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3日で400足売れたという日本上陸から20年。「TOD’S(トッズ)」はますます加速する。

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華やかな歴史 イタリアの大富豪デッラ・ヴァッレ家がTOD’Sを牽引する。

大富豪のプライベートブランドとして始まる。

http://www.tods.com/ja_jp/tods-touch/presents/tods-marlin-hyannisport/

イタリアの大富豪デッラ・ヴァッレ家が1920年代にシューズの製造をスタートさせたのが始まりで、この時点ではTOD’Sと名乗っていません。徐々にビジネスを拡大させ、どこの傘下にも属することなく現在でもデッラ・ヴァッレ家のファミリー企業となっています。もともとはEMA社と名乗っていましたが、誰でも、どこの国の人でも呼びやすいTOD’S(トッズ)に変更しています。

https://www.pinterest.jp/pin/427630927088541313/

1979年、TOD’Sとして実質的なスタートを切りますが、その際に発売されたのが底に133個のゴム突起を付けた1枚革のモカシン『ゴンミーノ・モカシン』でした。1960年に既にあった原型をアップデイトさせたものでしたが、軽快でフィット感がウケてヨーロッパを中心に支持を集めるようになります。

トッズにおけるモノ作りの特徴は、多くの工程を経ること、妥協のないこと。大富豪ならではの視点で、経営効率よりも納得できる完成度に重点を置いていることです。当然クオリティは高く、高価格になりますが、それでも理解し支持してもらえる顧客に届けたいという信念があります。

1979年TOD’Sブランドが始動。妥協のないモノ作りを継続している。

https://www.pinterest.jp/pin/426293920951031052/

以前はジャンフランコ フェレ、クリスチャン ラクロワ、ロメオ ジリ、カルバン クラインなどとライセンス契約を結び靴を供給していたこともありましたが、いまでは特別な例外を除いてWネームなどには対応していません。

http://www.afpbb.com/articles/modepress/3147311

その後の活躍では、1997年、バッグのラインをスタート。新宿の伊勢丹にショップをオープン。2001年、フェラーリとコラボレーション「トッズ・フォー・フェラーリ」というプロジェクトをスタート。2004年、表参道に、けやきの樹をモチーフにした世界最大級のブティックをオープン。などなど活躍の場を広げています。

また、2006年からはプレタポルテ部門を立ち上げ、総合アパレルブランドとして確固たる地位を築いています。そして現在はホーガン(HOGAN)やフェイ(Fay)もグループに加えるほどになっています。