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1週間で痩せるには⁈ダイエット方法と気をつけたいことを解説!
「痩せたい!」とは言っても、ダイエットを続けるのは中々過酷である事も分かっている事でしょう。1週間という短期間であっても、しっかりと体に効かせられる取り組み方はあります。そこで今回は、1週間で痩せたい方の為のダイエット方法などを解説します。
目次
1週間のダイエットで何キロ痩せることができるか
1週間というのは、ダイエットに取り組む期間としては非常に短いものです。その中で実際に痩せる事が出来るのかという点については、もともとの体重などにもよるものの、2キロから3キロほど減らす事は可能です。
ただしこれは、食事量を極端に減らす無理なやり方をした場合のものです。無理をする事はダイエットにおいても良い事は起きず、必要な食事を摂らなかった分の維持知的な減少でしかありません。
反対に、無理をした代償としてかえって体重が増加してしまう可能性の方が高いです。通常のダイエットでもリバウンドで太ってしまうものを、より短縮したものといえば分かりやすいでしょう。
1週間で痩せるためのおすすめダイエット
やはりダイエットにおいても、無理をして取り組むことは後々苦労をする可能性の方が高いです。しかし、1週間の中でも無理なくダイエットが出来ないという訳ではありません。
おすすめダイエット①有酸素運動
まず、有酸素運動に取り組んでみましょう。ダイエットの鉄則として、摂取するカロリーよりも消費するカロリーの方が上回っていれば、その分痩せる事が出来ます。なので、ウォーキングやランニングなどに代表される運動を行い、消費カロリーを増やすのです。
実際の有酸素運動に関しては、息が上がるような激しいものに取り組む必要はありません。多少のきつさは感じるものの、息が上がりきらずにしゃべる事が可能な程度で構わないのです。
そして、20分以上は取り組むようにしましょう。有酸素運動は、20分以上続ける事で初めて脂肪が燃焼され始めるからです。
おすすめダイエット②断食(ファスティング)
続いては、断食です。断食というと宗教の一日全く食べないというものが思い浮かびがちですが、取り組むのはファスティングです。ファスティングは断食とは違い、固形物を食べずに水やスムージーなどのみを摂取するという方法です。
ですので、断食とは言っても本当に何も口に入れない訳ではありません。また、ファスティングと一口に言っても、1日のみ行うものもあれば、1週間のうちに数日間実践するといった方法もあります。
このファスティングでは、摂取するカロリーを極限まで減らす事で、不足分を体の脂肪を分解する事で作るのが目的となります。
おすすめダイエット③糖質制限
そしてもう1つが、糖質制限です。ファスティングでは固形物を全くとることなく、水分のみを摂取するという方法でしたが、糖質制限の場合には普通の食事を摂る事が出来ます。ただし、糖質を制限するので、パン、ごはん、麺類など主食になるものは控えます。
また、糖類を多く含むジャガイモ、そのほか一部の野菜なども摂取制限の対象となります。制限を行うのは、体のグリコーゲン成分を減少させて水分を抜かし、体重を落とすのが目的です。
長期的に行う場合には、一日の内の1食分のみ抜かしても効果がありますが、1週間の場合3食全て抜かす必要があります。
1週間で健康的に痩せるためのコツ
この様に、1週間という非常に短い期間の中であっても、無理のない方法というものはあるものです。続いて、1週間ダイエットを実践する中で成功率を上げるためのコツをご紹介しましょう。
コツ①水分補給
まず、水分補給はしっかりと行うように心がけましょう。ダイエット中はできる限りお腹にものを入れたくないと思うかもしれませんが、基本的に運動をしたら汗をかくので、その分以上は水分を確保するべきです。
平均的には、人間は1日に1.5リットルの水分が必要と言われています。また、汗をかけば水分と併せてミネラルも失われるので、スポーツドリンクで塩分なども同時に確保すれば、よりバランスよく両成分を補給できます。
コツ②厳しくカロリー制限する
続いて、カロリーの制限は厳しく行いましょう。どれだけ甘く見積もったとしても、一日の摂取カロリーの合計は1,000キロカロリーから1,200キロカロリーあたりに抑えなければなりません。
というのも、体脂肪1㎏を減らすには約7,200キロカロリーを消費しなければならないのです。3食の食事内容にかなり気を配るだけではなく、飲み物もスポーツドリンクの飲み過ぎに注意し、間食も完全に止める必要があります。
コツ③よく噛んで食べる
実際の食事の際には、しっかりとよく噛んで食べるようにして下さい。噛んで食べる事など当たり前と思うかもしれませんが、何も意識していないとつい早く飲み込みがちです。噛むのは、満福中枢を刺激してお腹を満たしやすくする為です。
逆にしっかりと噛まずにいると、満福中枢が刺激されないのでお腹がいっぱいでも満腹感を得られなくなってしまいます。レンコン、キャベツなどの噛み応えがあって食物繊維の多い食べ物がお勧めできます。
コツ④タンパク質量を増やす
そして、タンパク質を多めに摂取するように心がけます。タンパク質は肉類や魚類などに豊富に含まれている栄養素であり、カロリーが多いために避けがちではあるものの、不足すると筋肉量も減少していきます。
筋肉の減少は代謝の低下につながり、痩せにくい体になってしまいます。特に糖質制限を行う場合には、糖類を摂取しない分多くのタンパク質摂取が推奨されます。脂身の少ない赤身肉や、大豆類などを摂取するのが推奨されています。
1週間で痩せるためのダイエットで気をつけたいこと
ダイエットという観点からすれば、1週間というのはとても短い期間です。それでも、コツややり方を押さえておけば決して不可能という訳ではありませんが、やはり短期間であるために注意すべき事もあります。
気をつけたいこと①リバウンド
まず、リバウンドしやすい事に注意してください。短期間で体重を減らすというのが1週間ダイエットの最大の目的ですから、その為には糖質制限をはじめとして、大きく摂取カロリーを制限しなければなりません。
特にファスティングなど、摂取するカロリーを極限まで少なくする方法を取った場合には、リバウンドの危険性がより高くなります。体が飢餓状態を迎え、脂肪などを作りやすい状態になっているからです。
それゆえに、1周かいダイエットが終わった後にたくさん食べると、その分すぐリバウンドしてしまいます。徐々に通常の摂取量に戻す事をお勧めします。
気をつけたいこと②体調管理を怠らない
続いて、体調の管理についても十分に意識しておきましょう。先に述べている通り、1週間の中で行われるダイエットでは、摂取するカロリーが非常に少なくなります。これは健康の観点から言うと、かなり危険な事をしているのです。
それゆえに、ダイエットの結果を出す事と、健康体を維持し続けるという2つを両立するのはとても難しいです。ファスティングも糖質制限も過酷ですから、もし実践中に体調の悪化を感じた時にはすぐに止めましょう。
自分には1週間で厳しい制限を設けるなどのダイエット方法が合わないと感じたのであれば、長期的なダイエット法を実践するのをお勧めします。
気をつけたいこと③十分な睡眠時間
ダイエット中に十分な食事制限や運動に取り組んだとしても、睡眠をしっかりと取っていなければ効果は薄れてしまいます。睡眠が不足すると、体のホルモンレベルが上昇して空腹感をより感じやすくなるのです。
特に、脂肪分が多く含まれるもの、つまり油を使った料理などが食べたくなる傾向にあります。その為、ダイエット中は無駄に夜更かししたりするのを避け、1日に7時間から9時間ほどのしっかりとした睡眠時間を確保してください。
気をつけたいこと④代謝が落ちる可能性
そして、代謝を落としてしまう可能性が高い点も覚えておきましょう。1週間の中で急に体重を落とした場合には、脂肪が分解されるのと同時に体中の筋肉量も減少してしまっている事が多いのです。筋肉量の減少は代謝の低下を招き、痩せにくい体になります。
それゆえに、ダイエット後に普段以上に食べる事で太りやすい方向へと向かうという訳です。代謝の低下を抑えるためには、ダイエット後に徐々に食べる量を戻し、筋トレに取り組むのがお勧めされます。
糖質制限などを行っている中でも、腹筋やスクワット、プッシュアップなどどこでもできる筋トレに取り組んでみましょう。タンパク質の摂取を多くしているとより効果的です。
無理をせず正しい方法で1週間ダイエットに挑戦しよう
1週間ダイエットというと、とても無謀に思えるかもしれません。しかし、気を付けるべきところに注意を払って取り組めば、痩せる事自体は可能なのです。是非とも短期間ダイエットを成功させてみてください。