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「ハミルトン」の時計は確かな技術とお手頃価格。20代男性の普段使いにおすすめ!
アメリカ西部開拓時代に生まれ、アメリカン・スピリットを継承しながらスイスの最先端の技術を取り込み、伝統と革新の両軸で時計業界だけでなく、関連するさまざまな業界に大きな影響を与えているハミルトン。
非常に高い技術と品質を保ちながら、なおかつ価格は抑えるハミルトンの腕時計は、20代の男性にもピッタリ。今回は、そんなハミルトンの腕時計について解説していきます。
ハミルトンの解説
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ハミルトンとは?
ハミルトンは1870年代、西部開拓時代のアメリカに誕生しました。腕時計のブランドと言えば、ロレックスのハンス・ウィルスドルフや、オメガのルイ・ブランのように、創業者の名前が歴史に刻まれていますが、ハミルトンはそれらと異なり、中小の時計企業が合併したことによって生まれたブランドです。
アメリカの発展は、すなわちハミルトンの発展と言っても過言ではありません。最初に開発されたハミルトンの懐中時計「ブロードウェイ・リミテッド」は、アメリカの鉄道産業に大きく影響を与え、ハミルトン初の腕時計「カーキ」シリーズは、第一次世界大戦に参戦するアメリカ兵のために生産されました。ハミルトンが歩んできた歴史は、アメリカの鉄道、航空、軍とは切っても切れない関係にあるのです。
1960年代には、創業以来稼働してきたアメリカの工場をすべて閉鎖。生産拠点を時計大国スイスに移します。この頃から、ハミルトンの腕時計はハリウッド映画界で注目され、これまで400作を超える映画にハミルトンの腕時計が採用されています。
有名なところでは、世界的なロックスターであるエルヴィス・プレスリーがベンチュラを着用、公私に渡って愛用したことが知られていますし、スタンリー・キューブリック監督の傑作映画『2001年宇宙の旅』でもハミルトンの時計が使用されています。
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特徴・こだわり
ハミルトンの特徴のひとつは、アメリカ生まれ・スイス育ちとも言うべきか、アメリカ開拓民のスピリットにスイスの最先端のテクノロジーを融合させた、ユニークなデザイン。
ハミルトンを代表するモデル「ベンチュラ」は、一度見たら目に焼き付くシールド(縦)を彷彿とさせるアシンメトリーなケースが特徴です。ビジネスでもプライベートでも、腕元からちょっと見えるだけで圧倒的な存在感を発揮するでしょう。この個性的な三角形のケースをデザインしたのは、アメリカの高級車キャデラックをデザインした、リチャード・アービブなのです。
デザイン以外でハミルトンの腕時計の特徴を挙げるとすれば、「技術力の高さはそのままに、価格安く」です。その価格帯は5万円~30万円と、学生の方や新卒社員の方でも無理なく買えるお手頃価格。入学祝いや就職祝いにハミルトンの時計も良いですね。
さらに、お手頃価格でありながら高い技術力を誇っているところが、ハミルトンの腕時計のこだわりです。60年の歴史を持つ「ベンチュラ」は世界初の電池式時計、「パルサー」は世界初のLED式デジタル時計、「パン ユーロ」はハミルトンをはじめとする4社共同開発の自動巻きクロノグラフ・ムーブメントを搭載しています。
伝統的なデザインを守る一方で、時代の最先端を行く技術も備えたハミルトンの腕時計は、いつの時代も個性的で魅力的なアイテムと言えるでしょう。
ハミルトンのペアウォッチについて
ハミルトンはベンチュラやジャズマスターなど、人気モデルのペアウォッチにも力を入れています。
お手頃価格のハミルトンの時計だからこそできる、ペアウォッチ。価格帯もペアで10万円以下、30万円以下とリーズナブルです。二人の記念日や大事な日のプレゼントにいかがでしょうか?
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愛用している有名人
ここでは、ハミルトンの時計を愛用している有名人をご紹介します。日本の芸能人からハリウッドスターまで、とくに男性から圧倒的な支持を得ているハミルトン。映画やドラマでは「働く男性」が着用していることが多いようです。
日本国内の有名人着用ケース
ドラマ『バーテンダー』では、主人公のバーテンダーを演じた嵐の相葉雅紀さんが、「ジャズマスター ビューマチック」を着用。大人っぽく落ち着いた雰囲気の時計が役柄に見事にマッチしていました。
また、人気ドラマ『SPEC』では、主人公のひとりである寡黙な刑事を演じた加瀬亮さんが、ハミルトンのミリタリーモデル「カーキ フィールド」を着用。スーツにミリタリーモデルの腕時計という意外な組み合わせながら、まったく違和感なく溶け込んでいました。
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海外のセレブ着用ケース
人気の宇宙SF映画『メン・イン・ブラック』では、主人公を演じたウィル・スミスが「ベンチュラ クロノクォーツ」を着用。未来の宇宙を舞台にした『メン・イン・ブラック』だからこそ、ベンチュラの左右非対称のデザインがハマっていました。
同じく宇宙を題材にした映画『オデッセイ』では、宇宙飛行士の主人公を演じたマット・デイモンが、46mmのケース経が特徴的な「ビロウゼロ 1000M オート」を着用。こちらも宇宙という過酷な環境で働く男性が愛用する時計として、役柄にピッタリのチョイスでした。
多くの芸能人やセレブに愛されるハミルトン。万人受けするデザインは、職業やシーンを選ばず、だれにでもフィットすること間違いなしです!
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ハミルトンの定番シリーズ紹介
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格式高いハミルトンの顔 ジャズマスター
ハミルトンが創業した1890年代、アメリカのニューオーリンズではアフリカ系アメリカ人によってジャズが産声をあげます。そんなジャズにインスパイアされたモデルが、ハミルトンの顔とも言える「ジャズマスター」。シックで格式高いデザインは、洗練された大人の男性にピッタリです。
ジャズマスター シンライン
クラシックな雰囲気を醸し出す「ジャズマスター シンライン」は、余計なデザインを廃した、スッキリとした見た目が特徴。バンド部分はレザーストラップかSSブレスレットから選べます。ビジネスシーンでもプライベートでも、活躍すること間違いなしの逸品です。
ジャズマスター フェイス2フェイスII
シンラインとは打って変わって、こちらは非常に個性的。その名の通り、ケースの裏表で異なる針の動きを見せる「二つの顔」を持っています。表面には腕時計のトラディショナルな機能を搭載しながら、裏面にはパルスメーター、タキメーター、テレメーターと革新的な3つの測定機能を搭載、まさに伝統と革新を融合させたジャズの名にふさわしい逸品です。
ハミルトンの復刻モデル アメリカンクラシック
ハミルトンの過去のモデルを、最新のスイス製ムーブメントで現代によみがえらせたクラシックシリーズ。ただの復刻モデルではなく、クラシックながら現代の男性に受け入れられるデザインが魅力です。もちろん、レトロ調の腕時計を好む方にもオススメです。
イントラマティック
1960年代のハミルトンのベストセラーモデルを復刻。薄いケースやカーブを描いた風防など、当時のディティールを細かいところまで再現しています。余計な装飾を削ぎ落としたシンプルなデザインは、ビジネスシーンで活躍するでしょう。
パンユーロ
1971年のオリジナルパンユーロを復刻させたモデル。レトロかつスポーティーなデザインで、ダークカラーのダイヤルに赤の秒針がひときわ目立つ個性派です。ブラックカーフストラップとNATOストラップをお好みで装着できます。
ベンチュラ
1957年に初の電池式腕時計として誕生したベンチュラ。誕生以来変わらない個性的なアシンメトリーのケースが、独特な個性を放っています。伝統を引き継ぎつつも、最新モデルはデザイン・機能ともに進化を続けています。
エルヴィス80 オート
エルヴィス・プレスリーの生誕80年を記念して製作された「ベンチュラ エルヴィス 80 オート」は、黒が映えるスタイリッシュなデザインが魅力的です。大胆かつ美しいカーブを描く現代的なケースが、腕元を彩ります。
エルヴィス80 スケルトン オート
こちらもエルヴィス・プレスリー生誕80年を記念して製作されたモデル。スケルトンのダイヤルからのぞくムーブメントが時を刻み、時計本来の楽しみ方を味わえるでしょう。ストラップはブラックのラバーストラップと、SSブレスレットから選べます。
カーキ フィールド
1940年代のハミルトンのミリタリーウォッチをルーツに持つ「カーキ フィールド」。ヴィンテージ感のある雰囲気ながら、ハミルトンの新ムーブメントを搭載し、80時間にも及ぶ標準持続時間を備えた、デザインと技術力が光る逸品です。
オート 44MM
その名の通り、44mmのケース径を持つ「オート 44MM」は、ゴツゴツした無骨さすら感じさせる大胆なデザイン。バンド部分はレザーストラップかSSブレスレットから選べます。海や山などアウトドアで幅広く活躍すること間違い無し!
オフィサー ハンドワインディング
機械式手巻きムーブメントを搭載し、不要な機能を一切削ぎ落としたシンプルなモデル。カーキのダイヤルとキャンバス地のストラップは、シーンを問わずどんなファッションにも合わせられます。
カーキ ネイビー
カーキネイビーはその名の通り、海で活躍するハミルトンのマリンモデル。水深1000メートルまで耐えうる防水性を持ち、重厚感のあるクラシカルなデザインが絶対的な存在感を放っています。
スキューバオート
オレンジがアクセントの「スキューバオート」は、ビジネスでもカジュアルでも、シーンを選ばずとことん使いまわせそう。
ビロウゼロ 1000M オート
映画『オデッセイ』の主人公の宇宙飛行士マーク・トワニーを演じたマット・デイモン着用モデル。ケース径46mmの圧倒的存在感が特徴のスポーツウォッチです。映画で過酷な宇宙環境を耐え抜いたように、場所を選ばずあらゆるシーンで活躍します。
まとめ
お手頃価格ながら個性的なデザインと確かな技術力を兼ね備えるハミルトンの腕時計。ビジネスからカジュアルまで、普段使いの時計として活躍すること間違いなしでしょう。
とりわけ、本格的に腕時計を使うシーンが増えてくる20代の男性にとっては、価格面でもデザイン面でも、きっとご自身にフィットした一本が見つかりますよ。
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