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複雑時計のスペシャリスト!世界が認めるオーデマ ピゲの時計

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オーデマ ピゲと言えばもともと複雑時計の第一人者として、また高度な技術を持っている時計メーカーとして名前を馳せていました。そして戦後になると、それまでの複雑機構を搭載した時計から、薄型の時計作りにも力を入れるようになります。

現在、オーデマ ピゲと言えば薄型のスマートなフォルムと、その中に凝縮された高い技術力で有名な時計メーカーとして知られていますね。

高いデザイン性を持ちながらも、類稀な技術力から生まれた抜群の機能性も兼ね備えているオーデマ ピゲの時計。今日は大人が憧れる本物の時計、オーデマ ピゲの時計をご紹介します。

オーデマ ピゲの解説

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オーデマ ピゲとは?

オーデマ ピゲと言えば、ヴァシュロン・コンスタンタン、パテック・フィリップと共に世界三大高級時計メーカーとして知られています。

オーデマ ピゲの名前の由来は

ジュラ山脈(アルプス山脈の西端、スイスアルプスの北に位置する山脈)のジュウ渓谷で名門時計師の一家に生まれた天才時計技師のジュール=ルイ・オーデマと、営業力や経営能力に長けた時計技師エドワール=オーギュスト・ピゲが協力して1875年に創業したのがオーデマ ピゲです。

この創業者2人の名前がメーカー名の由来となりました。

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オーデマ ピゲのメーカーとしての歴史

1946年、世界で最も薄い腕時計用手巻きムーブメントの開発に成功したオーデマ ピゲは続く1955年、世界で初めて閏年機能を搭載するパーペチュアルカレンダー機能付きの腕時計の製作に成功しました。

また1972年にはそれまでの高級時計の常識を覆す、世界初のステンレススティール製の高級スポーツウォッチ「ロイヤル オーク」を発表します。それまでの高級時計と言えば貴金属を使ったものばかりの中、既成概念や既存の価値観から脱却し新しい高級時計を生み出したのです。

この時生まれたロイヤルオークシリーズこそ、今日のオーデマ ピゲの代名詞となりました。そして自分の個性を生かして生活を楽しむ人々のための高級スポーツウォッチという現代のコンセプトを先取りすることとなったのです。

現在、オーデマ ピゲは複雑機能やハイテク素材を取り入れてまだまだ進化を続けています。そして今まで通り、常識を刷新するような複雑機構の開発にも積極的に取り組んでいるのです。

特徴・こだわり

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特徴

オーデマ ピゲと言えば複雑時計のスペシャリストです。中でも超複雑時計の開発という分野ではスイスでも屈指の地位を確立していますし、今もなお複雑時計を中心とした高級時計を製作し続けています。

複雑機構を搭載しながらも小型化、薄型化した次世代の時計の追求。オーデマ ピゲは屈指のメーカーの名にあぐらをかかず技術の発展に今も挑戦し続けているのです。

また時計を構成する部品の1つ1つにこだわり、また妥協を許さず大切にし続けるオーデマ ピゲの姿勢は部品を製作する時間にも表れています。クロノグラフの組み立てには2週間を、またミニッツリピーターの組み立てには4週間をも費やすのです。また1つの部品の研磨に費やす時間が8時間を超えることもあるようです。

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オーデマ ピゲの時計の部品の研磨作業は、時計の製造全体にかかるコストの50%と言われています。このように時計の品質を保ち続けるために必要な伝統技術は、脈々とオーデマ ピゲの時計師たちに受け継がれ続けています。

またオーデマ ピゲは創業以来、自社で製造した全ての自社時計の修理を保証しているのですが、そればかりか、本社のあるジュウ渓谷にあった今では現存していない時計会社の懐中時計の修理も請け負っているのです。

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こだわり

創業者2人には最高の複雑時計を作ると言う目標がありました。そのためオーデマ ピゲ製の初期の懐中時計は、1つ以上の複雑機能が備わっているのものが殆どです。

その後登場した製品の1/3には、高度な複雑時計技術を要するミニッツリピーター機構(現在時刻を音で知ることができる機能)が搭載されていますし、その他にもクロノグラフ機構をより複雑にしたスプリットセコンド・クロノグラフ(中間タイムを計測し表示する機能のこと。これにより2人の走者のタイムを簡単に比較することが可能となる)を搭載するモデルもあります。

他にもオーデマ ピゲの技術力を象徴する傑作として有名なのが1882年、1892年に発売されたミニッツリピーターやパーペチュアルカレンダー(永久カレンダーのこと。月による日数の違いや、4年に1度のうるう年の調整などを自動的に行うカレンダー機能)、クロノグラフ(ストップウォッチ)等の組み合わせられた超複雑時計です。