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「家に帰りたくない」心理や原因は?時間の潰し方や改善方法を解説!
「家に帰りたくない」そう思った事はあるでしょうか?そんな気持ちになるのはおかしいのではなく、誰であっても感じる事はあるのです。その原因は人によって異なり、特に結婚をしていると多い様です。今回は、家に帰りたくないと感じる心理や原因、改善法などを解説します。
目次
家に帰りたくないと思う瞬間は誰にでもある
家の玄関を開ければ、いつもの日常が待っています。家庭があれば、妻や夫が居て、子どもがいる環境に帰るわけですが、時には「今日は家に帰りたくない」そう思った経験がある人も居る事でしょう。
男女全体に対してのある調査では、家に帰りたくないと思った事があるか、という質問に対して「よくある」もしくは「たまにある」と答えた方が半数以上いました。また、独身女性に限っての別の調査では、8割以上が経験ありと答えたのです。
すなわち、世の中の男女共に2人に1人は、一度は家に帰りたくないと思った経験がある、ということになります。すなわち、誰が感じてもおかしくない感情であるという事が分かります。
家に帰りたくないと感じる原因や心理とは?
この様に、家に帰るという生活の中で当然行われる流れも、誰もがしたくないと思う事があるのです。その原因や心理については、働いている男性と主婦をしている女性とで異なったものがあるのです。
原因・心理①夫婦関係がうまくいっていない
まず、夫婦関係がうまくいっていないという原因が挙げられます。例えば共働きでお互いにストレスが溜まってしまっている、どちらかが浮気をしていたことが発覚したなど、事の大小はさておき喧嘩をしてしまう事はあるでしょう。
険悪な状況である事は分かり切っているのに、わざわざ家に帰るというのは更に面倒事が加速しそう、といったような理由で、家に帰りたくなくなってしまうのは、おそらく誰でも共感できるはずです。
相手と顔を合わせたくないがゆえに、働いている場合には相手が寝静まったであろう時間まで時間つぶしをして帰ったりして、何とか接触を避けようとするのです。
原因・心理②家事や育児の負担が多い
家事は、毎日必ず同じことを繰り返します。一度慣れてしまえば非常に面倒な事と感じてしまいますので「一番いやな仕事は家事」「先送りにできない火事が家に待っているのが気を重たくする」という気持ちになるのです。
特に家事と並行して育児もしなければならない、といった環境の場合には、仕事と同じかそれ以上に忙しくなる事が目に見えています特に夕方以降は両方とても忙しくなりますので、面倒な時間の始まりという訳です。
もしも共働きであった場合、どちらにしても家に帰ればゆっくりしたいと思うのは自然な考えです。妻から家事や育児の手伝いを毎度任されて、夫が不満を感じるというのもまた、ありがちなものです。
原因・心理③家族と一緒にいたくない
家族と一緒に居られない、という気持ちになる事もあります。特にこれは働いている男性に多いと考えられ、妻子持ちの場合には家に自分の居場所が無くて、帰っても意味が無いと思いがちになります。
仕事で責任のある立場になったりすると、必然的に仕事場にいる時間もそれに合わせて長くなってしまいますし、また家にいる時間も短くなります。すると、家族は夫の居ない環境にだんだんと慣れていくものです。
慣れるとどうなるかというと、帰ってきたとしても対応が冷めたものになりやすいのです。そうなると「自分は家に居なくても良いのではないか」といった考えになり、帰りづらくなってしまいます。
原因・心理④一人でゆっくり休みたい
家に帰ったとして、一人暮らしであれば何もかも自由ではあったものの、家族がいるというのは他人と暮らしているということになりますので、干渉されている気分になり、人によっては会話すら面倒に思います。
男性の場合には、普段仕事で忙しくしていると、家に帰ったとしても気が休まらないので、気分転換のために一人になりたい、と思いやすいです。家族が多かったり共働きで家事も育児も分担しているとなると、より顕著になってきます。
たとえ相手が家族であったとしても「今日は誰とも関わりたくも会話をしたくもない」となった場合には、家に帰るということそのものが嫌になってしまうのです。
原因・心理⑤友達と過ごす時間のほうが楽しい
友達と一緒に居る時間の方が楽しいので、家に帰らないというケースも考えられます。これは結婚して家族がいる場合でもあり得ますし、結婚していない独身の方であっても当てはまる話です。
例え仕事が終わる時間が早くて、家にすぐに帰ったとしても、誰もいない家に一人で返るというのに寂しさを覚えるのです。勿論全く苦にならない人も居ますが、寂しく感じてしまったりつまらなさを覚える事もあります。
飲み会などで友人と一緒に盛り上がったりできている時というのは間違いなく楽しい時間ですので、仕事が終わってからもすぐに帰ったりせず、友人の家で飲んだり、ホテルに泊まるといった選択を取るのです。
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家に帰りたくない気持ちが加速すると帰宅拒否症になる危険も
人や環境によって理由も心理も様々ですが、こうした気持ちになる事で家に帰りたくない、と思うのは事実なのです。帰らないという選択を取っても良いかもしれませんが、それが加速すると「帰宅拒否症」になってしまう危険性もあります。
帰宅拒否症とは?
聞き慣れない単語かもしれませんが、帰宅拒否症というのは家に居ても安心したり気を落ち着かせる事ができず、自分の居場所がないと感じてしまい、真っすぐに家へ帰ることが無くなっていってしまいます。
外で楽しい時間を過ごしたり、喧嘩をして帰りたくない、というのとは違い、帰りたくないというよりは「帰れない」と言った方が正しいです。仕事が終わっても必要なく残業をしたり、店で飲んだりと、とにかくすぐに家に帰る事はありません。
それどころか、仕事の終業の時間が近づいていくごとに気が重くなっていき、頭痛などの不調まで出始めます。この、帰りたくないよりも帰れなくなる、というのが、帰宅拒否症の危ない点なのです。
夫を帰宅拒否症にしてしまう妻の特徴は?
夫が働いていて、妻が主婦をしている、という家庭であった場合、夫を帰宅拒否症にさせてしまうのは妻の言動が問題になっている可能性が高いです。基本的には、仕事が終われば家に帰りたくなる、というのが一般的な考えの流れです。
しかし、妻が食事や着る服、休日の過ごし方に至るまであれこれと指示を出して来たりすると、夫としては鬱陶しく感じる事でしょう。また「家事育児を手伝わない」「誰々さんの夫は~」というように、聞きたくない愚痴を聞かされる家には帰りたくなくなります。
子どもがいる場合には、妻と子供とがずっと一緒に居て関係性が深くなり、対して夫と子供の関係が浅くなってしまったり、妻の関心が子供にばかり行ってしまう家庭の場合、疎外感を感じることになります。
妻が完璧主義的な考え方をしている場合も危険性があります。そういった考えの人は「家事も何もかも完ぺきにこなしているのだから、相応に見返りを求めたり、同レベルの仕事、もしくは家事をするべき」という考えを押し付けたりするのです。
基本的に、帰宅拒否症になってしまうのは夫婦間の考え方がすれ違っていたり、コミュニケーションの不和の問題が根本にあります。一緒に居る事自体が、更に不和を招きかねない状況という訳です。
女性も帰宅拒否症になることがある
働いている男性だけではなく、女性も同じように帰宅拒否症に陥る事があります。女性が働いていて、基本的に家でも家事をしているという家庭だと起こりやすく、残業で家に帰るのが遅くなってしまう時があったとします。
それ自体には全く問題は無いものの、普段通り食事を作ってもらおうとしてくるとなると問題が起きます。普段やっているとはいえ、残業で疲弊している状態なのに平然と家事をさせようとしてくるのは、非常にストレスがたまるのです。
それゆえに、終業の時間になって家事をしなければ、と思った時、家に帰ってもまた自分ばかりがするのかと思うと、つい要らぬ残業をするようになったりするのです。やはり、ここでも夫婦間のコミュニケーションが問題になっています。
家に帰りたくない時はどう過ごす?時間の潰し方を紹介
理由や原因は人それぞれで違っていても「家に帰りたくない」と感じる気持ちは皆同じです。しかし現状やる事も無く、どうしたものか分からない事でしょう。そんな場合に時間を潰せる方法はいくつかあります。
時間の潰し方①書店で雑誌や本を眺める
家に帰りたくはないけれど、何をして時間を潰せばよいか分からない場合には、まず書店に寄って雑誌や書籍を眺める事をお勧めします。駅前やステーション内などに本屋は普通にありますから、仕事の帰りにも寄りやすいでしょう。
当然ながら様々な本や雑誌がありますから、自分の興味のあるものもある筈です。それを眺めていれば、時間は間違いなくつぶす事が出来ますし、何かしら新しい発見や興味を持てる事が見つかるかもしれません。
時間の潰し方②カフェなどの飲食店に入る
続いて、カフェや喫茶店などの飲食店に入る方法があります。実際に仕事が終わってからずっとカフェに入っていて、ゲームをして気持ちを落ち着かせたり、静かな所でのんびりする時間を確保する、といった目的で利用している方も居るのです。
書店と似たような理由で、漫画喫茶などを利用して見ても良いでしょう。漫画を読んだりインターネットで好き放題していれば、数時間程度であれば確実にすぐにつぶす事が出来ます。翌日の予定次第では、そのまま泊っていく手段も視野に入ってきます。
時間の潰し方③銭湯に行く
スーパー銭湯、サウナなどに足を運ぶのも有効です。働いている場合、気づかないうちに体に疲労がたまっている事は誰にでもあります。スーパー銭湯であれば家ではできないリラクゼーションを丸々と利用できますので、疲れを取るのにぴったりです。
スーパー銭湯であればサウナなどの各種施設も揃っているでしょうから、そこに行くだけで大体は事足りるでしょう。主婦をされていて普段家に籠る事が多い、と言う方であっても、リフレッシュの手段として同じく推奨できます。
時間の潰し方④映画を見る
仕事が早めに終わったけれど、すぐに帰るのも嫌なので何かしたい、と言うのならば、映画鑑賞があります。前々から気になっていた作品があるのならばこの機会に鑑賞しても良いですし、立ち寄って何か目に留まったものを気の向くままに観ても良いでしょう。
映画の内容がとても感動的であったり、非常に印象に残るものであれば、自分の気持ちもそれ相応に動くものです。そういった体験は精神的なリフレッシュにつながりますから、時間を潰すだけではなく気分転換の手段としても有効です。
時間の潰し方⑤遠回りして帰宅する
どこかへ寄ったりするのではなく、遠回りをして帰宅をする、という方法もあります。実はこれが実際に家に帰りたくない時に最も多く取られている方法であり、遠回りをするなどして数時間ほどの時間、一人で居られる時を確保するのです。
家に帰りたくない気持ちは改善できる?
誰が家に帰りたくないという気持ちになっても不自然ではありませんが、しかしずっとそれを抱えていて良いという訳ではありません。一人暮らしであればまだしも、家庭を持っている場合には前向きに改善方法を検討するべきです。
改善方法①帰宅後の楽しみを作る
まず、帰宅した後の楽しみを作るという方法があります。帰りたくない理由があるかもしれませんが、それよりも家に帰ってしたい事を思い出し、そちら側にモチベーションを傾けるようにすれば、帰宅を前向きに考えられます。
料理や何かしらの趣味を持つなど、楽しみの矛先は何でも構いません。1つでも趣味や楽しみな事が作れれば、仕事はしっかりと行って、家に帰れば楽しみに没頭するという充実した生活になる事でしょう。
改善方法②夫婦関係・家族関係を修復する
夫婦関係や家族関係など、同居人との仲が原因という場合には、単純にそれを修復するのが根本的な対策になります。喧嘩をしたり、意見のすれ違いやコミュニケーション不足から、同居人の存在そのものが帰る事を拒否する理由になってしまっていては、居心地が悪いままです。
その仲が悪い状態を放置しておくのではなく、自分から解決のために歩み寄ってみるなど、修復に向けた努力が必要です。課題や相手にとって何が不満なのかをしっかりと浮き彫りにし、それに対しての対策を取りましょう。
改善方法③ストレスは溜め込まずに発散する
ストレスに感じているのならば、溜め込まずに発散するべきです。これは人によって様々な方法がありますが、前述した好きな事や趣味を見つけてそれに没頭する、と言うのも立派なストレス解消方法です。
もっとすっきりとしたストレス解消がしたいのであれば、一人カラオケなどもお勧めです。しっかり声を出して歌う事はそれだけでも発散につながりますし、それなりに時間を潰す事も出来ます。
家に帰りたくない時は無理せず上手に時間を潰そう
家に帰りたくない事自体は、誰でも考えつくことですし、個々人でシチュエーションも異なります。無理せずに上手に時間を潰す方法を考えたり、ずっと続くのが問題になるのならば根本的な解決を図ってみてください。
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