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セレブを虜にする『DITA』のサングラス。日本のDNAが潜んでいる。

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DITA=ディータというブランド名は雑誌などでよく見かけるのですが、女性向けのアイウェアなのだろうという誤解が多いようです。情報に登場するのが、ハリウッドセレブやストリートで活躍するファッションリーダーで、彼女たちの顔半分を覆うような大振りのサングラスであったためでしょうか。

https://g-works.jp.net/toppage/dita.html

しかしレニークラビッツなど個性的なミュージシャンがプライベートで使う様子や、もはや世界のファッションアイコンとして注目されているK・POPアーティストたちがかける姿が増えてきました。確かにクセの強いデザインが多いのですが、見た目と違い、実際にかけてみると『アレっ?』という感想を持つと思います。

https://www.fashion-press.net/news/28483

DITAは日本の技術が生かされたブランドです。興味深い話しですよね。この後、簡潔に解説することにしましょう。オトコという生き物は、背景や歴史など、理屈から納得しないと手にしない、面倒くさい面を持っていますから。

DITAの歴史をたどると、日本との関係が見えてくる。

https://ameblo.jp/ditalegends/entry-11844801181.html

小学校からの長年の友人であるJeff Solorio(ジェフ・ソロリオ)とJohn Juniper(ジョン・ジュニパー)が、1996年ロサンゼルスでアイウェアブランドを設立します。DITA=ディータの誕生です。

二人がまず始めたのは、50年代から80年代のヴィンテージフレームを研究することでした。当時のデザインをモチーフにしながら、現代の素材と新たな解釈とシルエットを重ね合わせることで、これまでとは違うオリジナリティを備えることに成功します。クラシックとハイエンド、華やかさとシンプル、そうした対極が共存するという唯一無比のアイウェアが生まれたのです。

巧みな戦略と、確かなクオリティ。

https://www.neuve-a.net/POKERFACE/shop/c/c30040010/

マーケティングンにおいてもディータのアプローチは大胆でありながら繊細です。それはブランドロゴの取扱いに見ることが出来ます。「DITA」というロゴを目立たせないようにしているのです。それはディータを身に着ける人への配慮で、統一感のあるファッションを自分たちの主張でバランスを崩したくないからだとか。

そうした取り組みが魅力としてクローズアップされ、「DITA」はファッションを邪魔しない,、スタイリッシュなデザインだという評判が広がり、定着していったのです。

ニッポンという、頼もしいパートナー。

http://keedan.com/track/2015/06/10/native-sons-pop-up-store/

しかし、名うてのファッショニスタ達を納得させるクオリティを備えていたからこそ、こうした戦略にも立ち向かえたました。クオリティの担保のため、彼らが製造を依頼したのは日本のメーカー・職人達でした。日本のもの作りへの姿勢が、彼らのプロダクトを支えています。

https://ameblo.jp/mens-amexclothing/entry-12280479449.html

最高級の素材を用い、ほぼすべての工程をハンドメイドで仕上げていきます。日本の職人とのやり取りは日本在住のTommy O’gara(タミー・オガラ ※現在は辞任)が対応することで、繊細な作業が可能になりました。斬新なアイデアを矢継ぎ早に生み出すDITA。大胆ともいえるカラーリングや、エロティックなDITAならではのデザインは海外セレブリティから愛され、世界各国へ波及していったのです。

コラボ商品、さらに著名人の情報が拡散する。

https://fashion.aucfan.com/yahoo/e156708289/

大々的なキャンペーンや宣伝活動などをしないのも、ブランドイメージを保持するための戦略です。反面、ファッションブランドとのコラボレーションに積極的で、その影響力を得て新たな情報発信につなげています。アンダーカバー、ロエン、ヒステリックグラマー、イタリアのタトラスなどとのコラボが話題になりました。

ハリウッドスター御用達。

http://www.eiga-lover.com/eccube/html/products/detail/219

また、ミュージシャンやセレブに人気があり、ブラッド・ピットやアンジェリーナ・ジョリー、ジェシカ・シンプソン、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、レニー・クラヴィッツなど、数多くの著名人に愛用されることで、SNSなどを通じて情報がシェアされています。

アジアでも愛用者が増加中。

https://ameblo.jp/ditalegends/entry-11450901246.html

BIGBANGのG-DRAGONも愛用者です。またサングラスと言えばEXILEですが、ATSUSHIや三代目J Soul Brothersのメンバーもインスタグラムやミュージックビデオなどで使用しています。スポーツ界では、本田圭佑が。ロック界からLUNA SEAのINORANなど、ほんとうに多くの支持を得ていることが分かります。

 

男性を虜にする!厳選アイテム紹介

ディータ DITA サングラス PARADIS

60年代の映画スターを思わせてくれるグラデーションレンズが大人の色香を引き出します。大振りのフォルムなので、気が付いたらパートナーの頭に載ってるということもあり得ますね。

ディータ DITA サングラス DAYTRIPPER

ヒョウ柄というか、アニマル模様が個性的なデザインです。街で使うには少々勇気がいるかも知れません。今年のバカンスの相棒として手に入れまましょう。真っ白なTシャツの首にひっかけるだけで、アクセサリー以上の存在感があります。

ディータ DITA サングラス

レトロでシック、これぞDITAの得意とするフィールドです。マットなフレームに、グラデーションのレンズがベストバランスで共存しています。サングラスというよりも、アイウェアとしてファッションアイテムとして成立しています。

ディータ DITA サングラス

これは一歩間違うと、ただのおじさん。ですがテンプルや金属部分をゴールドにすることでゴージャスな仕上がりになっています。他のモデルよりも華奢な印象ですが、マットな黒とゴールドという組み合わせが男くささを放っています。きっちりスーツで決めて、スキのない成金感を楽しめます。

ディータ DITA サングラスCOPIOUS

このサングラスをかけるなら、車は古いアメ車、オープントップがいいでしょう。少し野暮ったいデザインですが今だから新鮮に感じます。思いっきり短髪か、坊主アタマでも似合いそうです。

日本に寄せた、和装に寄せたデザインをDITAから。

https://dita.com/ja-jp/

サングラスは外国人の骨格に合わせたものが多いため、日本人を含むアジア系の顔にはフィットしないものが多くあります。しかし最近はアジア市場を意識した『アジアンフォット』と呼ばれるモデルが投入され、私たちも楽しめる機会が増えてきました。

DITAにも同様シリーズがありますが、日本で製造しているのですから当たり前なのかも知れませんね。となればもう一歩踏み込んで、和装に見合うサングラスは作れないか、そうしたコンセプトを実現できるのはDITAしかいないのではないかとは言い過ぎでしょうか。男女問わず、浴衣にサングラス、浴衣に寄せたサングラスという新しいジャンルを検討して欲しいと願うばかりです。

https://www.ponmeganeweb.com/product/6727

坂本龍馬は袴姿に、編み上げ靴を組み合わせて日本の夜明けを夢見ました。DITAは“BREAK THE MOLDS(型にはまるな)”というモットーを掲げ、アメリカだけでなく世界中に新たなトレンドを築き上げてきました。次の矛先は、どこに向かうのか。今後の動きも、目が離せません。