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努力できる人とできない人との違いとは?努力とは何か教えてくれる名言をご紹介!
生きていれば必ず誰もが聞くことになるであろう「努力」という言葉。そもそもにおける努力の意味や、それが出来る人とできない人との違いを明確に説明する事は出来るでしょうか?今回は、努力をする人、しない人の違いや、努力そのものに関する考え方などについて解説します。
そもそも努力とは?
そもそも「努力」という言葉がどんなものなのか、どんな行動を表している言葉を、自分のセリフで説明できるでしょうか?定義で言えば、自分の中にある「こうなりたい」「こうしたい」といった目標を達成するための積み重ねの事を指しています。
分かりやすい例で言えば、自分が入りたい学校に入るために勉強をしたり、会社に入るために事前準備をするといったものがあります。この際の努力というのは、一過性のものではなくコツコツと積み重ねるものでなければなりません。
そして、自分が努力できているかというのは、自分自身が決められるものではありません。他人から評価されたり、形として実った時、始めて努力が出来たということになります。
努力できる人とできない人の違いとは
世の中には、目標や夢を持っている人、そしてそれらが全く持てていない人がいます。どちらが正しいという訳ではありませんが、努力に関しても出来る人とできない人とで分かれています。
違い①努力するための環境づくりができているか
その違いの1つとして、自分が努力できるだけの環境が整えられているかどうかが挙げられます。努力が出来る人というのは、高い確率で自分自身が努力を使用と思う環境づくりをしているものなのです。
環境というのは人に大きく影響を及ぼすもので、その人の人生や考え方を左右するものでもあります。努力の有無に関しても同じことが言え、自分が仕事や勉強に集中できるスペースなどを確保する、といった事が分かりやすい例です。
また、運動などに関しても気に入っているウェアやシューズなどを用意し、自分のモチベーションを高めます。この様に、自分で自分の意欲を維持するための環境を作っているのです。
違い②結果に対してポジティブな考え方ができるか
続いて、結果に対して肯定的な考え方が出来るかどうかです。努力家な人は、往々にして自分が何かを始める時に、結果がいいものになると信じて動きます。仮に結果が望むものではなかったとしても、それも1つの経験という事で前向きに捉えらえるのです。
逆に努力が出来ない、怠け者と言われるような人は、何かを始める際に失敗してしまわないか、といった後ろ向きな事を考えます。さらには、元から失敗すると思っていて力を入れない、といったケースも考えられます。
違い③完璧を求めすぎる傾向
実は、完璧を求めるような人は努力が出来ない傾向があるのです。例えば英語の勉強を毎日使用としたけれど、1日サボってしまったのですべてが嫌になり、勉強そのものをしなくなってしまう、という流れがあります。
あくまでも1例ではありますが、自分の中に完璧を求める理想が出来てしまっているので、そこから少しでもはみ出るような事があればその瞬間に全てが瓦解してしまうのです。
その一方、努力が出来る人は完璧に自分が何かをできるとは思っていません。人間そのものが不完全なのですから当然と考えているのかもしれないです。
違い④明確な目標を持っているか
やはり、明確な目標の有無というのは大きな違いになっています。そもそも努力をしている人は、その先に自分が実現したい目標、夢といったものを明確に持っているからであって、今行動しているのもそこへ向かうために必要だから行っている筈です。
対して努力をしない人は、そういった具体的な目標などを自分の中で定められておらず、かといって努力している人を見ても羨ましがるばかりです。やはり強く叶えたい何かが自分の内にある、というのは大きな差になるのでしょう。
違い⑤物事を楽しむ力
また、努力という行為そのものに対しての考え方や捉え方も違っています。「これをしなければならない」というようなある種強迫観念にも似た切羽詰まったような頑張り方というのは、長く続きませんし結果にも結び付きにくいとされています。
ですが、努力をしている人は、そもそも努力を努力と思っていない事も多いです。自分がやりたいからやっている、というように進んで取り組んでいるので、その為の行動を努力などの特別な行為だとは思っていません。
一般的に努力というと、辛い事をコツコツと積み重ねて何かを実現するために頑張る、という意志気があるかもしれませんが、努力をしている人はやっている事すべて楽しんでいます。
努力とは何か教えてくれる名言
名言というものは、いつの時代も数々の偉業をこなしてきた偉人が遺すものです。そして、そういった偉人というのは決して生まれながらの天才ばかりではなく、積み重ねた努力をしているものなのです。
名言①『自分一人で石を持ち上げる気がなかったら、二人でも持ち上がらない』
小説、劇など今世に残る多くの名作を記した文豪である、ゲーテの言葉になります。これは、たとえ自分一人で大きな物事が達成できないと感じたとしても、安易に他人に頼るべきではないと言っているのです。
簡単に他人に頼ろうとしても、物事が絶対に達成できるとは限りません。そうした他人に頼る事をする前に、まず自分が達成に向けた試行錯誤をしなければならない、と説いています。
名言②『奇跡は諦めない奴にしか降りてこない』
「奇跡は諦めない奴にしか降りてこない」というのは、漫画ワンピースの登場人物、エンポリオ・イワンコフの言葉です。イワンコフ自身が「奇跡の人」と言われており、能力によって数々の奇跡を起こしてきたキャラクターです。
主人公が毒に侵され、生死の淵をさまよっている中、それを応援していた自信を尊敬する仲間にかけた言葉です。奇跡とは降りてくるのを待つのではなく、自分が諦めないで進んだ結果につかみ取るものです。
名言③『天才とは努力する凡才のことである』
もう1つの名言は、天才的な物理学者として誰もに知られているアルベルトアインシュタインの言葉です。相対性理論などで知られていますが、本人も膨大な研究を重ねる事によって目に見える成果を出してきた、努力家の気質がある人物であったようです。
世の中には才能を持っていると感じる人も居るかもしれません。しかし、そういった周りから才能がある、天才と呼ばれている人たちも、思っているかどうかは別として努力と言える事を積み重ねているのです。
努力できる人になるために役立つおすすめの本
今の身分が学生であったとしても社会人であったとしても、努力をし始めるのに遅いという事はありません。もしこれから自分を変えて、努力をしたい、何かに打ち込みたいと考えているのであれば、役立つ本から考え方を取り入れてみる事をお勧めします。
おすすめの本①ドラゴン桜2
まず1冊目は「ドラゴ桜2」です。学園が舞台の作品となっており、主な舞台となるクラスの担任となる桜木の歯に衣着せぬ物言いでもって提唱する「桜木メソッド」というものが話題になった事もあります。
本作は学園物という事で勉強の仕方という点にフォーカスを当てており、物語の中で教え子を東大合格に導いています。本作の桜木メソッドから、もしかしたら努力をする為のヒントや考え方が得られるかもしれません。
おすすめの本②自分を操る超集中力
メンタリストとして有名なDaigo氏の、自分を操る超集中力という本もお勧めできます。食事、睡眠、場所、運動、時間といったように、日常の生活の中で出来る即効性の高い18のメンタリズムを紹介しています。
「気が散ってしまい、いつも集中が続かない」「仕事や勉強で毎日疲れている」などの悩みを持っている方には特に推奨されており、著者であるDaigo氏も集中メソッドを実行する事で、数多くの仕事や勉強をこなされているそうです。
おすすめの本③天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある
最後にご紹介するのは、弁護士である山口真由氏の記した書籍になります。東大法学部を首席で卒業、財務省勤務を経て、現在は弁護士として活躍している著者が、無理なく努力を続けられる37の秘訣を紹介しています。
様々あるメソッドの中には、例えば「不得意なことは努力しなくていい」「朝食は早めに、昼食は遅めに」「努力はまわりに見せること!」というように、誰でもわかりそうな内容のものも多く記されています。
努力とは何かを理解してその楽しさを味わおう
努力というものに対して、実際に取り組んでいる人たちは往々にしてそれを努力とは感じていない事が多いです。これはすなわち、自分が本当にやりたい事をやれているからなのではないかと考えられます。
努力とはきついものというのも真実かもしれませんが、本当のところはとても楽しいものなのかもしれないのです。是非とも楽しめる努力をしてみてください。