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王侯貴族も魅了する宝飾時計の雄「ブシュロン」の時計の魅力とは

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大人の色気を引き出せるラグジュアリーな時計を求めるなら、宝飾ブランドの腕時計がおすすめです。

その中でもブシュロンは、同じ宝飾時計でもカルティエやシャネルとは少し違った存在感を放ちます。

パリ5大ジュエラーであるグランサンクの一つとして名を博し、パリ万博やベルギー国王などに作品を認められていることからも実力派折り紙つき。ここでは、そんなブシュロンの時計の魅力について紹介します。

ブシュロンの時計の解説

ブシュロンとは?

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ブシュロンは、1858年にパリで誕生した宝飾ブランドです。創業者はフレデリック・ブシュロン(Frederic Boucheron)は織物業を営む家庭に生まれますが、宝飾業界に憧れ、14歳の頃からジュエリー製作を学びます。

当時の宝飾製造の中心地、パレ・ロワイヤルの有名店で修行を積んだフレデリックは、28歳の若さで自身の店を開業。ダイヤモンドへの彫刻や透過性のあるエナメル技法の考案など、前例のない革新的な発想と技術で名を轟かせました。

そして1893年、パリの高級住宅地だったヴァンドーム広場に店を移転します。ヴァンドーム広場と言えば、のちにヴァンクリーフ&アーペルやショーメなどが軒を連ねる宝飾店の聖地となる場所。同じくランドマークであるホテル・リッツが建つより以前に、ブシュロンはヴァンドーム広場へ店を構えました。

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ヴァンドーム広場を拠点とする店のなかでも、高級宝飾協会が認めた「ブシュロン」「ショーメ」「ヴァンクリーフ&アーペル」「メレリオ・ディ・メレー」「モーブッサン」の5つのブランドは、パリ5大宝飾店としてグランサンクと呼ばれています。ブシュロンは、グランサンクのなかで一番最初にヴァンドーム広場で店をオープンさせたハイジュエラーでした。

技法だけでなく、デザインに関しても時代を先取っていたブシュロンは、1900年のパリ万国博覧会ではグランプリを受賞します。自然界からモチーフを取り入れたアールヌーボーのスタイルで一世を風靡。その後、アールデコの時代でも多くの名作ジュエリーを生み出し、イラン国家などの王侯貴族まで魅了しました。

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時計製造に関しても、創業翌年の1859年には自社製品を手がけています。つまり、ブシュロンは時計を専業とする多くのスイスブランドよりも古くから時計づくりに携わっているのです。宝飾技術を取り入れたラグジュアリーな腕時計は名門ジュエラーならではで、150年以上が経つ今なお多くの支持を得ています。

現在ではグッチやイヴ・サン=ローラン、ボッテガ・ヴェネタといった名門ブランドを擁するケリンググループに所属し、世界各国に向けてグローバルに製品を展開しています。

特徴・こだわり

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ブシュロンの時計の特徴は、19世紀から受け継がれるクリエイティブな美意識。ヴァンドーム広場へどこよりも速く店舗をオープンさせた先見の明や、アールヌーボーなどのデザインで時代を率いてきたことなどからもわかるように、独創性こそがブシュロンの魅力です。

独創性の代表例として有名なのが、文字盤のインデックス。インデックスの数字には「1、2、3」のようなアラビアインデックスと、「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」のようなローマインデックスがあります。

アラビアインデックスの場合、ほとんどのブランドは4を「Ⅳ」ではなく「IIII」の表記を採用しています。パテックフィリップやヴァシュロン・コンスタンタンのような雲上ブランド、ロレックスやオメガ、そして同じ宝飾ブランドのカルティエさえも「IIII」を使っています。

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ところが、ブシュロンの場合は「Ⅳ」の表記を採用。このスタイルを採用しているブランドは、ブシュロンの他にシャネルやベダ&カンパニーなど、ほんの数えるほどしか存在しません。こうした独自路線を貫くところに、ブシュロンの時計製造に対するこだわりが窺えます。

また、宝飾ブランドだからこそのラグジュアリーな雰囲気も特徴的。日本でも有名なロレックスやオメガ、タグ・ホイヤー、ゼニスなどの時計専業ブランドは、人気モデルのほとんどが実用時計。スポーティな外観とタフな使用感は大きな魅力ですが、エレガントというイメージとは若干かけ離れたものとなります。

その点ブシュロンのような宝飾ブランドは、たとえ貴石を用いたものでなくても、ケースの造形や文字盤のデザインからスポーツ時計にはない高級感を醸し出します。

ブシュロンの時計の評価

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ブシュロンは長い歴史を誇るブランドで、実績もあるため時計愛好家の評価も概ね良いです。

ただし、宝飾ブランドはファン層が分かれるのも事実。たとえばゼニスやIWCのような時計専業ブランドがとことん好きな層は宝飾ブランドの時計を買おうとは考えにくいですし、逆にカルティエやピアジェのようなジュエラーが好きな層は時計専業ブランドに興味を抱きにくい傾向にあります。

もちろん、フラットな目線を持つ時計好きも多く、専業や宝飾ブランドなどの括りにとらわれないマニアからは高評価を獲得しています。

また、ロレックスやオメガ、カルティエ、シャネルのような一般認知度が高いブランドは、誰もが価値を理解できるというメリットを持つ反面、どうしてもミーハーっぽく思われがちなデメリットを抱えます。そういった意味で、大定番から少し外れた位置にあるブシュロンは、独自の存在感をアピールできるブランドだと言えるでしょう。

ブシュロンの定番シリーズ紹介

リフレ

リフレは、ブシュロンを代表するシリーズです。

最初に登場したのは1947年で、創業者の孫にあたるジェラール・ブシュロンの発案によって製作されました。

「男性が着用する美しい時計」というコンセプトのもとに造られており、独特のレクタンギュラーケースが特徴。さらに文字盤のストライプは「ダブルゴドロン」と呼ばれる装飾は老若男女問わず人気を博し、メンズモデルとして登場したにもかかわらず、女性からの憧れの的となりました。

クラスプの「インビジブルクラスプシステム」はブシュロンが特許を取得する技術。従来の時計のような尾錠式ではなく、ケースの上下に設けられた穴にストラップをスライドさせて留める方式です。

そのためストラップの着脱が非常に簡単で、気分によってデザインを変えられるのも人気の理由です。

リフレ WA009202

ブラック文字盤で都会的な印象も兼ね備えるモデルです。

縦縞のレクタンギュラーケースと文字盤彫刻のバランスが絶妙。秒針など随所に配された赤色がアクセントとなっています。

手首にすっきりと収まるレザーストラップは見た目にも洗練されており、インビジブルクラスプシステムによって自在に別色のストラップに着脱可能。ビジネスでは黒、旅行では茶色といったように、さまざまなシーンに応じて異なるスタイリングを楽しめます。

裏蓋はスケルトン仕様となっており、独自の彫刻が施された自動巻ローターなどの意匠を鑑賞できます。

リフレ WA009301-CRC

アシンメトリーなインデックスの配列が独創的な白文字盤モデル。ローマインデックスの4時の表記が主流の「IIII」ではなく「Ⅳ」を採用しているのがブシュロンならではです。

1時位置には小ぶりな日付カレンダーを搭載。時分針やリューズも同じくミニサイズで、エレガントさに磨きをかけます。

ちなみにリフレというモデル名のネーミングは、光の反射(REFLECTION)による輝きから命名されています。その名が表すとおり、レクタンギュラーケースの美しい輝きがこのモデルの魅力です。

メック

2003年に発表された、ブシュロンで初となるクロノグラフ時計として当時話題を呼んだシリーズです。

ブシュロンのウォッチコレクションのなかでは珍しく、大ぶりでスポーティなケースフォルムが特徴。男らしさを備えながらも、ハイジュエラーらしい上品な雰囲気を維持しています。

メック WA006202

磨き上げられたステンレススチールケースが美しい輝きを放つモデル。ゆったりとした官能的な曲線美が唯一無二の美しさを携えます。

積算計やスモールセコンドなどのサブダイヤルに加え、日付カレンダーを搭載。自動巻ムーブメントを採用しており、スケルトンのケースバックから動きを堪能できます。

クロノグラフと言えばゴツゴツとしたイメージが強いですが、プッシュボタンやリューズのサイズを控えめにすることで流線型で洗練されたフォルムを実現しているのが宝飾ブランドらしいこだわりです。

メック 1700679

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クロノグラフではなく、GMTを備えたモデル。750ピンクゴールド製のケースがこの上なく豪華です。

針やインデックス、日付カレンダー、ブランドロゴなどもゴールドで統一。GMT針のみが唯一赤色で、絶妙な調和を生み出しています。

クロコ型押しのレザーストラップや、イエローゴールド製のバックルなど、構成するすべてのパーツが贅沢な逸品です。

ロンド

リフレのデザイン哲学をラウンドケースに落とし込んだシリーズです。

ブシュロンならではのデザインを、王道の丸形時計として楽しみたい人におすすめです。

ロンド WA010303

大小さまざまなサイズのインデックスと、放射状のラインが描かれた文字盤が特徴のモデルです。

一般的な時計と異なる位置に表記された「BOUCHERON」のブランドロゴや、小さな日付カレンダーなど、リフレにも見られる独自のデザインが魅力的。洗練されたデザインのラウンドケースに加え、裏蓋やバックルにはスタッズが施されるなど、随所にこだわりが見られます。

ロンド WA010304

18Kのピンクゴールド製ケースを採用したラグジュアリーなモデル。奇抜すぎず、地味すぎないデザインでさり気なく高級感を演出します。

トレンドに左右されない38ミリというケースサイズも絶妙で、長年にわたって愛用できる名品です。

まとめ

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宝飾ブランドのブシュロンは、王道のスイス系機械式時計とはひと味違った魅力を放ちます。

長い歴史で培われた技術力と造形美は確かなもの。目を引くフェイスデザインとラグジュアリーな雰囲気で、周囲とは異なるセンスをアピールできるでしょう。

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