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メンズニットシャツおすすめブランド13選!ビジネスシーンでの選び方

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ニットシャツは、ビジネスシーンでも着用できるようなスタイルでありながら、快適な着心地のシャツになります。一昔前まではビジネス使用は難しかったのですが、昨今はスタイルを損なわないデザインのニットシャツがデビューしています。今回は、メンズニットシャツおすすめブランドをご紹介しましょう。

そもそもニットシャツとは?

そもそもニットシャツとは、編み目のある柔らかい素材で作られたシャツのことを指します。素材に名前通りニット、つまり編み生地を使用しており、セーターなどのように分かりやすいニットの衣類とは異なります。

ニットシャツは通常ウール、コットン、ポリエステル、アクリルなどの繊維を使用して作られていて、編み目にはさまざまなパターンや密度があり編み地によって見た目や風合いが異なります。代表的な編み目には平編み、リブ編み、ケーブル編みなどがあります。

よく誤解されやすいのですが、毛糸で編まれているセーターやウール100パーセントのセーターなどだけがニットと呼ばれるわけではなく、素材が綿100パーセントでも編み生地で仕立てられているのであればそれはニットなのです。

普段よく見かけるワイシャツというのは、織り生地という製法で仕立てられているものです。一般的にあまり聞くことはないでしょうが、この織り生地で仕立てたシャツはニットシャツと分ける意味でも「布帛(ふはく)シャツ」と呼ばれたりもします。

カジュアルな雰囲気を持ちながらも、適度なフォーマルさを兼ね備えたアイテムです。ボタンダウンの襟付きニットシャツやクルーネック・Vネック・ポロシャツスタイルなどさまざまなスタイルがあります。

また色や柄に関しても豊富で、シンプルな無地からストライプ・チェック・ジャカードなどの柄まで選択肢が広がります。通常の織り生地のシャツだけではなく、ニット生地のシャツという選択肢もプラスすることができるわけです。

ニットシャツにはどんな魅力がある?

織り生地のワイシャツだけではなく、ニットシャツというのも存在している事が分かりました。では、広く普及している織り生地のワイシャツではなくニットシャツを選択することによる利点にはどんなものがあるのでしょうか?

ニットシャツの魅力①通気性

まず挙げられる利点は、通気性に優れているということです。ニットシャツを作る過程では、複数の糸を交互に編み込むことで作られます。この編地の構造により空気の通り道や通気性が生まれ、編地の間に空気層が形成され通気性が高まるため、熱を逃がしやすいのです。

通気性に優れた素材として、ニットシャツには自然繊維がよく使用されます。例えば綿やリネンなどの天然繊維は、吸湿性があり通気性が高いため肌に触れる部分が快適になります。また、自然繊維は通気性だけでなく柔らかさや肌触りの良さも兼ね備えています。

見た目こそ普段のワイシャツとそん色ないのに、ポロシャツを着ているような通気性の良さを感じると、実際にニットシャツを着たことのある方からは感想が上がっています。

ビジネスにおいても着られるよう、ニットシャツの記事の目は非常に細かく編み込みが行われています。その上で、ニット生地の組織には空気が相応に通り抜けることができるだけの余裕を残して作られているのです。

ニット生地の目の細かさを表す数値として、ゲージというものが用いられます。1インチの間に編み針が何本並んでいるのかを意味していて、数値が高ければ高いほど網目が細かく高い密度で編まれている事を表しています。

ニットシャツの魅力②ストレッチ性

続いて挙げられるメリットは、ストレッチ性能の高さです。ニットシャツは編み方と使用される素材の組み合わせによって伸縮性が生まれ、一般的には縦方向に伸びるリブ編みやジャージ編み、横方向に伸びるストレッチ糸の使用などが採用されます。

これにより、柔軟性と伸縮性が備わるのです。通常のセーターなどでも非常に伸縮性が高いのを感じたことがあるでしょうが、同じニット編みのシャツでも同様の伸縮性が備わっているという訳です。

ニットシャツの綾編みや目の形状にもストレッチ性が関与しています。綾編みは縦方向の伸縮性を高め、目の形状によっては水平方向の伸縮性をもたせることができます。これらの要素によって、ニットシャツは体の動きに合わせて伸び縮みしやすくなるのです。

トレッチ性に優れたニットシャツは体に密着しやすく、自然なフィット感が得られます。体の動きに合わせて伸び縮みするため、身体の可動域を制限せずに動きやすさを確保、仕事中も無理なく体を動かせるのです。

ニットシャツの魅力③ノーアイロンで着られる

アイロンがけの手間なく着られるというのも大きな利点といえるでしょう。ニットシャツに限らず、ニットを使った衣類は通常柔らかく伸縮性のある素材で作られています。この素材の特性により、ニットシャツはしわができにくく着用中に自然な形に戻りやすいです。

そのため、アイロンがけをする必要性が他の衣類と比べても非常に低くなっています。また編み地の構造が特徴的で、編み目があるためしわが目立ちにくく表面に滑らかさがあります。ニットの伸縮性によってシャツが体に密着し、しわが目立ちにくくなっているのです。

ニットシャツは適切な洗濯と保管方法を守ることで、アイロンがけをせしなくとも綺麗な状態を保つことができます。洗濯機の設定を間違わずに平干しといった方法を用いることで、形やシワを気にすることなく着用できます。

製品によっては、このノーアイロンで着られる特徴を最大限に生かすために更にシワができにくい「形態安定加工」をかけて作られているニットシャツもあります。アイロンがけの手間が減るのは一人暮らしの方を中心として嬉しい利点でしょう。

ただし、個々のニットシャツの素材やデザインによってはアイロンがけが必要な時もあります。特にシャツの襟や袖口などの部分はアイロンを使って整えることが好ましく、長時間折り畳んで保管するならしわ防止のためにアイロンがけをしておくべきです。

ニットシャツのビジネスシーンでの選び方のポイント

この様に、ニットシャツはニットで作られているという特性を活かして、通気性やストレッチ性、イージーケアであるといった利点があるのです。ここからは、ニットシャツのビジネスシーンでの選び方を解説します。

選び方①襟元が立つボタンダウン

まず、襟元がボタンダウンであるかを確認してみましょう。ボタンダウンとはボタンが襟に留まるスタイルのことを指し、ビジネスカジュアルな環境に適しています。ビジネススーツと比較してフォーマルさが少なく、よりカジュアルな雰囲気があります。

ボタンダウンの襟はまとまりがあり、整然とした印象を与えるためカジュアル寄りであるとはいってもビジネスの場でも適切です。そしてボタンダウンシャツの特徴は、ボタンで襟を留めることにあります。

襟部分で止めることによって襟がまとまった形状を保ちやすくなり、長時間着用していても襟が乱れたり開いたりすることが少なく、整った印象を保つことができます。ただあくまでもカジュアルスタイルですので、重要な場面では控えた方が良いとされています。

選び方②おすすめの生地

続いて用いられている生地として推奨されているのが、綿とポリエステルの混合素材です。まず綿は自然繊維であり、通気性が高く吸湿性に優れています。着心地は快適で汗を吸収して体を涼しく保ってくれ、柔らかな風合いや自然な光沢もあり上品です。

もう1つのポリエステルは合成繊維であり、耐久性やシワに強いといった特徴があります。綿よりも速乾性に優れており、汗や湿気を素早く発散させるため快適な着用感を保つことができます。また縮みにくく伸びにくい性質があり、形状を長持ちさせます。

ビジネス環境では、快適性やメンテナンスのしやすさが重要です。綿とポリエステルの組み合わせは通気性と耐久性の両方を備えているため、長時間の着用でも快適さを保ちつつ、シャツの形状や見た目の美しさを維持できるのです。

選び方③カラー

カラーリングも大切なのですが、基本的にワイシャツがホワイトカラーが選択されている点を鑑みて定番のカラーとしてホワイトのニットシャツを選んでおけば、そうそう問題になることはないと考えられます。

ホワイトカラーのニットシャツは、他の衣服やアクセサリーとの組み合わせが容易です。白は中立色でありほとんどの色や柄と調和するため、様々なスタイリングに適用できます。ビジネススーツやジャケット、ネクタイとの組み合わせにおいても無難にマッチさせられます。

柄ものを選択する場合には、ストライプ柄のニットシャツなどは適していると言えます。主張し過ぎずそれでいて程よいアクセントになってくれるので、上品な着こなしを演出してくれます。

メンズニットシャツのおすすめブランド13選

ニットを取り入れたシャツを扱っているメーカーも多く、カジュアルでありつつもビジネスシーンに取り入れられる製品が展開されています。ここからはメンズニットシャツのおすすめブランドをご紹介します。

おすすめブランド①ジャンネット

まずは、ジャンネットをおすすめします。カミチェリア・サンフォート社が2008年から展開する南イタリアの新鋭シャツブランドで、シャツを開けて着用した際に第2ボタンと第3ボタンの隙間から見える太陽のマークがアイコンとなっています。

おすすめブランド②インダスタイル・トウキョウ

続いては、インダスタイル・トウキョウです。東京・墨田区のシャツ工場、丸和繊維工業が手掛けるニットシャツ専門ブランドとして展開されており、折柄や色、デザインが豊富に展開されているなど選択肢も多く揃えられています。

おすすめブランド③フィナモレ

ナチュラルな風合いが特徴のフィナモレのシャツもおすすめです。アームホール、ボタン、ガゼット部分は熟練した職人の手によるハンドメイドで作られ、ハンドメイドならではの柔らかな風合いとストレッチのような着心地がフィナモレの大きな特徴です。

おすすめブランド④UNIQLO

誰もが知っているUNIQLOでもニットシャツを展開しています。最安2,990円からニットシャツを入手することができるリーズナブルさで、ワイシャツに近い着心地であリつつすっきりとしたシルエット出来られます。

おすすめブランド⑤ギローバー

ギローバー1967年北イタリア・ヴィチェンツャにて創業し、マシンメイドのしっかりとした縫製・着心地の良さを追求する品質選び・身体を包み込むような立体的な着心地のシャツを提供しています。高級ブランドのシャツを生産していたファクトリーとしても有名です。

おすすめブランド⑥メイカーズ鎌倉シャツ

「世界で活躍するビジネスパーソンをシャツで応援する」をモットーにシャツづくりを行っている、鎌倉シャツです。上質な素材を使い、縫製はメイドインジャパンであり上質で納得価格のシャツを展開しています。

おすすめブランド⑦TAKA-Q

TAKA-Qは、紳士服等をはじめとした製品を全国的に展開しています。ニットシャツをはじめとして機能的なアイテムを多様にそろえており、コストパフォーマンスに優れるビジネス用アイテムをお探しの方におすすめです。

おすすめブランド⑧ラコステ

1933年誕生、ワニのマークで有名なラコステのニットシャツもお勧めです。フレンチ・エレガンスとスポーツを融合させた独特のスタイルのアイテムが展開され、時代とともにコレクションの充実を図りファッションブランドからライフスタイルブランドに進化しています。

おすすめブランド⑨オジエ

ワイシャツ専門店、オジエでもニットシャツを扱っています。創業1924年の歴史を持つシャツ専業メーカーの技術力を注いだシャツはクオリティ・ジャストプライスを実現し、5,000円から高品質のシャツをお求めできます。

おすすめブランド⑩THE SUIT COMPANY

ザ・スーツカンパニーはスーツブランドとして日本でもよく知られています。総合的なビジネスファッションを手掛けているのでニットシャツも守備範囲であり、こちらもコスパの高い製品を取り揃えています。

おすすめブランド⑪チルコロ1901

チルコロ1901は、バーリ・イタリアのバルレッタに本社を構えるテキスタイルカンパニーS.G.L.社が展開するブランドです。代表的な製品であるジャケットやパンツの他、現代的なライフスタイルに即した高ストレッチで着心地の良いアイテムが並びます。

おすすめブランド⑫azabu tailor

麻布テーラーは高級なオーダースーツ店という認知がされていますが、ニットシャツについても扱っています。数千にも及ぶ素材を取り揃えており、その中から自分の要望にマッチする生地を選択できます。

おすすめブランド⑬ブルックスブラザーズ

最後におすすめするのは、ブルックスブラザーズです。最新アイテムからベーシックなシャツやネクタイなど、メンズ・ウィメンズの商品を取り揃えており、品質の高いドレスシャツから選択ができます。

ニットシャツに関するよくある質問

ニットシャツが便利でブランドからも展開されているアイテムである事がお分かりいただけたかと思われます。最後にニットシャツが気になっている方のためによくある質問に対して回答していきます。

よくある質問①普通に洗濯できる?

洗濯機での普通の洗濯ができるニットシャツもあります。ただ基本的には生地への負担が少ない選択方法をとるのが推奨されていて、生地が傷むのを防止するために洗濯機で洗う場合には洗濯ネットに入れて洗うとよいでしょう。

よくある質問②冠婚葬祭での着用はあり?

一般的なビジネスの場で着用をする範囲内であれば問題ありませんが、冠婚葬祭など堅めの場においては控えた方が良いとされています。冠婚葬祭では普段着ている布帛シャツの方を選択する方が場に合っています。

よくある質問③ニットシャツの干し方は?

選択表示を確認して、都度正しい干し方をチェックして干すようにしてください。吊り干しの表示がされているのならハンガーにかけて乾かしてよいですし、平干しの表記がされているのならなるべく平らにして干すようにしましょう。

ビジネスでも活躍するメンズニットシャツを上手に選ぼう

ニットシャツはビジネスの場においても活躍させることができ、かつイージーケアであるなど使い勝手も非常に優れているアイテムなのです。この機会にぜひニットシャツを取り入れて快適に使ってみてください。

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