記事作成日:

禁酒ダイエットの効果とは?アルコール断ちで健康的に減量を目指す!

当サイトの記事には広告、アフィリエイトが含まれています。

飲酒量が多くなるとお腹周りに脂肪が蓄積されやすくなり、ポッコリお腹が気になるという方も多いでしょう。そんな時は、禁酒ダイエットに挑戦してみると効率よく痩せることができます。禁酒は健康や美容面でも良い影響をもたらすので、今回は禁酒ダイエットの魅力や方法について解説していきます。

禁酒ダイエットの効果とは

まずは、禁酒ダイエットはどのような効果をもたらすのか、詳しく解説していきます。特に、お酒の種類によっては高カロリー・高糖質のものもあるので、事前にチェックしておくことが大切です。

効果①カロリーを抑えられる

お酒は種類によってカロリーも異なりますが、例えば生ビールの中ジョッキ1杯や日本酒1合は約200kcal梅酒ロックやワイン1杯で約90~95kcalハイボール1杯約70kcalと、水やお茶に比べると高めのカロリーを摂取することになります。

特に生ビール1杯や日本酒1合を飲んだ場合、ご飯を茶碗に軽く1杯食べるのと同じくらいのカロリーを摂取しているのです。飲むことが好きな人は、生ビールを何杯もおかわりするという人も少なくないでしょう。禁酒をすれば、これらのカロリーが抑えられるので、当然ながらダイエットに繋がるというわけです。

効果②肝臓の働きが改善される

肝臓は、体に必要な栄養分を貯蔵し、不足したときに補給するという働きや、有害物質の解毒、脂肪の分解、消化に必要な胆汁の分泌など、大変重要な役割を担う臓器となります。しかし、お酒をたくさん飲むとアルコール分解に集中してしまい、解毒や脂肪の分解スピードが遅くなるのです。

つまり、脂肪がどんどん蓄積されていき、中性脂肪が付きやすくなります。そうすると、お腹周りから徐々に無駄な肉が目立つようになるほか、進行すると肝硬変などを引き起こす可能性も出てきます。そこで禁酒をすることで、肝臓の働きが改善されるため、脂肪の蓄積を防ぐことができます。

効果③血糖値の上昇が抑えられる

糖質は、体内に摂取すると膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌され、血糖値を下げる働きをこなします。しかし、お酒の中でもビールや日本酒、チューハイ、カクテルなどは糖質が多いため、飲み過ぎると糖質の摂取量が過剰になってしまい、インスリンの分泌が追い付かなくなってしまうのです。

そうすると、糖質が余ってしまい中性脂肪として体に蓄積されていきます。つまり、禁酒をすることで血糖値の上昇が抑えられ、無駄な脂肪が体に付くことを防いでくれるのです。

効果④満腹中枢の麻痺を防げる

アルコールには満腹中枢を麻痺させる作用があります。つまり、通常であれば満腹まで食べると脳が「満腹だ」と認識し、食べ過ぎることも防げるのですが、アルコールを飲んでいるといくらでも食べれてしまい、いつもより多めに食べることで肥満に繋がります。

更に、お酒を飲むと味が濃いめの料理が欲しくなるので、自然と摂取カロリーも多くなります。そこで禁酒をすると、満腹をしっかり認識するので食べ過ぎることが無くなり、高カロリーな食事も減っていくでしょう。

禁酒ダイエットを無理なく成功させる方法

今までお酒が大好きだったという方は、いきなり禁酒ダイエットをするとストレスが溜まって余計お酒を飲みたくなってしまう場合もあります。そこで、無理なく禁酒ダイエットを成功させる方法について解説していきます。

飲酒頻度を減らすことから始める

禁酒ダイエットと言っても、今までお酒が大好きでたくさん飲んでいた人が突然完全に飲酒をやめるということはストレスにも繋がるので、少しずつ飲む量を減らしていくことがポイントとなります。例えば、毎日欠かさず飲んでいるという人は、週3~4回に減らしてみましょう。

そして、この頻度を維持しながら最低でも1~2週間は継続してみてください。経過は、体重を計りながら様子を見ていきます。体重が減っていたら、このまま同じ頻度で続けてみてください。万が一体重に全く変化がない場合は、1週間に1~2回に減らして再度様子を見ると良いでしょう。

お酒を飲まない人と行動する

お酒が好きな仲間と高頻度で会ったり、一緒に過ごすことが多いと、どうしても飲酒量を減らしたり禁酒することが難しくなってしまいます。一方で、お酒を飲めない人や、あまり飲まない人と行動すると自分も自然に飲まなくなり、禁酒もストレスなく実行できるはずです。

アルコールの代わりに炭酸水を飲む

ビールやハイボールなど炭酸を含んだシュワシュワ系のお酒を好む人は、炭酸水で代用するというのも禁酒を成功させるコツとなります。炭酸水はカロリーや糖質が含まれていないので、脂肪が蓄積されることもなく、ビールのようなのど越しを楽しむことができます。

また、レモンやライムなどを入れながら風味を付けることもでき、満腹感が得られるので、ダイエットには最適な飲み物だと言えます。更に整腸作用もあるため、腸内環境を整える効果も期待できるのです。

飲みたくなったら運動をする

「お酒を飲まない」とひたすら自分に言い聞かせながら禁酒をしていても、ストレスが溜まって、いつか我慢できなくなる時が来てしまうでしょう。そんな時におすすめなのが、飲みたくなったときは体を動かすということです。

ジムに通ったりウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動を日課にする、ペットの散歩に行く、登山などアウトドアスポーツを趣味にするなど、体を動かす習慣を付けると気も紛れて、お酒のことを忘れられる時間が増えていくはずです。

また、運動をすると今まで蓄積された脂肪を燃焼することにも繋がり、体にも良いので、より効率的にダイエットができます。

趣味や没頭できることを見つける

もともと運動嫌いという人でも、今回は体を動かすことではなく、禁酒によるダイエットに挑戦することがテーマなので、気を紛らわすために自分が没頭できる趣味を見つけられれば良いのです。

読書が好きならば古本屋巡りをして気になる本をひたすら読んでみたり、休日は映画館へ行って映画鑑賞をしたりと、好きなことに意識を向けてみてください。趣味が特にないという方は、これから新しい趣味を見つけてみるのもおすすめです。

禁酒ダイエットはどのくらいで効果を実感できる?

禁酒ダイエットは、約1週間程度で徐々に体重が減っていくのが実感できるでしょう。ただし、1週間単にお酒をやめるというだけでは意味がありません。もちろん食生活も規則正しく、高カロリーな食事を控えることで効果が出やすくなります。

特に、お酒をやめると食べる量が増えてしまう人は多いのですが、そうすると逆に太る場合もあるので、適切な量の食事を行いましょう。外見の変化に関しては、3ヶ月程度継続していると、周りからも気付かれるようになるはずです。

痩せるだけじゃない禁酒ダイエットのメリット

禁酒ダイエットは、痩せるだけでなく、健康や美肌、節約など様々なメリットがあります。以下で、禁酒のメリットについて詳しくご紹介しましょう。

メリット①免疫力を上げることができる

お酒を飲み過ぎてしまうと肝機能が低下していき、人の免疫機能に必要な栄養素を体内に供給しにくくなるため、免疫力が低下していきます。時々、アルコール消毒によって免疫力が上がるという誤った認識をしている方もいますが、それは間違いなのです。

つまり、禁酒をすると肝臓が必要な栄養分をしっかり供給し、健康的な体づくりを促すため、免疫力を上げることができるというわけです。

メリット②質の良い睡眠がとれる

お酒を飲むとほろ酔い気分になって良く眠れると感じる方は意外にも多く、寝酒が習慣になっているという場合もあるでしょう。しかし、それは寝つきが良くなっているだけで、睡眠自体は浅くなることがわかっています。

更に、睡眠中もアルコール分解によって肝臓が働きエネルギーを使い続けるので、体が十分に休まりません。つまり、禁酒をすることで睡眠の質も上がるため、日中の活動時間も増えてダイエットにも効果的だと言えます。

メリット③肌がきれいになる

アルコールを摂取しすぎると、体が脱水状態に陥り肌のバリアを破壊するため、肌ダメージを受けやすくなります。更に、肝臓から分泌される肌を守る成分「ビタミンA」も消耗してしまうので、老化を招いてしまうのです。

少量のアルコール摂取であれば大きな影響を感じることはありませんが、禁酒することでこれらの問題を解消できるため、美肌を維持する効果も期待できます

メリット④がんのリスクが減る

アルコールの過剰摂取は、基本的にがんに罹患するリスクが上昇すると言われています。特に、最近では大腸がんの原因になる場合があるという研究結果も発表されており、男女ともに罹患率の高いがんとして有名です。

禁酒によって、がんのリスクが減少し健康的な生活を送れるのであれば、それに越したことは無いはずです。中でも、飲酒量の多い方は注意すべきだと言えます。

メリット⑤節約にも繋がる

お酒はスーパーやコンビニで購入する際も、他の清涼飲料水などと比較して価格が高めになるほか、飲食店へ行ってもアルコールの方が高く設定されています。つまり、日頃から頻繁にお酒を飲む方は、そうでない人と比べて出費も多くなるというわけです。

お酒を購入したりお店で注文したりしなければ、当然ながら節約にも繋がるため、禁酒は経済的にもメリットとなります。浮いたお金は貯金に回したり、娯楽費として使うこともできるので、充実した休日が送れるでしょう。

禁酒ダイエットをする際の注意点

禁酒ダイエットの注意点ですが、アルコールを摂取できないからと言って、ノンアルコールビールで代用することは避けたほうが良いでしょう。ノンアルコールビールはカロリーや糖質を抑えているものが多く、一見して痩せられるように思えますが、人工甘味料などの添加物を含む場合があります。

特に人工甘味料は、消化・吸収が悪かったり、習慣的に摂取していると体が糖分を欲するようになってしまうというデメリットを伴います。こういった働きはダイエットには逆効果ともなるため、水や炭酸水での代用が望ましいでしょう。

また、今まで毎日飲酒をしていた場合、いきなり禁酒を始めると過度なストレスが溜まってしまい、長続きしないだけでなく、イライラしやすくなったりと家族など周囲の人にも迷惑をかけてしまう場合があります。禁酒ダイエットは、徐々に飲酒量を減らしていくのがおすすめです。

上手に禁酒してダイエットを成功させよう

禁酒ダイエットは痩せられるだけでなく、健康や美肌の維持、経済面での節約効果など、あらゆるメリットがあります。ただ、急激な禁酒を行ったり、禁酒中の高カロリーな食事は逆効果となる場合もあるため、上手に禁酒を行い、ダイエットを成功させてみてください。

その他の関連記事はこちらから