2019/02/26

たった千円でコーディネートを格上げする「チープカシオ」の使い方

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チープカシオは、「時計は高級でなければならない」という概念に対するアンチテーゼとして最も代表的なアイテム。わずか数百円〜数千円程度で買えてしまうその1本は、コーディネートのアクセントとして見事に機能します。

ひとくちにチープカシオと言っても、レトロなものから大人っぽいものまでデザインはさまざま。チョイスするモデルによって、雰囲気をアレンジできるのも楽しみの一つです。

ここでは、そんな「チープカシオ」の魅力に迫ります。

チープカシオの解説

チープカシオとは?

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実は「チープカシオ」とは、正式な製品の名称ではありません。名前のとおり、カシオが製造する「チープ(安物)」な腕時計のことを指します。

カシオの代表モデルでもあるGショックは上位版なら10万円以上の値段がしますが、チープカシオは数百円〜3000円程度の価格帯。時計ファンが発端となってSNSなどから広まり、「チープカシオ」や「チプカシ」などと呼ばれるようになりました。

チープカシオは明確にモデルが決められているわけではなく、ホームセンターで販売されているものも含みます。「チープ」というとネガティブな響きに聞こえがちですが、時計ファンがきっかけで広まったことからもわかるとおり、チープカシオは愛情を込めて呼ばれています。

なぜチープカシオが注目を浴びたのか?カシオの時計作りの歴史から紐解く

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セイコーやシチズンなどと並んで世界に聞こえるほどカシオの時計は有名ですが、「カシオ計算機」という社名からもわかるとおり、カシオは時計専業メーカーではありません。

しかしカシオは、長い歴史のなかで時計製造のセオリーを超えた多機能腕時計を数多く生み出してきました。電波時計をいち早く開発しただけでなく、受話器に押しつけて電話をかける時計のような、現代のスマートウォッチを思わせる製品も開発。独自の耐衝撃構造によって圧倒的なタフさを誇るGショックは、誕生から30年が経つ今なお愛され続けています。

チープカシオは、そんなカシオの長い歴史から生まれた製品の数々です。安価ながらも、高度な時計製造で培われた性能と、耐久性を備えています。

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チープカシオが注目されることとなった有名な逸話として、ある英国人男性がSNS投稿があります。2015年、男性がアップしたのは、泥まみれになったチープカシオが写った1枚の写真。そのチープカシオはおよそ20年前に紛失したもので、自宅の庭で偶然発見したそうです。

20年ぶりに発掘されたチープカシオのデジタル表示は、止まらずに動き続けていただけでなく、なんと日付・時刻ともに7分しか誤差がなかったのです。この投稿は世界中に拡散され、大きな話題を呼びました。

その耐久性もさることながら、レトロでスポーティなデザインも人気を集める理由。単純に安いだけでなく、ファッションアイテムとして使えることから、多くの若者に支持されているのです。