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人間不信な人の特徴とは?そうなってしまった原因と治し方を解説!

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人はなぜ「人間不信」に陥ってしまうのでしょうか?自分が人間不信かも?と感じることがあれば、何らかの特徴が見えてくるはずです。今回は、人間不信な人が持つ特徴をはじめ、なぜそのような人になってしまったのか、考えられる原因を探るとともに、人間不信を改善するための最善の方法について徹底解説していきます。もしも自分が人間不信に該当するところがある方は、しっかりとチェックしてみてください。

そもそも「人間不信」とは

「人間不信」と聞くと、あまり良いイメージを持つ方のほうが少ないかもしれません。実際、この「人間不信」が意味するものは、自分が誰も信じることができない、また、社会で生き抜いていくことができないほど適応能力を失った重篤な状態であると定義されます。

現代に生きる私たちは、インターネットが進み、グローバルかつ飛躍的な世の中となり、人と人が密接に関わる機会が極度に少なくなっています。その分、コミュニケーション能力に欠ける人間が増え、人が何を思い、考えているのかを読み解くことができなくなっていると言えるでしょう。

その分、自分が人を信じることができない、あるいは相手からも信じてもらえないなど、社会生活を送る上で大きな支障を受け、「人間不信」に至っている可能性があると言えるでしょう。

人間不信な人の特徴

それではここからは、人間不信に陥っている人がとる行動や感情の特徴を以下に4点ご紹介します。いったいどのような特徴を持つのかひとつずつ詳しくみていきましょう。

特徴①物事を悪い方にばかりに考える

人は、人間不信に陥ってしまうと、あらゆる考え方がマイナス思考に働き、すべてに対して否定的な考えを持つようになります。これは自分ではあまり気付かないことも多く、周囲の人に気付かされることが多い傾向です。

また、日常生活で起こることすべて、好転的な状況であっても、なぜかマイナスな受け止め方をしてしまうのも人間不信の方が持つ特徴です。さらに、あらゆることに対して心理的ダメージを受けやすく、人の意見を聞き入れることができなかったり、すべて反論する姿勢を見せることもあるでしょう。

このように、日常生活を送る上で円滑なコミュニケーションを取ることができないような否定的な考えが先走るのも人間不信の人が持つ特徴だということが分かります。

特徴②感情をあまり表に出さない

人を信じることができない人間不信の人は、接してこようとする人すべてに対して疑いの目を向ける傾向です。その中でもこれまでの経験で信じていた人に裏切られた経験があるという方の場合、この疑いの目は確固たるものとなり、曲げることができない考えとして定着してしまっています。

そのため、疑心暗鬼な考えがより強まり、自分をさらけ出すなどということは一切なく、自分の感情を表に出さない傾向です。

特徴③人とのコミュニケーションを避ける

私たちは毎日普通に生活している中でも、様々な人と関わりを持っています。しかし、人間不信に陥った人は、自ら人を避けた生活をする傾向です。どうしても人と関わることを避けたいために、あえて人が多い場所を選ぶこともなく、また、自分から進んで外出することもありません。

また、友達も少なく、仕事上での関わりのみとする方が多いことが分かっています。つまり、それ以上深く関わることをストレスに感じているのです。とにかく一人で過ごすことを好むことが多く、自分に誰も寄り付かないでほしいというオーラを放っていることもあるでしょう。

このようなタイプの人に近づき、コミュニケーションを取ろうとしても、それが逆効果となり、さらなる不信感を抱かせてしまう恐れがあるため、あまりこの手のタイプの人には無理に関わろうとすることは避けるのが無難です。

特徴④あえて相手を試すようなことをする

人間不信の人は、自分に対して相手がどのような思いでいるかを自分の口で聞くことができない分、相手を試すような行動を取ることが目立つ傾向です。

たとえば、自分の悪口を言われていないか誰かを使って聞いてみたり、恋人が浮気しているかどうかを確認するような遠まわしな言い方で攻めていくなど、少し癖のあるような行動を取ることが多く、周囲の人から見ると少し奇怪な行動に見えるかもしれません。

人間不信になってしまう原因

人間不信になってしまった人は、もともとはそのようなタイプではなかったかもしれません。では、なぜ人間不信に至ってしまったのか、考えられる原因を以下に3点ご紹介します。いったい何が原因となってそのような人になってしまったのか詳しくリサーチしてみましょう。

原因①信頼する人から裏切られた

これまで仲良くしていた友人、そして相思相愛で付き合ってきた恋人から何らかの裏切りを受けた経験があるという方は、確実に人間不信になっている可能性があります。

それだけの心の傷がいつになっても癒されることがないほど、自分の人生の中で最大の出来事、経験であったと言えるでしょう。このような経験を持つ方は、結果的に人間不信に至ってしまう原因だということが分かります。

原因②いじめや嫌がらせを受けた

人は、誰よりも長けた一面を持っている人ほど、周囲を敵に回してしまいがちです。そのため、たとえば自分の能力が長けていたことに対しての妬みから、いじめや嫌がらせなどを受けた経験がある方は特に、人に対して恐怖心を抱いている可能性があります。

その恐怖心を強みに変えたいために人間不信に陥っている可能性があります。心の中がクリアに解放されることがない限り、この人間不信を改善することは難しく、周囲の人を敵だと感じていると言えるでしょう。

原因③家庭環境に問題があった

両親や兄弟姉妹との関係性が悪い場合、これも人間不信になる原因だと考えられています。たとえば、自分を信頼してもらえているという感覚がないまま育った子供は、心の内がとても寂しさでいっぱいです。

それが原因で、頼れるはずの両親から突き放されたような環境で育っていれば、当然ながら自分は誰を信じて良いかさえ分からなくなってしまうでしょう。

それが引き金となり、他人を信じることなどできるはずがありません。このように、家族との関係性がうまくいかないような家庭で育っている人は、人間不信に陥りやすいと言えるでしょう。

信じられないから脱却!人間不信の治し方

最後は、人間不信になった人が、そもそもの自分を取り戻すためにはいったいどのような方法を実践すれば良いか、以下に人間不信の効果的な治し方を3点ご紹介します。

自分でできることをひとつずつクリアして、人を信じることができる自分を取り戻していきましょう。その方法をひとつずつ詳しくみていきます。

治し方①まずは小さな一歩から

これまで長く人間不信を続けてきた人にとって、いきなり人とのコミュニケ―ションを取ることは至難の業です。また、いきなりすべてをクリアさせることは現実的であるとは言い難く、まずは自分がひとつクリアできる目標を立てることから始めていきましょう。

たとえば、職場の人とコミュニケーションをはかるため、仕事を効率化させる意味でも協力を要請してみる、声をかけ、仕事のやり方を質問するなど、小さなことからチャレンジしてみてください。そして、それを毎日積み重ねていくことで、改善できることを増やしていきましょう。

治し方②思い切って環境を変える

これまでの自分が過ごす環境を一変させることも、人間不信を脱却する最善の方法だと考えられています。そのため、引越をする、転職をするなど、自分の存在を知る人がいない新境地で新たな一歩を踏み出すのもおすすめです。

そうすることで新しい人間関係の構築からスタートしていくこともできるため、自分を変えるチャンスでもあります。また人生を好転させていくことができる可能性もあるなど、ぜひ環境を変えてみてはいかがでしょうか?

治し方③他人への過度な期待はやめる

自分が必要以上に相手に期待感を持ってしまうと、それを叶えてもらえなかった時、とても残念な気持ちになるとともに、相手に対する不信感につながる恐れがあります。

そのため、物事を行う際は、相手に依頼することがあっても、すべてを委ねるのではなく、期待半分くらいの気持ちで接することが大切です。

相手に期待感を持てば持つほど人間不信を克服することが困難になるため、軽い気持ち、そしてすべてを自分で請け負うくらいのどんとした気持ちを持って人と接することを心掛けてみてください。

人間不信は焦らず時間をかけて克服しよう!

人間不信は誰にでも起こり得ることです。それがかねてから人間不信であるという方、これから人間不信になるような出来事が起こる可能性があるなど、状況や環境は様々です。

しかし、人を信じることができれば、人生がプラスに転じることもあるため、自分の人間不信を克服したいと思った方は、この記事でご紹介した情報を参考に、焦らず自分自身を改善してみてください。そして人を信じる気持ちが持てるよう努力していきましょう。

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