記事更新日：2018.07.24

洗い方によってYシャツを長持ちさせる方法をクリーニング店員に聞きました。

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●洗い方によってYシャツを長持ちさせる方法をクリーニング店員に聞きました。

Yシャツというのは上質な物からリーズナブルな物まで様々な品質があります。高級になればなるほど自宅での洗濯が難しくなってきます。

「シャツはシャツだから…」と言って自宅で洗う事が困難なYシャツを気軽に洗濯機で回してしまうと一回で高級なYシャツをダメにしてしまう事もあるのでYシャツの洗い方については十分考慮しながら洗うとお気に入りのYシャツを長持ちさせる事ができるでしょう。

●洗濯表示をしっかりと把握してからYシャツを洗いましょう

洋服に付いている「洗濯表示」をご存知ですか？

一見小さな表示で重要に思えないのが「洗濯表示」です。しかしこの洗濯表示は大変重要なのもので洗濯するにあたって重要視する必要があるのです。

洗濯の仕方というのはその布がどの様にして洗う事ができるのかしっかりと把握する必要があります。しかし素人目では布の性質などを見ただけや触っただけでは把握する事ができません。だからこの洗濯表示を参考にして洗う必要があるのです。

Ｙシャツの洗い方としてはキチンと洗濯表示を見てから洗う様に心がけると失敗無くＹシャツを長持ちさせることが出来るでしょう。

●自宅で洗う事ができるＹシャツの種類

Ｙシャツというのは基本自宅でも洗う事ができます。綿、麻、ポリエステルの素材のＹシャツの場合基本洗濯表示に指示通りに洗えばクリーニング店を利用する事なく自宅で洗えるのです。

残念ながら自宅で洗う事ができない素材があります。それが絹（シルク）です。近年では色々な洗剤も出ていて「絹でも自宅で洗える」などを謳っている洗剤類もありますし洗濯表示で「洗濯機ＯＫ」みたいになっている素材もありますが基本、絹（シルク）のＹシャツを大切に長持ちさせる為にはクリーニング店に出すことをお勧めします。

レーヨンやアセテートなどの素材は洗濯表示に従って洗うのが不安な場合はクリーニング店などで一度確認してみても良いでしょう。

●自分で洗う時のＹシャツの洗い方

まず汚れの強い部分から取り掛かります。水を使うのではなくて40℃ぐらいのお湯を使う様にしましょう。自分の手が付けられる位の温度が理想です。

汚れを落とす成分の酵素の働きを最大限に引き出す事ができる温度です。そしてしっかりとＹシャツを付けてまず襟元や袖口など汚れが集中する部分に洗濯用の洗剤ではなくて、食器洗い洗剤を付けて汚れを落としましょう。

袖口や襟元は皮脂汚れが強いため油を分解する力の強い食器洗い洗剤がお勧めなのです。しっかりと部分汚れを落とすことによって洗濯機で回した時も真っ白なＹシャツとして着続ける事ができるのです。

その後洗濯機でＹシャツを洗いますが、Ｙシャツのサイズに合った洗濯ネットを利用して洗いましょう。型崩れを起こさない為にも洗濯ネットは必要です。洗濯機のコースは通常で構いませんが、脱水時間を短めにしましょう。長いとしっかりと水気が切れて良い様に感じられますが、Ｙシャツにシワが付きやすくなるので脱水時間を短めで洗濯するとダメージも少なくなってＹシャツを長持ちさせる事が出来るのです。