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大人の男に許されたリボン使い、「タッセルローファー」は好感度高し。

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ショップスタッフによる着こなし提案

ダンディズムが香る ストイックな英国テイスト

2つとも同じ方の着こなしです。スリッポンタイプなので基本的にはスーツとのコーディネートはNGなのですが、ルールがないシーンであれば、問題なくおさまります。若い世代がスーツに使えば、躍動感を表現でき、落ち着いた世代であれば、若々しさが漂います。無理せず、きちんとソックスを履いた足元、好感度アップ間違いなしでしょう。

こちらも同じように、ごくマジメに着こなしていますが、ネクタイの剣の長さをずらすことで適度なラフさを加えています。キメ過ぎない計算高いアレンジです。優等生なんだけど、成績もいいんだけど不良な友達も一目置いてる。モテるよね。

この2枚も同じ方の着こなしです。ニットベスト(カーディガン?)を着ていることから寒い時期だと思います。海外ではこうした時期でも素足というコーディネートを良く見かけますが、バランスを考慮すると靴下を使ったほうが好感度は高めです。普通だけど気遣いが見える、清潔感がある、これが女子ウケの鉄則です。

ヌケ感を語れる上級者向けのスタイリング

前半の着こなしとは真逆のベクトル。この着こなしのような素足、ベルトレスのタックパンツなど、いわば『今』を象徴するような着こなしです。しかし、ここで登場するのはショップスタッフのツワモノばかりです。彼らをそのままコピーしてもこうした空気感はなかなか出せない難易度の高い着こなしです。まず潔い装いを踏まえてから、こちら側に挑戦してみましょう。

初夏に相応しい、清々しいベージュジャケットと白パンの組み合わせをコードバンと思われるリボンタッセルがしっかり引き締めます。ジャケット・パンツとも短めにし、靴をポイントにした着こなしと思われます。

オリーブとベージュという組み合わせなので、柔らかい印象を崩さないためにはスエードのリボンタッセルを選んだという例です。ストールを使うというコーディネートは難易度が高く敬遠しがちですが、思い切る、成りきるという志が必要な場合もあります。

これは偏差値高めのコーディネートです。実力が試されるので慎重に挑戦しましょう。コートを着て、素足というバランスは海外のファッションスナップでよく見かけますが、厚い上半身と、彼らの濃さがあってこそ成立するワザかも知れません。挑戦すると決めたら、堂々と構えることが大切です。