2019/03/14

伝統と革新。こだわり派の時計好きが支持する「ゼニス」の魅力に迫る

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ロレックスやオメガのような有名メーカーの時計は一度は身に着けたい銘品ですが、できれば他の人とはちょっと違う、身に着けるだけでこだわりが伝わるような時計が欲しい。そんなあなたにはゼニスの時計がおすすめです。

ここでは、数あるスイスの時計メーカーのなかでも独自の地位を築き、150年以上にわたり世界中のこだわり系時計ファンから支持されているゼニスの歴史と最新ラインナップについて解説します。

ゼニスの基礎知識

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ゼニスとその歴史が築いてきた時計産業の新しいスタンダード

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1865年、ジョルジュ・ファーブル=ジャコ(1843-1917年)によって設立されたマニュファクチュール・ド・モントレ社を前身とするゼニス。同社は1900年に画期的なリューズ巻きの懐中型ムーブメントを開発し、以後も品質とコストパフォーマンスのバランスに優れたムーブメントを開発してきました。

特に先述のムーブメントを搭載した時計はエスペラント語で時計作りの「天頂」を意味する「ゼニス」と命名され、1903年にはパリ万国博覧会で金賞を受賞。1911年にはそのブランド名が社名にも採用され、ファブリック・デ・モントル・ゼニス社と改称されました。

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1940年代に入ると、ゼニスはスイス・ヌーシャテル天文台の精度コンテストに出品するために、今でも銘機として名高いCal.135を発表。1945年に開催された同コンテストで高精度の新記録を打ち立てます。

さらに、1948年にはゼニス初となる自動巻きムーブメントを発表。ゼニスの技術力は、この時代からすでに時計産業の本場・スイスでも屈指のレベルに達していたといえるでしょう。

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そして1969年に、ゼニスは同社の名を世界中に知らしめることになるムーブメント=3019PHC、つまりエル・プリメロを開発します。エル・プリメロは毎時36,000振動、1/10秒単位の計時が可能な世界最速の自動巻クロノグラフ・ムーブメントであり、現在でもゼニスが誇る旗艦ムーブメントとして同社の革新と進化を象徴する存在です。

1999年にLVMHグループへ参画したゼニスは、そのラインナップに洗練さとエレガンスをプラスし、より磨きをかけていきます。2003年には「オープン」を発表して大ヒットを記録。さらに2006年にはスポーツコレクションである「デファイ」を開発し、質実剛健なメカニズム主導という伝統から脱却したデザイン重視のアプローチでゼニスの新たな可能性を切り拓きました。

デファイ エル・プリメロ21

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最近では2017年のバーゼルワールドにて発表された大々的な改革が話題となりました。LVMHグループ時計部門の社長を率い、ウブロやタグ・ホイヤーといった名だたるブランドに革新をもたらしたジャン=クロード・ビバーがゼニスのCEOに就任(同年4月にはジュリアン・トルナールが新CEOに就任)。

ジャン=クロード・ビバーはゼニス製品のラインナップを「デファイ」「クロノマスター」「エリート」「パイロット」「スペシャル エディション」に再編成。同社の未来を担う新作=デファイ エル・プリメロ21を発表し、伝統にあぐらをかくことなく革新を続ける同社のアイデンティティを改めて見せつけました。