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結婚式用!アスコットタイの結び方
結婚式でキマる!アスコットタイの結び方
普通のネクタイも良いですが、結婚式のネクタイといえばシルバー系ばかり付けていてパっとしない・・。そんな悩める方にぜひトライしていただきたいのが、結婚式ならではのおしゃれを楽しめるアスコットタイです。フォーマルで格式高い雰囲気になり、結婚式のお祝いの席ではぴったりです。今回は結婚式で大活躍の、アスコットタイの最もベーシックな結び方とアレンジをご紹介します。
【アスコットタイとは】
アスコットタイは、1800年代にイギリスの上流階級の人々が、アスコット(Ascot)競馬場に足を運ぶ際に身に着けるものとして始まりました。同時期に、イギリスの上流階級の人々が乗馬のために着る服としてモーニングコートが主流となり、アスコットタイとモーニングコートはセットのコーディネートとして定着しました。現在も映画などで、イギリス紳士がモーニングコートにあわせてボリュームのあるアスコットタイを結んでいるのを頻繁に目にすると思います。日本では結婚式の席で纏うのが主流ですが、海外ではカジュアルダウンして普段のおしゃれスーツスタイルに取り入れる人も少なくありません。
【アスコットタイの結び方】
フォーマルな式におすすめの結び方
アスコットタイにおすすめの襟の形は、フォーマルな席の大定番であるウィングカラーです。襟の面積が非常に小さく、モーニングやタキシードにあわせます。アスコットタイに限らず、蝶ネクタイもお似合いのカラーです。
また、アスコットタイはシャツの下に身に着けるのもおすすめです。襟もとが大きく開いたイタリアンカラーにあわせたり、ワイドカラーの第2~3ボタンまで開けてあわせると良いでしょう。ストリートスナップで見かけるような、タウンユースのおしゃれとしてアスコットタイを身に着けるおしゃれ上級者の人たちは、シャツの下に身に着けるタイプが多いです。
<手順> 1. アスコットタイを左右均等な長さで首にかける。 2. 左側のアスコットタイを右手に持ち、前から一重に巻く。 3. 一重に巻いた方のアスコットタイを、時計回りで、下から首の輪っかに通して前に出す。 4. 結び目の1番外側に、3で前に出した方を通す。 5. 結び目を首もとまで上に上げて、首もとが締まるように調整する。 ここまでは、一般的なネクタイの結び方であるプレーンノットの結び方と同じです。 6. 下側のタイを上から外側へ出す。 7. 結び目が6で出したタイで隠れるように調整する。 8. ジャケットを羽織った際に、アスコットタイがふんわりするように膨らみを調整する。 |