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【怖い】冗談が通じない人の心理&特徴を解説!上手な付き合い方は?

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どんな冗談を言っても真に受けられて、微妙な空気が流れてしまうということがあります。今回は、そんな冗談が通じない人の心理や特徴、さらには上手な付き合い方について解説していきます。冗談が通じない人が身近にいて困っている方はぜひ参考にしてみてください。

冗談が通じない人の心理

まず、冗談が通じない人に共通する心理について考えてみましょう。特に多く見られる4つの心理について解説しています。これらを把握しておくことで、冗談が通じない人と上手に付き合っていくためのヒントを得ることができます。

心理①精神的に余裕が持てない

よく見られる心理の一つに、精神的に余裕が持てなくて冗談を聞いても笑うことができないというものがあります。この場合は、相手が冗談を言っていることを認識できている状態ではありますが、何かのストレスや心配事のゆえに精神的に余裕がなく、おもしろく感じることができないというのがほとんどです。

心理②馬鹿にされていると思ってしまう

中には、冗談を聞いた時にそれを客観的にとらえることができず、自分のことを言っているのだと勘違いして、共感して笑うどころか機嫌が悪くなったり怒り出してしまう人もいます。その冗談によって、自分が馬鹿にされていると思ってしまうのです。

この場合も何かの理由で、心に余裕が持てていない状況となっていることが考えられます。あるいは、元々プライドが高く、敏感な性格の持ち主であることが関係しているのかもしれません。

心理③過去の経験から冗談が怖い

過去の嫌な経験がトラウマのようになって、冗談を聞いても怖いと感じて笑うことができない人もいます。学生時代に冗談でからかわれてとても嫌な思いをしたこと、あるいは異性から自分の性格や体型についてからかわれて、いつも嫌な思いをしてきたという経験を持っている場合、それらが原因となる場合があります。

心理④冗談を言える関係と思っていない

初対面の人や、普段あまり話をしない人からいきなり冗談を言われても対応に困る場合があります。冗談を言えるというのは、ある程度双方の関係性ができていることの証拠とも言えます。

冗談を言っても通じないのであれば、それはもしかしたら相手にとって自分はまだそれほどの関係ではないということかもしれません。こちら側は打ち解けていると感じていても、相手側はまだリラックスできていないというのはよくあることです。

冗談が通じない人の特徴

冗談が通じない人には、いくつかの特徴も見られます。ここでは、5つの特徴について取り挙げています。すべてが当てはまるということはないかもしれませんが、冗談が通じない人にはこれらの中のいずれかの特徴が見られることが多くありますので、ぜひチェックしてみましょう。

特徴①真面目

冗談が通じない人に多く見られる特徴の一つとして、「真面目」だということが挙げられます。真面目な性格の持ち主ゆえに、冗談を真に受けてしまう傾向があり、それを軽く受け流して笑うことができないのです。

例えば「今日はもうやる気なくなったから仕事サボって帰ろうかな…」と冗談を言っても、「仕事を途中で投げ出して帰るって、なんて責任感のない人なんだ…」と真に受けて、引いてしまいます。

特徴②自分のことだと思い込む

冗談が通じない人の特徴として、「あの人が言っていることはもしかしたら自分のことではないか…」とネガティブな方向に思い込んでしまうということもよく見受けられます。

直接自分に苦情を言うことができないから、遠回しに知らせようとしているのだと勘違いしてしまい笑えないのです。自尊心が低い人に、そういった傾向が多く見られると言われています。

特徴③正義感が強い

正義感が強いという特徴を持つ人も、冗談に対して笑いで対応できない場合があるようです。特に他の人を少し見下したような冗談を聞いたときは、それをおもしろいと感じるよりも「人のことをそんな風に言うのはよくない」と正義感が働くために、笑いで対応することができないのです。

特徴④空気を読まない

空気を読まない、あるいは空気が読めない人も、冗談が通じにくくなります。その場がどういう雰囲気なのかを把握する能力が少し欠けているため、冗談を真に受けて機嫌が悪くなったり、冗談を言っていることにすら気付かない場合があります。

この場合は修正することが非常に難しいので、それがその人の一つの個性だと理解して受け入れてあげて、無理に場の空気を読むよう強要したりしないようにするのが得策だと言えます。

特徴⑤プライドが高い

プライドが高い人には、やはり冗談が通じにくくなります。自分は周囲よりも知性があって、くだらないことで一緒に笑ってなどいられないと感じるようです。プライドがあるため、自分自身が冗談を言うこともほとんどありません。

こういう特徴を持つ人の場合、冗談を言われても「で、結局その話の結論は何?」「何が言いたいの?」などと話の腰を折って、場の空気を悪くしてしまうことが多くなります。

冗談が通じない人との上手な付き合い方

冗談が通じない人の特徴や心理について考えてきましたが、実際にそのような人と上手に付き合っていくために、どんなことを心がけておくと良いのでしょうか。付き合い方の4つのポイントについて見ていきましょう。

付き合い方①当たり障りのない話をする

冗談を言っても反応が微妙だと気付いた時には、当たり障りのない話題を振って会話を継続していくことができます。冗談を言っている雰囲気が嫌いなのか、それともまだ打ち解けていないので笑えないのかを見極めるためにも、普通の会話をして様子をうかがってみましょう。

同僚であれば仕事のこと、学校の友達であれば勉強のことなどを話題にすれば、たいていは会話を続けていくことができます。そうしているうちに、相手の会話の仕方のペースやおもしろいと感じる点なども理解することができ、こちら側の話し方も調整していくことが可能になります。

付き合い方②礼儀正しく誠実に接する

普段から相手に礼儀正しく誠実に接するよう心掛けることで、安心感を与えることができ、冗談を言った時にも「自分を馬鹿にしている…」などと勘違いされにくくなります。

コミュニケーションを定期的に取ることや、常に笑顔で接することを意識して、「自分はあなたの敵ではなく味方だよ」ということを理解してもらえるようにしましょう。そうすることで相手もリラックスできるようになり、冗談に対してもネガティブにとらえず柔軟に対応できるようになるでしょう。

付き合い方③相手の気持ちを理解する

冗談が通じないと感じた時に、イライラしたりがっかりしたしぐさを見せるのは厳禁です。そうした姿を見せてしまうと、相手との溝がさらに深まってしまいます。そうではなく、いつも相手の気持ちを理解するように心がけていきましょう。

もしかしたら、冗談の内容がその人の好みではなかっただけかもしれません。すぐに「話しにくい人」というレッテルを張るのではなく、自分の気持ちを落ち着かせて親切に会話を進めていくようにしてください。

付き合い方④相手に信用してもらう

相手との信頼関係が構築されていない状況では、冗談が通じにくくなります。それで、まずは相手に信用してもらうためにできることを行っていきましょう。ここでも、笑顔と礼儀正しさは大切なポイントとなります。

最初はあまり砕けた冗談を含めず、誠実な雰囲気で楽しい会話を少しずつ行っていくようにしてください。そうすれば、徐々に相手の信頼感も増していき、真面目な相手にもある程度の冗談が通じるようになるでしょう。

冗談が通じない人以外でも注意したい話題

冗談が通じる通じないにかかわらず、会話をする際に注意しておきたいことがあります。特にどんな話題を選ぶかは大切な要素で、選択を間違えると相手の気分を害してしまったり、その場の雰囲気を悪くしてしまうことがあります。では、特に注意したい3つの話題について見ていきましょう。

注意したい話題①家族や親族に関すること

お互いの家族や親族について話すことがすべてNGなわけではありませんが、この話題で会話する際には注意が必要です。というのも、話し方を間違えてしまうと家族や親族を少し小馬鹿にしているように聞こえてしまう危険性があるからです。

特に資産のことや学歴の話題はかなりセンシティブな部分となるため、話題にしない方が良いでしょう。話題にするとしても、当たり障りのない部分にとどめておき深堀しないのが賢明です。

注意したい話題②政治・宗教に関すること

基本的に、相手を傷つけかねない話題は避けるべきです。特に政治や宗教に関する話題には注意が必要です。それぞれ、指示している政党や信仰している宗教には違いがあるため、その話題を進めていくと、相手の信じていることに対して批判的な意見が出てしまうこともあり得るのです。

自分の信条や考え方を批判されたと感じると、それまで築いてきた人間関係が一気に崩れてしまうことになりかねません。ですから、政治や宗教に関する話題に関してもあまり深堀しないのが良いでしょう。

注意したい話題③相手のコンプレックスに関すること

相手を傷つけないためにも、その人のコンプレックスに関する話題は避けるべきです。単なる冗談で悪気はなかったとしても、相手にとってはそう受け取ることはできず、傷ついてしまう可能性があります。相手側からその話題を振ってくる時以外は、コンプレックスに関する話題は持ち出さないようにしましょう。

冗談が通じない人の心理も理解し上手に付き合おう

冗談が通じない人は、意外にも身近に多く存在しています。冗談が通じないから”話の分からない人”と決めつけてしまうのではなく、相手の心理を理解してあげて上手に付き合っていく方法を模索していきましょう。

そうすれば、自分自身のコミュニケーション能力を一層向上させることができ、人間関係からくるストレスを軽減し、仕事や生活をさらに楽しいものにしていくことができるでしょう。

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