記事更新日:

【実購入レビュー】老舗オーダースーツ店HANABISHIで『10年付き合えるスーツ』を仕立ててきた

HANABISHI118
当サイトの記事には広告、アフィリエイトが含まれています。

スーツ歴9年・オーダースーツも2着目となり、そろそろ秋冬物のスーツが欲しいなと思い、友人の間で評判の良い「オーダースーツHANABISHI」に行って実際に購入してみました!

この記事では記録と感想をご紹介します!

先に結論を言うと『徹底的な顧客起点の姿勢と品質の高さに感動!』です。

※この記事は21年3月の情報を元に作成しています。

HANABISHI銀座店へのアクセス

ginza

1935年創業の老舗オーダースーツ店HANABISHIは全国に18店舗あります。今回は銀座店にお邪魔しました。

銀座1丁目駅の6番出口から歩いて1分、有楽町駅から歩いて5分程度の場所にあります。

銀座店について

  • 営業時間 :11時~19時半 (水曜定休)
  • 電話番号 :03-5524-1091
  • 場所   :東京都中央区銀座1-7-17
  • 詳細紹介 :銀座店のHP

HANABISHIの特徴は?

まずはHANABISHIの特徴を記載します。

①創業1935年!完全国産の老舗オーダースーツ店の安心感

HANABISHIは1935年に東京都で誕生した老舗のオーダースーツ店でオーダースーツのパイオニアとして走り続けています。創業当初からしばらくは、有名百貨店からの受託でオーダースーツを生産していました。1962年には岩槻市に自社工場を構え、飛躍的に成長を遂げ続けています。

②年間約13万着生産!実績に裏付けられた高い技術力・縫製力

corporate_main

また、特筆するべきは高い技術力です。

近年のオーダースーツブームの中、ブランド生地(表地)で安価に作れるお店は増えてきました。ですが、2-3か月経つとクタっとしてしまったり、スーツの顔であるラペルがのっぺりしてしまう事も少なくありません。

そこでご覧頂きたいのが10年前にオーダーされたHANABISHI製スーツのこのラペルのフンワリさです。

HANABISHI197 HANABISHI200

今なおキレイな形を保っています。これは土台とも言うべきスーツの中に入っている「芯地」と呼ばれる箇所の縫いが綿密に織り込まれている為です。

HANABISHI-12082 HANABISHI-12081

 

安いオーダースーツの場合は表地はブランド生地でキレイに見えても「芯地・縫製」に手を抜くので、着ているうちにスーツの形がくたっとなってしまいます。

HANABISHIのスーツは例え服棚の中にギュウギュウにスーツを押し込んでしまっても、アイロンで蒸気さえ当てれば元の形が再現されます。ある意味、繊細な服の管理が苦手な人にはピッタリかもしれません。

③徹底的な顧客視点!お客様との対話を大事にするビスポークの姿勢

mv-top

HANABISHIの店員さんと話しをしていると良く耳にするのが「お客様の想いを対話をしながら作りあげるのがオーダースーツ」という言葉。

オーダースーツはビスポークとも呼ばれますがその語源は「be spoke」。つまり対話を重ねて一着のスーツを仕立て上げるという意味合いがあります。HANABISHIはこの語源に相応しい、顧客の普段の姿勢やスーツを着る際のシーン、身体の癖を徹底的にヒアリングをしてミリ単位で身体にフィットさせてスーツを作ります。

また顧客重視の姿勢は他にも行動として表れており、全ての顧客のオーダーと共に制作される顧客カルテがこれです。

数年前に作ったスーツの生地や特徴を全て詳細に記録しており、何年経っても「この前のスーツ」と話しをすることができる体制を構築しているので、長いお付き合いがしやすい状況を作っています。

詳しく見る

 

スーツをオーダーする場合はどんな流れなのか?

では、実際に来店して注文するまでの流れをここからはご紹介します。

来店

HANABISHIの特徴の一つは面倒な予約が不要な事です。

コミュ障な私は人に待ち構えられると怖いので安心感があります。

>事前に「2万円OFFクーポン」を取得されたい方はこちら

HANABISHI193

今回優しく応対頂いたのは平間さん。この日ご自身が着用していたスーツは実は10年前にHANABISHIで作ったものとの事。10年を経てキレイな状態を見て、仕立ての良さを感じざるをえません。

HANABISHI12083

ヒアリング・生地選び

まずは話をしながら生地を見ていきます。

今回は、仕事柄スーツの事が多いので、普段着として使えるスーツを選びにきました。

HANABISHI051

ここで感動したのはあえて安価で耐久性のある生地をおススメ頂いた事です。一般的には店の収益を考えればゼニアのような高い生地を押すものなのですが、普段使いのスーツを希望していた為、ガシガシ着れるタフな伸縮性のある生地をご紹介頂きました。

HANABISHI085

また、サンプル生地が大きいので自分の肩にかけて完成状態をイメージできます。

HANABISHI056

スタイル・オプション選び

生地が決まるとスタイル・裏地やボタンの選定をします。

HANABISHI12084

ここで嬉しかったのは、自分のこだわりのある部分以外は全て、ヒアリング結果・計測結果を元におすすめの方式を提案してくれる事です。オーダースーツは選ぶ個所が多いが故に楽しいという面もありますが、全てを細かく考えるのは面倒な私にとっては楽でありがたい状況でした。

HANABISHI117

採寸

最後に細かに身体のサイズを測っていきます。

最近では多くの格安オーダースーツ店は安価で早い「パターンオーダー」で作るお店が多いです。パターンオーダーはメリットがある一方、身体の癖がある人は細かな調整ができずに見当違いのスーツになってしまうデメリットもあります。

HANABISHIは「イージーオーダー」で細かな身体の違いや普段の生活の行動の癖を丁寧に一つ一つ汲み取り計測・設計してくれます。

HANABISHI166

ご覧頂きたいのがこの細かな採寸です。最近では「仮縫い付きフルオーダー」というスーツ店が増えていますが、そのレベルとなんら遜色ない精度で調整をして頂けます。

HANABISHI170

hanabishi1912087

注文

採寸が終わると注文・会計をしてこの日は終了です。

HANABISHI12085

注文内容を確認できる「預かり証」を頂きます。

HANABISHI181

 

完成・引き渡し

時期にもよりますが、文から最短3-4週間でスーツが完成します!

この日は職場から一番近い岩槻加倉店で受け取りました。

ハナビシ受け取り

 

HANABISHIに行った感想

ここからは実際に来店した時の感想・実感を紹介します。

イメージを良い意味で覆された!

HANABISHI024

歴史のあるHANABISHIのオーダースーツは、やや年齢層高めの人がターゲットなのかなと勝手に思っておりましたが、銀座店にお伺いさせていただき、店内の雰囲気、トレンドを押さえた現代っぽいデザインの選べる生地の豊富さ、ボタン、デザインのカスタマイズの種類、流行や王道を把握した豊富な店員さんの知識とアドバイスから、20代の方でもおしゃれなイメージ通りのオーダースーツを作れるお店であることを感じました。

自分に「似合う」オーダースーツをコスパ高く作ってもらえる!

自分の骨格や体の姿勢の癖までを捉えて、細かく調整してくれるのはこれまでのオーダースーツ屋さんにはなかった初めての体験。この価格でここまでやってくれるのか!というコスパの高さは感動もの。

着るシーンとイメージを初めに確認した上で、オススメのカスタマイズを提案してくれるのは楽チン!

オーダースーツのカスタマイズ(ラペル、ベント、裏地、ボタン)などがたくさんあるが、正直自分では何がいいのかわからないものもある。自分が特に「こだわらない部分」を、フィッターの方が客観的にオススメを提案してくれるのは、すごく楽チン。失敗も少ないと思う。

対話があるから安心感がある。

HANABISHI027

ネットや画像だけではわからないこと、気になることは全て対話を通じてその場で解消できる。
せっかくのオーダーなら細部までこだわりたいという人や、オーダースーツを初めてつくるビギナーの人どちらにもオススメできる購買体験だと感じた。

HANABISHIはこんな人におすすめ!

HANABISHIはこんな人におすすめのオーダースーツ店です。

✔初めてのオーダースーツで失敗したくない方
✔末永いお付き合いができる馴染みのお店を作りたい方
✔質の高い長く使えるオーダースーツを仕立てたい方

 

こんな人は是非HANABISHIに相談してみてくださいね!少しでも参考になれば幸いです。

詳しく見る

※期間限定の「2万円オフクーポン」はこちら

追記|4週間後に出来上がったので比較してみた!

出来上がったので、直近で利用していたスーツと着比べて写真を取ってみました。

正面からの写真

花菱スーツビフォーアフター(前)

いかがでしょうか?肩回りのサイズが合っているのですっきり見えるし、袖丈のサイズもあっているので、少し上品に見えます。

後ろからの写真

花菱スーツビフォーアフター(後)

後ろから見ると肩回りがキレイなラインになった事、腰回りがシュッとした事が違いです。

横からの写真

花菱スーツビフォーアフター(横)

元々が新人営業マンという雰囲気から、生地の質・サイズのピッタリさから少し上品な雰囲気に変わりました。

詳しく見る