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否定から入る人の心理や特徴は?うざい否定的な人との上手な付き合い方
会話や相談をしている時、自分の話した内容を否定する事から入ってくるような人というのは、残念ながら一定数存在しています。こちらは心地が悪いのに、なぜ頭から否定を投げかけてくるのでしょうか?本記事では、否定から入ってくる人の心理、特徴、そして上手な付き合い方などを解説します。
目次
否定から入る人の心理
自分が話をしている時に、頭から否定をしてくるような人というのは、印象が悪いものです。たとえ相手が親でもこちらの心理としては悪くなるものですが、なぜ最初からノーを出してくるのでしょうか?
否定から入る人の心理①自分が正しいと思い込んでいる
その心理としては、まず自分が最も正しい考えを有していると思い込んでいる節があると考えられます。自分の中に誰にも否定できない正しい考えがあると決めている人は、その考えにのみ則って行動しています。
それゆえに、違う考えをしている人を見ると、間違った行動だと受け取ってしまいます。頑固で根拠のない自信ばかり有していて、「○○をした方が良い」「○○するべき」などの言い方をする人に多い傾向があるとされます。
もし世間一般的な思考と自分の意見が異なっていたとしても、自分の意見の方が正しいと貫こうとします。白黒明確にしたい性格でもあるために、違った意見を否定しようとする節があります。
否定から入る人の心理②自分が一番だと思い込んでいる
1つ目と似たような思考として、自分が最も優れている、一番であると思い込んでいるのも上げられます。非常に自己顕示欲求が強い傾向が見られ、どんな事においても自分が一番、トップにならなければ気が済まないのです。
たとえ他愛のない会話の中であっても同じ事で、その会話の内容の中心に自分が入っていないと我慢ができません。もし全く自分と関係のない会話をしていると、自分が主導権を握ろうとして今している会話を否定しにかかります。
否定から入る人の心理③先のことを考えている
実は最初から否定で入ってくる人は、頭の回転が速いとされます。それ自体は良い事なのですが、これが悪い方向に向かっていくと一人で勝手に先々の事を想像し、そこまで考えた結果現在の会話を否定するといった特徴もあります。
仮に自分が次の長期休みに海外旅行に行きたい、と話していたとして、こちら側が何気なく言った事でも詳しく話を聞く前に知っている情報を思い出し、かき集めて考えます。
そして「治安が悪いからやめた方が良い」「旅費が高くつくから別の国にした方が良い」といった否定で返してきます。悪気はないのかもしれませんが、行きたいのに否定されてしまえば印象は悪いでしょう。
否定から入る人の心理④本当は自分に自信がない
自分が一番でないと納得がいかなかったり、正しいと思い込んでいるといった心理を最初にご紹介しましたが、それらとは裏腹に本当は自分に対する自信がそこまで無いケースも珍しくありません。
自信がない状態をイメージしてみれば、常に「自分は大丈夫なのか」などの不安が付きまとっていて、誰かを否定する事によって自分を維持する、自己肯定をするといった事も自分を保つ方法としては存在しています。
これが高じて否定から入ってくるような人となってしまうケースがあり、相手の会話の内容に不備を見つけてはその点を突き、自分が正しいと思わせて満足感を得ている訳です。
否定から入る人の心理⑤承認欲求が強い
そして、承認欲求の強さも人一倍あると考えられます。これもやはり、正しいと思い込む、一番でないと気が済まないなどの心理からも分かる通り、周囲の人に自分を認めてもらいたい欲求が強く出ています。
どうせなら仕事で成果を出すなどして満足してほしい、という気持ちになるでしょうが、仕事で成果を上げるよりも人を否定する、すなわち他人を下げる事の方が簡単なので、そちらに移ってしまいます。
承認欲求が強いのは、裏を返せば寂しがり屋でかまってちゃんであるとも言えます。人望が無い状態がコンプレックスで、常に注目されていたいと思っているのでしょう。
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否定から入る人の特徴
なぜ最初から否定の意見を出してくるのか、その心理についてご紹介してきました。勿論心理としてはこれだけではないところもありますが、続いては行動に表れる特徴についてです。
否定から入る人の特徴①プライドが高い
まず、プライドの高さが挙げられます。心理の中でも紹介している通り、例え他愛のない会話の中ですらも自分がその話題の中心に入っていなければ満足できないような性格をしている事からも、これは分かりやすいでしょう。
また、現在の自分が有する考えが正しいと思い込んでいるところも、無駄なプライドの高さに起因します。他人の意見がどんなものでも、結局自分の意見を最初から曲げたりはしません。
自分の考えを貫いているといえば聞こえはいいですが、結局は柔軟な考えの出来ない頑固な人であり、最初から否定を出してくるので接していればいるほど疲れると印象付きます。
否定から入る人の特徴②いつも悪口を言っている
続いて、いつも誰かの悪口を言っているという特徴です。他人の悪口をこぼすのは否定から入る人にとってはもはや日常茶飯事のレベルであり、誰かを否定して自分を肯定させなければ満足できないような性格をしているからです。
悪口を言う相手は誰彼かまわず、常に他人の粗を探して悪い所しか見ていませんから、おそらく周囲の人ほぼ全員の悪口を言っていると考えられます。
勿論、それらの悪口を面と向かって本人の前で言うような度胸は無く、陰口という形で発散しています。聞いている側ももちろん気持ちが良いものではないですから、評価はどんどん下がっていきます。
否定から入る人の特徴③思考がネガティブである
常に否定から入るような人が、ポジティブ思考と思うでしょうか?勿論そんなわけはなく、自分の事に関しても出来ない部分にばかり目が向いていたり、物事のデメリットにしか着目しません。
加えて定番の文句というものがあり「でも」「いや」「だって」です。主にこれら3つを会話の最初に使ってきて、基本的にどれもこれから否定する内容を言い始める際に使う言葉です。
最初から相手を否定するのは他人を尊重できていないとも言い換えられ、これらの言葉を多用してくるネガティブ思考な人は関わりたくないと思うでしょう。
否定から入る人の特徴④人の話を聞かない
基本的に、人の話を聞こうとしないのも特徴の1つです。常に自分が正しい、会話の中心に立っていなければ気が済まないと思い込む人ですから考えてみれば当然の話で、人の話を聞かない癖に自分の話は大好きです。
仮に本人が会話の中心にいる様な話をしている際は機嫌がよく、そうでない時には全く興味が無いかあるいは不機嫌な態度を取ってくる人は、自分から話をするときにも否定を頭に入れてくる可能性が高いです。
誰かの話は聞かなくとも、自分の話なら大好きですので、他人の話を否定する事で会話の流れを切り、強引に自分を会話の中心に持ってこようとします。
否定から入る人の特徴⑤口ばかりで行動が伴わない
否定から入ってくる人は往々にして嫌われがちですが、口先ばかりで行動が伴っていないのも嫌われる原因の1つでしょう。他人の意見を否定するのは、その意見に沿って行動をするのが面倒だという考えが影響しています。
誰かに倣ったり、協力するような体制を忌避する傾向も見られていて、他人の提案を否定して遠巻きに眺めているだけのポジションについているケースも珍しいものではありません。
結局人の話や提案を否定するばかりで、自分は代案も出そうともせずただの御意見番状態にしかなっていません。これでは、言動が伴っているとはとても言えないでしょう。
うざい否定から入る人との上手な付き合い方
仮にもし否定ばかりしてくるうざい人が居た場合には、明確な根拠を提示して話してみましょう。客観的なデータ、統計というように誰も覆せない数字などを根拠に出せば、こちらの話の説得力も上がります。
相手の意見逆に求めてみるのも良いでしょう。否定しているのはもっと良い意見があるからかもしれませんから、満足するまで話させて肯定が出来る点については取り入れてみても良いです。
もし意見も何もなく、ただ単に頭から否定する事しかしないような人だった場合には、そもそも真面目に相手にする必要はありません。なので、聞いているふりをして聞き流す、受け流す方が自分のダメージも少ないでしょう。
否定から入る性格は中々変わらない
誰であっても自分の話を最初から否定されてしまうのは気分が悪いので、それを直してもらいたいと思うでしょうが、自分が正しい、一番だと思い込んでいる人の性格を変えるのは、中々難しい話です。
元々長い年月で形成された性格ですので、すぐに変えるのは難しいですし、他人の性格となればなおさらです。それでも変わってほしいなら、自分の行動がどう受け止められているかを相手に知ってもらい自覚を促すべきでしょう。
否定から入る人とは付き合わない方が良い
否定ばかりしてくる人とは、一緒に居たり会話をしてもこちらが良い気分になるとは考えにくいものです。相手の性格も変えるのは難しいので、論争を続けるよりも受け流す術などを覚えて自分の身を守ってください。