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ドイツが誇る実力派ブランド「ツェッペリン」の腕時計の魅力とは

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ツェッペリンは、クラシックなデザインの腕時計を製造する時計メーカーとして高い人気を誇ります。

飛行船からインスピレーションを受けたドーム型風防のパイロットウォッチは、スーツスタイルからカジュアルファッションまで幅広いコーディネートと相性抜群。ドイツ製ならではの品質の高さにも注目です。

ここでは、そんな「ツェッペリン」の腕時計の魅力について紹介します。

ツェッペリンの解説

飛行船から着想を得たツェッペリンの腕時計とは?

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ツェッペリンは、1987年にドイツのミュンヘンで設立された時計メーカーです。

ブランド名やブランドのコンセプトは、20世紀初頭にFerdinand Graf von Zeppelin(フェルディナンド・フォン・ツェッペリン)伯爵が開発した硬式飛行船「ツェッペリン号」に由来します。

まだ飛行機開発自体が始まったばかりの時代、巨大な飛行船であるツェッペリン号は新たな空の輸送手段として活躍しました。北極飛行や世界一周の旅など、さまざまな偉業を達成した飛行船の伝説を腕時計として世界に発信していきたいという想いのもとに誕生したのが、ツェッペリンです。

ツェッペリン製腕時計の特徴

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ツェッペリンの時計は、ブランドのルーツでもある飛行船からインスパイアされたデザインが特徴です。タキメーターを備えたクラシックなパイロットウォッチの文字盤や、存在感溢れるサブダイヤルなど、男心をくすぐる美しさを備えています。

飛行船をイメージした、柔らかなアーチを描くガラス風防もこだわりの一つ。昔のパイロットウォッチは、プラスチック風防の強度を高めるためにドーム状に製造していました。そのディティールをあえて現代のデザインに取り入れることで、ヴィンテージ感漂う雰囲気に仕上げられています。

色味にまでこだわっており、特殊な技法で着色することで当時のツェッペリン号のボディに近い色を再現しています。デザインのみならず、品質の高さも秀逸。ムーブメントには、スイスのETA社やRONDA社といった実力派メーカーのものを採用しています。

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ムーブメントはハンドメイドでセッティングすることでトラディショナルな印象を演出するなど、細部まで工夫がちりばめられています。質実兼ね備えながら、優れたコストパフォーマンスを実現しているのも魅力。世界でも最高峰のクオリティを誇るドイツ製時計ながら、多くの人が手の届く価格帯を維持しています。

 

ツェッペリンの時計の評価

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創業からおよそ30年のツェッペリンは、時計メーカーとしては比較的新しいブランドです。

100年以上の歴史を持つ「老舗」が評価されがちな時計業界ですが、ツェッペリンは新興ブランドながら時計愛好家からも支持されています。

ツェッペリンが支持される理由の一つが、ドイツ製であるという点。ドイツはスイスと肩を並べるほどの時計大国で、職人気質なドイツ人による厳格かつ実直な時計作りが魅力です。

デザインも存在感抜群ながら、奇抜さを抑えたクラシックな外観なので、幅広い層に支持されています。ヴィンテージ感のあるツェッペリンの時計はあらゆるファッションにマッチするので、時計ファンだけでなく、お洒落好きな男性からの人気も高いです。

ツェッペリンの定番シリーズ紹介

SPECIAL EDITION 100 YEARS ZEPPELIN(100周年記念モデル)

「100周年」とは、ブランドのルーツである飛行船ツェッペリンの一号機「LZ1」のことを指します。

世界初の硬式飛行船の誕生から100年を記念して生まれたこのシリーズは、ドーム型風防や文字盤デザインなどの至るところにツェッペリンのデザインセンスが発揮されています。

全モデルを通して、ドイツ語で「100周年」を表す「100Jahre」が文字盤に記されているのが特徴です。

100周年記念モデル  7680-1

Ronda製のクォーツムーブメントを備えたクロノグラフモデルです。

三つ目のサブダイヤルを備えており、30分積算計とスモールセコンドに加え、12時間アラーム機能を搭載。タキメーターの文字盤とドーム型形状のミネラルガラス風防がクラシックな雰囲気を醸し出します。

42mmのケースサイズで着用したときの存在感も抜群。ベゼルを極限まで薄くすることで洗練された美しさを発揮しながら、耐久性を維持しているあたりにドイツメイドの強みを感じさせます。

評判・口コミ

クロノグラフを探してて行き当たった時計。
盤面は光沢のある金属(アルミ)素材で好みが別れそうだけど
メタリックシルバーっぽい感じです。
長針短針のデザインもアンティークぽく気に入ってます。

引用元:Amazon

100周年モデル 7640-2

モダンな印象の黒文字盤を備えた100周年モデルです。

6時位置には12時間タイマーを搭載。リューズ+2つのプッシュボタンという従来のクロノグラフと異なり、プッシュボタンは一つのみという使用も独創的です。

飛行船のブランドロゴの上部には、抜群の視認性を誇るビッグサイズの日付カレンダーを搭載。腕馴染みの良いカーフレザーのストラップも魅力的です。

評判・口コミ

クロノタイプよりちょっと薄いようで、収まりが良いです。
白文字板よりも表示の線が太く見えるので精密感は劣りますが精悍な感じで良いです。

引用元:Amazon

100周年記念モデル 8656M-2

思わず目を引くスケルトン仕様の文字盤が特徴の1本です。

文字盤外周にはパルスメーターを配置。クロノグラフでよく見られる”時速”を計測するタキメーターと異なり、パルスメーター”心拍数”や”脈拍数”を計測でき、珍しい仕様で周囲との差別化が図れます。

中央部分からはゴールドに仕上げられた機械式ムーブメントの造形美を堪能することが可能。もちろん裏側もスケルトンバックで、同じくゴールドに輝く自動巻ローターが鑑賞できます。

メタルブレスレットはゴツゴツとしたスポーツタイプではなく、メッシュ仕様なので上品な雰囲気を演出できます。

HINDENBURG(ヒンデンブルグ)

1936年に運行を開始し、「ヒンデンブルグ」と名付けられた飛行船「LZ129」をモチーフにしたシリーズです。

現在に至るまでの歴史上で最も巨大な機体を持ち、ラウンジやダイニングルームを備えた旅客飛行船として活躍したヒンデンブルグ。腕時計ではその豪華客船の名に恥じることのない、上品でラグジュアリーな雰囲気が表現されています。

ヒンデンブルグ 7036-3

超高級時計に採用されるような複雑な仕様を搭載しながら、圧巻のコストパフォーマンスを実現する逸品です。

配置されている3つのサブダイヤルは、3時位置で「日付」を、9時位置で「曜日」を表示。さらに6時位置にはムーンフェイズを搭載し、「月の満ち欠け」を知らせてくれます。

また、文字盤外周には週表示ポインターを搭載。1年間を52周とし、先端が三日月の形状の針が「週」を指し示します。

これだけの情報量を搭載しながら、優れた視認性やすっきりとした美しさを兼ね備える点にも脱帽です。

評判・口コミ

月齢と1年の第何週かを表示する腕時計は珍しいと思います。また、時間の月差は5~6秒でまあ満足。風防の材質によるのか、ベゼルの幅によるのか、価格に見合った品質感が感じられない。サイズや重さは丁度良く、日常使いには重宝しています。

引用元:Amazon

ヒンデンブルグ 7064-2

端正なゴールドのラウンドケースが高級感を醸し出す腕時計です。

6時位置には24時間積算計を、3時位置には日付カレンダーを搭載。さらに12時位置のパワーリザーブインジケーターは、残量に応じて針が動くレトログラード仕様です。

都会的な黒文字盤と、クラシックな針の形状やインデックスのビザン数字によるバランス感も絶妙。日本製の高精度な自動巻ムーブメントを搭載しており、シースルーのケースバックから鑑賞できます。

LZ126 LOS ANGELS(LZ126 ロサンゼルス)

1924年に製造され、81時間で大西洋横断に成功するなどの偉業で話題を呼んだ「LZ126」にインスパイアされたシリーズです。

タキメーターやパルスメーターを備えた王道のパイロットウォッチを中心に据えたラインナップで、知性的な雰囲気を備えているのが特徴です。

インデックスのビザン数字や、穴の空いたブレゲ針など、クラシック好き垂涎の意匠も多く見られます。

ロサンゼルス 7666-5

日焼けしたようなアイボリーに仕上げられた文字盤が、ヴィンテージ感を漂わせるモデルです。

シンプルなデザインを基本としつつ、ワンポイント開けられた穴からムーブメントが臨める「オープンハート」が高級感を演出します。

さらにオープンハートの隣に配置されたスモールセコンドは、よく見るとギョーシェ装飾が施されており、細かい部分にまでこだわりがちりばめられていることが窺えます。

裏蓋からもムーブメントが見えるシースルーバック仕様。丁寧に磨き上げられたステンレススティールのケースと、ブラウンカーフのブレスレットの相性も見事です。

評判・口コミ

機械式で高級感もあり、友人に見せても10万円以上に見えると言ってもらえます。
ビジネスでもじゅうぶん使える意匠になってるかと思います。

引用元:Amazon

ロサンゼルス 8644-5

クラシックなアイボリーの文字盤に、パルスメーターの赤と青の目盛りを合わせることで独特の存在感を放つ逸品です。

3つのカラーを使いながらも派手さは一切なく、落ち着いた雰囲気にまとめているあたりは流石のひと言。視認性も充分に確保された完成されたデザインが魅力を放ちます。

細かい点ですが、12時位置に配置された日付カレンダーの「10の位」と「1の位」を分けて表示している仕様を採用している腕時計も非常にレアです。

LZ127 GRAF ZEPPELIN(LZ127 グラーフ ツェッペリン)

数多く生産されたツェッペリン式飛行船の中でも、「グラーフ・ツェッペリン」の愛称で人々に記憶に深く残る「LZ127」をデザインコンセプトとしたシリーズです。

日本の茨城県に寄港した記録もあり、世界一周を果たした飛行船をモチーフにしているだけあって、ドイツの「クオリティ第一主義」を凝縮したような造形美が特徴です。

グラーフ ツェッペリン 7666-1

ベーシックなデザインの白文字盤に、オープンハートから見えるムーブメントが特徴的な1本です。

落ち着いたデザインながら独創的な仕様で、さり気なくセンスをアピールできるのが魅力。40mmというケースサイズも絶妙で、ジャケットの袖からちらりと見えるオープンハートがお洒落です。

まとめ

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飛行船から着想を得た独創的なデザインながら、あらゆるファッションに溶け込むのがツェッペリンの腕時計の魅力です。

クォーツモデルはもちろん、本格的な機械式ムーブメントを搭載したモデルでも3万円前後で手に入るコストパフォーマンスも素晴らしい点。ツェッペリンというブランドを知らない人からすれば、10万円以上の腕時計と思われても不思議ではありません。

メイド・イン・ジャーマニーの本格時計の入門機として、ツェッペリンは最良の選択肢だと言えます。