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スーツの裾上げを自分で簡単する方法から便利なアイテムまでをご紹介!

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スーツの裾が微妙に合ってないと感じている方はいませんか?実はスーツの裾でスーツ全体のイメージも変わってくることがあります。この記事では従来のスーツの裾上げ方法から、現在簡単に行える方法、また、忙しい方、完璧を求める方におすすめしたい裾上げ方法をご紹介していますので、是非ご覧ください。

スーツの裾上げの種類

スーツの裾上げを行う前に、まずは裾上げをするスーツの種類についてご紹介していきます。スーツの種類にはシングルとダブルの2種類があります。対象となる種類の確認を行ってください。

シングル

スーツの裾を見たときに折り返しのないタイプであればそれはシングルとなります。基本的にはシングルのタイプが多く、その理由としてはダブルよりも前から製法されていたので、主流のタイプとなっています。

現在では生地も様々な種類がありますが、一昔前は分厚い生地が多く、裾を折り返すという考えはなかったようです。そして、このシングルは燕尾服やタキシードといった場面で着用されることが多いので、「シングル=正装を求められる場所」というイメージもあるでしょう。

普段スーツを着用されている方なら経験があるかもしれませんが、普段着用するスーツはダブルでも、面接や取引先への訪問に訪れる時にはシングルを着用されるのではないでしょうか。

ダブル

ではダブルはというと、裾を数センチ程度、折り返して仕上げます。シングルに比べ足元が見えるので、その分カジュアルな雰囲気になります。シングルは裾が長めになっていますので、屋外での作業や営業どきに雨や泥で裾が汚れてしまいます。

そんな時に裾を折り曲げたことがダブルのが誕生した由来と言われています。そして、時代とともに薄く、着用しやすい生地が誕生したこともダブルが生まれた理由の一つでしょう。

現代ではクールビズなども推奨していますので、ラフにスーツを着こなしたい方、友人のパーティーで着用したい方などはダブルがおすすめです。

スーツの裾上げを自分でする方法①長さを決める

スーツの種類にはシングルとダブルの2種類で分けられることが分かったと思います。ここからはご自身で裾上げをする方法についてご紹介します。まずはウエストの位置決めとスーツの長さです。

まずウエストの位置を決める

ウエストの位置は男性の場合、腰骨のあたりと言われています。そして、女性の場合にはおへその位置でスーツのウエストを合わせてみてください。ウエストの位置がずれてしまうとスーツの裾の位置も変わってきてしまうので注意しましょう。

男性のスーツの長さ

続いてはスーツの長さですが、一般的に言われている裾の長さはかかとあたりとなっていて、裾と地面の距離は1~2cm程度が理想的とされています。

まずスーツのタイプですが、太目のスラックスやダボっとしているタイプであれば、気持ち長めに裾の丈を取りましょう。反対にサイズがぴったりとしているスラックスは短めな丈にすると全体のバランスがよくなります。

使用シーンも意識する

ウエスト位置と裾の長さを決めたら、着用後のイメージも忘れずに行ってください。シングル、ダブル両方に言えることですが、スーツの裾丈でイメージはかなり変わってきます。

カジュアルな場所での着用であれば短めの裾で問題ありませんが、大切な場所でカジュアルな印象を与えてしまってはせっかくのスーツが台無しです。正装の場では長めの裾でフォーマルな印象を、気楽な場所では短めの裾でカジュアルにとTPOを使い分けるようにしてください。

また、女性の場合はヒールとのバランスを考えて裾の丈を決めると良いでしょう。普段着用されているヒールを履いて裾丈を決めてください。

ヒールではない靴や素足でスーツを着用し長さを決めてしまうと、出来上がっていざ確認したら短すぎたということもありますので注意しましょう。とは言え、女性は男性のように裾の丈でフォーマル、カジュアルといった決まりはなく自由に着用することができるので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。

スーツの裾上げを自分でする方法②手縫い・ミシン縫いでのやり方

では、裾あげの位置が決まったところで実際に裾上げを行っていきましょう。ここで紹介する裾上げの方法は手縫いとミシンを使った方法です。ミシンがご自宅に無いという方は手縫いで裾上げを行ってみてください。まずは手縫いの方法からご紹介していきます。

手縫いでのスーツの裾上げ方法

まずは以下の道具を準備してください。

  • 糸(スーツの色に近い色を選んでください。)
  • 針(糸を通して縫う用の針)
  • 待ち針(裾の付近を長さが変わらないように止めておく用の針)
  • メジャー
  • 裁ちばさみ
  • チャコペン

手縫いの手順

  1. 裾の長さを決めたら、実際に着用する長さに裾を折り返します。そして、折り返した裾の長さがずれない様に適当にまち針を生地に刺し止めます。
  2. まち針で止めたらメジャーを使って両方の裾の長さが同じかを確認してください。
  3. 裾が長い場合には不要となる部分は裁ちばさみを使って切ってしまいます。この時に縫い代を残すようにしてください。今、折っている裾の長さに+して、縫い代の7cmを足します。わからなくなる様であれば裾の位置とそこから7cmの場所にチャコペンを使って印をつけてください。そして、縫い代の7cm以降は裁ちばさみで裁断します。切り口がまっすぐになるように意識して裁断を行ってください。
  4. パンツを裏返して、縫い代の7cm部分を三つ折りにし、アイロンをかけて折り目をつけます。ここでしっかりとアイロンをかけておくと、縫う工程が楽に行えます。
  5. 針に糸を通して糸のお尻は玉結びにします。そして、三つ折りにした縫い代の裏側から糸を通していきます。糸を通したときに勢いよく針を抜くとスポッと玉ごと抜けてしまうので注意してください。
  6. 三つ折りにした縫い代の裏側から糸を通したら表生地に糸を出します。そして、手順5で糸を通した場所から5mm程度左の位置に針を刺します。
  7. 手順6で針を通した場所から、左に2mm程度の位置のから針を出し、糸を通します。5mmや2mmは正確でなくても大丈夫ですが、あまりにも縫う位置が離れてしまうと、完成時の縫い目が目立ってしまうので気をつけてください。
  8. 6の手順を繰り返し、三つ折りにした縫い代の裏側から糸を通します。
  9. 手順の6~8を繰り返し行っていきます。
  10. ぐるっと裾が一周し、縫い始めまできたら玉留めをして終了です。

ミシン縫いでのスーツの裾上げ方法

まずは以下の道具を準備してください。

  • 待ち針(裾の付近を長さが変わらないように止めておく用の針)
  • メジャー
  • 裁ちばさみ
  • チャコペン
  • 家庭用ミシン
  • ミシン糸(スーツの色に近い色を選んでください。)
  • 糸切りハサミ
  • まち針

ミシン縫いの手順

  1. 手縫いでご紹介した手順4までを行います。
  2. ズボンを裏側にし、生地に厚みのある側面に縫い目があるのを確認し、その部分から縫い始めます。縫い始めの返し縫いは不要です。
  3. ミシンでぐるっと1周縫えたらそのまま、開始位置と重なるように縫い、返し縫いをして終了です。

ミシンを使う時には力を入れて生地を引っ張ると生地が歪んだり、針が折れたり、糸がおかしくなってしまうので、ゆっくりと丁寧に、手は力を入れず添えるような感じで行ってください。

スーツの裾上げを自分でする方法③便利アイテムを使ったやり方

手縫いもミシンも苦手、めんどくさい、という方におすすめなのが、便利なアイテムを使った裾上げ方法です。以下の2つの便利なアイテムをご紹介します。

裾上げテープを使ったスーツの裾上げ方法

1つ目は裾上げテープです。こちらはアイロンを使って簡単に裾上げができます。種類は片面接着と両面接着があり、両面接着の場合には接着後のテープも見えないので綺麗な仕上がりに見えます。だたしアイロンを使用するので、ナイロンやシルクなどの低温表示の記載がある生地に使用することはできません。

接着剤を使ったスーツの裾上げ方法

アイロンも家にない、もっと簡単にできないの?という方は接着剤を使ってみてください。塗るだけで簡単に裾上げができてしまう優れものです。

裁縫が苦手な方でも問題なく使うことができます。ただし、テープも接着剤も洗濯や時間と共に剥がれてきてしまう点があるので、そちらは頭に入れておきましょう。

自分でスーツの裾上げが難しいときはどうする?

それでも自分で裾上げを行うことが難しいという、忙しい方や不器用さん、そして完璧を求める方はその道のプロに頼ってください。

お直し専門店

1つ目はお直し専門店です。スーツ以外にも様々な種類のお直しを行っているので、裾上げのお直しを利用してみてください。平均的の金額は1,000~1,500円程度となっていますが、各店舗によっては多少異なります。

購入店

続いては購入店舗での裾上げです。店舗ではスーツを買った際にサイズを合わせてくれて、裾上げをしてくれることがほとんどです。裾上げの無料サービスを行っているところもあるので、事前に確認してみましょう。

クリーニング店

最後はクリーニング店での裾上げです。基本的にはクリーニング店なのでクリーニングを行っていますが、中にはオプションで裾上げを行っている店舗もあります。クリーニング店での平均的な金額は1,000~1,500円程となっていますので、裾上げ可能か尋ねてみてください。

スーツの裾上げは意外と簡単にできる

この記事ではスーツの裾上げ方法についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。手縫いやミシンの他にも裾上げテープ、接着剤といった簡単にできる方法があることもわかりました。

また、時間のない方や完璧を求める方はプロに依頼するのも1つです。自分の着丈に合ったスーツを着用することで見栄えも変わりますので、スーツの裾は合っているのか見直してみてはどうでしょうか。

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