記事作成日:
面倒くさがりな人の特徴を徹底解説!面倒くさがりを改善する方法とは?
何をするのも面倒くさいと感じてしまう面倒くさがりの人は、なぜ面倒くさいと感じてしまうのか、どのような人が面倒くさがりな人に当てはまるのか解説していきます。また、面倒くさがりな人の改善方法についても紹介していきますので、自分のことを面倒くさがりだと感じている場合は、ぜひ実践してみてください。
面倒くさがりの心理
面倒くさがりとは、どのようなことなのでしょうか。口癖のように「面倒くさい」と言ってしまっているという方もいるのではないでしょうか。
「面倒くさい」が口癖になっている人はもちろん、他にも友人や職場の人とのコミュニケーションが億劫に感じたり、やらなければならないことを後回しにしてしまったりすることが多い方も「面倒くさがり」な人に当てはまります。
この「面倒くさがり」に当てはまってしまう人の心理はどのようになっているのでしょうか。面倒くさがっていると職場などで「やる気のない人」とレッテルをを貼られてしまう場合もありますので、注意が必要です。
心理①後でやれば良いと思っている
やる気が起きず、緊急性を感じない場合後回しにしてしまうことは誰しも経験があるでしょう。確かに、その日の気持ち次第でやる気が起きない日というのは、誰にでもあることです。しかし、いつでも何事においても、後でやれば良いやと後回しにしてしまう方は面倒くさがりでしょう。
急ぎでやらなければならないマストなこと以外は、最終的に完了してれば良いと思っておりすぐには動けないのです。それは、いつやろうが最低限やらなければならない時までに終わらせておけば、いつ終わっても結果は同じだと思っています。
また、このようにすぐに動けない面倒くさがりな人というのは、片付けが苦手なタイプに多いようです。
心理②全てにおいて興味がない
人は興味があることや自身にメリットがあることについては、誰に何を言われるまでもなく自ら積極的に行動します。物事に興味が持てないと、積極的に行動をできないといっても過言ではありません。
そのようなことを踏まえると、面倒くさがりな人というのは、物事に対して興味が持てなかったり、熱量が少なかったり、利益を得られる行動以外は無駄だと思っており興味をもつことができないのでしょう。
心理③やりたいと思うまで何もしたくない
何事にも興味を持つことができないため、何かをしたいと思うこともない場合があります。そもそも無気力で意欲のない方は、これに当てはまるでしょう。
心理④責任を負いたくない
大人になってくると、何か起きた際には自分で蒔いた種は自分で刈らなければいけません。良いことがあったときには評価をされますが、それを投げ売ってでも、何か悪いことが起きた際の責任を負いたくないと思っています。
この責任を負いたくないという気持ちが、定職に就くのが面倒くさい、結婚して家庭を持つのが面倒くさいということに繋がっています。
面倒くさがりな男女の特徴
面倒くさがりな人はどのような性格なのでしょうか。性格・行動・言動・恋愛とそれぞれにフォーカスを当てて紹介していきます。自分が当てはまるか、もしくは身近な人に当てはなるか確認してみてください。
特徴①性格
【そもそもズボラ】
面倒くさがりな人の性格は大きく分けて3つあります。まずは、そもそも「ズボラ」な人の多くが面倒くさがりです。細かい丁寧な作業が苦手、何事も雑、集中力がないという方がズボラに当てはまるでしょう。
集中力も続かず細かい作業できないことにより、人には苦手意識が生まれます。この苦手意識から「やりたくない」という負の感情が出てくるため結果として面倒くさいとなるのです。
【完璧すぎて妥協ができない】
先ほど紹介したズボラの人とは相まって、完璧しぎて妥協できない人も面倒くさがりになってしまう傾向があります。完璧を求めるあまり、1度決めた物事を柔軟に対応できず完了するまでに時間がかかってしまうため、その手間を面倒くさいと感じます。
【深く物事を考えない】
何かトラブルがあっても、「なんとかなる」と楽観的に考え物事を深く考えない人に面倒くさがりの人が多いです。最終的に帳尻が合っていれば良いので、プロセスは関係なく、そのプロセスを面倒くさいと思うのです。また、将来のビジョンなども考えることがないので、向上心がない人とも言えます。
特徴②行動
【身だしなみがおざなり】
何かをするということに面倒くさいと感じているため、女性であれば日々のメイク、男性であればヘアセットをせず外に出かけてしまうという方が面倒くさがりに当てはまります。
自分ではありえないような恰好で外に出ている方もいます。無頓着で面倒くさがりのため気にならないのでしょう。「なんでもいい・どうでもいい」と考えているのでしょう。
【面倒なことを後回しにする】
嫌なことは避けたい、面倒なことはしたくない、できることなら誰か代わりにやってほしいなどと言った気持ちの表れから、やらなければならないことを後回しにする傾向があります。
自分がしなければいけないという気持ちもないため、良い意味でも悪い意味でもこだわりがなく、どうでもいいと考えています。
【人のせいにする】
自分の不利益になることや悪い評価に繋がってしまうことを避けたいと考えています。元々無責任であることもあげられますが、何かミスをしたときに自分で後始末をしなければいけないことに面倒を感じます。
そのため、何かあった際に人のせいにできることであれば、周囲の人のせいにして面倒くさいことを回避しようとします。回避するための言い訳が上手なのも面倒臭がりの特徴でしょう。
特徴③言動
面倒くさがりの人は口癖のように、ネガティブ発言を繰り返します。聞かされている周囲の人からすると、あまり良い気はしないものです。自分が良く言ってしまっている言葉があれば気をつけましょう。
- 面倒くさいな~
- もういいっ!
- 明日やればいいかな
- もう家に帰りたい
- なんでもいい
- どうでもいい
- わかんない
- 疲れた
- できない
特徴④恋愛
彼氏彼女に対して「本当に自分のことを好きでいてくれてるの?」と不安に感じている場合、下記のことにあてはまるか確認してみましょう。当てはまれば恋人が面倒くさがりな可能性があります。
【デートの計画を立てない】
そもそも外に出るのを面倒に感じているため、自ら積極的に出かける予定は立てません。出かけること自体が面倒なうえに、さらに計画を立てるなんてことは面倒くさいの極みでしょう。
遠出のおでかけであれば、面倒くさいと感じない方が圭角を立て家から連れ出すのがベストです。面倒くさがりな人とは下準備のいらない、よく行く場所など知っている場所がおすすめです。
【LINEの返信がスタンプ】
とにかく何をするにも面倒くさいと思っているので、LINEの返信が遅かったりスタンプだけで返信をしてきたりします。LINEの返信をする行為自体にも面倒を感じていますが、返信する内容を考えることも面倒に感じています。
面倒くさがりの人と恋愛をすると、本当に好きだと思っている?と不安になることもありますが、そもそも面倒くさがりの人は付き合うこと自体面倒くさいと思うのが通常です。そんななか、付き合っているということであれば面倒くさくても一緒にいたいと思ってくれているので自信を持って良いでしょう。
面倒くさがりになってしまう原因
面倒くさがりの特徴の中で自分に当てはまる、恋人が当てはまると感じている方もいるはずです。面倒くさがりを克服するためには、なぜ面倒くさいと感じてしまうのかその原因を抑えておく必要があります。原因を確認することで、そう言われてみれば!と思うこともあるのではないでしょうか。
原因①動くメリットが見出せない
面倒くさがりな人は、自分に利益を感じるようなメリットがなければ、なかなか行動にうつすことができないようです。自分にとって何も良いことがないのに、面倒な思いをしてまで何かをしたいとは思いません。
何事においても、すぐに損得勘定をするため打算的とも言えるでしょう。とにかく「楽をしたい」という気持ちが強いので、楽をするためであれば俊敏に頭が働きます。
原因②計画性がない
そもそも計画を立てて動くこと自体苦手ですが、計画を立てても途中で面倒くさくなり投げ出してしまうこともしばしばあります。その場その場の行き当たりばったりで物事を進めていきたいので、計画を立てるということを無意味だと思っています。
また、計画を立て何かを終えたられたという達成感も味わったことがないため、目の前にある自分のしなければいけないことに対して負担にしか感じられないのです。
原因③甘やかされてきた
面倒なことは全て周りがやってくれた環境で甘やかされて育った方は、面倒くさがりになりやすいです。両親が全てやってくれたというだけでなく、お調子者だったり外見が良かったりすると「仕方ないか」と社会に出てからも甘やかされる場合があります。
そんな環境に身をおいていると怠慢な気持ちだけが大きく育っていき、結果として面倒くさがりになってしまうのです。社会に出てからも、面倒な尻ぬぐいを誰かがしてくれてるという環境にいると、いつまで経っても面倒くさがりはなおらず、ぐうたら人間に拍車がかかってしまいます。
原因④要領が良すぎる
要領が良く、何事も効率よく終わらせたい合理的な考えを持っている方も面倒くさがりな傾向があります。その根底には自身にメリットがないことはしたくないという気持ちがあり、無駄なことはしたくない、無駄を省いて余計な手間暇はかけたくないと思うのです。
無駄なことを一切したくないという、効率良く物事を進めたいと考える頭の良さも面倒くさがりに繋がっていることがあります。
面倒くさがりの長所と短所
ここまで、面倒くさがりの特徴や心理、原因をお伝えしてきましたが、どれもこれもネガティブなイメージばかりです。ここでは、面倒くさがりであることのポジティブなイメージの長所と短所をご紹介していきます。
面倒臭がりの長所
面倒くさがりは、とにかく楽をしたい、効率良く動きたいと考える方がほとんどとお伝えしました。ネガティブなイメージがあるかもしれませんが、この気持ちこそが最大の長所なのです。この効率良く、無駄を省きたいという気持ちから、効率化をはかり新たな方法を生み出すイノベーションが起こりえるのです。
面倒くさがりは、最短ルートで物事を進めようとします。実際最短ルートで物事を進める為には頭の良さも必要です。
面倒臭がりの短所
物事に対しての取り掛かるスタートが遅く計画性がないためギリギリでバタついてしまうこと、面倒なことからは逃げてしまい逃げ癖がつくこと、またそれらのことを見ている周囲の人から、ネガティブなイメージを持たれることでしょう。
面倒くさがりを改善する方法
面倒くさがりには短所だけでなく、長所もあるとお伝えしましたが、やはり短所の方が目立ってしまします。どうせなら長所はそのままで短所をカバーできれば最高だと思いませんか。
ここからは面倒くさがりを改善する方法を紹介していきます。自身が面倒くさがりだと感じている方は、何か1つでもできることからはじめてみてください。
改善方法①すぐ始める
面倒くさがりな人は、何かと物事を後回しにしてしまいがちです。まずは後回しにせず、すぐに行動してみましょう。最初は5分だけでも良いのです。しなければいけないことを、まずは始める行動をとることが大切です。
いざ始めてみると、思ってた以上に順調に事が進むこともあります。やっても無駄だと感じずに、まずは行動にうつすようにしましょう。
改善方法②規則正しい生活をする
面倒くさいと感じないためには、常にベストコンディションでいることも大切です。ストレスを抱えていると全てが億劫になってしまうこともあります。ストレスや疲れを溜めない生活をし、心身ともにベストな状態でいれば、自ずと面倒くさがりも改善されるはずです。
改善方法③仕事・物事の優先順位をつける
計画性を持つことも大切です。今、何を最優先に行わなければいけないのか考えて行動するようにしましょう。まずは、To Doリストなどでやるべきことの優先順位をつけましょう。
何もプロセスの全ての計画を立てる必要はありません。優先順位をつけるだけでも立派な計画です。少しずつ習慣化していけば計画性のある行動ができるようになるでしょう。To Doリストを1つずつこなしていけば、達成感も味わうことができます。
改善方法④声に出して宣言する
「認知的不協和」というのをご存知ですか?認知的不協和とは、声に出して言うことで、声に出したことと現実が異なるときに違和感を感じるようになるという心理学の1つです。頭の中で、〇〇をしよう!と思うだけでなく、声に出してみることで行動にうつしやすくなるそうです。
改善方法⑤周りにアンテナを張る
周りに興味が持てないことも面倒くさがりになってしまう原因の1つです。周囲に目を向け感受性を養うことも大切です。積極的に、コミュニケーションをとったり外出して色々なものに触れるのがおすすめです。
面倒くさがりな性格は改善することができる!
面倒くさがりは自分の少しの意識で改善することができます。日々の積み重ねがとても大切になってきますので、まずはできることを1つ1つやっていくのがおすすめです。面倒くさがりを改善することで周囲からの目も変わり、新しい世界が開けるでしょう。