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芸術的センスをデザインに落とし込んだ「コルムの時計」の魅力とは
バブル
バブルは、2000年に誕生した比較的新しいシリーズ。当時CEOを努めていた、元GUCCIのサヴァリン・ワンダーマン氏指揮のもと開発されました。
11mmの厚さをもつサファイヤクリスタル風防を採用することにより、名前のとおり「バブル(泡)」のようなドーム状のフォルムを実現。海の水圧に耐える深海潜水用の時計にインスピレーションを受けてデザインされています。
視覚の歪みを利用した、拡大鏡のような文字盤は実に独創的。時間と手間をかけてた、革新的な時計シリーズです。
バブル スケルトン 47mmブルー
精巧なムーブメントがそのまま文字盤のデザインになった高級感抜群の1本です。
ブルーのカラーリングを基調としながら、シルバーやゴールドの輝きがラグジュアリーな雰囲気に磨きをかけます。さらに、時分針やインデックスなど随所に配されたホワイトカラーが絶妙なアクセント。目の覚めるような美しさを放ちます。
丸みを帯びたドーム状のサファイアクリスタル風防に合わせ、リューズの形状もドーム状で統一しているあたりにこだわりを感じます。
バブル オートマティック 082.150.20
2005年に発表されたスケルトン仕様の逸品です。
黒と白のモノトーンベースのデザインで、独創的ながら落ち着いた佇まいなのが魅力的。テンプや歯車など、ワンポイントでゴールドをあしらっているので、押し付けがましくない高級感を携えています。
ドーム状のバブル型風防のため、見る角度によってまったく異なる表情を見せるのも魅力の一つです。
バブル Dice
ひと目見ただけで絶大な印象を残す、サイコロデザインのバブルウォッチです。
カジノのテーブルのようなグリーンの下地に、光沢感のある2つの赤いサイコロが躍動的に描かれています。
多くのゲームで”縁起が良い”とされる「6」の数字をテーマにしているのがユニークな点。6時位置だけでなく、3時位置にも「6」の数字を。さらに、サイコロの目もすべて「6」となっています。
ゴールデンブリッジ
世界的に有名な独立時計師ヴィンセント・カラブレーゼ氏によって生み出されたドレスウォッチシリーズです。
初登場は1980年で、手彫り装飾された美しいムーブメントを鑑賞できる透明のサファイアクリスタルケースが話題を呼びました。20005年にはコルム創立50周年を記念し、再びヴィンセント・カラブレーゼ氏とタッグを組んでデザインを一新。オリジナルのデザインを踏襲しながら、リューズを6時位置に配置し、防水性が高められました。
そして2011年には、ムーブメントに独自の垂直ローターを備えることで、初の自動巻き化に成功しました。
ゴールデンブリッジ 113.150.59
モデル名のとおり、文字盤上にゴールドの橋が架けられてかのような芸術的な1本です。
アール・デコを思わせる小ぶりなトノーカーベックスのケースに、リューズを下側に配置することでスマートな印象となっています。
ケースをわずかに湾曲させることで、手首にフィットするよう計算されているのも素晴らしい点。クロコ型押しのレザーストラップも時計の雰囲気とマッチします。
ロムルス
ロムルスは、ローマ帝国の皇帝の名を冠した装飾性の高いシリーズです。
1966年に最初の1本が作られ、世界で初めて文字盤ではなくベゼルにインデックスを刻んだモデルとして注目を浴びました。
現在ではベゼルに刻印をするデザインを施すブランドも増えてきましたが、その原点となった名作シリーズです。
ロムルス 50.503.56V-48
シャンパンゴールドに統一されたケースと文字盤がラグジュアリーな逸品です。
ベゼルにローマインデックスを刻印しているため、文字盤は非常にシンプル。2針とブランドロゴ、モデル名のみが配されたミニマルなデザインで、気品溢れる仕上がりとなっています。
まとめ
https://www.pinterest.jp/pin/628885535439446683/
ひと目見ただけで記憶に突き刺さるような、インパクトのあるデザインがコルムの魅力です。
独創的ながら奇抜すぎず、ジャケットの袖口からさり気なく洒落感を演出できます。
装飾的な時計が好きな人にとって間違いのないブランドだと言えるでしょう。