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バレたら全てを失う「不倫の代償」とは?バレなくても背負う不倫のリスクを解説!
一時の気の迷いで不倫をしてしまった、軽い出来心から不倫をしてしまったなど、きっかけが軽いものであったとしても、不倫をすればその後に待っているのは大きな代償です。たとえバレていないとしても、非常に大きいリスクが伴うものです。今回は、不倫の代償について解説していきます。
目次
そもそも「代償」とはどんな意味?
まず「代償」という言葉は、辞書で調べてみれば「他者に損害を与えた際に、金品や労力で償いをする事」という意味と「目的を達成するために覚悟のうえで失ったり犠牲にしたりするもの」という2つの意味を持っています。
どちらとも、自分が何かを失う事は共通していますが、不倫に関する代償で言えば、発覚した際には配偶者をはじめとした数々の人への心理的なショックを与えることになりますので、前者の意味合いが適用されることになります。
一昔前だと不倫=男性のするものというイメージが強かったですが、ネットが普及した現代では妻が不倫に走る事も決して少なくありません。夫がした場合には社会的な制裁を受ける事が多く、妻が不倫をした場合には金銭的な負担が大きくなります。
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決して世間的に褒められるものではない不倫。出来心で関係を持ってしまったとしても、その先には途轍もなく大きな代償が待っており、一生をかけて償わなくてはならないものもあります。まず、不倫が発覚した際の代償から見ていきましょう。
不倫の代償①離婚
まず真っ先に考えられるのは、離婚でしょう。誰しも、結婚相手に不倫などされてしまえば深く心が傷つくはずです。そんな傷付けられた相手と、不倫相手との関係を解消したからと言ってこの先も一緒にいる事など考えられないのです。
大半の場合、離婚というのは夫婦間で決定される協議離婚と呼ばれる形で執り行われます。しかし、不倫などをされてもう顔を合わせたくもないというのならば離婚調停、更に決着がつかないのなら離婚裁判へと発展します。
不倫も裁判で認められる離婚理由に数えられ、当然ながら不倫をした側が不利になることは明白ですので、多額の慰謝料を請求される可能性が高いです。
不倫の代償②家庭崩壊
なんとか離婚は免れたとしても家庭崩壊は避けられないでしょう。家に帰ってきたとしても家族同士の会話などほとんど無いに等しく、常に重苦しい空気ばかりが流れ、もうこれまでの生活には戻る事が出来ないのです。
元々自分が原因なのですから、親しい誰かに相談する事も出来ないですし、したところで自業自得だと責められるのは明白でしょう。不倫の大きな代償を毎日感じながら、辛い生活を送る他ないという訳です。
不倫の代償③子供に会えない、精神的負担をかける
既にお子さんがいるのであれば、もうこれ以降会うことはできないと考えるのが妥当です。この場合、親権を父親と母親どちらが持つことになるのかが重要になります。まだお子さんが物心つく前のような状況なら、大抵の場合は母親が親権を持つことになります。
親権が無いからと言って絶対に会えなくなるわけではありませんが、仮に母親が親権を持ち、父親が不倫をしたという形で責任を負う立場であった場合、母親が面会拒否をするケースも考えられ、こうなると二度と顔を会わせることはできないのです。
また、不倫関連で言い争いをしているところを子供が見続けるのであれば、精神的な負担をかける事にもなります。精神衛生上良いわけもなく、今後の人生のトラウマになりかねません。
不倫の代償④慰謝料など金銭的損失
経済的な代償として最も大きいのが、やはり慰謝料などを請求される事でしょう。裁判などで不倫が認められた場合、多くのケースで慰謝料を請求される形となり、額については夫婦関係や不倫の悪質度などによって変化するとされています。
慰謝料というのは、不倫をはじめとして配偶者に精神的な苦痛を与えたことに対する代償となります。50万円から300万円程が相場と言われていますが、これに加えてお子さんがいるなら養育費も請求されることになり、一般には成人するまでずっと払い続けることになります。
不倫の代償⑤社会的信用を失う
慰謝料と並んで大きい損失は、社会的な信用を失う事でしょう。芸能人が不倫をしたことが発覚すると大々的にニュースなどでも報じられ、信用が失墜する事がありますが、勿論他人事ではなく、一般人の不倫においても同様の事が起きます。
勤めている会社に不倫が発覚すれば、出世にも大きく影響する事となります。これ以上問題を大きくしないために、降格や異動、左遷などの処分を受ける可能性が高く、最悪の場合信用を失ったとして辞職に追い込まれるのも否定できません。
不倫の代償⑥親戚や友人からの信用を失う
会社などからの社会的な信用だけではなく、親せきや友人といった近しい人たちからの信用も同時に失うことになります。もし立場が逆で、自分の親戚、または友人が不倫をしたことが判明した場合、間違いなくその人への信頼が一気に落ちるはずです。
自分が不倫をすれば、当然のことながら信用の失墜は免れません。親せきなどは、そこまで深く関わった記憶が無かったとしても、色々と助けられてきた仲ですので、信用を失えばこれ以降手を差し伸べてくれることは無いでしょう。
友人についても同じことが言え、これまで仲良く接してくれた人たちが、不倫の発覚を機に距離を置き始め、疎遠になってしまえば精神的なショックは決して小さくありません。積み上げてきた信用を失うことほど大きな損失は無いと言っても良いです。
不倫の代償⑦不倫相手のパートナーにも精神的負担をかける
不倫というのは、自分の配偶者を裏切り、悲しませる行為であることは明白です。しかしこれだけではなく、もしも不倫相手にも配偶者がいて、不倫していた相手も自分と同じような立場であった場合、その配偶者の人も同じく悲しませ傷付けることになります。
不倫相手の配偶者にとどまらず、その配偶者の家族にも精神的な負担をかける事になります。まず間違いなく、今後恨まれることになると思ったほうがいいです。
今独身の方は、配偶者に不倫をされて深く傷つくという場面は想像しづらいかもしれません。経験したことが無いのでそれも当たり前かと思われますが、不倫は自身の配偶者のみならず、多数の人を不幸にする行いであると覚えておくべきです。
バレなくてもある不倫の代償
この様に、不倫が発覚すれば金銭的にも、社会的にも大きな代償を支払う未来が待っている訳ですが、バレていなかったとしても代償は付きまとうものです。こちらについては、どちらかというと精神的なものが多いです。
不倫の代償⑧バレるのではないかという不安と罪悪感
考えられる1つ目の代償は、不倫がバレてしまうのではないかという不安や罪悪感を常に抱える事です。今後絶対にバレないという確証はどこにもありませんし、例え不倫相手との関係が終わった後にも、不倫をしていたという事実は残りますので、それが発覚すれば代償を払うことになるでしょう。
この様に、不倫をしている間、誰にもバレていない間だけ不安を感じる訳ではなく、不倫相手と別れた後にもどこからか漏れて発覚してしまうのではないか、その際の代償を支払わなければならないという不安に付きまとわれます。
加えて、不倫というのは決して褒められる行為ではなく、むしろ社会的制裁が加えられるなど悪いものであると大方の人が認識していますので、そんな悪い事をずっと続け、配偶者をだましているという罪悪感にも苛まれ続けます。
不倫の代償⑨自由な恋愛ではないのでストレスを感じる
不倫というのは、決して自由な恋愛ではありません。休みの日にどこに行こうか考えたり、相手の誕生日など特別な日には喜びそうな場所に連れて行って喜びそうなプレゼントをしたりと、普通の恋愛であれば楽しい事ばかりであった事でしょう。
しかし、不倫の場合はそうはいきません。休みの日に落ち合うのであれば、配偶者には休日出勤や職場の仲間の相手をするなどと言って嘘をつくことになりますし、帰宅する時間もあまり遅くなってはバレますので、気にする必要があります。
この様に、不倫をする中ではいかにしてパートナーにバレることなく関係を続けるかの試行錯誤をする必要があり、決して自由で楽しいものではないのです。窮屈で、ストレスばかりが付きまとう恋愛と言っても良いでしょう。
不倫の代償⑩別れるのは時間の問題!時間の無駄になることも
不倫相手との関係を持っているのは、相手と居るときは心が癒されるから、楽しいからなどといった安直な理由であることも少なくはありません。しかし、通常の恋愛とは異なり、不倫相手との明確な終着点というものは存在しません。
不倫相手との結婚などできようもありませんから、結婚という明確なゴールが存在する恋愛とは違います。仮に両者とも相手に愛情を持っていたとしても、それを実現させるには配偶者と別れたりと相当な困難が伴うことになります。
それ以前に、既に結婚している相手が居る時点で罪悪感を感じている筈ですから、いつか不倫相手とは別れる時が来るものです。とするならば、無駄に大きなリスクばかりを背負って時間を無駄にしてしまっているのと同義です。
どこからが不倫?!
例え発覚していなくとも、不倫をしている事自体にリスクがあり、当人には精神的な代償が伴う事となるのです。ここまでずっと不倫の代償について解説してきましたが、そもそもどこから不倫と認定されるのでしょうか?
社会的な不倫の定義
まず社会的な不倫の定義を見てみると、民法においては不倫は不貞行為を行う事と定義されています。この不貞行為というのは、既に配偶者がいる身の上で、配偶者以外の異性と性交渉を行う事を指しています。
結婚をした妻と夫は、それぞれ配偶者以外の異性と性交渉を行わない義務が伴いますが、これに違反するのが不倫です。つまり、結婚した相手とは異なる異性と肉体関係を持った場合、社会的には不倫と断定されるという訳です。
不倫の基準①妻や夫に内緒で連絡を取り合う
ですが、世間一般では不倫と認められる基準が異なっており、例えば妻や夫に内緒で異性と連絡を取り合う事が挙げられます。やましくない間柄であれば、別段パートナーに隠れて連絡を取らなくても良いはずです。
ここでのポイントは、配偶者に対して基本的には知らせることなく連絡を取っている事、仮に誰かと連絡を取り合っている事が判明しても、職場の同僚などとごまかすなど嘘をつく事です。確かにこの2つがそろえば、誰でも怪しい匂いを感じ取る事でしょう。
不倫の基準②内緒で食事に行く
2つ目の基準は、パートナーに内緒で食事に行くことです。既婚者の方であっても、仕事の付き合いなどで異性と食事に行く機会というのは決してゼロではありません。実際、世間一般においても2人だけの食事程度なら良しと、咎めない声も多くあるようです。
しかし、食事に限らず異性とどこかに出かける事を、配偶者に内緒にしていた場合には怪しさが伴います。秘密にしている時点でやましい関係なのではないかと疑われるわけですから、連絡を取っているのと同じく、内緒にしているかどうかが分かれ目になってきます。
不倫の基準③手を繋ぐ
パートナー以外と手を繋ぐことが不倫になるのかどうかについては、人によって意見が分かれるところです。特別な関係でないのならば手を繋ぐなどのスキンシップを取る必要は無いわけですから、してほしくないというのが正直な意見のようです。
つなぎ方も問題で、普通に手を繋いでいるというだけでもすでにアウトと認定されることが多いですが、指を絡める所謂恋人繋ぎと呼ばれる繋ぎ方をしている場合、不倫認定される可能性は大幅に上昇します。
不倫の基準④キスをする
キスをするとなると、一般的に見れば完全にアウトと言って差し支えないところまで来ていますが、性交渉を行ってはいませんので法律上の不貞行為には該当しません。その為、キスをした=不倫と法律的に認められるわけではないのです。
しかし、もし実際に不倫が発覚した場合、キスをしたかどうかというのは慰謝料の問題などにも大きく影響してきます。この様に、キスをしたら絶対に不倫と認められるわけではないものの、大分グレーなところに差し掛かっているのは事実です。
不倫の基準⑤肉体関係を持つ
肉体関係を持った場合は、間違いなく不倫であると判断されます。先に解説したように、法律上では不倫は不貞行為に該当するかどうかが決め手となり、不貞行為は配偶者以外の異性と性交渉を行う事ですから、100%不倫と認められることになります。
そして実は、直接的な性行為が発覚していなかったとしても、それを匂わせる様な疑似的な行為についても不貞行為と認められます。例えばホテルに一緒に入った事実はあっても、性交渉はしていないなどと言い訳をしても、その状況が発覚している時点で不貞行為をみなされます。
リスクが大きい不倫は今すぐやめるべき!
不倫というのは、発覚すれば当然社会的な制裁や金銭的負担を負うことになりますし、まだバレていないとしてもずっとリスクは続くものです。最初からしないのが理想的ですが、危ない関係になりそうであれば早めに手を引くようにしましょう。