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ワックスをつけたまま寝るのはダメ!頭皮に与える影響とは?

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ワックスで髪の毛を整えたけど、夜は落とすのが面倒なのでつけたまま寝ようと考えたことはありませんか。ワックスをつけたまま寝てしまうと、頭皮に良くないと言われています。

では、ワックスをつけたまま寝てしまうとどのような影響があるのでしょうか。この記事では、ワックスが頭皮に与える影響についてご紹介します。

ワックスをつけたまま寝るのは大丈夫なの?

ワックスをつけたまま寝ると頭皮に負担がかかると言われていますが、「寝る」時の状況によって異なります。例えば、昼間に仮眠を撮る程度の睡眠であれば、ワックスをつけたまま寝ても問題ありません。ヘアスタイルが少し崩れる程度で、頭皮への負担はそこまで気にする必要はないでしょう。

ワックスをつけたまま寝ると良くないと言うのは、夜布団に入って朝まで寝る時です。ワックスにはたくさんの油分が含まれているため、落とさずに寝てしまうと汚れが頭皮に蓄積されてしまいます。

ワックスをつけたまま寝るのが危険な理由

では、夜ワックスをつけたまま寝てしまうと、どのような影響があるのでしょうか。ここでは、ワックスをつけたまま寝るのが危険な理由についてご紹介します。

危険①頭皮への影響

ワックスをつけたまま寝てしまうと、頭皮にダメージを与えることになります。ワックスには油分が含まれており、さらに頭皮の油汚れなどが混ざってしまうと頭皮を傷めてしまいます。しかも、落とさずに寝るということは、シャンプーで頭皮を洗髪していないことになるので、寝ている間にも汚れがどんどん増えてしまい、さらに頭皮に負担をかけることにもなるでしょう。

頭皮荒れの原因となるため、ワックスをつけたまま寝てしまうのは良くないのです。また、毛穴にも汚れが詰まってしまい、抜け毛や臭いに悩まされることも考えられます。特に抜け毛に関しては、深刻な問題を抱える方もいるので、ワックスは落としてから寝るようにしましょう。

危険②肌荒れ

お肌もメイクをしたまま寝てしまうと負担がかかるように、髪の毛にワックスをつけたまま寝てしまうと頭皮だけでなくお肌にも負担をかけてしまいます。しっかりシャンプーをして清潔な状態で布団に入ったとしても、寝ている間は汗をかいたり汚れが出ることがあるので、ワックスをつけたままとなるとさらに汚れが増えてしまい、とても不潔です。

その不潔な状態の髪の毛が枕に付着し、それがまた肌に触れることもあるため、肌トラブルを引き起こすことも考えられます。ワックスをつけた髪の毛は、1日が経過した段階で、埃や汚れ、さらには布団のダニの死骸なども付着していることが多く、実はとても汚いのです。

危険③寝具の汚れ

ワックスを落とさずに寝てしまうと、寝具も汚れてしまいます。いつもはシャンプーをして清潔な状態で眠るのに、ワックスを付けた日は面倒だからと言ってそのまま寝てしまうと布団に汚れが付着します。油分汚れが寝具に付いてしまうと洗濯をしても汚れが落ちにくいため、新しい物に取り替えることにもなりかねません。

枕だけ交換すれば良いという考えもあるかもしれませんが、雑菌は繁殖するので他の寝具にまで広がる恐れがあるということを覚えておきましょう。

ワックスをつけたまま寝るとハゲるの?

では、ワックスをつけたまま寝てしまうと、髪の毛が薄くなってしまうのでしょうか?ここでは、ハゲてしまう可能性などについてご紹介します。

すぐにハゲるわけではない

「ワックスをつけたまま寝てしまうとハゲる」と聞いたことがある方もいるでしょう。実際には、ワックスをつけて寝てしまったとしても、すぐにハゲる訳ではありません。

もしワックスをつけたまま寝てしまい、次の日に髪の毛が抜けているのであれば、もしかすると使用しているワックスが頭皮に合っていないのかもしれません。ですから、ワックスを落とさずに寝てしまっても、すぐにハゲることはないので過剰に心配する必要はないでしょう。

習慣化すると薄毛のリスクが高まる

ワックスをつけたまま寝ることが習慣化してしまうと、ハゲる可能性があるので注意しましょう。薄毛になる原因としては、毛穴に汚れが詰まる、必要な皮脂を落としてしまう、頭皮の環境が悪化するなどが挙げられます。

一度落とし忘れてしまう分には問題ありませんが、それが習慣化してしまうと、当然頭皮の環境が悪くなり、毛穴にも汚れが詰まってしまいます。長期的にこの状態が続くと一気に毛が抜けてしまうことも考えられるので気をつけましょう。

ワックスをつけたまま寝ちゃった時の対処法

では、ワックスをつけたまま寝てしまった時はどうしたら良いのでしょうか。ここでは、ワックスをつけたまま寝てしまったときの対処法についてご紹介します。

①シャンプーする前にしっかりすすぐ

シャンプーをする前にしっかりとすすぎ洗いをしましょう。すすぎ洗いはお湯で行います。シャワーの温度は40℃に設定し、髪の毛に付着しているワックスや油分、ホコリなどの汚れも一緒にすすぎ洗いをします。

事前にすすぎ洗いをして油分を落としておくことで、シャンプーの泡立ちも良くなります。すすぎ洗いをする時は、髪の毛をブラシなどで梳かして行うのも効果的です。

②シャンプーで汚れをきちんと落とす

続いて、シャンプーでしっかりと頭皮の汚れを落としていきましょう。シャンプーは、髪の毛を洗うのではなく、頭皮を洗うものなので、毛先だけ洗っても意味がありません。もし間違った洗い方をしている方は、ここで一度シャンプーのやり方を見直してください。

また、シャンプーは手のひらでしっかりと泡立ててから頭皮につけた方が髪の毛への摩擦を軽減できるのでおすすめです。頭皮を洗う時は、指の腹を使い優しく頭を揉むようにして洗います。

髪の毛や頭皮の油分が多いとなかなかシャンプーが泡立たないこともあるため、泡立ちの良いシャンプーを選ぶことも大切です。髪同士の擦り洗いは、キューティクルを傷めつけてしまうので、過度に洗うのは避けてください。頭皮の毛穴詰まりが気になる方は、シャンプーブラシなどを活用すると良いでしょう。

③シャンプー後は時間をかけて流す

シャンプーが終わったらしっかりとすすぎ洗いをします。洗い残しを防ぎ、シャンプーの時点で浮かせたワックスをしっかりと洗い流すには、シャンプーの2倍の時間をかけると良いと言われているため、少し長めにすすいでみましょう。

すすぎ洗いをしている時には確認するのが難しいのですが、なるべく全体にお湯をかけてすすぎ洗いをするのがポイントです。特に後頭部付近は洗い残しも多いため、しっかりと流してください。シャワーが使いにくい方は、壁にシャワーをかけ、両手を使ってしっかりとすすぎ洗いをすると良いでしょう。

④髪を濡れたままにしない

最後にしっかりとタオルドライをし、ドライヤーで乾かします。シャンプーをして汚れを落としたことに満足してしまうと、髪の毛を乾かすことを軽視してしまう場合も多いですが、実は髪の毛のことを考えると自然乾燥ではなく、しっかりとドライヤーで乾かした方が良いのです。

濡れた髪の毛を放置してしまうと、雑菌が繁殖してしまったり、水分が蒸発して髪の毛が乾燥し、パサパサになることもあります。何より髪の毛が傷んでしまうため、しっかりと乾かしましょう。最近では、ドライヤーの時間を短縮することができる、吸収率の良いタオルなどもあるため、お風呂上がりの使用するタオルを見直してみるのもおすすめです。

綺麗な髪の毛を目指すなら、ここで洗い流さないトリートメントなども活用しましょう。ワックスで髪の毛をコーティングすると、必要な皮脂まで一緒に落ちてしまうため、髪の毛が傷んでしまいます。

その日に受けた髪の毛のダメージは、その日のうちに修復することが大切です。トリートメントなどを活用し、綺麗な髪の毛を維持しましょう。

【番外編】つけたまま寝ることができるワックスがある?

ワックスをつけたままでは頭皮に影響があるとご紹介しましたが、実はつけたまま寝ることができるワックスもあります。そのワックスの配合成分を見てみると、肌のお手入れにも使える美容成分が入っており、従来の整髪料に含まれるコーディング剤などは入っていません。

ワックスと言うよりは、寝る前に使用するヘアトリートメントに近い商品です。最近では、ヘアオイルなど髪の毛のケアを目的としたトリートメントをワックスの代わりに使用するケースも多いです。ワックスのように自由度は高くはありませんが、何もしないよりはスタイリングがしやすいため、頭皮への刺激などが気になる方はこうしたアイテムを活用するのもおすすめです。

ワックスをつけたまま寝るのはやめよう!

ワックスはおしゃれなヘアスタイルに仕上げるためには欠かせないアイテムですが、落とさずに寝てしまうと、菌が繁殖したり頭皮トラブルを招く恐れがあるので、しっかりと落としてから寝ることを習慣化してください。

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