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アンティーク時計の魅力にハマる。手に入るおすすめモデルをご紹介
アンティーク時計の楽しみ方
年代モノならではの「年季」を味わう
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色褪せた文字盤や年季の入ったケースは、アンティーク時計だからこそ味わえる魅力です。たとえば新品の腕時計を買ったとして、そのレベルまで使い込もうと思えば20年〜30年ほどの時を待たなければなりません。
綺麗に日焼けした文字盤のアンティーク時計は、それだけ大事に扱われてきた証でもあります。元は白やシルバーだった文字盤がクリーム色になるのは、「焼け」と呼ばれる現象です。
雑に扱えばシミなどが入るものですし、そもそも何十年も動き続けることはないでしょう。美しくクリーム色に変色した文字盤は、それだけでデザインの役割を果たします。
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また、扱われるパーツもアンティーク時計ならでは。今でこそ高級ブランドと時計の風防は「サファイアクリスタルガラス」が一般的ですが、かつては一流ブランドもプラスチック製の風防を使っていました。
プラスチック風防は強度を高めるため、わずかにカーブさせるのが当時のやり方でした。ドーム型風防と呼ばれるその意匠は、アンティーク時計ファンの心をくすぐる要素の一つです。
プラスチックと聞くと傷が付きやすく割れやすいイメージがありますが、磨いて傷を消したり簡単に交換できるという意外なメリットも備えています。
他人と異なる自分だけのデザイン
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せっかく買った時計が周りの人と被ってしまうほど、がっかりする出来事はないでしょう。アンティーク時計は1点ものではないものの、他人と全く同じものを買ってしまうことはまずありません。
現行モデルにはない古き良きデザインなので、周囲とはひと味違った魅力を発揮できます。特に「サイズ感」は、現代の時計にはないアンティーク時計ならではです。
2000年前後に、「デカ厚時計ブーム」が到来しました。現在ではやや落ち着いたものの、時計の標準サイズ自体が上がり、男性用腕時計の現行モデルは40mm前後が一般的となっています。
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アンティーク時計のサイズは、34mmが標準。現在の基準で考えるとかなり小さく感じてしまいますが、このサイズこそクラシックを体現しています。
スーツやジャケットの袖からちらりと見える時計として、34mmサイズは絶妙だと言えます。また、細めの腕が多い日本人にとって、最も収まりやすいサイズだと言えるでしょう。
流行というものはやがて廃れます。もはや腕時計のデカさ競う時代ではありません。40mmサイズが標準の現在において、小ぶりな34mm時計はむしろ存在感を発揮できます。
アンティークだからこその注意点も
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アンティーク時計は年代モノであるだけでなく、現代のようにパーツが未発達であることから、当然ながらデリケートな扱いが必要となります。
まず気をつけるのが「水」です。ロレックスがオイスターケースを開発して以降、古い時計であっても最低限の防水性は備えていますが、経年劣化によって期待できるレベルではありません。汗や雨粒程度ならともかく、過剰に水に濡らすのは禁物です。
また、「磁気」についても注意が必要。現在でこそオメガのコーアクシャル機構のような磁力対策が開発されていますが、精密部品の塊である機械式時計にとって磁気は大敵です。パソコン作業時などは時計を外すなどして、極力電子機器は避けるようにしましょう。
もちろん、ぶつけたり落としたりなど衝撃のも要注意。とは言え、あまり神経質になりすぎるのもストレスです。最低限のケアを心がけて、デリケートな部分もまた愛嬌と考えながら着用するのがおすすめです。
おすすめのアンティーク腕時計
ROLEX(ロレックス) OYSTER(オイスター) Ref.6426
ロレックスの三大発明のひとつ、防水ケース「オイスター」の名を冠したモデルです。1970年式のアンティーク時計で、ムーブメントは手巻きの「Cal.1225」を搭載。ドーム型風防をはじめとするクラシックな意匠はもちろん、ロレックスの腕時計をこの値段で買えるのはとても魅力的です。
ROLEX(ロレックス) オイスターデイト プレシジョン Ref.6694
3針時計のオイスターに日付カレンダーを備えたモデルです。大きくて見やすいデイト表示は、現行モデルにも通ずるものがあります。12時位置のロレックスのクラウンは時代が変わっても色褪せません。