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実は奥深い「サンダル」の魅力。大人顔の一足を手に入れる。厳選アイテムをご紹介。

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https://balance-style.jp/times/tokushuu/fashion/180426-6.html

2018年はサンダルに関するニュースが多いように感じませんか。目立つのが『シャワーサンダル』と『グルカサンダル』という2つのキーワードです。どちらも決して新しいカテゴリィではありませんが、様々なブランドが、それぞれの解釈で楽しい商品をリリースしています。

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スポーツサンダルは持っているけど、ショッピングや外食には少しくだけすぎかなぁ。そう感じたらサンダル選びのタイミングかも知れません。大人顔のサンダルをハイブランドだけでなく、カジュアルブランドからも選りすぐり紹介します。

 

【考察】サンダルの種類について

『グルカサンダル』については、後述に詳しいので譲るとして、何かと話題の『シャワーサンダル』や、他のタイプについても知っておきましょう。そもそもサンダルは気軽なアイテムです。しかしうまく使う事で、ヌケ感・いい意味での脱力感を出すことが出来ます。頑張りすぎない、それこそ大人の余裕という境地なのです。

シャワーサンダル

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日本的にいうと『つっかけ』です。少々乱暴な言い方だと『トイレサンダル』。至ってシンプルな構造のサンダルを指します。チープと言ってもいいでしょう。

シャワーサンダルと呼ばれる所以は、海水浴などで砂まみれの状態でサンダルを履き、そのままシャワーで流すためです。脱ぎ履きがカンタンで、炎天下の砂浜やプールサイドでの使用に耐えれる丈夫さが求められます。スポーツブランドのモノが主流ですが、これをそのまま街で使うコーディネイトが若い世代を中心に広がったようです。これも一種のヌケ感狙いなのでしょう。

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大人の場合スポーツブランドという訳にもいかないため、ビーチやプールサイドそして街使いにもハイブランドのものを求めるようになったようです。ですが敢えてスポーツブランドを取り入れてこそ、大人ならではのヌケ感につながるという提案もあります。

スポーツサンダル

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ベルクロベルトで着用感を調整でき、主にアウトドアで使うことが多い『歩くため』に適したサンダルです。アウトドアブランドやコンフォートシューズメーカーのものが多く流通していますが、このスポーティな魅力をハイブランドならではの解釈でリリースしたサンダルも評価が高いようです。以下はジョルジオオ・アルマーニのモノですが、所謂スポーツミックス、まんま使わずハズシといて用いるのが肝心でしょう。

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ハイブランドも魅力ですが、最近人気の日本ブランドのスイコック(SUICOKE)を紹介します。日本人の足に馴染むことや、ビブラム社との提携などとにかく高品質のモノ作りが評価されています。人気ファッションブランドとのコラボレーシも積極的です。こちらはナイジェル・ケイボーンとの共作。

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トングサンダル

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トングはもともと紐の意味で、日本語では鼻緒にあたります。もっとも開放的なデザインですが、選択しだいで高級リゾートにも似合うサンダルです。ほかにも様々なサンダルがありますが、履きこなすには気持ちを大きく開いくことかも知れませんね。

サンダルコーディネイトの基本はコロニアルスタイル

https://apparelfashionwiki.com/?%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB

コロニアルスタイルとは、19世紀のインドやアフリカにおける英国の植民地スタイルです。バミューダショーツにサファリシャツ、短いパンツなどイギリス陸軍が東インドで着用していた服装がモチーフになっています。綿や麻素材等の天然素材を使い高温多湿でも快適に過ごせるスタイルと言えます。

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しかし私たちは街で着る、街で履くコロニアルを目指したいと思うので、やりすぎには注意が必要かも知れません。あくまでコロニアル風というボーダーは超えないこと。探検に行くわけでなないのですから。色や素材を注意し、足元は気を使ったサンダルで仕上げる。リラックス感があるけど、緩すぎないこと。お手本はヘミングウェイ。しかし・・・・・極めるにはなかなか時間がかかりそうです。

http://aip-tokidoki.blogspot.com/2017/02/blog-post.html

厳選サンダル紹介:このサンダルがあれば、夏の装いが上品に華やぐ。

心構えや事前の準備が整ったら、狙っていたサンダル選びに移りましょう。まずは高級ラインからですが、ここでは少々個性的なブランドを紹介します。もちろん老舗メゾンからもリリースされていますが、少し捻った提案にしてみました。

高級ライン ハイブランド

ウミット・ベナンのバックストラップサンダル

http://www.cartedessaveurs.ca/reliable-umit-benan-black-suede-sandals-8798tg-p-966.html

次世代のデザイナーとして評価が高いウミットベナンですが、ショーやルックの中でサンダルが多く用いられたことも話題になりました。デザイナーのルーツがトルコだという事が影響しているのかも知れません。モード寄りという印象はありますが、アイテムによっては普段使いでもエッジが効いて楽しめます。特にサンダルなどは取り入れやすいと思います。

https://www.fashionsnap.com/article/2014-08-29/umitbenan-daikanyama/

ユッタ・ニューマンのトングサンダル

http://www.strato.co.jp/SHOP/JUTTA-NEUMANN-ALICE-.html

サンダルのロールス・ロイスという称号が与えられるほどの履き心地が話題になりました。しかしサンダル専門という事ではなく、革製品全体が高い評価を受けているブランドと言えます。デザイナーのユッタ・ニューマンはドイツ出身、1980年代にニューヨークに移り革職人のもとで修業します。イーストビレッジに自身の工房を構えると革を使ったジュエリーラインが評判になります。

https://juttastyle.shop-pro.jp/?mode=f5

特に話題になったのはアナスイのショーでナオミキャンベルが彼女のサンダルを履いたからだとか。素足のカーブに沿った構造的なデザインも評価を高めています。LATIGO LEATHERというネイティブアメリカンが好むレザーを使用するなど、少し堅めの表情も男らしさが漂っています。

マルタン・マンジェラのシャワーサンダル

https://www.saksfifthavenue.com/main/ProductDetail.jsp?PRODUCT%3C%3Eprd_id=845524447189859&clickType=VISUALLY_SIMILAR

説明不要のマルタンマンジェラから最近話題のシャワーサンダルの紹介です。クオリティの高い製品作りで評価の高いマルタンマンジェラですが、スニーカーをはじめ靴のコレクションも常に注目されています。その中にはサンダルもコレクションされることが多く、ナイロンを使ったスポーティなものから、レザーを使ったものまで多彩です。

https://www.fashionsnap.com/article/2018-05-06/martin-margiela-movie/

紹介したシャワーサンダルですが、本来はそのままシャワーを浴びることが出来るような日常使いの商品です。だからこそ、少し気を遣う事で大人の余裕を示すことが出来るかも知れません。

エンダー・スキーマのグルカサンダル

https://www.doo-bop.com/hender-scheme-wicker/

日本からはこちらのブランドを紹介です。エンダースキーマ(Hender Scheme)は日本のシューズブランドです。贅沢なレザーを使ったシューズだけでなく、バックや名刺入れなど革小物全般を展開しています。特に人気スニーカー(ナイキエアフォースワンなど)をオマージュしたヌメ革製のシューズ「オマージュライン」が高い評価を得ています。

http://www.fukulow.info/henderscheme-shop/

そしてサンダルも展開しています。シューズ同様、使いこみ、育てていく楽しさを思わせてくれる逸品だと思っています。購入したら数カ月ベランダで日焼けをさせてから、満を持して履き下ろす。そうした大人ならではの時間の使い方が似合う一足です。

グルカサンダル 注目したい2つのブランド

ここ数年コロニアルファッションが注目されてきた流れでしょうか、グルカサンダルが俄然注目されてきました。サンダルという分類よりも、メッシュ使い、夏向きの靴と言った印象です。ストラップを使い、踵をオールドしてくれるので街歩きや長い時間のドライブでも疲れ知らずです。

そもそもグルカとは大英帝国時代のイギリスに仕えたネパール人傭兵、その部族の名前に由来してます。インドを支配下に置きたいイギリス軍を、勇猛果敢に支援したのがグルカ兵だったのです。彼らが身に付けていたミリタリーパンツの意匠はグルカパンツ(ショーツもあり)に引き継がれました。そして足元はサンダルのようなデザインが継承されました。

パラブーツ

https://www.instagram.com/p/BkOxVBxFO6r/?hl=ja&tagged=%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%84

これまではパラブーツの夏靴と言えばローファーのコロ―が大定番でした。デニムとの相性も良く、アメリカやイギリスのローファーとは違うエレガントな印象がウケていました。しかしメンズファッションの志向がイギリス寄りなった影響なのでしょうか、上記のような背景のあるグルカサンダルがパラブーツの夏定番となりそうな勢いです。

http://rootweb.jp/products/brand/paraboot/

コーディネートの基本は素足履きのローファートと同じです。足元を軽く、デニムならロールアップ。ショーツにもハマります。パラブーツならではの歩きやすさはサンダルでも健在です。

フラテッリ・ジャコメッティ

http://www.arknets.co.jp/category/A10_B_A_F_842/A10_FG166_TEJUS_MARRONE.html

イタリア北部ドロミテ、アルプスを眺めるベネト地方に唯一残る職人メーカーのブランドです。この地方には農業や登山用に向けたノルベジューゼ製法に代表されるハンドメイドの歴史が残っています。その伝統的な工法や文化を継承し、現代化する事に成功したのがジャコメッティ(兄弟)でした。

https://www.cinqueunaltro.com/tag/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%AA-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%80/

生産量が限られるため、また素材使いにも妥協がないため価格はどうしても高価になってしまいます。しかし夏しか履かない製品なので、お手入れ次第で長く付き合える一足です。ソールはレザーを使ったものが多くサンダルでありながらエレガントない印象があります。素足でも、ソックスでも。

カジュアル系 お勧めブランド

サンダルと言えば、まず思い出すのはビルケンシュトック、そしてトリッペン。どちらもドイツ発ですが、人間工学に基づいたモノ作りのポリシーが不動の人気を誇っています。履いた、その日から足に馴染むポテンシャルの高さは他社では真似のできないものです。2つのブランドについては、別のファイルで詳しく解説しているので、そちらを参考にしてください。

https://workskishi.exblog.jp/24726241/

ここで紹介したいのはアイランドスリッパ。1946年にアメリカのハワイ オアフ島で創業、創立者は日本人の本永武蔵です。デザインから製造まで全てをハワイで行う「MADE IN HAWAII」、トング使いのデザインが多いのですがカジュアルすぎることなく、麻のパンツなどとの馴染みの良さが好評です。このブランドとコラボレイトした2ブランドの商品に注目しました。

nonnative×ISLAND SLIPPER

ノンネイティブ(nonnative)は、1999年にサーフェン智がスタートした日本のファッションブランドです。「属さない、固有されない」と言う意味にふさわしい、時代に流されないデザインと素材使いが根強い人気を支えています。2001年に現デザイナーの藤井隆行がノンネイティブに参加すると、様々なブランドとのコラボレーション企画を発表し、ノンネイティブ(nonnative)ならではの視点が注目されています。

FREECITY×ISLAND SLIPPER

https://www.hrm-eshop.com/ja-jp/p/feature/fc_islandslipper/

ロサンゼルスの人気セレクトショップの元敏腕バイヤーが始めた「フリーシティ」が、メイド・イン・ハワイの名サンダル「アイランドスリッパ」に別注した商品が届きました。フリーシティのアイコンであるDOVE(ハト)とHEARTを織り交ぜた、オリジナルのカモ柄をサンダルのフッドベッドにセットしています。履きやすさはもちろんですが、カモ柄ならではの存在感が際立つ楽しい一足です。

サンダル選びの、その前に。 『エチケット編』

http://beautelligence.style/?mode=f30

サンダルの似合う季節と言えば、やはり夏ですよね。素足で履く機会が多いはずです。女性なら爪のお手入れや、ペディキュアは欠かせません。つまり素足の状態をチェックする必要があると思います。男性も同様です。清潔にしていなければ、せっかくのサンダルも台無しです。サンダルを履き下ろす前に気を付けたいことから勉強です。

足のエチケットで思いつくのは。まずニオイ問題でしょう。清潔に保つことが基本ですが、そのために揃えたほうがいいもの、その使い方などを勉強しておきましょう。

フットメジ 足用角質クリアハーブ石けん 60g

東洋伝来の植物成分ヒールクリンハーブを豊富に配合した足専用の石けんです。角質が柔らかくなり、ニオイ対策も効果テキメンなんだとか。サンダルを履くためでなく、お値段も手ごろなので毎日のフットケアに使えますね。

ステンレス製角質削り

サンダルですから、踵部分が露出しているものが多いはずです。しかもアンクル丈のパンツやショートパンツを合わえることが多いので、コチコチ踵や汚れはNGです。意外に見られているものです。

巻き爪ケアセット

女性のようにペディキュアという訳にはいきませんが、切り揃えた爪なら清潔感があるので評価が高いと思います。大きく巻き込んだ爪などもケアできるセットなのでお手軽に始めることが出来そうです。

他にも、指の間に塗り込むクリームなど様々な男性向けのフットケア商品が販売されています。サンダルを履くからという理由だけでなく、日々の習慣として取り入れるのもいいですね。しかしなかなか自分では難しいという事であれば、専門のクリニックやサロンもあるので、そちらも利用してみてはいかがでしょうか。

キレイにしてくれるだけなく、マッサージも含まれていることが多く足の健康にもいいようです。血行が改善することで健康な状態にしてくれます。何といっても気持ちよさそうですよね。

こちらの体験記を参照してください。http://www.picsim-blog.com/entry/footcare_2017-02-11

サンダル選びの、その前に。 『アクティブ編』

http://ur-blog.jp/doors/senba/1-15/2-201605/

前章のようなメンテナンスだけでなく、根本的にサンダルが似合う足を作ることも必要です。しかし激しい運動ではなかなか続きません。そのためにジムに通うというもの少し大げさです。少し引き締める、そんな気持ちで続けてみましょう。

ランニングやエクササイズで足首を引きしめる。

https://smartlog.jp/125169

素足を健康に保つことはとても大切なことですが、健康的に鍛えるというのも必要だと思っています。アンクル丈のパンツから見える足首やくるぶしは、適度な緊張感が必要です。鍛え抜かれたとまではいかなくても、年齢相応の締まりがあればサンダル姿も映えるはずです。軽いランニングがお勧めですが、簡単にできるエクササイズが動画で配信されています。女性向けの内容が多いようですが男性でも効果が期待できます。

日焼けした足首がサンダル姿をブラッシュアップしてくれる。

https://www.pinterest.jp/pin/408842472414165479/

これはサンダルに限ったことではなく、ローファーなどを素足履きする際にも有効だと思っています。日焼けは引き締め効果を演出するだけでなく、男性としても逞しさを押し上げてくれます。そして男性としての色気を感じさせてくれると思っています。

https://www.inc.com/chris-dessi/fed-up-and-need-a-sabbatical-try-something-better-meet-jobbatical.html

ヨーロッパではバカンスで過ごした期間が長ければ長いほど日に焼けるため、きれいに焼けた肌の事をリッチブラウンと呼び富裕層の象徴となっているそうです。そうした足元をサンダルで仕上げる。だからこそラフに羽織った白い麻シャツもぐっと高級感が増すというものです。

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