに合わせた長さで調節して良いです。裾が革靴に少し触れる程度のハーフクッションが基本ではありますが、トレンド感を出したいのであれば、裾が靴に当たらないノークッションでの丈感もおすすめです。

華奢な体型のスーツの選び方は?

スーツというのは基本的に肩幅や胸元の立体感が強調されるようなデザインに作られているため、華奢な体型の方はどうしてもサイズ感が大きめになってしまったり、ボリューム感が出にくいという悩みを抱えてしまう場合があります。

特に、日本人は厚みのない細身体型の男性が多いので、できるだけ男らしさを出したいという時は、スーツの形やシャツのデザインなどにこだわりましょう。例えば、肩にパッドが入っていて張ったデザインのものは、肩幅を広く見せてくれます。

更に、ウィンドペン柄など大判柄のデザインを選ぶと、身体を大きく見せる効果があるため、華奢な印象をカバーできるでしょう。また、シャツは開きが大きめのワイドカラーシャツを選ぶことで、上半身にボリュームのある印象を与えてくれます。

肥満体型のスーツの選び方は?

肥満体型をできるだけカバーしたいという方は、ブラックやネイビー、ダークグレーなどダークトーンのスーツを選びましょう。普段の服もそうですが、暗めの配色は引き締まって見える効果があります。更に、ストライプ柄もプラスすると縦のラインが強調されるため、よりスリムに見せることができるでしょう。

男性のNGなスーツ姿に注意

最後に、スーツを着る際のNGポイントについても解説しておきます。スーツやシャツ、革靴の状態や扱いについて以下のような点があてはまる場合は、せっかくのかっこいいスーツ姿が台無しになってしまうので、注意しましょう。

NGなスーツ姿①シワがありよれよれ

あまりにもシワが寄っていたり、よれよれのスーツを着ていると「だらしない人」「身だしなみを気にしない人」「清潔感のない人」という印象を与えてしまいます。

また、自身の身だしなみに気をつけることができない人は、他人に対する気遣いができない、相手の気持を考えられないなどのマイナスイメージを連想させるため、ビジネスシーンでも悪影響を及ぼすでしょう。

スーツは決して安い買い物ではありませんが、長年着用してよれてしまった場合は買い替えを検討するのがおすすめです。

NGなスーツ姿②体に合ってない

男性が着ていると「かっこいい」と思われることの多いスーツ姿ですが、サイズが合っていないスーツを着ていると、せっかくの好印象も台無しになってしまいます。特に、ゆったりとしたサイズ感が好きだからといって大きめのサイズのスーツを選んでしまうと、身体が貧相に見えたり、だらしない印象を与えます。

反対に小さすぎると「就活の時のスーツをずっと着ているのかな?」などと思われてしまうこともあるでしょう。スーツはジャストサイズで選ぶことが大切なので、万が一既製品のスーツを試着して体に合わない場合はオーダースーツにするのもおすすめです。

NGなスーツ姿③くるぶしソックス

普段のきれいめコーデなどで、テーパードパンツにくるぶしソックスを履いて足首をのぞかせるファッションもありますが、ビジネススーツにおいてくるぶしソックスを履くことはマナーとしてNGです。スーツの時は、立っているときや歩いている時はもちろん、座ったときでもスネが見えないことが鉄則です。

そのためには、膝下ほどの長めな靴下を選ぶのがおすすめです。また、色もスーツの色に合わせるというのが基本なので、白や赤など明るい色の靴下ではなく、黒やネイビー、ダークグレーなどスーツに近いカラーを選びましょう。

NGなスーツ姿④汚れた革靴

せっかくスーツの着こなしがかっこよくキマっていても、革靴が汚れていると、それだけで不潔な印象を与えてしまいます。足元に目が行く女性は非常に多いので、革靴は定期的にお手入れして、常に綺麗な状態を保ちましょう。

毎日革靴を履くという方は、レザー用のお手入れセットを購入しておくと便利です。クリーナーやクロス、ブラシなどがセットになっているので、これらの道具で定期的に靴を磨くと、常に綺麗で光沢のある状態を維持できます。また、本革は水に弱いので、防水スプレーもかけておくと尚良しです。

NGなスーツ姿⑤たくさん物を詰め込んだポケット

バッグを持つながら面倒だからといって、スーツのあらゆるポケットに物をたくさん詰め込むのは見た目が非常に悪いので避けましょう。多くの物をポケットに入れると、シルエットが崩れるだけでなく、重さでスーツの形自体が変形してしまう可能性もあります。

スマートフォンや薄めの財布、ハンカチ程度なら問題ありませんが、それ以上の物をポケットに入れたいという場合は、ビジネス用のバッグを持ち、その中に収納することをおすすめします。

男性のかっこいいスーツ姿は選び方と着こなしが大事

男性が女性から「かっこいい」と思われやすいスーツスタイルですが、ただ着ていればかっこよく見えるというわけではなく、選び方や着こなしにこだわることで清潔感があり知的なイメージを与えることができます。まずは自分に合ったスーツを見つけて、センスの良いスーツスタイルを楽しみましょう。

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